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西加奈子の検索結果1 - 18 件 / 18件

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西加奈子に関するエントリは18件あります。 読書文学 などが関連タグです。 人気エントリには 『号泣しながら書いた人間の多面性|『ワイルドサイドをほっつき歩け』刊行記念対談|ブレイディ みかこ,西 加奈子|webちくま(1/4)』などがあります。
  • 号泣しながら書いた人間の多面性|『ワイルドサイドをほっつき歩け』刊行記念対談|ブレイディ みかこ,西 加奈子|webちくま(1/4)

    ブレイディみかこさんのエッセイ集『ワイルドサイドをほっつき歩け』刊行記念として、西加奈子さんと対談していただきました(2020年5月26日ビデオ通話にて)。 『ワイルドサイド~』に出てくるおっさんたちの話から、西さんの『おまじない』の「おじさん」にも話は及び、最後はコロナ渦のイギリス・ブライトンとバンクーバーの状況の話にも! 悩んでいる時に鮮やかに呼び止めてくれる感じがある 西:今そちらは何時ですか? ブレイディ:今23時。 西:こっちは15時です。飲んでくださいね。 ブレイディ:いえいえ(笑)。まだ水です。 西:感想言っていいですか? もう、本当にしびれて。むちゃくちゃ信じられると思いました。今まさに、自分が感じていたことを改めて考えさせてもらえました。これは『新潮』で連載しているエッセイにも書いたのですが、例えば私がバンクーバーに来て英語を学んでいるのも英米コンプレックスがあって。 ブ

      号泣しながら書いた人間の多面性|『ワイルドサイドをほっつき歩け』刊行記念対談|ブレイディ みかこ,西 加奈子|webちくま(1/4)
    • 西加奈子×田我流 「しなやかさ」と「狂気」に宿るカッコよさ | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]

      様々な世界で活躍する男女2人による対談連載「クロストーク」。今回登場するのは小説家の西加奈子さんとラッパーの田我流さんです。 じっくり話し合うのはこれが初めてという2人。といっても実は初対面ではなく、かねて田我流さんファンだった西さんは、ライブにも通って一緒に写真も撮っていた……それを田我流さんは気づいていなかったそうです。 そんな2人に語り合ってもらったテーマは次の二つ。それぞれの対談を&Mと&wに掲載します。 「カッコよさ」と聞いて2人が思い浮かべることとは――。さまざまな人物の名前が挙がった、こだわり満載のトークをお届けします。 西加奈子(にし・かなこ) 1977年、イランのテヘラン市生まれ。2004年に『あおい』でデビュー。2007年『通天閣』で織田作之助賞、2013年『ふくわらい』で河合隼雄物語賞を受賞。2015年『サラバ!』で第152回直木三十五賞を受賞し、同シリーズは累計10

        西加奈子×田我流 「しなやかさ」と「狂気」に宿るカッコよさ | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]
      • 西加奈子初のノンフィクション『くもをさがす』の書店の盛り上がりがすごい。

        どのお店も書店員さんのスキルの全力を以て展開されています。すごいです。感謝しかない。 サイン本が入荷しているお店も。独自の小冊子を作ってくれたお店も…! 全国100書店では関連フェアも展開中。本書で引用されたことばが載っている本たちが購入できます。

          西加奈子初のノンフィクション『くもをさがす』の書店の盛り上がりがすごい。
        • 明石家さんまプロデュースで西加奈子の小説「漁港の肉子ちゃん」劇場アニメ化(コメントあり / 動画あり)

          西加奈子の同名小説を原作とした「漁港の肉子ちゃん」は、漁港の船に住む母娘、肉子ちゃんとキクコの成長を描く物語。「海獣の子供」の渡辺歩が監督を務め、「海獣の子供」や「映画 えんとつ町のプペル」のSTUDIO4℃がアニメーション制作を手がけた。キャラクターデザインおよび総作画監督は小西賢一、脚本は大島里美が担当。 ビジュアルには、洗濯物が掛かった船の上で団子を持つ笑顔の母・肉子ちゃんと、読書に集中する娘・キクコの姿が描かれた。YouTubeで公開された特報には「おおきくて、まんまるで底抜けに明るい肉子ちゃんがみんなに幸せを運んでくれる」というナレーションが入り、数枚の絵コンテが映し出される。 発表にあたり、さんま、西、渡辺よりコメントが到着。さんまは「すごく良い感動的な作品なので、映像として残したいと思い、(映像化の)オファーをしたところ西さんがすぐOKしてくださって。最初にお話してから5年く

            明石家さんまプロデュースで西加奈子の小説「漁港の肉子ちゃん」劇場アニメ化(コメントあり / 動画あり)
          • 【読書】西加奈子さんの『i』は他の人の感想を聞きたくなる - はるの本棚

            こんにちは、はるのゆきです。 西加奈子さんの『i』を読みました。 ネタバレを含みます。 あらすじ アメリカ人の父と日本人の母のもとへ、養子としてやってきたアイ。 内戦、テロ、地震、貧困……世界には悲しいニュースがあふれている。なのに、自分は恵まれた生活を送っている。 そのことを思うと、アイはなんだか苦しくなるが、どうしたらいいかわからない。 けれど、やがてアイは、親友と出会い、愛する人と家族になり、ひとりの女性として自らの手で扉を開ける―― たとえ理解できなくても、愛することはできる。 世界を変えられないとしても、想うことはできる。 西加奈子の渾身の叫びに、深く心を揺さぶられる長編小説。 Amazon 内容紹介より 感想 どんな作品?に答えるのが難しい 本作は、題名である『i』がテーマとなっています。 『i』とは何か? ⭐︎虚数の『i』 ⭐︎英語で私を意味する『I』 ⭐︎日本語での『愛』

              【読書】西加奈子さんの『i』は他の人の感想を聞きたくなる - はるの本棚
            • 「私って動物やったんやな」。カナダでがんを経験した西加奈子が語る、自分の身体を取り戻すまで | CINRA

              2021年、長期滞在先のカナダで浸潤性乳管がんを宣告された作家の西加奈子。乳がんの発覚から治療を終えるまでの約8か月間を書いた著者初のノンフィクション作品『くもをさがす』は、2023年4月に刊行されて以来重版を重ね、同年11月に丸善ジュンク堂書店による『書店員が選ぶノンフィクション大賞 オールタイムベスト2023』大賞を受賞した。 西は作品のなかで綴る。「乳がん」という病を通じて向き合った、自分自身の肉体と精神のこと。「こうあるべき」という社会の視線から解放された心地よさ、自分をわかったうえでの自己責任によって気づかされたこと。作品内の「あなたの身体のボスは、あなただよ」という言葉にはハッとさせられる人も多いだろう。 賞の受賞式典後、西加奈子が考え続けてきた「自分の身体を取り戻すこと」について話を聞いた。 ─『書店員が選ぶノンフィクション大賞 オールタイムベスト2023』大賞の受賞、おめで

                「私って動物やったんやな」。カナダでがんを経験した西加奈子が語る、自分の身体を取り戻すまで | CINRA
              • 西加奈子さん 遺伝性乳がん+コロナ 「もう許して、私おごってた」:朝日新聞デジタル

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                  西加奈子さん 遺伝性乳がん+コロナ 「もう許して、私おごってた」:朝日新聞デジタル
                • 《Audible》サラバ!上 / 西加奈子 / 松坂桃李 - koe-no-hon

                  この記事について 作品情報 あらすじ・解説 作品紹介 Audible未体験の方 作品購入 Amazon 楽天/Yahoo!/セブンショッピング この記事について ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《サラバ!(上)》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。 作品情報 サラバ! 上: (小学館) 作者:西 加奈子 Audible Studios Amazon サラバ! 上 著者: 西加奈子 ナレーター: 松坂桃李 シリーズ: サラバ! 再生時間: 7 時間 48 分 完全版 オーディオブック 配信日: 2020/07/03 言語: 日本語 制作: Audible Stu

                    《Audible》サラバ!上 / 西加奈子 / 松坂桃李 - koe-no-hon
                  • 2020年秋に映画に♪ 『さくら』 西加奈子 - poorba-chan’s blog

                    『さくら』 西加奈子 素敵な表紙の本です。 この街で、物語が始まっていくんだな~と、読み始める前から想像が膨らみます。 主人公の「僕」は三人兄妹の真ん中。 かっこよく、人気者で優しい、スーパーヒーローの兄。 そして美しいけど乱暴で、ちょっと変わり者の妹。 穏やかでハンサムな父。 明朗快活な母。 そして、「僕」が小学生の頃、近所から貰ってきた子犬のさくら。 そんな、一見どこにでもある普通の一家の物語。 物語の始まりは、東京でひとり暮らしをしている、大学生の「僕」宛に、父から手紙が来るところから始まります。 「年末、家に帰ります。おとうさん」 スーパーのチラシの裏に書かれた、薄いえんぴつ文字。 たったこれだけの手紙でした。 実家に戻った「僕」を待っていたのは、 家出から戻り、ひとまわりも、ふたまわりも小さくなった父。 逆に肥大化し、アルコールに溺れた母。 内にこもった妹。 「さくら」も、12才

                      2020年秋に映画に♪ 『さくら』 西加奈子 - poorba-chan’s blog
                    • ナウシカの「怖くない」 乳がんの西加奈子さん、恐れを抱きしめた:朝日新聞デジタル

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                        ナウシカの「怖くない」 乳がんの西加奈子さん、恐れを抱きしめた:朝日新聞デジタル
                      • 両胸全摘手術を日帰り…西加奈子が体感したカナダの医療と日本の医療の「違い」(中原 美絵子)

                        作家の西加奈子さんが初のノンフィクションとして上梓した『くもをさがす』は、家族でカナダ滞在中にトリプルネガティブ乳がんだと見つかり、その治療をする中での生活を描いた一冊だ。 カナダで、がんになった。 あなたに、これを よんでほしいと思った。 すでに20万部を超えた本書の初版帯には、こんな風に書かれている。ここに書かれた「あなた」は、今を生きるすべての人だ。西さんの闘病記ではなく、病気の治療を経て感じた「幸せとは何か」を伝えるメッセージだからだ。 FRaUwebでは、西さんにロングインタビュー。1回目は乳がんを告知され、抗ガン治療中にコロナ陽性にもなった西さんがこの本を執筆した経緯を伺った。2回目は乳房全摘手術を前に考えた「自分の身体」への意識の変化をお伝えしている。そして第3回は、カナダで治療を受けてわかった日本の医療との違い、そしてカナダで治療したからこそ得たものを伺っていく。 実際、『

                          両胸全摘手術を日帰り…西加奈子が体感したカナダの医療と日本の医療の「違い」(中原 美絵子)
                        • 椎名林檎が西加奈子に“J-POP職人”の顔を明かす「本当に好きな音楽とは乖離してる」

                          番組後半では、椎名の最新作『日出処』のレコーディングスタジオを舞台に二人がトークを繰り広げた。西が「リミットがあるからできるところがある?」と質問をすると、椎名は「無かったら永遠に提出しないし売らないんじゃないかな。自分の中の完成形に到達したことが一回もない、到達したらやめちゃうんじゃないか」と語り、続けて「あんまりオタマジャクシ(音符)を思い浮かべないようにしてる。全部の可能性が出尽くしてると思ったら終わりだから」と、計算して作品を作ることからあえて離れていると明かした。 そんな椎名について、西は「職人さんみたいやなって思った。すごいシャイだし、表に出たくて出てるタイプじゃない。でも何万人の人に一斉に発信しているっていう自分をどう思ってる?」と核心をついた疑問をぶつけた。椎名はこの質問に「『J-POP職人』って自分で思ってるし、本当はすっごい好きな音楽ってこういうのじゃないから、(好きな

                            椎名林檎が西加奈子に“J-POP職人”の顔を明かす「本当に好きな音楽とは乖離してる」
                          • 《Audible》サラバ!下 / 西加奈子 / 松坂桃李 - koe-no-hon

                            この記事について 作品情報 あらすじ・解説 作品紹介 Audible未体験の方 作品購入 Amazon 楽天/Yahoo!/セブンショッピング この記事について ご覧いただきありがとうございます。こちらはAudible(オーディブル)でのオーディオブック版《サラバ!(下)》のレビュー記事となります。書籍版のレビューではありませんが、書籍版に興味を持って検索からこちらをご覧になられた方もぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。どうぞぜひ素敵なオーディオブックライフ&ブックライフを。 サラバ! 下: (小学館) 作者:西 加奈子 Audible Studios Amazon 作品情報 サラバ! 下 著者: 西加奈子 ナレーター: 松坂桃李 シリーズ: サラバ! 再生時間: 6時間 38 分 完全版 オーディオブック 配信日: 2020/07/03 言語: 日本語 制作: Audible Stud

                              《Audible》サラバ!下 / 西加奈子 / 松坂桃李 - koe-no-hon
                            • 『私の身体を生きる』西加奈子 村田沙耶香 金原ひとみ 島本理生 藤野可織 鈴木涼美 千早茜 朝吹真理子 エリイ 能町みね子 李琴峰 山下紘加 鳥飼茜 柴崎友香 宇佐見りん 藤原麻里菜 児玉雨子 | 単行本

                              17人の書き手が自らの「身体」と向き合って記す、生きるためのリレーエッセイ 私の身体はほんとうに私のもの? 私の身体はどんな視線にさらされ、どのように規定され、内面化されているのか。17人の人気小説家・美術作家・コラムニスト・漫画家・発明家が自らの「身体」と向き合い、ときにユーモラスに、ときに激しく、そしてかつてない真摯さで文章をつむぐ。「文學界」人気連載がついに単行本化。 著者は島本理生、村田沙耶香、藤野可織、西加奈子、鈴木涼美、金原ひとみ、千早茜、朝吹真理子、エリイ、能町みね子、李琴峰、山下紘加、鳥飼茜、柴崎友香、宇佐見りん、藤原麻里菜、児玉雨子の17人。 自分と自分の身体の関係を見つめる言葉が、これまで読んだことのない衝撃と共感をもたらす。 目次 島本理生「Better late than never」 村田沙耶香「肉体が観た奇跡」 藤野可織「「妊娠」と過ごしてきた」 西加奈子「身体

                                『私の身体を生きる』西加奈子 村田沙耶香 金原ひとみ 島本理生 藤野可織 鈴木涼美 千早茜 朝吹真理子 エリイ 能町みね子 李琴峰 山下紘加 鳥飼茜 柴崎友香 宇佐見りん 藤原麻里菜 児玉雨子 | 単行本
                              • 作家・西加奈子さんから2022年の若者たちへ 「夜が明ける」に込めた思い - ニュースウオッチ9

                                https://www.nhk.jp/p/nw9/ts/V94JP16WGN/blog/bl/pKzjVzogRK/bp/pKArYVZ94q/ 直木賞作家の西加奈子さん。2021年10月、「日本の若者の生きづらさ」をテーマにした長編小説「夜が明ける」を出版しました。本の表紙は歯を食いしばる若者の口元。西さんが描いたものです。マスクの下を想像したときにこの表情しか思い浮かばなかったと言います。描かれているのは現代の若者を取り巻く「貧困」「虐待」、そして「過重労働」。 小説に込めたのは「助けて」と声を上げてほしいという祈りだったと言います。現在、カナダで暮らしている西さんに和久田アナウンサーが聞きました。 1月11日(火)に放送されたインタビューの動画はこちらから。 ◎西加奈子 1977年イラン・テヘラン生まれ エジプト・カイロ、大阪府和泉市育ち    2015年に「サラバ!」で直木賞を受賞

                                  作家・西加奈子さんから2022年の若者たちへ 「夜が明ける」に込めた思い - ニュースウオッチ9
                                • ろきお on Twitter: "椎名林檎が西加奈子に“J-POP職人”の顔を明かす「本当に好きな音楽とは乖離してる」 https://t.co/hbICwa78ef まさにこのインタビュー、西加奈子が本当に容赦なくて、問いを向けられた椎名林檎が結局、"

                                  椎名林檎が西加奈子に“J-POP職人”の顔を明かす「本当に好きな音楽とは乖離してる」 https://t.co/hbICwa78ef まさにこのインタビュー、西加奈子が本当に容赦なくて、問いを向けられた椎名林檎が結局、

                                    ろきお on Twitter: "椎名林檎が西加奈子に“J-POP職人”の顔を明かす「本当に好きな音楽とは乖離してる」 https://t.co/hbICwa78ef まさにこのインタビュー、西加奈子が本当に容赦なくて、問いを向けられた椎名林檎が結局、"
                                  • 又吉直樹×西加奈子、小説『人間』対談 「自分は誰かで、誰かは自分だって考えることもできる」

                                    芥川賞作家でお笑いコンビ・ピースの又吉直樹が、最新刊『人間』(毎日新聞出版)の発売を記念し、直木賞作家の西加奈子との対談イベントを10月20日、東京都渋谷区の紀伊国屋サザンシアターで行った。リアルサウンド ブックでは今回、「人間であること、人間を書くこと」をテーマに繰り広げられた2人の対談を、約1万字のテキストで掲載。又吉直樹が本作を執筆しながら感じていたことや、表現者が持つ狂気、“人間”を感じる瞬間についてなど、親交の深い2人ならではの濃密な対談となった。(編集部) 又吉「早く永山と奥を会わせてあげたかった」 西:『人間』は読んでいて、もう脳みそが飛んでいきそうになる小説でした。私の好きなプロレスで例えると、ほとんどの凄い試合は「あの時のあの返しやな」とか「この組み合わせやからな」って、なんで凄かったかが説明できるんです。でも時々、凄いんだけど、何が凄かったのか全く説明できない試合があっ

                                      又吉直樹×西加奈子、小説『人間』対談 「自分は誰かで、誰かは自分だって考えることもできる」
                                    • 「“かわいそうか”は私が決める」直木賞・西加奈子が乳がん治療をさらけ出した理由

                                      「カナダでがんになった」 4月中旬に発売されたばかりの直木賞作家・西加奈子さんの新刊『くもをさがす』の帯に書かれた、言葉が目をひく。 今作で西さんは、2019年秋から語学留学のためカナダ・バンクーバーに家族で移住し、現地で「乳がん」と宣告されたことを明かした。 『くもをさがす』は日記をもとにして、自身の経験を構成した初のノンフィクション作品。 コロナの影響もあってカナダでがん治療を受けることを決めた西さんが、自身の抗がん剤治療の激しい副作用や両乳房を切除した手術、そして家族との生活を詳細に記録している。 厚生労働省によると、女性の乳がんは40代後半で発症のピークを迎え、女性が生涯で乳がんに罹患する確率は9人に1人。病とどう向きあっていくかは、働く世代にとっても決して他人事ではない。 西さんはなぜ、ノンフィクションという形でがんを公表したのか? 直木賞作家であり、日本を代表する人気作家である

                                        「“かわいそうか”は私が決める」直木賞・西加奈子が乳がん治療をさらけ出した理由
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