社会インフラや大型商業施設、オフィスビルなどでは、近年防犯対策として多数のカメラが設置されている。人々の安全・安心に対する意識が高まる一方で、増大するカメラ映像に対して映像を監視・確認する人の数は限られており、将来の労働人口減少により監視を担う警備員の減少や人件費の高騰も懸念されている。 このような状況のなか、映像解析AIがリアルタイムに異常行動や不審行動を自動で検知・判別することで、警備員の業務を軽減し、省人化できる役割が期待されている。さらには、膨大な映像の中から異常を瞬時に判別・通知し、警備員が即応することにより、犯罪の未然防止や、緊急・救急要請の迅速化に繋がる可能性も秘めている。 株式会社アジラは、施設向けAI警備システム「アジラ」をリリースした。 アジラは、既存の防犯カメラシステムをAI化できる施設向けAI警備システムである。24時間365日フル稼働で検知でき、カメラ映像の中から