南アフリカ・ケープタウン郊外ミューゼンバーグの浜辺で、そりを引く犬たち(2021年11月13日撮影)。(c)Alessandro iovino / AFP 【11月22日 AFP】南アフリカ・ケープタウン郊外のミューゼンバーグ(Muizenberg)は、金色に輝く砂浜、カラフルなビーチ小屋、最高のサーフィン体験など見どころ満載の人気スポットだが、ここにはさらに唯一無二の名物がある。最大30匹のハスキー犬が引く犬ぞりだ。 毎週土曜日になると、青いそりを引いて砂浜を最高時速25キロで駆け抜けるハスキー犬たちが、観光客やジョギング中の地元の人々の目を奪う。一面の雪が白砂に代わっただけで、北極圏さながらの光景だ。 発案者は、金融ブローカーでハスキー犬愛好家のサム・ギュンター(Sam Gunter)さん(43)。シベリアンハスキーをはじめ、そり犬として知られる大型犬種が地元で非常に人気が高い一方で、