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  • 他人に、「なにものか」になるのでは? と思わせてきた人間の独白

    過去に生きる情けない人間の話です 昔話を書く。よかったころの話だ。「よかったことが少しでもあってよかったな」と、自慢のように受け取る人もいるだろう。 結局のところ単なる自虐か、という人もいるだろう。でも、一番多いのは「中年になっても子供時代の話しかできない、情けない人間だ」というものだろう。 おれだって、こんなことはだれかに聞かせたい話じゃない。結局、空虚に人生を終えるであろうつまらない人間のひとりごとだ。 さて、それはなにか。それは「おれは他人に『なにものかになれるのでは?』と思わせてきた人生だったな」ということだ。 なにも、大きなエピソードはない。自分の頭の中から消えない小さな記憶の粒を取り出して並べてみるだけだ。 なぜかプロになれそうにみえる子供 おれはちょっとなにかすると、「将来プロになれそうだな」と言われることが多かった。みんな言われているかもしれないが、みんながどうかしらない。

      他人に、「なにものか」になるのでは? と思わせてきた人間の独白
    • 査読とか採択率とか - 誰がログ

      以前学会誌関係の委員を担当した経験を思い返すと、日本語学周りにも同じような問題があるように思う。この記事には全体的に同意・賛成で、学会誌だけでなく学会発表の方も審査厳しくないかなと感じることがある(私の関連分野は学会発表も審査がある)。 tam07pb915.com 日本語学に限らず、言語学関係の研究者同士の雑談でこの話題は定期的に出ているような記憶もある。たださいきんの状況にはそれほど詳しくないのですでに何か対策が取られているというようなことはあるかもしれない。 もちろん自分も査読の依頼が来て結果としてrejectで返したこともあって、自分なりにどうにかできないかと悩んだ結果そうしているのだけれど、他の人から見たら厳しいなと思われているということはあるかもしれない。数としてはmajor/minor revisionで返したのに総合的にはrejectになって残念、という体験の方が多いかな。

        査読とか採択率とか - 誰がログ
      • 「おもしろい」ってなんなんだろう?

        おれはあるテレビ番組を見て、「おもしろいってなんなんだろう?」と深く思った。なにを見たのか? 漫才師の日本一を決めるM-1グランプリか。いや、違う。日本で一番すべっている芸人を決めるS-1グランプリだ。 S-1グランプリは、テレビ番組「水曜日のダウンタウン」の企画だ。 地下芸人に詳しい売れっ子が、それぞれに「一番おもしろくない」と考える芸人を推薦し、戦わせる。 架空の「S(シングル)-1」というピン芸人の大会だと思わせ、その実は「S(スベリ)-1」というわけだ。 トーナメント式で戦い、より「ウケなかった」方が勝ち上がる。参加芸人はもちろん、お客さんもそのことは知らない。勝ち抜いた人間が一番つまらないということになる。 あまりにも残酷な企画であるとは言えるが「芸人は名前が知られてなんぼ」という視点からすれば、ほとんど日の当たっていない、無名の芸人が、人気テレビ番組に出られる。 「逆に」おもし

          「おもしろい」ってなんなんだろう?
        • くるりライブツアー2023 in横浜ベイホール 8/23 - 関内関外日記

          くるり「愛の太陽EP」発売記念ライブハウスツアー2023の横浜公演が5月に行われるはずであった。しかし、岸田さんが「山籠りの修行」に入ったため8月の終わりに延期になっていたのである。 箱は横浜ベイホール。横浜の、ベイにある。山下公園の近くのでかいドンキのあるあたりを本牧の方へちょっと行って海側の埋め立て地にいくとある。 あるのはいいが、行きにくい。「え、元町・中華街駅から徒歩15分くらいでしょ?」。いや、おれは仕事場のある関内駅近くから行かなければならない。ちょうどよい具合のバスがない。電車も通ってない。歩くしかないだろ? え、タクシーなら7分? Google mapがそう言ってる? 知るか。貧乏人は歩くのだ。 して、本当に周り倉庫ばかりの(となりmont-bellだったけど)埋め立て地的なところにそのライブハウスはあった。産業道路みたいなトラックばかり走ってる道に、急に人がぞろぞろと歩い

            くるりライブツアー2023 in横浜ベイホール 8/23 - 関内関外日記
          • わたしははてなーの誰よりもゴミなので 自分のみじめな立場をバカにしない..

            わたしははてなーの誰よりもゴミなので 自分のみじめな立場をバカにしないブコメを書いてくれるブクマカさんは黄金頭さんしかいない あの人はいつも自分がベースで他人がどうだという話をしない気がするから

              わたしははてなーの誰よりもゴミなので 自分のみじめな立場をバカにしない..
            • 2023年度大学図書館職員短期研修の参加メモ : 2日目(10月18日(水)) - 猫に夢研究所

              目次 参加メモの前提 はじめに 東京大学総合図書館見学 | 9:30-11:00 | 90分 電子コンテンツ導入・提供の現状と課題 / 井口 幸(法政大学図書館事務部多摩事務課長) | 11:15-12:30 | 75分(うち質疑15分) 学術コミュニケーションの動向 / 岩井 雅史(信州大学附属図書館副課長/情報システム・学術資料(雑誌)グループリーダー) | 13:30-14:45 | 75分(うち質疑15分) グループ討議 | 14:55-17:30 | 155分 関連記事 関連リンク 参加メモの前提 全体のバランスや文脈は考慮せず、自分が興味・関心を持ったところを中心にまとめています。 敬称略。 はじめに 机と椅子を1日目終了後に講義形式に並べ替え、受講者番号順に座るようになりました。 9時過ぎから研修が始まるまでの時間で、ある程度人数が集まってから、この研修のメーリングリスト(G

                2023年度大学図書館職員短期研修の参加メモ : 2日目(10月18日(水)) - 猫に夢研究所
              • 英語のできんやつが、生成AIで英語の小説を読めるのか? - 関内関外日記

                今週のお題「最近読んでるもの」 おれはこの間、クヌート・ハムスンの『飢え』を読んだ。たいへんに面白かった。 ノーベル文学賞は強い クヌート・ハムスン『飢え』を読め! - 関内関外日記 面白かったので、ノーベル文学賞受賞作である『土の恵み』を読みたいと思った。が、調べてもらえばわかるが、これはもう日本語訳が手に入らないといっていい状況なのである。 青空文庫にも……ない。あ、では、プロジェクト・グーテンベルクはどうだ? Growth of the Soil by Knut Hamsun | Project Gutenberg あるじゃないの。あ、元はノルウェー語? 英語の小説じゃない? べつにいいだろ、日本語訳を読もうと思っていたんだ。そんなものかまうものか。 が、問題が一つある。おれは英語が読めない。しかし、おれには英語がまったくわからないというわけでもない。おれは大昔に慶応の文学部に入った

                  英語のできんやつが、生成AIで英語の小説を読めるのか? - 関内関外日記
                • 五十音順で東京二十三区へ・足立区編(GR IIIxの実用) - 関内関外日記

                  知らない街をGR IIIxを持って歩きたいと思っているが、おれにとって知らない都市というと東京ということになる。これから1年をかけて、23区を1日一つずつ回るというのはどうだろうか。東京は怖いが、できないこともあるまい。 — 黄金頭 (@goldhead) February 7, 2024 おれはどうも散歩に行こうとすると、南下したくなる傾向がある。横浜市中区から南下すると三浦半島あたりに行くことになる。そのあたりはもう、掘りつくしている感じがないでもない。 冬の久里浜、海辺を歩く - 関内関外日記 おれは東京をよく知らない。鎌倉に二十年住み、横浜に二十年住んだ。ただ、東京というと、三田にある大学に半年通ったくらいでどうにもわからない。苦手意識がある。都会は怖い。人がおしゃれすぎて怖いし、治安が悪くて怖いところもあるかもしれない。 高校なんかもビルみたいだし、おれの知っているのとは違う。で

                    五十音順で東京二十三区へ・足立区編(GR IIIxの実用) - 関内関外日記
                  • 感想:東京国立博物館「やまと絵」展に必要だったもの - 関内関外日記

                    今日、遺品として伝えられている黄金時代の絵巻ともいうべき『信貴山縁起絵巻』『伴大納言絵巻』『源氏物語絵巻』『鳥獣人物戯画』『地獄草紙』『餓鬼草紙』『病草紙』などは、すべて十二世紀から十三世紀にかけて成立したものと考えられている。十二世紀から十三世紀といえば、古代律令制社会が音を立てて崩れていった、院政末期から鎌倉時代へかけての動乱の時代であって、日本の歴史のなかで、まず、これほどおもしろい時代はないといえるほど、おもしろい時代であったということを私は強調しておきたい。 どんなふうにおもしろい時代だったのか。まず第一に、文化の面で鎌倉新仏教の成立を指摘しなければなるまいが、そういってしまっては、いささか年表的な歴史観におちいってしまうことになりかねないだろう。踊念仏の空也が生きていた十世紀から、すでに地殻変動は徐々にはじまっていたのであり、宗教と芸能が手をたずさえて、上流貴族階級と下層庶民の

                      感想:東京国立博物館「やまと絵」展に必要だったもの - 関内関外日記
                    • それで上タン何人前までならいいのか誰も答えてない件

                      [B! 食] 上タンばかり頼んでなにが悪い? 暗黙の了解があるというなら見せてみろ - 関内関外日記 このエントリーに対して「暗黙の了解を守れ」と繰り返すだけのブコメやそれにスターをつける人たちちょっと酷すぎませんか? goldheadさんは明瞭に書いている。 繰り返すが、「了解」なんてないんだ。心優しく店のことを考えて「3人前」だと思っていたとしても、店としては「1人前も出したくない」と考えているかもしれない。10だと思って5か、5と思って3か。わかりゃしないんだ、そんなもの。暗黙の不毛さで、ただただ言葉に発せられない憎悪と嫌悪が広まっていく。 「空気を読め」とはそういうことだ。むろん、空気が読めなければ生きにくい。読めて当然の空気だろ、という状況もある。が、これは焼肉屋の食べ放題の話である。「食べ放題」なのだから、好きなものを好きなだけ注文するのが当たり前だ。何度も言うが、それが「当た

                        それで上タン何人前までならいいのか誰も答えてない件
                      • 2023年度大学図書館職員短期研修の参加メモ : 1日目(10月17日(火)) - 猫に夢研究所

                        目次 参加メモの前提 はじめに 開講式 | 9:30-9:45 | 15分 あいさつ / 久保田 壮活(東京大学附属図書館総務課長) 事務連絡 大学図書館の現状と課題 / 大山 努(東京大学附属図書館事務部長) | 9:45-11:00 | 75分(うち質疑15分) 大学図書館職員のスキルアップ法 / 中村 健(大阪公立大学学術情報課図書情報担当係長) | 11:15-12:30 | 75分(うち質疑15分) 効果的なグループワークのデザインとファシリテーション / 栗田 佳代子(東京大学大学総合教育研究センター副センター長・教授) | 13:30-16:20 | 170分 海外研修経験から見えた大学図書館 / 冨田 千夏(琉球大学附属図書館情報サービス課保存公開係長) | 16:30-17:15 | 45分(うち質疑10分) 関連記事 関連リンク 参加メモの前提 全体のバランスや文脈は考

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                        • 酒クズ黄金頭さんの減酒宣言 - 関内関外日記

                          黄金頭さんは、減酒します! はい、宣言した。宣言しましたよ、そこの人。これをね、レッテル貼りというのですよ。自分で、自分にレッテルを貼る。たとえば、職場などで「自分はお酒をやめます」、とか、「禁煙します」とか明言する。周りの人に「あの人はお酒やめるって言ってたな」と思わせる。それが一つの枷となって、酒飲みにくくなる。タバコ吸いにくくなる。そういう効果があると読んだ。悪くない。 だから、こうやって減酒を宣言するのである。100人くらいの人には見てもらえるだろう。それが枷となって、大量飲酒を避けるのである。ナイスアイディア。 なぜ、断酒でなく禁酒なのか? え、なんで禁酒しないの? 現代ではアルコールはゼロがいいというのが常識だ。一滴でも飲むデメリットをメリットが上回ることはない。そんなこと知っている。知っているが、おれは酒を飲みたい。強く飲みたい。これをいきなり断酒などしてみろ。あっという間に

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                          • 「弱いロボット」と生きる世界

                            「弱いロボット」を知っていますか? 「弱いロボット」というものを知っているだろうか。わりと知られているかもしれない。おれも、うっすらと知っていた。よくは知らなかった。 おれが「弱いロボット」に興味を持ったのは、『THE BIG ISSUE』という雑誌で特集されていたからだ。『THE BIG ISSUE』を知っているだろうか。ホームレスが路上で販売している雑誌だ。おれはこの雑誌を買った週は競馬に勝つという、神さまは見ている理論を信奉している。 この号の特集で、「弱いロボット」の第一人者というか、その概念を作ったであろう岡田美智男先生の研究室の様子、弱いロボットたちの紹介、そしてインタビューを読んだ。たいへんおもしろかった。 人にすり寄ってゴミを拾ってもらう「ゴミ箱ロボット」。子どもたちに昔話を語って聞かせる途中で大切な言葉を忘れてしまう「トーキング・ボーンズ」。人と手をつないでヨタヨタと歩く

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                            • さようならドコモ - 誰がログ

                              はじめに 変えた理由 1: こども用ケータイ 2: ドコモの通信の悪さ 複数の理由が重なった ずっとドコモを使っていた理由 おわりに はじめに 先日、ケータイのキャリアをドコモからソフトバンクに変えました(MNP)。 のりかえの直前に確認してみたところ、ドコモの利用期間は23年11ヶ月でした。私は今年で45歳になるので人生の半分以上契約していたってことですね。なかなかすごい。 変えた理由 1: こども用ケータイ 実は一番の理由は子用(小学生)のケータイです。 ソフトバンクのキッズフォン3だとメールが使えて、我が家の使い方として一番良さそうだと考えました。 nw-memo.com 親とキャリアが違っても契約はできるのですが、GPS関係のサービスとかが制限されてしまいます。 しかし、これだけが理由だとドコモから出ることはなかった(少なくとももう少し悩んだ)のではないかと思います。2と合わせて決

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                              • Amazonのアフィリエイトを(アカウントごと)削除しました - 誰がログ

                                はじめに 先日、下記の記事に書いたように10月1日からのいわゆるステマ規制法への対応でアフィリエイト(このブログではAmazonアソシエイトのみ)をどうするか検討していました。 dlit.hatenadiary.com 結論としては、アフィリエイト自体を完全にやめることにしました。もうここから先に書く作業は済ませてしまったので、今後このブログのAmazonリンクから収益が発生することはないはずです。従って、タイトルやブログ、記事に収益に関する表現を入れる修正もしません。 実は上の記事で書いた時からほとんどやめる方向に気持ちは傾いていました。今論文執筆に追われていていつの間にか10月1日を迎えてしまいそうですので早めに処置しておきました。 アフィリエイトをやめた理由と今後の方針 すでにいくつかのところでサイトや各記事に収益に関するメッセージ等を入れているものを見たのですが、なんか自分のブログ

                                  Amazonのアフィリエイトを(アカウントごと)削除しました - 誰がログ
                                • 最強のスナップシューター、RICOH GR IIIx買ってしまった - 関内関外日記

                                  1/15。 ……。 ………。 …………。 ……………。 ………………。 …………………。 ……おれは正月、ヤマダ電機で新しめのカメラの実機を触って、急に新しいカメラがほしくなったかもしれない。 1/10。 2024年・新しいカメラがほしいかもしれない検討会議 - 関内関外日記 そもそも新しいカメラが必要なのか。 フルサイズが必要なのか。 ソニーである必要があるのか。 レンズ交換型である必要はあるのか。 レンズ交換型である必要はあるのか=高級コンデジ? ……わけがわかんなくなってきたな。まあとにかく、買うとなったら自分の現預金の数分の一を使う話になる(数十分の一ではない)。慎重に考えなくてはならない。 おれは慎重に考えた。 1/11。 正月休みで燃え尽きた(新しいカメラと競輪について) - 関内関外日記 で、昨日のカメラの話だけれど、家に帰って「高級コンデジはどうか?」と調べてみた。やはりど

                                    最強のスナップシューター、RICOH GR IIIx買ってしまった - 関内関外日記
                                  • また古典(教育)不要論の話 - 誰がログ

                                    webで盛り上がる定番ネタの1つなのでまたかという感じではあるけれど前に盛り上がった、自分でも珍しく記事まで書いたときのものを探してみたらもう5年前だった。 dlit.hatenadiary.com 気になるのは古典教育にポジティブな人たちの一部が先人の残したもの(を読んだり継いだりすること)の重要性を主張する一方、これまでの古典教育に関する議論や文献についてあまり言及されていないように見えるところ。ただこれは今回がどうというよりはこれまでもだいたいそうだった。 さすがに前回はかなり盛り上がったこともあって少し様子が違ったという印象があったのだけれど、思ったよりあのときのことに言及している人も少ないのが意外だった。でもwebのネタとしては5年前はもう大昔か。 このときに関わっていた人たちは当時の記録とか関係書籍などを紹介していて少しほっとしたので今回Twitterでは特に言及していない。こ

                                      また古典(教育)不要論の話 - 誰がログ
                                    • 大酒飲みのロシア人たちはどこへ行ってしまったのか?

                                      ロシアによるウクライナ侵攻 ロシアによるウクライナ侵攻開始から500日以上が経った。おれは当初、この戦争がこんなにも長期化するとは思わなかった。ただの素人の勘だが。 同時に、また素人ながら「21世紀の国家間戦争がこんなにも身も蓋もなく始まってしまうものなのか」と開戦当時に思った。そう思ったことは日記にも書いた。 ロシアが、ウクライナのような国に侵攻する。戦争になる。国家間戦争。そういう時代だったのか。ちょっと信じられないよな、という思いは今もある。 しかし、戦争は現実だ。いまさら説明することもないと思うが、ロシアが当初目論んでいたであろう短期決戦にはならず、ウクライナへは西側諸国からの武器供与がつづき、戦争は一年を過ぎ、さらに過ぎた。近頃ではロシアの傭兵組織ワグネルの乱なども起こり、その本当の決着はまだ見えていないようだが、これを受けて戦術レベルでの影響はさしてないようだ。 ウクライナは反

                                        大酒飲みのロシア人たちはどこへ行ってしまったのか?
                                      • 携帯電話普及前の部活の思い出 - 誰がログ

                                        昨日人と話をしていて少し具体的なことを思い出したので書いておく。 一般的にどうだったのかは分からないけど、ちょうど筑波大学に入学した1998年の後半辺りから周りの人たちが個人の携帯電話を持つようになっていった。自分はそんなに早い方ではなかったけれどそれでも1年生のうちには買ったような記憶がある。 携帯電話を(みんなが)持っていなかった1年生の前半は、学生寮(筑波大では「宿舎」と呼ぶのが一般的かな)の自室にある固定電話を使っていた。たしか内線は無料で人によってはけっこう長話をしていたようだ。自分はそんなに電話は好きではなかったけれど同級生との連絡には便利だった。 ここまでが前置きで、思い出話は学部の4年間所属していた体育会の部活に関することだ。 1つ目は連絡網。携帯電話普及前は「今日は電話で連絡網が回るので自室待機しておく」ということがたまにあった。顔を合わせる練習やミーティングの前に連絡し

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                                        • ObsidianにはKindleのハイライトを読み込むプラグインがある - 誰がログ

                                          はじめに 下記の記事で読書の記録を取るのにKindleのハイライトを使うやり方が紹介されています。 blog.shibayu36.org ObsidianにはKindleのハイライトを読み込んで新しいノートを作成するプラグインがあって、こういう使い方をする人にとっては便利なんじゃないかなと思いますのでかんたんに紹介してみることにしました。 使い方は複雑でないプラグインですので、私の紹介を読むより実際に試してみるのが早いという人も多そうです。Obsidianをすでに使っている方はCommunity Pluginを「kindle」で検索してみてください。「Kindle Highlights」というのがそうです(一番ダウンロードされてるやつ)。 Obsidianを使ってない方でも下記のページから説明や挙動を見ることができます。 github.com Kindle Highlightsプラグインの

                                            ObsidianにはKindleのハイライトを読み込むプラグインがある - 誰がログ
                                          • 2023年度大学図書館職員短期研修の参加メモ : 3日目(10月19日(木)) - 猫に夢研究所

                                            目次 参加メモの前提 情報リテラシー教育支援の現状 : 東北大学附属図書館の事例 / 堀野 陽子(東北大学附属図書館工学分館整理・運用係長) | 9:30-10:45 | 75分(うち質疑15分) 大学図書館における目録実務とその周辺 / 川本 真梨子(慶應義塾大学メディアセンター本部 リソースマネジメント担当) | 11:00-12:15 | 75分(うち質疑15分) 大学図書館における資料保存 / 小島 浩之(東京大学経済学部資料室講師) | 13:15-14:30 | 75分(うち質疑15分) 図書館等公衆送信サービスの開始と今後の展望 / 髙木 晃子(千葉大学附属図書館利用支援企画課利用支援企画グループ図書系職員) | 14:45-16:00 | 75分(うち質疑15分) グループ討議 | 16:15-17:30 | 75分 関連記事 関連リンク 参加メモの前提 全体のバランスや文

                                              2023年度大学図書館職員短期研修の参加メモ : 3日目(10月19日(木)) - 猫に夢研究所
                                            • 結局、ベンゾジアゼピンって長期的に飲んでいいの? - 関内関外日記

                                              ameblo.jp はてなブックマークでこんな記事が話題になっていた。 若い医師のなかにはベンゾジアゼピン系の薬を絶対否定する人がいるということらしい。 ベンゾジアゼピン。 Wikipediaなど見てみよう。 ベンゾジアゼピン - Wikipedia ベンゾジアゼピンの長期的影響 - Wikipedia ベンゾジアゼピン依存症 - Wikipedia ベンゾジアゼピン離脱症候群 - Wikipedia ……なんとなく、否定的な書き方が多くね? とくに長期的な使用について否定的じゃね? でもおれ、最初に精神科行ってから、ずっとレキソタン処方されてんだよ。まあジェネリック飲んでるからブロマゼパムというのが正しいか。まあいい、もう十年以上飲んでる。双極性障害と診断されたのは一年くらい経ってからだし、そちらの薬はオランザピンからラツーダに変わったりしたので、一番つきあいが長い薬ということになる。

                                                結局、ベンゾジアゼピンって長期的に飲んでいいの? - 関内関外日記
                                              • 主に書籍の紹介記事についてステマ規制法への対応を考えています - 誰がログ

                                                追記(2023/09/29) 検討した結果、アフィリエイトをやめました。すでに対応は完了しています。 dlit.hatenadiary.com はじめに 下記の記事でいわゆるステマ規制法のことを思い出しました。 suan.tokyo 正直、今まであまり自分のブログのこととして考えていませんでしたが、このブログもAmazonへのリンクはすべてアフィリエイトですのでどうするか考えなければならなそうです。 検索したらアフィリエイトを使っているブログがどう対応するかという方法についての記事はたくさん出てきますので、そういう情報が知りたいという方にはこの記事はおそらく役に立ちません。あくまでここのようなブログについてどう考えるかという記事です。しかも結論はまだ出ていません。 対応1:一律でどこかにアフィリエイトに関する説明を入れる ブログのヘッダーとか各記事の冒頭とかに一律で「このブログ/記事ではア

                                                  主に書籍の紹介記事についてステマ規制法への対応を考えています - 誰がログ
                                                • 電車内アナウンスの効力とキャンセル - 誰がログ

                                                  電車に乗っていて「この先揺れますのでお気を付けください」というアナウンスのすぐ直後に「まもなく○○(駅名)」というアナウンスがあり、実際に揺れる箇所がその次に来ると、「えっ、ここで揺れるのか」と驚くという体験を何度かした。今ではすっかり慣れてしまって驚きはしないが、まだちょっと違和感のようなものがある。 自分の直観だと最初の揺れ注意喚起アナウンスの効力がその後の駅名コールアナウンスによって打ち消されてしまう(それでもう揺れに注意しなくて良いかとなる)という感じがするのだけれどどうなのだろう。 揺れる箇所と駅の位置関係とアナウンスにかかる時間を考慮するとそういう順番にならざるを得ないというのはよく分かるので文句があるとかでは全然ないのだけれど、面白い感覚だと思った。私だけなんだろうか。

                                                    電車内アナウンスの効力とキャンセル - 誰がログ
                                                  • 馬券に手取りの4分の3を突っ込んでいるおれが株や投資について語る。みな、警戒しろ。

                                                    靴磨き中年 「靴磨きの少年が株の話をしはじめたら、暴落の前兆だ」というエピソードがある。 ジョセフ・P・ケネディの話だという説もあるが、だれだかしらん。まあ事実はどうであれ、それは株式市場のことをよく言い表しているから、今に伝わっているのだろう。 というわけで、毎月、馬券購入に手取りの19万円の3/4を突っ込んでいる低所得者のおれが株や投資について語る。みな、警戒しろ。 手取り収入の3_4を馬券購入につぎ込む人間の告白/Books&Apps ……とはいっても、おれが投資の真似事みたいなものをはじめたのは2007年のことである。かなり前だ。 「最近株価高いらしいっすね?」とか、「新NISAっていいらしいっすね?」とか、靴磨き中年というには、ちょっと年季が入っている。 そもそもなにを始めたのだったっけ? プチ株(単元未満株、端株)で投資ごっこをしたかったのだ。 単元未満株は文字通り単元未満で売

                                                      馬券に手取りの4分の3を突っ込んでいるおれが株や投資について語る。みな、警戒しろ。
                                                    • 土蜘蛛 - 関内関外日記

                                                      夜、ぼくは近くの公園の外周をウォーキングしていた。歩くのは健康にいい。医者もそう言っている。この季節は少し寒いけれど、歩く人も走る人も少なくていい。 モヒニ・デイのベース・プレイを聴きながら、適度なスピードで歩く。向こうから女性が一人歩いてくる。ウォーキングだろうか。まわりが暗くて、長い髪と白い服がぼんやり見えるだけだ。ぼくは、ぶつからないように少し進路をかえた。 その瞬間だった。女性の顔がものすごい光を放った。ぼくはなにが起こったかわからず、目をふさぎ、腕で顔を覆った。何秒か経って、目を開いた。女性はそこにいた。顔は蛍光灯ていどの光を放っている。 すると、女性は植え込みの方に走り込んでいった。ぼくは思わずそちらに向かった。恐怖心もあったが、なにか知りたい気持ちが大きかった。 植え込みの向こうの空間、そこに土蜘蛛がいた。とびきり大きな土蜘蛛と、少し大きな土蜘蛛、中ぐらいの土蜘蛛、小さな土蜘

                                                        土蜘蛛 - 関内関外日記
                                                      • 辰供養 - 関内関外日記

                                                        会社の年賀状に使う干支の龍の画像をAIにたくさん生成させたうちの最終候補をここにアップして供養します。それだけです。個人の年賀状で使いたければ使っていいです。

                                                          辰供養 - 関内関外日記
                                                        • トゥルース、トゥルース、ニュー・ワールド、ノット・マシーン、ニュー・エラ - 関内関外日記

                                                          「お巡りさん! コウガイです! 助けて下さい!」 ぼくは交番に飛び込んで言った。 しかし、お巡りさんはいなかった。テーブルの上に固定電話が置いてある。「現在外出中です。この電話で連絡して下さい」という紙が置いてあった。 ぼくは受話器を取った。ボタンを押すと、すぐに呼び出し音が鳴った。 「はい、こちら山手警察署。どういたしましたか?」 「コウガイです、大変なんです!」 「はい? コウガイ、どういったコウガイですか? 工場からなにか流れているとか……?」 「違います、その公害じゃない、香りの害で香害ですよ! ちくしょう、お巡りってやつは、そんなこともしらないのか!」 「えー、じゃあ、その香害が、そのどうしましたか?」 「あのですね、匂いがひどいんですよ。耐えられない、もう無理だ! こんなの許されると思いますか、お巡りさん!」 「落ち着いて下さい、どのような状況ですか?」 「新しい、整髪料を買っ

                                                            トゥルース、トゥルース、ニュー・ワールド、ノット・マシーン、ニュー・エラ - 関内関外日記
                                                          • ブログは「自分の学びを深めるツール」として、未だに優れていると思う。

                                                            ブログを書くことを習慣にしているからか、時折「なんでブログ続けているんですか?」と聞かれることがある。 「今はまだ自分のことを知らない誰かに、自分のことを少しでも知ってもらえたら嬉しいから」 「歯磨きをするのと同じくらい書かないと気持ち悪いから」 「自分自身の心を直接観察することができるから」 参照:「私は長らく瞑想的なことをしてきているのかもしれない」と思った話。 例えば、理由としてはこんな具合だ。 習慣化には必ず多くの「止めるための理由」との戦いが生じるわけだが、ことブログに関しては今はもうほぼほぼ制圧した感がある。 何でも10年以上も続けるとさすがにこの領域に辿り着くことができるのかもしれない。 そしてつい最近、最初のような質問に続けて以下の質問をもらう経験をした。 「やるための理由が幾つかある中で、最もやるための理由になっているものはなんですか?」 これに対して私は、 「自分の学び

                                                              ブログは「自分の学びを深めるツール」として、未だに優れていると思う。
                                                            • カープ監督の新井さん「チームは家族」

                                                              野球とサラリーマン 「この案件は全員野球でいくぞ!」……などと昭和のサラリーマンはよく言っていたものと思われる。 しかし、今は令和のビジネスパーソンの時代だ。「全員野球」という言葉も「おっさんビジネス用語」の代表格だ。 しかし、たまにはいいじゃないですか「全員野球」。 え、全員野球ってなんだって? そりゃあもう、スタメンから控え、監督コーチスタッフみんなで頑張ろうってことですよ。 ……野球に例える必要があるのか? まあいい、2023年シーズン、全員野球の戦い方でセ・リーグ二位になったチームがある。広島東洋カープだ。 それを率いたのが新井貴浩監督である。この新井監督が実にモチベーターだな、と思った次第。 モチベーター。厳密に定義されているのかわからない。他人や集団のモチベーション、やる気を鼓舞し、目標に向かわせるような人、ということにしておこう。 ビジネスにおいても、そういうリーダー像が求め

                                                                カープ監督の新井さん「チームは家族」
                                                              • 歯医者の人には悪いんだが、ほんまおれ、怖いんや……。

                                                                悲劇のフロス ある夜の晩のことだ。おれはフロスで歯間のお掃除をしていた。日々の習慣だ。 いつものように、歯間をきれいにして……いたら、銀歯が取れた。ひっかかって、銀歯が取れた。 取れた銀歯をおれは見た。歯の上部を覆っていたキラキラの銀歯。 銀歯の表面はキラキラで、「これ、ピアスにできねえかな」とか思った。現実逃避である。おれは歯医者に行かなくてはならなくなった。 予約するのも面倒くさい。時間も取られる。金も取られる。 ……でも、まあ、銀歯をつけるだけなら、痛くないよな。そうだ、この銀歯をつけてくれた歯医者は無痛治療なんだ。 そう思って翌日、歯医者に電話した。電話したら、話し中だった。しばらく待って、また電話した。また話し中だった。そして、もう一度。 あれ、おかしいな? ウェブサイトはあるのに。でも、Googleマップに出てこない。おかしい。そこでマップで入居しているはずのビルを調べてみると

                                                                  歯医者の人には悪いんだが、ほんまおれ、怖いんや……。
                                                                • ロードバイクの盗難から、リフレーミングの意味と目的を学んだ。RANGER

                                                                  ロードバイクを盗まれてしまった。 チェーンロックを持って出るのを忘れてしまって、施錠しないまま買い物してる間のことだった。 私の体型や乗り方の癖に合わせてメンテナンスしながら、約10年乗り続けた愛着があるモノだったので正直ショックを受けている。 このようなショックはいつ以来だろうか? 思いめぐらせてみると前回は自動車をガードレールにぶつけた時だったことを思い出した。 その時の自分と今の自分の心持ちを比較しようとした時に、リフレーミングという言葉が思い浮かんだ。 リフレーミング:物事の捉え方を変え、別の枠組みで捉え直すこと。 ネガティブな考えや、短所・欠点として見えていることも、物事の捉え方を変えて考えることで、長所や利点として捉えられる。 どうやらその時も今も同様に、私はリフレーミングによって、この不幸な出来事をなんとかポジティブに捉えて、ショックを和らげようとしているのだ。 そして前回と

                                                                    ロードバイクの盗難から、リフレーミングの意味と目的を学んだ。RANGER
                                                                  • 「服装は出会った人へのプレゼント」という考え方を知って、年をとってもちゃんとお洒落をしていこうと思った。

                                                                    秋田道夫さんといえば、デザイン界隈では知らない人はおそらくいない。 誰もが街中で見かけるLED式薄型信号機、交通系ICカードのチャージ機、 虎ノ門ヒルズなどのセキュリティゲートといった公共機器のデザインから、 コーヒーメーカー、文房具、土鍋、1本用のワインセラー、カバンなど日常生活に関わる様々なプロダクトのデザインを手がけられている。 2020年には世界で最も獲得が難しいとされるGOOD DESIGN AWARDのGOLD賞も獲得。 Xのフォロワー数は12万人。 この記事を書いている時点で70歳の現役プロダクトデザイナーだ。 Michio Akita Design Office そんな秋田さんは「機嫌よくいることの大切さ」を繰り返し語ることでも知られており、本書はまさにその仕立てとなっている。 秋田さん流の自分の機嫌をよくデザインするための考え方やヒントが、散りばめられているのだ。 私が本

                                                                      「服装は出会った人へのプレゼント」という考え方を知って、年をとってもちゃんとお洒落をしていこうと思った。
                                                                    • 論文集『構文形式と語彙情報』にル動詞の話を書きました - 誰がログ

                                                                      岸本秀樹・臼杵岳・于一楽(編)『構文形式と語彙情報』に「動詞化形態の分布とル動詞のRoot派生分析」という論文を書きました。ル動詞っていうのは「愚痴る」とか「タピる」とかそういうタイプの動詞のことです。 構文形式と語彙情報 開拓社Amazon 目次は開拓社のページから確認することができます。 www.kaitakusha.co.jp 日本語文法学会第22回大会(2021年)のパネルセッションでやった発表をベースにしています。データはそこまで増やせませんでしたが、理論的分析の詳細とそれを支える経験的議論についてはけっこう整理できたかなと思います。 発表時には少ししか触れられなかったル動詞がなぜ俗語性を帯びるのかという問題についての回答も一応クリアにしてあって「ル動詞は一番基本的な語彙の単純和語動詞に色んな面で似ている(けど違う)のでかえってニセモノ感が出る」みたいな仮説が推したいポイントです

                                                                        論文集『構文形式と語彙情報』にル動詞の話を書きました - 誰がログ
                                                                      • ヤマタよ、AIを使え - 関内関外日記

                                                                        【ヤマタ运输】さーbisuをご利用顶き、诚ニありガとうございました。 ------------------------------ 香港から国际物配送され,宛先电话番号误りがががありありたたため,,配送配送できでき 下面记通り、配送情报をご补充ください、1~2営业日以内ニ改めテ配送を手配いたします。 ==>クリックしテから配送情报をご补充ください *また、100日元の再配送料ガかかります。 ------------------------------ ご迷惑をおかけしテ申し訳ございません。 ご了承のほど、よろしくお愿い申し上げます。 *注意:48时间以内ニご返信のない场合、差出人ニ返されることります。 ------------------------------ ※このアドレス送信になってて。本メール返信いただきましましてててもも,,するするする事ははは出来出来ませ おい、落ち着け。なんだ

                                                                          ヤマタよ、AIを使え - 関内関外日記
                                                                        • 「無為は退化で、人為は進化なのか?」ぐうたらな種の行方の話。

                                                                          「人はどこまで自然であるべきなのか?」 このことが気になりだしたのはいつ頃のことだったろうか? 人間にとっての不自然なものがいろいろと目に付くようになって、自分の中に懸念が広がっていったように記憶している。 それでも、このことは最近どこか忘れていたのだが、ひとつの本をキッカケに思い出すことになった。 私はなぜ、こんなような変なことが気になるのか?理由はわからないのだが、この感覚はどうやら子供の頃と変わっていないように思える。 この問いを解くためには、「自然」とはなんぞや?がないとならず、これがまた難しいのだが、逆の不自然とは何か?から、自然というものの輪郭を浮き上がらせることしかないのではなかろうか? ドツボにはまりそうなので、まあ、あまり難しく考えずに思うままに進めるしかないように思う。 まずは、思い出させてくれた本の言葉から始めることにする。 「無為」という言葉 こちらの本に、「無為」

                                                                            「無為は退化で、人為は進化なのか?」ぐうたらな種の行方の話。
                                                                          • ポータル記事の整備、カテゴリーの追加、デザインの変更 - 誰がログ

                                                                            はじめに 変更点 ポータル記事の整備 カテゴリーの追加・整理 デザインの変更 おわりに はじめに さいきん久しぶりにブログ全体に少し手を入れました。大きな変更もあるので記録しておきます。 変更点 ポータル記事の整備 下記の記事はもともとは本の紹介記事のまとめだったのですが、もう少しカバー範囲を広げてこのブログの主要な記事に飛べるようなページにすることを目指しました。 dlit.hatenadiary.com 具体的には、「言語学や研究について作成した教材(動画)」「言語学や研究に関するノウハウの紹介」「ほかの分野の本の感想など」を新設して該当する記事を追加しました。また、ほかのところにも新しい記事を追加したり記事を移動したりしました。 合わせて、目次を追加し冒頭の文章を修正しました。全体としては情報量が増え、また以前よりは整理されたのではないかと思います。 カテゴリーの追加・整理 カテゴリ

                                                                              ポータル記事の整備、カテゴリーの追加、デザインの変更 - 誰がログ
                                                                            • Twitter(現X)を対象にした日本語研究について雑文を書きました - 誰がログ

                                                                              さいきんTwitter(現X)がなんだかあやしいので日本語研究(言語学分野)についていくつかの話題を論文としてまとめました。下記に草稿を公開しています。紀要論文として公開される予定ですが、公刊はまだしばらく先になるので内容が気になる方はこちらをご覧ください。 www.academia.edu 紀要論文として公開することにした経緯などについても書いてあります。早く公開することを優先したというのがその理由の1つで、書いている間にも次々にTwitterに関する変更や報道が出てくるのでやはり急いで書いて良かったと思いました。 会話とか口頭発表ではイントロとか研究の背景として「さいきんTwitterがあやしいので…」という文体でさらっと話すことができますが、論文でこういう事情をちゃんと書くのは意外と面倒なので、そういう踏み台にしてもらえるようなものになっていると嬉しいです。

                                                                                Twitter(現X)を対象にした日本語研究について雑文を書きました - 誰がログ
                                                                              • 2023年度大学図書館職員短期研修に参加します - 猫に夢研究所

                                                                                目次 はじめに 概要 目的 到達目標 受講対象者 1.所属機関 2.勤務形態 3.年齢 4.勤務年数 開催会場 日時 定員 受講の前提となる知識 主催 主な研修内容 参考 2023年度カリキュラム 関連記事 関連リンク はじめに 2023年度大学図書館職員短期研修に参加します。 宿泊をともなう出張は、2017年が最後だったので、久しぶりです。当然、子ども(2020年生まれ)が生まれてからも初めて。出張期間中は、妻がワンオペ育児です……。大変だと思う……。ありがたいです。 ちなみに、私は、2023年4月1日現在の図書館勤務年数がちょうど10年目でした。そのため、受講条件の「2023年4月1日現在、大学等での図書館勤務年数が2年以上10年以下であること」がギリギリでした。「ただし、応募状況により、勤務年数が10年を超える職員の受講も可とすることがある」とありますが、ただし書きによらず、受講でき

                                                                                  2023年度大学図書館職員短期研修に参加します - 猫に夢研究所
                                                                                • 「合理的」によって封印されてきた「情緒」を育む方法

                                                                                  最近、ある人からこんなことを言われた。 「佐々木さんは確かに人に対して興味があるんでしょうけど、それは個々人それぞれに興味があるというわけではないですよね? 興味があるのはひとりひとりではなくて、人間というものの汎用的なセオリー、あるいはしくみの方ですよね。 だから、人が他人から訊かれてイヤーなところまで絶妙に深入りせずに相手が話していい範囲のところを上手く引き出せると思うんですよね。」 これは、たぶんお褒め?の言葉だったのだろう。 でも私は、そうは言ってもらったものの、深入りして不快にしてしまったこれまでの数々の記憶を思い出して、何ともバツが悪い感じになった。 褒められると自分の中でその逆の自分の悪いところが浮き上がってきてしまう。 残念ながらこれはよくあることだ。 ともかくそれでも、そのバツの悪さと同時に「セオリー、しくみ」に興味がある、という見立てに、私は確かにそうかも・・・という直

                                                                                    「合理的」によって封印されてきた「情緒」を育む方法