電源を入れてテーブルなどに置くと周囲の人の顔を認識し、レンズを上下/左右に回転させたり、ズームしたりして自動追尾。レンズに映る映像が変化するとカメラは“シャッターチャンス”と判断し、自動でシャッターを切る。「通常のカメラでは撮影の難しい、家族の飾らない姿、感情豊かな表情を自動で写真に残せる」という。 撮影画像の閲覧や撮影条件のカスタマイズはスマートフォンアプリ「Connect app for Mini PTZ Cam」(iOS、Android)で行う。カメラのリモート撮影にも対応する。 据え置き型の本体は60(幅)×90(高さ)×60(奥行き)mm、重量は約170g。ハードウェアにクラウドファンディング実施時からの変更はない。 新規事業の創出を目指すキヤノンは、これまでもカラビナデザインの小型カメラ「iNSPiC REC」や望遠鏡形の「PowerShot ZOOM」など新コンセプトのカメラ