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ゴールデンウイーク(GW)が始まった。新型コロナウイルス5類移行後初のGWとなり、県内の施設では昨年よりも人出増を見込み、催しを充実させるなど受け入れ態勢を整える。一方、円安が進みインバウンド(訪日客)でにぎわう観光地の宿泊施設は高騰。混雑緩和の対策を講じながら、観光客を迎え入れる。 「GWの集客は昨年同時期と比べ1割程度上回ると見込んでいる」と話すのは、横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)。今回は人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」とコラボ、展示パネルやスタンプラリーを実施してファミリー層を狙う。夜間には同作の音楽と合わせた花火大会も開催。今年も入場時の混雑緩和を図り、当日券と引き換えが不要な前売り電子チケットを導入している。 開業20周年を迎えた新江ノ島水族館(藤沢市)は、これまでのあゆみを記録写真や動画、生体、標本展示で紹介。改装工事で中断していたイルカショーを再開し、19日に
相鉄ホールディングス(HD、横浜市西区)が26日発表した2024年3月期連結決算は、純利益が前期比2・3倍の160億8千万円だった。新型コロナウイルスの5類移行に伴い人流が回復。相鉄・東急新横浜線の開業効果もあった。インバウンド(訪日客)の増加などを背景にホテル業は過去最高益を更新。3期連続の最終黒字となった。 売上高は8・2%増の2700億3900万円、営業利益は約2倍の289億6500万円だった。 セグメント別にみると、運輸業は、売上高が17・7%増の419億8900万円。営業損益は8億9200万円の赤字から一転、35億9200万円の黒字となった。 昨年3月に開業した相鉄・東急新横浜線の効果や人流の回復により、輸送人員は7・9%増。定期券収入は計画を下回ったものの、全体の旅客運輸収入は18・0%増えた。 横浜ベイシェラトンは売り上げ過去最高
横浜市教育委員会がいじめ防止対策推進法に基づく重大事態として取り扱う方向で検討している市立学校での自殺事案が起きた後、同じ学校で同じ年度に同学年の生徒が自死していたことが、関係者への取材で分かった。この遺族も背景にいじめがあると訴えている。関係者は1件目で被害への対応が後手に回って自死を招いた結果、2件目に至るまで必要な対策も取られず、再発を防げなかった可能性があると指摘。「2人が相次いで亡くなる深刻な事態にもかかわらず、真相は解明されておらず、再発防止策は取られていない」と学校や市教委を批判している。 2020年3月に市立中2年の女子生徒がいじめを苦に自死していたことが発覚。その後に別の学校でも2人がいじめを背景に自死していたことが判明した形だ。2人の遺族とも、発生直後からいじめとの関連を訴えており、学校や市教委の対応が改めて厳しく問われる事態になった。 同法は、自死などの要因にいじめが
ゲームプログラミングの初心者向け入門書を、10代の少年が完成させた。横浜市磯子区に住む杉山悠真さん(15)の「僕自身、ゲームが大好き。いろいろな人がゲームを作れるようにしたい」という情熱が、全約380ページにも及ぶ力作に結実した。販売に向けた準備や全国の中学校への寄贈に向け、5月末までクラウドファンディング(CF)で支援を募っている。 杉山さんがプログラミングを知ったのは、ゲームが大好きな小学3年生の頃だった。「ゲームを作る側もすごい楽しいんだな」。プログラミングの本を読みあさり、次々と新たな技術を習得。小学6年生までに手がけた作品は800近くにも上った。 「ゲームの作り方が知りたいのに、何で基礎の説明ばっかりなんだろう」。子ども向けの解説本を読むたびに疑問を抱いた。本当に知りたいゲーム作りのノウハウにはなかなかたどり着けない現状を変えようと、実用的な一冊を自らの手で生み出すことを決めた。
みなとみらい(MM)線を運行する横浜高速鉄道(横浜市中区)が進める車両留置場工事の見学会が20日、同区の港の見える丘公園の崖下部分にある工事拠点で行われた。神奈川大が生涯学習エクステンション講座の一環として主催したもので、親子連れなど32人が参加した。トンネル内を一般人が見学するのは初めて。 参加者には音声ガイドが配られ、同社の担当者の案内を聞きながら工事拠点である巨大な白い建造物「防音ハウス」や工事中のトンネル内を巡った。さまざまな重機が置かれており、子どもたちは目を丸くして見入っていた。 同社によると、トンネル内の地盤は約280万年前、海に砂や泥が堆積してできたものだとし、中には化石なども紛れている可能性があるという。掘削土の採取体験も行われ、参加者はハンマーを使って土の塊を砕いていた。 同市神奈川区から母親と参加した女子(8)は「削るのは難しかったけれど、貝殻を見つけた」と笑顔。同市
京急電鉄は19日、京急線の運転士(48)が保安装置の一つを作動させない状態で列車を運転していた、と発表した。 同社によると、運転士は5日午後、杉田-京急川崎間において、運転中の浦賀発品川行き普通電車で、ハンドルの保安装置にヘアゴムを巻き付けて運転していたという。定期巡回中の運転業務指導担当者が目撃し、発覚した。 同社によると、運転士は「眠気を催し、ハンドルから手が離れて保安装置が作動し緊急停止することを恐れて行った。約1年前から同様の方法を繰り返していた」と説明、現在は運転業務から外れているという。同社は「再発防止策に取り組んでいく」としている。
逗子市と葉山町にまたがる神奈川県内最大級の前方後円墳「史跡長柄桜山古墳群第1号墳」の整備が完了し、20日にオープニングセレモニーが行われる。 同古墳群は1999年に発見された2基の前方後円墳。いずれも古墳時代前期(4世紀後半)に築造され、全長は1号墳が91メートル、約500メートル離れた2号墳は88メートルに及ぶ。 保存状態が比較的良好で、2002年に国指定史跡となった。1号墳は表面にわずかな土しか堆積しておらず、古墳の崩壊を防ぐため14年度から盛り土とササタケの植栽を実施。来場者向けに頂上への階段を設け、木製棺の埋設場所表示や埴輪(はにわ)のレプリカ、説明板を設置した。 江の島や富士山を望む標高120メートルの山頂に位置するため、工事用資材の搬入にも苦労して整備に10年かかった。整備費は両市町合わせて約2億3千万円。 整備完了を祝うオープニングセレモニーは午前10時から始まり、テープカッ
鎌倉、江の島エリアに観光客が集中し、住民生活に悪影響をもたらすオーバーツーリズム(観光公害)への対策について考える協議会が16日、鎌倉市内で開かれた。 江ノ島電鉄沿線に観光客が特に集中するゴールデンウイーク(GW)に…
インターネットでの深刻なデマ拡散や誹謗(ひぼう)中傷で名誉を傷つけられたとして、虐待や性搾取の被害少女らを支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」と代表の仁藤夢乃さんが、交流サイト(SNS)で「暇空茜」を名乗る匿名アカウントの男性に計1100万円の損害賠償やデマ記事の削除などを求めた訴訟は16日、東京地裁で結審した。判決は7月18日に言い渡される。 前回の審理では、仁藤さんへの本人尋問が行われ、男性がネット上で書いていたことはデマであるとし、「コラボに助けを求めようと思う少女や女性たちとつながりづらくなっている」と活動への深刻な影響を訴えた。一方、尋問が予定されていた男性は自身の住所特定などの恐れがあるなどとして出頭せず、神奈川新聞の取材に「身の危険という正当な理由があるので出頭はしません」とSNSで回答した。 16日にも男性は出頭せず、コラボ側弁護団の神原元弁護士が「自分の趣味のマ
三浦市三崎町小網代の旧京急油壺マリンパーク跡地に残る水族館施設と、隣接の旧ホテル京急油壺観潮荘が5月から解体される。水族館の閉館から2年半余。多くの人を楽しませた思い出の施設が消え、再整備に向けた動きが一歩進む。 京浜急行電鉄(横浜市西区)が近隣住民に配布した文書によると、建物の解体と設備の撤去工事は5月16日から始まり、2025年9月30日の終了予定。建物にはアスベストを含む建材が使用されており、慎重に作業を進めるとしている。 解体工事は旧マリンパークを先行し、旧観潮荘の施設は8月から始める見込み。11日には関係者による工事の安全祈願が非公開で行われた。 マリンパークは建物や設備の老朽化と入場者減少のため21年9月、多くの人に惜しまれながら53年の歴史に幕を閉じた。跡地には22年1月にキャンプ場が開業したが、イルカとアシカのショーが演じられた屋内大海洋劇場や大回遊水槽があった「魚の国」な
日本軍「慰安婦」問題を巡り、政府は3月、1932年に陸軍が作成した慰安所設置に関する「軍娯楽場取締規則」を関係資料として収集したことが、13日までに分かった。日本軍の各部隊が慰安所設置に向けて作った規則の原型とみられ、かねて研究者らにはその存在が知られていた。政府は河野談話で「慰安婦」問題の研究を明言した一方、その後に民間の研究者らが発見した多数の公文書については…
横浜市は12日、市営バスの平日運行本数を22日から0・9%(77本)減らすと発表した。保土ケ谷営業所で運転手の退職が相次ぎ、運行体制を維持できなくなったという。3・1%(290本)の大幅な減便に踏み切った今月1日のダイヤ改正に続く異例の措置で、運転手不足を理由とする減便は初めて。バス業界の人手不足が懸念される「2024年問題」の影響が早くも現れ始めた形だ。 市交通局によると、減便の対象は同営業所が運行する12路線。このうち横浜駅西口(西区)─笹山団地中央(保土ケ谷区)間の「92系統」と、保土ケ谷車庫前(同)─日本大通り駅県庁前(中区)間の「32系統」は4月のダイヤ改正でも減便された。ダイヤ改正と今回の減便により、運行本数は92系統が69→46→44本に、32系統が58→54→48本に減少。市営バス全体の本数は8853本となる。 新たな時刻表は15日までにホームページで公表し、対象のバス停に
川崎署は11日、不同意わいせつの疑いで、千葉県我孫子市、会社社長の男(72)を逮捕した。 逮捕容疑は、5日午後3時ごろ、川崎市川崎区駅前本町の歩道で、30代の女性に下半身を触らせるなどわいせつな行為をした、としている。「触れさせたかもしれない。でも、記憶にない」と容疑を否認している。 署によると、男は区内の病院で受診後、現場を通りかかった女性に声をかけて道を教えてもらった。その際に手を握って感謝し、女性の手を下半身に押し当てたという。
小田急電鉄(東京都)は10日、9月2日から小田急線相模大野駅の上下線ホームにおける列車接近メロディーに、相模原市出身のロックバンド[Alexandros](アレキサンドロス)の楽曲を採用すると発表した。 使用するのは、…
バスで遠方に通学している高校生の定期券代を一部補助している箱根町は16日、今春から新たに自家用車で保護者が送迎している生徒も対象に加え、“ガソリン代”として補助する方針を明らかにした。鉄道駅から遠く離れた山間部では始発でも登校時間に間に合わない場合もあるといい、マイカー通学を余儀なくされる家庭の負担軽減を図る。 箱根町は2024年度一般会計予算当初案に高校生の通学補助事業として2360万円を計上。バス通学している約130人のほか、マイカー通学の12人分の補助費50万円を加えた。 同町は観光地でバス代が高く、芦ノ湖周辺から小田原駅まで通った場合は3カ月の定期代は約8万5千円。町内に高校は1校しかなく、ほとんどの生徒が町外へ通学していることから町は1969年から通学費補助を続けている。 現行制度では町内のバス停から小田原駅のほか、静岡県のJR御殿場駅や三島駅まで通学する場合、保護者は一律で3カ
電車運行の安全性を向上させるため、運転士にサングラス(遮光レンズ付きの保護メガネ)の着用を認める鉄道会社が増えている。神奈川県内では2020年に小田急電鉄が使用を認め、京急電鉄、東急電鉄、江ノ島電鉄、JR東日本の各社に広がっている。日光のまぶしさを軽減させ前方を確認しやすくなる効果があるが、各社が気にしているのは乗客に与える威圧感。乗客の目に付きやすいホームを歩く際に、はずすなどの配慮をしている。 「ホーム上では使用しない」ルール 江ノ島電鉄では今年1月から1カ月間程度、希望する運転士を対象に着用を試験的に認めた。
パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場、横浜市西区)は、みなとみらい地区の水辺に立つ施設群のミニチュア「カプセル都市計画パシフィコ横浜」を発売した。2500分の1サイズで再現したもので、六つの区画ごとにカプセル入りおもちゃとして販売。それぞれ小さなパーツから組み立て、まちを体感してもらう。 横浜のデザイン事務所「NOSIGNER(ノザイナー)」の太刀川英輔さんが監修。水辺だけでなく将来はみなとみらい地区全体をカバーする目標もある。 初の試みだが、国立大ホールが聖地としても関心が高く、3月28日の発売からオンライン販売を含め500個が売れたという。 組み立てるとまちが完成 発売された「カプセル都市計画パシフィコ横浜」(パシフィコ横浜提供) [写真番号:1236633] この写真に関するお問い合わせ 約24センチほどのミニチュア(パシフィコ横浜提供) [写真番号:1236647] この写真に関する
居眠りに飲食、読書、果ては競馬予想まで…。横浜市会の本会議中に市議の様子を捉えたニュース番組が4日に放送され、市には5日、批判の声が相次いだ。 番組はフジテレビの「イット!」。1~3月に開かれた市会定例会の本会議で、自民党の梶村充氏(75)=泉区、7期=が自席で目を閉じている姿をはじめ、あめ玉を口にしたり、スパイ小説を読んだり、スマートフォンで競馬予想サイトを閲覧して予想情報を購入したりしている場面を報じた。本会議中の飲食やスマホの使用は、市会会議規則などで禁じられている。 本人の弁明は
水素社会推進法案を審議した5日の衆院経済産業委員会で、太陽光など再生可能エネルギー利用拡大による2050年カーボンニュートラル実現を訴えていた立憲民主党の山崎誠氏(衆院比例南関東)に対し斎藤健経産相が「そんなに簡単な話じゃない!」と激高する場面があった。 山崎氏は法案の政策目標である50年カーボンニュートラルを引き「太陽光一本足打法では目標に届かない。風力、蓄電池など多様な取り組みを進めていくべきだ」などと提案。シンクタンクの試算を引き、再生可能エネルギーの優位性を強調した。 経産相は自席から「実態に即していない」などと疑問の声を上げていたが突然に答弁を要求。「簡単じゃない! 50年へ向けて道筋は描けていない」などと切り出し、再生可能エネルギーを巡り「高いハードルがある」と強調した。山崎氏は「だれも『全て再生可能エネルギーに切り替えよ』とは言っていない。こちらの試算に不満なら政府としての試
埼玉県警がヘイトスピーチを行うレイシストを護衛し、差別団体と協力関係にあるように見えるとして、市民団体「埼玉から差別をなくす会」は3日、県警本部長らに見解を問う公開質問状を提出した。川口市、蕨市に多く暮らすクルド人を排斥するデモや街宣の現場で、レイシストに抗議する市民に「雑魚ども」と敵意をむき出しにしたり、…
横浜シーサイドライン(横浜市金沢区)は30日、5年ぶりに春祭りを開き、並木中央駅に隣接する車両基地(同区)を公開した。鉄道ファンや家族連れでにぎわった。 子どもたちは、現役の2000型車両や引退した1000型を間近で観賞。洗浄中の車両を車内から見学したり、走行路を点検・整備する作業車に試乗したりと楽しんだ。ドアの開閉や車内放送の操作も体験した。同市栄区の女児(6)は「かっこいい電車がいっぱい」と喜んでいた。 同社の「プロモーションガール」を2017年から務めた幸野ゆりあさんはこの日に引退し、ステージで持ち歌を披露。市消防音楽隊と地元中高生の吹奏楽部が共演し、地元出身のお笑い芸人も「横浜漫才」で盛り上げた。
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が昨年末に公表した地域別人口推計では、神奈川県は2020年と比べると、50年には約70万人減少し約852万人となる。三浦市や真鶴町、山北町は同年に人口が約半分となる見込みで最も減少幅が大きい。一方、政令市の横浜市でも18区のうち13区でマイナスとなり、中でも金沢区は4分の1近くが減少する。人口は2006年をピークに減少の一途をたどる金沢区。環境も良く、都心まで1時間近くで行ける立地でありながら、なぜこれほど減ってしまうのか。区内に長年住んだ記者が、理由や対策を探ってみた。 まず、金沢区について紹介してみよう。 横浜市の南端に位置する同区は1948年に磯子区から独立し、この時の人口は約5万2千人。50年代後半から宅地開発が進み、高度経済成長期の69年に10万人を突破した。 71年には横浜市のまちづくりの骨格となる「6大事業」の一つとして、臨海部の埋め立
教職員によるわいせつ事案が相次いでいることを受け、神奈川県教育委員会は28日、懲戒処分の指針を一部改正し、児童生徒らへの性暴力を巡る処分を厳罰化すると発表した。施行は4月1日。2022年4月に施行された「教員による児童生徒性暴力防止法」や、23年7月の刑法改正の考えに合わせるとともに、厳罰化による抑止効果を狙う。 性暴力に関する県教委の処分はこれまで、自校の児童生徒に対する事案は「免職」、他校の児童生徒などその他の人に対する事案は「免職または停職」としていたが、自校や他校などを問わず一律で「免職」とし、処分を重くする。 わいせつ事案、教職員の懲戒処分が最多
横浜高速鉄道(横浜市中区)は27日、6月末でみなとみらい線(MM線)の普通回数乗車券の発売を終了すると発表した。発売終了日までに購入した回数乗車券は、有効期限まで利用できる。 対象は、大人と子どもの「普通回数券」。同券は11枚つづりだが、普通乗車券の運賃10枚分で購入できる。同社によると、リモートワークや、「PASMO」などの交通系ICカード利用の増加もあり、同券の利用数は減少していたため判断したという。なお障害者と介助者対象の割引回数乗車券と、通学割引回数乗車券は販売を継続する。 鉄道各社は続々と、回数乗車券を廃止している。小田急電鉄(東京都)は2022年7月末、相模鉄道(横浜市西区)は同年12月末、東急電鉄(東京都)は23年2月末に終了した。今月15日には、京浜急行電鉄(横浜市西区)が販売を終了。横浜市営地下鉄は、31日までの販売予定となっている。
藤沢市江の島の江島神社入り口と頂上部の江の島サムエル・コッキング苑を結ぶ「江の島エスカー」(3区間、全長106メートル)にキャッシュレス対応ゲートが整備され、25日から運用を開始した。限られた動線に観光客が集中する「ボトルネック」を解消し、島内の移動を円滑化する取り組みの一環。 従来、エスカー乗り場周辺は、入り口に配置されたスタッフが利用者のチケットを一つ一つ目視で確認していた。このため、通過に時間がかかり、混雑時には発券機や窓口でのチケット購入待ちで多い時には100人近くの行列ができ、頂上部にたどり着くまで30分~1時間近くのタイムロスが生じていた。 新設されたゲートは、キャッシュレス自動発券機で販売するQRコード付き紙券や小田急電鉄のアプリ「EMot(エモット)」などで購入できる電子チケットに対応。4月1日からは交通系ICカードも利用できる。
河野太郎デジタル相(衆院神奈川15区)は26日の衆院地域活性化・こども政策・デジタル社会形成特別委員会で、再生可能エネルギーの普及に向けた規制改革を議論する内閣府の会議の資料に中国国営企業のロゴが埋め込まれていた問題に関し「所管外だ」との答弁を5回繰り返した。同日の閣議後のオンライン会見では「いろいろとお騒がせをして申し訳ない」と陳謝しており、立憲民主党の中谷一馬氏(比例南関東)ら野党議員は「国会で説明責任を果たしていない」と反発した。 内閣府によると、再エネ導入の障壁となる規制改革などを検討する会議で、資料の一部に中国国営の電力会社「国家電網」のロゴや名前の透かしが入っていた。資料は公益財団法人「自然エネルギー財団」が提出し、外部からの指摘で発覚した。 河野氏「質問する質問者の問題」
神奈川県内外で外国人を排斥する卑劣なヘイトスピーチをまき散らし、各地でひんしゅくを買っている海老名市在住のレイシスト、渡辺賢一氏が20日、さいたま市で開かれたクルド人の祭り「ネウロズ」で嫌がらせを行…
藤沢市は19日、市企画政策部人権男女共同平和国際課の男性課長補佐(42)を停職6カ月の懲戒処分にした。課長補佐は同日付で依願退職した。 市によると、課長補佐は昨年10月11日午前、市役所本庁舎職員エリア内の女性用トイレに侵入し、個室の上から職員をスマートフォンで撮影した。被害に遭ったのは職員2人という。課長補佐はストレスがたまっていたとの趣旨の話をしているという。 建造物侵入と盗撮で罰金40万円
岸田文雄首相(自民党総裁)は確定申告最終日の15日の参院予算委員会で、国民に対し「納税の意味を考え協力してほしい」と納税を呼びかけた。自民党の派閥裏金事件に関わった議員を巡っては「納税を考えているようなケースは把握していません」などと述べ、納税呼びかけは国民に対してのみだった。 立憲民主党の田名部匡代氏からは「最終日にあたり国民への言葉はないのか」とただされた。首相は「事件を深刻に受け止め国民におわび申し上げる」とした上で「納税は社会のコストをできるだけ多くの皆さんに支えていただくためのものだ」などと意義を強調。田名部氏は「『納税の意味を考えてほしい』のは自民の裏金議員で、国民がそう思っている」と批判した。 日本維新の会の高木佳保里氏からは「これだけの問題になっていて、『納税する』と今日までに言ってきた議員はいないのか」と問われたが、首相は「資金を議員個人として受け取ったケースは党として把
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