柔道のアジア・オセアニア選手権第3日は8日、キルギスのビシケクで男女計5階級が行われ、東京五輪男子代表3人が出場した日本勢で100キロ級のウルフ・アロン(了徳寺大職)が4試合を制して優勝した(初戦は不戦勝)。ウズベキスタン選手との決勝は延長で一本を奪った。 90キロ級の向翔一郎(ALSOK)は初戦から2試合連続一本勝ちで進んだ決勝で、ウズベキスタン選手に一本負けして2位だった。 2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルで100キロ超級の原沢久喜(百五銀行)は2試合を勝ち上がり、金●(=王へんに民)宗(韓国)との決勝に進出。 原沢、ウルフ、向は3日終了のグランドスラム・アンタルヤ大会(トルコ)からの連戦。女子に日本勢はエントリーせず、最終日の9日の混合団体に日本は出場しない。(共同)