市民病院 山崎先生(脳外チームのメンバー)は、籠り部屋の机の上に毎朝放置されているポテチの袋の銘柄を看護師にささやいて笑い話にしていた。 食べ捨てられたポテチの袋を捨てるのも古荒先生が行っていた。 手術禁止から4か月が経ったが、竹田くんは問題ばかり起こしている。『迷惑系脳外科医』という仇名をつけたくなるぐらいだ。 その日、病院の階段おどり場にて竹田くんと古荒先生は籠り部屋の鍵をめぐって争いをしていた。 古荒先生は、罠に嵌められている事にまったく気づいていなかった。
この回な、この弁護士アホだと思うだろ? それはな、ここまで「竹田くん」の乱行を散々読まされた読者視点から見れば確かにそうだよな。それはそうだ。 だがしかし、その情報なしに 事故の責任を若い個人に押し付けるさらにその事故の調査検証が杜撰特定の業務をさせず成長の機会を奪うとだけ聞くとどうだろう。この情報「だけ」から普通に考えるべきは「パワハラで事故の責任を個人に帰責して隠蔽している」話ではないだろうか。ちょっと前の医療ドラマで頻出のパターンの。 そうでなくとも、特定の業務を禁止して成長の機会を奪うからには、それに足るだけの大義名分となるエビデンスを揃えておくべきだった。「竹田くん」の行状ならばその措置自体も妥当だ。適切な手続きに則ったエビデンスさえあれば。 逆に言えば、それなしの手続は、依頼人の利益を代弁する弁護士の立場からは当然批判すべきだっただけだ。弁護士はここまで不誠実な依頼人に振り回さ
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