「伝家の宝刀」とも呼ばれる解散権。しかし扱い方を間違えば、その刃は総理自身も傷つけることになる。多少議席が減ろうが構わない─そんな身勝手な解散戦略が、「自民党崩壊」の引き金になる。 前編記事『【完全予測】落選する「裏ガネ議員」全実名を大公開…!岸田の「6月ヤケクソ解散」で自民党がボロ負けする【東日本編】』より引き続き、選挙予測を見ていく。 世耕弘成が「近大パワー」で自民党に逆襲 裏ガネ問題では自民党と一線を画した公明党だが、悪影響は避けられない。関西では日本維新の会の勢いに押され、大阪では軒並み落選が予想される。 「北側一雄元幹事長は定年の内規で地盤の16区を、参院議員の山本香苗に譲ったが、現時点で維新、立憲の候補に引き離されて3番手(立憲調査)。元幹事長の地盤でもこの有り様なので、他の選挙区は推して知るべしです」(地元記者)