『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 前回の記事からの続きです。 今回からは、文章を書き終えてからの編集作業がテーマとなります。 まず禁句なのは「もったいない」という言葉。 せっかく書いた内容だとしても、「なんか違うな」と感じた場合は削るべきです。 また、よく言われることでもある「一文をなるべく短くする」べき理由についても解説します。 そして、書いた文章を自分で読み返すときに確認すべきなのは、読んで映像が思い浮かぶかどうかです。 それぞれについて詳しく説明していきます。 削るべきところは惜しまず削る 1時間前に書いた文章を読み返す場合、それは1時間前の自分と対話することだと思ってください。 「いまの自分」と「過去の自分」が対話していると考えることで、的確な推敲ができるようになります。 また冒頭でも言ったように、書いた文章を削る際、「もったいない」とは考えないようにしましょう。 「せっかく