【#カミサマに満ちたセカイ】 カルト教徒として生きることを、親に選ばされた子どもたちがいます。いわゆる「2世信者」です。伝道活動を優先させられ、下着すら自由に買えない。教義を守ろうとして、進学先の選択肢を狭めてしまう。あらゆる行動を、組織の考え方と、その代弁者である親に決められる毎日。成長の過程で自尊心を砕かれ、生活に支障をきたす人も少なくありません。彼ら・彼女らはどういった課題を抱え、自らの人生を歩もうとする上で、どんな支えが必要になるのか? 当事者・専門家双方の言葉から、「生きづらさ」との向き合い方について考えます。(withnews編集部・神戸郁人) 【漫画】「あの日、母は『神』に抱かれてしまった」元カルト2世信者が描く過去 彼女を25年間縛ったもの 「カルトの考え方に影響されることで、自分らしさがわからなくなってしまう。2世信者の悩みを考えていくと、そうした課題に行き着きます」。匿