シャープは25日、冷蔵庫を製造していた八尾工場のラインを止め、白物家電の国内生産を終了した。関係者が明らかにした。今年9月までに終了するとしていた計画通りの終了となった。
かつて世界の音楽好きの若者たちを熱狂させたオーディオ機器ブランド「aiwa(アイワ)」が約10年ぶりに復活し、ラジオ付きカセットレコーダー(ラジカセ)などが家電量販店に並び始めた。新会社のアイワ(東京)が、ソニーから商標使用権を取得して2月で丸1年。高い知名度と手頃な価格を武器にアイワブランドの完全復活を期す。 昭和26年設立の旧アイワは日本で初めてラジカセを発売。55年に売り出したヘッドホンステレオ「カセットボーイ」が大ヒットし、AV機器では屈指のブランド力を誇った。だが、バブル崩壊後はデジタル化に乗り遅れ、業績が急速に悪化。平成14年にはソニーに吸収合併されて会社が消滅、20年にはソニーブランドとのすみ分けが難しくなったとして、ブランドまで消えた。 その休眠状態となったアイワブランドに着目したのが秋田県の十和田オーディオだ。 もともとソニーの小型ラジオの生産を一手に引き受けていた電子機
利益水増し問題を契機に不採算事業の構造改革を進める東芝が、洗濯機や冷蔵庫などを取り扱う「白物家電」事業について、シャープとの統合や、他社への売却などを検討している。白物家電をめぐる日本企業の動きをみてみると、戦後の復興期に洗濯機市場を切り拓いた三洋電機が撤退。NECや富士通、三菱電機も自社生産を取りやめた。東芝が事業を手放せば、さらにメーカー数が減ることになり、かつての白物家電王国の落日をさらに印象づけそうだ。 ◇ 白物家電事業のシャープとの統合などについて、東芝の室町正志社長は昨年12月21日の会見で「さまざまな選択肢が同時並行的に進んでいる」と述べた。関係者によると、両社の事業を統合して会社を設立し、原材料の調達力強化やコスト削減を進めるという構想があるという。 事業統合が実現するかに関わらず、東芝は白物家電事業を縮小する方針だ。同事業での人員削減は1800人。新興国で主流の「二槽式」
印刷 関連トピックスパナソニック パナソニックが、子会社の三洋電機の洗濯機と冷蔵庫事業を、中国の家電大手ハイアール(海爾集団)に売却することが28日分かった。三洋電機とハイアールが近く基本合意し発表する。パナソニックにとって、懸案だった三洋との重複事業の整理が大きく進むことになる。 売却の対象は、三洋電機が日本と東南アジアに持つ洗濯機・冷蔵庫関連の子会社など10社程度。国内では洗濯機をつくる三洋アクアや、冷蔵庫を開発するハイアールとの合弁会社ハイアール三洋エレクトリックなどが対象になる。今年度内をめどに開発・製造・販売拠点を譲渡する。 売却額は100億円程度で、約2千人の従業員も大半がハイアールに移る見込み。ハイアールは三洋の技術やブランドを活用して、日本での事業拡大を図る。 関連記事パナソニック、中国で家電リサイクル 合弁会社設立へ(5/30)三洋の人気商品、パナソニックに衣替え
シャープは競争力の強化を図るため、栃木県の工場での液晶テレビの生産と大阪府の工場での冷蔵庫の生産を終了し、海外での生産に切り替える方針を固めました。 八尾市の工場で冷蔵庫の生産を終了すれば、シャープは、いわゆる「白物家電」の日本国内の生産から撤退することになります。 2つの工場のうち、栃木県の工場は物流や保守サービスの拠点として残しますが、開発機能は本社のある堺市や千葉市の拠点にさらに移すことにしています。 また、八尾市の工場では、冷蔵庫を含めた家電製品の開発機能を残すことにしています。 一方、従業員の雇用は配置転換などでそれぞれ維持したいとしています。 シャープは、昨年度の決算で4年ぶりに最終黒字に転換しましたが、家電の生産体制を見直すことで、競争力の強化と海外事業の拡大をさらに進めたいという狙いがあるものとみられます。
ネット上で、いかにも頭の良さそうなデジタル家電な人たちが今頃になってiPodやDSやWiiに言及するのはよく見かけるんですが、不思議と白物家電をスルー気味なんですよね。ゲーム機とPCとデジタル家電の中身が近くなってるというのはあるにしても、総合家電メーカーだったらすぐ隣じゃないの、と。 行き詰まってきたデジタル家電 「もうハード頼みは通じない」米家電展示会「CES」が映すデジタル革新の峠越え 「技術革新が消費者ニーズを追い越してしまった。結局のところ、勝ち組は、最先端の技術を使わず、消費者のニーズをソフトや使いやすさで汲み取った米アップルコンピュータと任天堂だけだった」(先の松下電器幹部)。デジタル家電、とりわけ薄型テレビの価格下落が進んで、各メーカーが苦しんでいるわけですが、白物家電ではむしろ平均単価が上がっているんです。しかし何故か、高付加価値型の白物家電には言及しません。不思議です。
不適切会計問題で業績が悪化している東芝が、新たな経営立て直し策として、洗濯機や冷蔵庫など「白物家電」事業の一部を海外メーカーに売却することを検討していることが5日、分かった。 業績を拡大している新興国の家電大手などが候補として浮上している。選択と集中により収益力の強化を図る方針だ。一方で、自力再生が可能な分野を中心に白物家電を維持する案も出ている。 洗濯機や掃除機といった家庭で使われる生活家電は「白物家電」と呼ばれ、中国勢などとの競争が激しく、大きな利益を生み出せない状況にある。売却先として浮上している企業に対しては、海外の工場を活用し、ブランドを維持して生産してもらうことを検討している模様だ。
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ヨーロッパの家電店を歩きながら気づくことがある。テレビなどAV(音響・映像)分野では韓国や日本メーカーの商品が否応なしに目につく。ジャパンブランドの存在感が低下しているものの、高級液晶テレビを中心におなじみのブランドが消えたわけではない。カメラやプリンターあるいはゲーム機器売り場に行けば、それなりの強さを発揮しているのがさらに確認できる。これが世界の家電勢力図かと思えてくる。 しかし、冷蔵庫や洗濯機といった白物家電のコーナーに行くと、状況は一変する。日本では目にしないメーカー名がずらりと並んでいる。急に「ローカル色」が濃くなる。「こんなメーカーがあったっけ」とつぶやくことになる。 確かに通信デバイスやコンピューター関連商品でも知らない名前は多
東芝が、洗濯機やエアコンなど白物家電事業を中国の家電大手、美的集団に売却することで最終調整に入ったと、いくつかの日本のメディアが3月15日付で報じている。「日本経済新聞」によると、売却額は数百億円とみられ、日本国内での東芝の白物家電の販売方法や従業員の雇用などを美的と詰めている段階だという。また美的については、「Midea」ブランドで家電を販売し、2014年の売上高は約2兆7000億円。白物全体の世界シェア(台数ベース)は2015年に4.6%で2位(英調査会社ユーロモニター調べ)だと紹介している。 これを読めば、美的が世界有数の規模を擁する家電業界の巨人だということは分かる。ただ、日本での知名度はゼロに近いのが実情。その名前を聞いてピンとくる日本人は決して多くはないことだろう。 一方、中国では知らぬ人がいないほどの有数の家電メーカーだ。特に、値段が安い割に頑丈だと評価する向きが多い。東芝を
経営再建中の東芝が、冷蔵庫や洗濯機などの白物家電事業の売却について、中国の家電大手「美的集団」と最終調整に入ったことが15日、分かった。台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業に買収されるシャープに続き、日本の家電業界をリードしてきた東芝の白物家電が、外資の傘下に入る。 美的集団は「Midea(ミデア)」ブランドで家電を販売しており、2014年の売上高は約2兆6000億円。東芝は大半の家電を売却する方針で、従業員やブランド、販売網などの取り扱いを今後詰める。 東芝の白物を含めた家電事業は、16年3月期まで5期連続の赤字となる見通し。同社は不正会計の温床となった不採算事業の構造改革を進めており、家電事業全体で6800人の人員削減を既に決定している。
スゴイ技術に驚いた2016年“白物家電”ベスト5:滝田勝紀の「白物家電、スゴイ技術」(1/3 ページ) 2016年も数多くの新製品が発表された白物家電市場。今年はどちらかといえば“マイナーチェンジの年”だったが、中にはキラリと光るものも。2016年のスゴイ白物家電を5つピックアップして振り返りたい。 2016年も数多くの新製品が発表された白物家電市場。今年はどちらかといえば“マイナーチェンジの年”で、エポックメイキングでセンセーショナルな新製品は例年に比べて少なかった印象だが、中にはキラリと光る技術で見る人を驚かせる製品も。ここではそんな2016年に出会ったスゴイ白物家電を5つピックアップして振り返りたい。 掃除がしたくなるパナソニックのコードレススティック掃除機「イット」
東芝は3月30日、白物家電事業を中国の美的集団(Midea Group)に約537億円で売却する最終契約を結んだと発表した。美的は東芝ブランドを今後40年間使用でき、白物家電事業を継続。従業員の雇用も維持する。 白物家電事業を担う東芝ライフスタイル(TLSC)について、テレビなど映像事業を東芝本体に移管した上で、株式80.1%を美的に譲渡。TLSCや、TLSC子会社の東芝コンシューママーケティングなどは6月30日付で美的の傘下に入る。 東芝ブランドは継続するほか、TLSCは社名も変更せず、冷蔵庫や洗濯機などの開発・製造・販売を継続。TLSCグループ全従業員の雇用も維持することで合意した。 東芝の家電事業売上高は2014年度(連結)に2254億円。美的集団は1968年設立で、2014年の売上高は約2兆7600億円。 関連記事 東芝、17年入社の新卒採用中止 東芝が2017年4月入社の新卒採用
5月10日、スズキの鈴木修会長は決算会見で、シェア重視だった前期の軽自動車市場について「白物家電の二の舞いになるのではないかといった現実を見た」と振り返り、今期は「お行儀の悪い売り方をやめ、シェア争いよりも1台1台を大切に売っていく」と語った。写真は都内で昨年8月撮影(2016年 ロイター/Issei Kato) [東京 10日 ロイター] - スズキ7269.Tの鈴木修会長は10日に開いた決算会見で、シェア争いが激化した2016年3月期の軽自動車市場について「(コモディティ化した)白物家電の二の舞いになるのではないかといった現実を見た」と振り返り、昨年10月以降、「お行儀の悪い売り方をやめた」と説明した。 17年3月期は、シェア重視から「1台1台を大切に売っていく考え方に大幅に方向転換する」と明言した。 スズキは17年3月期の軽自動車販売を55万台計画。鈴木会長は、軽自動車の全体需要を消
先月、エアコンや冷蔵庫などいわゆる白物家電の国内での出荷額は、台風などによる天候不順でエアコンの販売が低迷したことなどから、前の年の同じ月と比べて15%以上減少し、2年8か月ぶりの大幅な落ち込みとなりました。 電機メーカーなどでつくる日本電機工業会によりますと、先月のエアコンや冷蔵庫などいわゆる白物家電の国内出荷額は2261億円で、前の年の同じ月に比べて15.9%減少しました。 白物家電の出荷額が前の年の同じ月を下回ったのは3か月連続で、15%以上の落ち込みは2年8か月ぶりのことです。 これは、先月の出荷額に大きな割合を占めるエアコンや冷蔵庫が去年は猛暑で好調だったのに比べて、ことしは台風8号に伴う豪雨など天候不順で不振だったことが大きな要因です。 また、販売現場で消費税の引き上げに伴う駆け込み需要の反動による影響が続き、洗濯機などの出荷が伸び悩んでいることも響きました。 電機工業会は「天
3/31にこのブログを書きました。 【悲報】増税前に慌てて買った冷蔵庫とかは事前にかなり値上げされていた 「売り切れが続出すると平均価格が上がるからだ」と言ってる人がいました。たしかにそういう側面はあると思いますが、こちとら冷蔵庫と乾燥機を買い換えようかと毎日ウォッチしてたんですぜ。同じ店舗でめきめき価格が上がってましたけどね。 そしてあまりの売れ行きに、生産が間に合わず納期は2ヶ月待ちとか報道されてましたけど、やはりこういう情報は後追いできちんと調査しないと、言ったら言いっ放しになっちゃうじゃないですか。「増税前に値下がりしにくい大型白物家電買いましょう」と煽っていた経済評論家の皆さんと同じになっちゃう。 で、上のブログに出したのと同じ商品がどうなったか。価格コムで調べました。価格コムは4/1以降、表示どうするのかなと思ってました。3/31までは税込み、4/1からは税別になったら訳分から
パナソニックが完全子会社の三洋電機の白物家電事業(冷蔵庫と洗濯機事業)を中国家電最大手のハイアールグループ(海爾集団)へ2011年度中に売却すると発表し、波紋を広げている。パナソニックは三洋と白物家電事業が重複しており、経営合理化のためには重複解消が急務だった。 しかし、中国最大手のライバルメーカーに三洋の技術や海外販売網を譲渡すれば、パナソニックにとって価格競争力で勝るハイアールが脅威となりかねない。三洋の重複部門の切り売りが結果的に「敵に塩を送る」ことになりはしないか――。そんな懸念が業界でささやかれている。 売却は三洋の冷蔵庫と洗濯機関連の子会社など9社 パナソニックがハイアールに売却するのは、三洋の冷蔵庫と洗濯機関連の子会社など9社。国内では洗濯機を開発する完全子会社の三洋アクアや、ハイアールとの合弁で冷蔵庫を開発するハイアール三洋エレクトリックなどを売却。東南アジアではインドネシ
白物家電(しろものかでん)とは、家庭内の家事の労力を減らしたり、あるいは生活に密着した家電製品の一般名称である。生活家電(せいかつかでん)や家事家電(かじかでん)ともいわれる。普及し始めた当初は娯楽家電(黒物家電)に対し筐体の色が白いものが多かったことからこの名前で呼ばれるようになった[1]が、銀色やパステルカラーなどの製品も一般化して久しい。 製品例[編集] アイロン 温水洗浄便座 洗濯機・衣類乾燥機 食器洗い機 掃除機 生ごみ処理機 ヘアドライヤー 冷蔵庫 調理機器 コーヒーメーカー 炊飯器 ジューサー 電気ポット 電磁調理器 電子レンジ トースター ホームベーカリー 冷暖房、空調 エア・コンディショナー 空気清浄機 電気こたつ 扇風機 ハロゲンヒーター ファンヒーター ホットカーペット 普及と成熟[編集] 米国ではこれら製品は日本より一足早く、第二次世界大戦前後に普及しており、日本で
不正な会計処理が発覚した東芝は、採算が悪化している白物家電の生産体制の見直しを進めた結果、低価格で知られる中国の家電メーカーと提携することになり、部品の調達網を活用することなどで白物家電の収益力の向上を目指すことにしています。 この結果、東芝は低価格で知られる中国の家電メーカー「スカイワース」と提携することで合意したと発表しました。具体的には、日本国内向けの冷蔵庫や洗濯機を製造している、中国にある東芝の2つのグループ会社がこのメーカーからそれぞれ5%の出資を受けるということです。 これによって東芝は、スカイワースの部品の調達網を活用することなどでコストの削減を進め、白物家電の収益力の向上を目指すことにしています。 また、東芝は中国国内での白物家電の販売会社を清算して、スカイワースに販売を委託するとしています。東芝は、年内をめどに不採算事業の構造改革に取り組む考えを示しており、引き続き、事業
不正会計の問題を受けて経営の立て直しを進めている「東芝」は、冷蔵庫や洗濯機などの白物家電などの製造や販売を行う子会社、「東芝ライフスタイル」の株式の過半数を中国の大手家電メーカー、「美的集団」に売却することで基本合意したと発表しました。売却後も製造した商品を東芝ブランドで販売を続けるとしています。
相変わらずトップページが「FF石油暖房機」になってる松下電器だが、今度は電子レンジ12機種、冷蔵庫5機種、衣類乾燥機8機種という大々的なリコールが公表された。 該当する機種の製造台数は合計305万台にのぼるが、1980年代終盤から90年代にかけての製品がほとんどで、恐らく現在利用されているのは26万台程度だろうと見られている。 当該機種を利用の場合、同社が無償点検・修理を行う。 なお、乾燥機は三菱ブランドで販売されたものもあるそうで、三菱電機からもアナウンスが出ている。 いずれも経年劣化でハンダや内部素子に亀裂が入って火花が散り、周囲の樹脂に引火するおそれがあるらしい。実際の発火事故も23件確認されているとのことで、自宅に松下の電子レンジや冷蔵庫がある人は早急に型番確認が必要だろう。ちなみにタレコミ子は三洋の冷蔵庫を使用しているが、15年以上は経過しているはずだ。そろそろ買い換えようかしら
エアコン選びは難しいもので、家電の中でも最難関のカテゴリーと言えるかもしれません。 メーカーごとの機能・特徴や種類・サイズが豊富ということはもちろん 期待と実際のギャップが大きい それが原因で曖昧なイメージしかわかない ことがエアコン選びが難しいと感じる原因となっているように感じます。 実はエアコンは家電の中でも指折に "価格差による性能の違いが大きい"商品なんです。 そのせいで誤解が生まれやすく、結果的に"正体が掴みにくい家電"と受け止められているのではないかと予感しています。 そこで本日は"正しく知ってお得に選ぶ"をテーマに お部屋別おすすめエアコン 誤解だらけのエアコン選び エアコンをお得に買うには? この内容でお話させていただこうと思います。
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