開場から1年を迎えた東京・豊洲市場(江東区)で、一般客の人気はすっかり定着。すし店などの飲食エリアのほか、マグロの競りが見られる見学通路も、多くの人でにぎわっている。 【写真】すし店は築地同様に大盛況=豊洲市場 同市場内には、水産仲卸売場棟などにすし店をはじめ計40店近くの飲食店が営業しており、日々多くの客が利用している。中には2~3時間待ちの行列ができるすし店もあり、旧築地市場(中央区)からの人気は継続中だ。 水産仲卸売場棟には飲食エリアのほか、主に業務用のさまざまな調理器具やカツオ節、のり製品などの加工食材が買える物販エリアがあり、一般客の利用も可能とあって、足を運ぶ人も少なくない。 一般客の多くが利用するのが、水産卸売場棟の見学通路。同棟入り口には、かつて築地に入荷したクロマグロの中で、最も大きな宮崎県産マグロの模型が展示されており、記念撮影する人も多い。 見学通路は2階のガラス越し