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筒井康隆の検索結果41 - 53 件 / 53件

  • 日下三蔵 on Twitter: "文藝春秋の筒井康隆さんインタビュー ①小説は時代を映す鏡であるから、価値観が変わって表現が古くなっても過去の作品を改変・封印するな ②人でも物でも批判は自由だが、最低限、社会に存在することだけは認めよう、気軽に抹殺を要求するな… https://t.co/p0l1NwGDvs"

    文藝春秋の筒井康隆さんインタビュー ①小説は時代を映す鏡であるから、価値観が変わって表現が古くなっても過去の作品を改変・封印するな ②人でも物でも批判は自由だが、最低限、社会に存在することだけは認めよう、気軽に抹殺を要求するな… https://t.co/p0l1NwGDvs

      日下三蔵 on Twitter: "文藝春秋の筒井康隆さんインタビュー ①小説は時代を映す鏡であるから、価値観が変わって表現が古くなっても過去の作品を改変・封印するな ②人でも物でも批判は自由だが、最低限、社会に存在することだけは認めよう、気軽に抹殺を要求するな… https://t.co/p0l1NwGDvs"
    • 筒井康隆断筆事件から『蘭学事始』まで

      筒井康隆断筆事件から『蘭学事始』まで 「被差別者への配慮」を考える 関西大学『人権問題研究室紀要』29号、1994年4月 はじめに 一九九三年九月、人気作家であった筒井康隆氏は作家活動をやめるとして、「断筆宣言」をし現在に至っている。ことの起こりは、同年七月八日、日本てんかん協会が角川書店発行の『高校国語Ⅰ』に収録されている筒井作「無人警察」がてんかんに対する差別を助長するとして削除を要求したことに端を発する。筒井氏が著名なSF作家であったことやその筒井氏が断筆に至ったこともあり、この事件は新聞や雑誌でたびたびとりあげられ、さらにこの事件を扱った単行本も数種刊行されるなど、差別と表現をめぐる問題としては『ちびくろサンボ』絶版[(1)]以来の多くの人を巻き込んだ論争になっている[(2)]。この事件の一連の経過は、月刊『創』一九九三年一二月号の特集「差別表現とマスコミタブー」において詳しく整理

      • 文豪・映画・家族 - 『活劇映画と家族』筒井康隆 - 僕が家を建てる理由はだいたい百個くらいあって

        最初に言っておきたいが、帯は完全な誇大広告。筒井ワールドは「炸裂」していないし、面白さが「爆発」するような内容でもない。 学生時代、貪るように筒井康隆の文章を読んだ。小説もエッセイも。今は、すべてを追いかけるわけではなくなったが、それでもやはり新刊が出れば気になるし、いずれは息子と娘も読んで楽しんでくれたらと、願っている。 活劇映画と家族 (講談社現代新書) 作者:筒井 康隆講談社Amazon 本書はそんな文豪が、思うままに自分の好きな古きよき映画について語ったもの。一応、テーマは「活劇映画における擬似家族」と設定されているが、そこらへんはわりとどうでもよく、文豪は書きたいものを書きたいように書いたエッセイ。まえがきにも「小生、読者とともに懐かしい映画の思い出にどっぷりと浸りたいのだ」とある。 また、洋画における活劇映画は何もギャング映画に限ったことではないので、冒険ものや探検ものや探偵も

          文豪・映画・家族 - 『活劇映画と家族』筒井康隆 - 僕が家を建てる理由はだいたい百個くらいあって
        • 「あらゆることを書き尽くした」巨匠・筒井康隆、最後の作品集はSF、ブラックユーモア、グロテスクなど全ジャンル詰め込み〈インタビュー〉 | ダ・ヴィンチWeb

          『時をかける少女』『日本以外全部沈没』『七瀬ふたたび』『残像に口紅を』など、時代を超えて読み継がれる数々の傑作を生み出してきた巨匠・筒井康隆さん。そんな巨匠が自ら、「これがおそらくわが最後の作品集になるだろう」と宣言する掌篇小説集『カーテンコール』(新潮社)がこのたび上梓された。今年89歳を迎えられた筒井さんは、どのような思いで、この作品集を紡ぎ上げたのか。文学界や愛読者たちの間で話題を呼んでいる本作の執筆の裏話を伺った。 (取材・文=アサトーミナミ 撮影=金澤正平) 「もうこれ以上はないな」と思える“最後の作品集” 「わが最後の作品集になるだろう」との言葉を聞いた時、おそらく多くの筒井康隆ファンたちは、「読まないわけにはいかない」と思うのと同時に、「そうはいっても筒井先生ならば、これからまだまだたくさんの作品を書き続けてくれるのではないか」とも思ってしまったのではないだろうか。なぜなら、

            「あらゆることを書き尽くした」巨匠・筒井康隆、最後の作品集はSF、ブラックユーモア、グロテスクなど全ジャンル詰め込み〈インタビュー〉 | ダ・ヴィンチWeb
          • SF、ミステリー、純文学・・・縦横無尽の作品世界『筒井康隆、自作を語る』日下三蔵=編 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

            SF、ミステリー、純文学・・・縦横無尽の作品世界 『筒井康隆、自作を語る』 日下三蔵=編 実写やアニメなど何度も映像化された「時をかける少女」の原作者として知られる巨匠筒井康隆氏が自作を語るインタビュー集です。 その活躍は日本SF界のみならず、ミステリー、純文学など広範なジャンルに及びます。 本書の後記で筒井康隆氏が「おれ以上におれのことをよく知っている」と述べられている通り、対談相手の日下三蔵氏が本当に知識が豊富で、もちろん事前に調べられてもいるのでしょうが、データ的な部分を補完しながら、上手にお話を引き出していきます。 筒井ワールドを紐解く大変興味深いガイドブックといえるでしょう。 目次 編者挨拶 第一部 筒井康隆、自作を語る #1 日本SFの幼年期を語ろう(前篇) #2 日本SFの幼年期を語ろう(後篇) #3 『欠陥大百科』『発作的作品群』の時代(前篇) #4 『欠陥大百科』『発作的

              SF、ミステリー、純文学・・・縦横無尽の作品世界『筒井康隆、自作を語る』日下三蔵=編 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2
            • 手塚治虫、松本零士、筒井康隆、萩尾望都……まさに70年代SFマンガの豊穣! 『SFマンガ傑作選』が面白い

              手塚治虫、松本零士、筒井康隆、萩尾望都……まさに70年代SFマンガの豊穣! 『SFマンガ傑作選』が面白い 福井健太編の『SFマンガ傑作選』は、1970年代の作品を中心にした、SFマンガのアンソロジーだ。表紙に“THE BEST OF JAPANESE SF COMICS”とあるが、まさにベストといっていい作品がセレクトされている。作品については軽く触れるに留め、ここではアンソロジーという見地から、本書の魅力を語ってみたい。 まず、収録されているマンガ家を並べてみよう。手塚治虫・松本零士・筒井康隆・萩尾望都・石ノ森章太郎・諸星大二郎・竹宮惠子・山田ミネコ・横山光輝・佐藤史生・佐々木淳子・高橋葉介・水城和佳子・星野之宣。以上、十四人である。ビッグ・ネームである藤子不二雄と永井豪が漏れているのが気になるが、何らかの事情があったのだろうか。私も、小説のアンソロジーを作っているので分かるが、諸般の事

                手塚治虫、松本零士、筒井康隆、萩尾望都……まさに70年代SFマンガの豊穣! 『SFマンガ傑作選』が面白い
              • 筒井康隆に「蝶」という短編小説がある

                筒井康隆に「蝶」という短編小説がある。 ショートショートに分類されるような、数ページに収まってしまう短編だ。 少年が美しい蝶を拾ってきて、大切に世話をする。 だがしばらくして蝶は死に、朽ちていく様子を見て少年はショックを受ける。 少年の消沈した様子を見て心配した母が父に相談すると、父は答える。 「大丈夫、男の子なら、遅かれ早かれいずれ経験することだよ」 アイドルやらVTuberやらに熱を入れ上げて恋人が発覚すると荒ぶるファン。 職場や近所で見かけた女性を一方的に気に掛けるようになり、恋人がいるとわかると落胆するおじさん。 そういう男を見ていると、こういう小説に触れて考える機会もなかったんだろうな、と思う。 「遅かれ早かれいずれ経験すること」を今経験した、というだけの話だろう。 蝶童貞だ。 蝶童貞を卒業し、大人の階段を上ったのだ。 おめでとう、と言いたい。

                  筒井康隆に「蝶」という短編小説がある
                • コロナ禍の狂騒に何思う 筒井康隆さん最新作「ジャックポット」 | 毎日新聞

                  さまざまな思考実験と言語の技法を試み、読者をあっと驚かせる小説を世に送り出してきた作家、筒井康隆さん(86)。「今までにやってきたいろんな実験を集大成したつもり」という最新作「ジャックポット」(新潮社)は、生も死も真面目も下劣もすべてのみ込む圧巻の短編集だ。「不良老人」を名乗る作家はデビュー61年を迎えた今、何を思うのか。 「さいわいステイホームが成立する職業です。できるだけ外へ出ず、家でパソコンに向かっています」。新型コロナウイルスの感染者数が再び急増し始めた3月末、筒井さんはメールでのインタビューに応じた。表題作は、次々繰り出すリズミカルな言葉の渦でコロナ禍の狂騒を奏でる物語。「マスコミが騒ぐほどコロナは恐ろしいものではないのですが、てんやわんやの世界の方が、こんな作品を書くのには都合がよろしい」 妄想とない交ぜになった現実と、その後の終末世界を描いたSFの2部構成。<新型コロナは世…

                    コロナ禍の狂騒に何思う 筒井康隆さん最新作「ジャックポット」 | 毎日新聞
                  • 「真鍋博さんに挿絵を描いてもらえる作家に」 筒井康隆さんが語る盟友への思い | 毎日新聞

                    先立った愛息への思いを込めた未発表自作短編を朗読後、聴衆にあいさつする筒井康隆さん=2020年10月31日、松山市堀之内で松倉展人撮影 「東海道戦争」「ベトナム観光公社」「七瀬ふたたび」――。旧別子山村(現、愛媛県新居浜市)出身のイラストレーター・真鍋博さん(1932~2000年)が多くの作品で挿絵や装丁を担当した作家・筒井康隆さん(86)が10月31日、時代を築いた盟友・真鍋さんの思い出を松山市内で語った。「亡き人と少しでも長く話していたい」。そんな思いを込めた“贈り物”も最後に用意されていた。【松倉展人】

                      「真鍋博さんに挿絵を描いてもらえる作家に」 筒井康隆さんが語る盟友への思い | 毎日新聞
                    • 筒井康隆さん、最新短編集「ジャックポット」で昨年死去の愛息との“再会”描く「伸輔は皆から好かれていました」…単独インタビュー<1>(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

                        筒井康隆さん、最新短編集「ジャックポット」で昨年死去の愛息との“再会”描く「伸輔は皆から好かれていました」…単独インタビュー<1>(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
                      • 「ジブリがアニメ化を持ちかけ断られた」というデマが出た作品。生涯をかけて旅する男を描いた筒井康隆の傑作SF長編 | ダ・ヴィンチWeb

                        トップレビュー「ジブリがアニメ化を持ちかけ断られた」というデマが出た作品。生涯をかけて旅する男を描いた筒井康隆の傑作SF長編 『旅のラゴス(新潮文庫)』(筒井康隆/新潮社) 読み終えた時、何だかうっとりしてしまった。旅とは人生であり、人生とは旅だ。やりたいことを貫き通し、ただ黙々と旅を続ける主人公の姿に憧れさえ抱いてしまう。 そんな作品が、筒井康隆の『旅のラゴス(新潮文庫)』(筒井康隆/新潮社)。時代を超えて愛され続けるSF小説だ。この作品の単行本が刊行されたのは1986年だが、2014年頃、再び文庫版がヒットを飛ばし、今もなお、その人気は止まることを知らない。昨今のヒットのそもそものキッカケは、Twitterで広まっていた「スタジオジブリが『旅のラゴス』のアニメ化を筒井康隆に持ちかけたが、筒井が断った」というデマが発端らしいが、なるほど、確かにこの作品はジブリっぽい世界観かもしれない。多

                          「ジブリがアニメ化を持ちかけ断られた」というデマが出た作品。生涯をかけて旅する男を描いた筒井康隆の傑作SF長編 | ダ・ヴィンチWeb
                        • 全ツツイスト必読。「自伝」(筒井康隆)が「文學界」で連載開始!! - 餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

                          驚愕の連載が始まった。 文學界(2024年4月号) 僕が、40年来こよなく愛し続けてきた筒井康隆先生の「自伝」だ。 それは、昨日発売になった「文學界」で、誌面の巻頭を飾っている。 僕は、胸を躍らせて読み始めたが、いやはやもう、その書き出しからたまらない。 作家が自伝を書く限り、他人の言ったことの引用は禁じられるべきだ。 そう思うからこの自伝は極力、自分が見聞きし体験したことに限っている。 世間に溢れる自伝の中には、悲しいかな、他人の言った発言などから構成されているものもある。 しかし筒井康隆先生は、それは禁じられるべきだと綴り、この《自伝》を開始させた。 圧倒的な記憶力、表現力、構成力を兼ね備えた筒井康隆先生だからこそ言える、「究極の自伝」宣言だ。 そして、その宣言は忠実に実践されている。 今回は《幼年少期》編となるが、「最初の記憶」を綴ったシーンから始まり、実に細かい描写が続く。 幼少期

                            全ツツイスト必読。「自伝」(筒井康隆)が「文學界」で連載開始!! - 餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?
                          • 小松左京、筒井康隆...第一世代のSF作家の仲が良かった訳 『日本SF誕生』 | BOOKウォッチ

                            作家の豊田有恒さんは、近年『韓国の挑戦』、『統一朝鮮が日本に襲いかかる』など韓国物の著作で知られているが、もともとは日本SF作家クラブ会長もつとめたSF畑の人である。 「SFマガジン」のコンテストから出た第一世代 1960年代初頭の日本では、「SF小説を出版すると倒産する」というジンクスが語られていた。日本にSFというジャンルを確立するまでの苦闘を小松左京、星新一、筒井康隆、眉村卓ら多くの作家との交友を交えて描いたのが、本書『日本SF誕生』(勉誠出版)である。 1959年、早川書房から「SFマガジン」が創刊された。第1回空想科学小説コンテストが61年に開かれ、豊田さんは佳作で入選。鬼編集長と恐れられた福島正実と出会う。このコンテストは小松左京、光瀬龍、平井和正、筒井康隆ら後に日本SFの第一世代と呼ばれる作家を輩出した。 これらの作家の多くが柴野拓美主宰の同人誌「宇宙塵」に参加、豊田さんも東

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