鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市雪ノ下)は4日、全国各地の神社を束ねる宗教法人「神社本庁」(東京)からの離脱手続きについて、宗教法人法に基づく県の認証を受けたことを明らかにした。 今後は法人規則変更の登記手続きを進めるという。離脱する理由について、同八幡宮の担当者は「手続き完了後に明らかにしたい」としている。 神社本庁は全国の神社の約95%に当たる約7万8千の神社を束ねている。同八幡宮は1946年の神社本庁設立当初から傘下の包括関係にあったが、今年3月に離脱することを決めていた。
東京湾の身近な海水浴場として親しまれてきた三浦海岸海水浴場(三浦市)が今年は開設されないことが3日までに分かった。運営費の確保に欠かせない海の家の設置希望者がいなかった。海水浴場の設置者である「三浦海岸海水浴場運営委員会」も5月に解散しており、再開への道のりは険しそうだ。 昨年は2軒の海の家が設置されたが、今年は見送られた。 昨年に海の家「丸長荘」を建てた同海水浴場組合の吉田勝組合長は「今年は救護関連費など海水浴場を運営するための負担が大きくなり、設置を断念した」と説明する。関係者によると、昨年までは運営委員会が運営費の一部を負担していたが、今年は財政上の理由で困難になったという。 最盛期には海の家100軒
2021年夏に閉館し、解体工事が進められている旧小田原市民会館(小田原市本町)の地下空間に大量のコンクリート片や木材などが廃棄されていたことが3日、分かった。地下空間は同会館が建てられた約60年前から外部から入れない“封印”された状態で、市は「建築時に出た廃材を当時の業者がその場に廃棄したのでは」と推測。廃棄物を撤去するため工期は2カ月延び、解体費も数百万円の負担増となる見込みとしている。 地下空間は同会館本館の基礎を強くする目的で設けられたもので、地下7メートルに約80平方メートルの空間が設けられていた。出入り口はなく、外からは入れない空間だったが解体工事中の業者が地下電気室の床に穴を開けたところ廃材を発見、今年5月に市に報告した。 当時のゼネコンへの聞き取りは
相模原市議の金子豊貴男氏(72)=市民民主=が、来春の市議選に立候補せず、今期限りで引退する。県内で唯一の社民党公認の地方議員だった。金子氏は現在8期目。後任として同市議選に社民党組織団体局の松本貴裕氏(26)が立候補を予定している。金子氏は神奈川新聞の取材に「ずっと探してきた後任が見つかった。高齢で体力の衰えを感じていた」と話した。 金子氏は東京都世田谷区出身。明治大文学部卒業後、社会党川崎市本部書記などを経て、1991年に初当選した。学生時代に国指定史跡「勝坂遺跡」(同市南区)の保存に尽力し、当選後も考古学の知見を生かして史跡田名向原遺跡(同中央区)の保存に貢献した。 任期中、米軍基地問題に特に力を入れた。米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)の航空機騒音の解消を求めた爆音訴訟や、在日米陸軍キャンプ座間(相模原、座間市)のゴルフ場からのゴルフボールの飛び出し問題、米陸軍相模総合補給廠(しょう)
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