2024.05.02 「Maker Faire Kyoto 2024」会場レポート #2:京都に現れたPナソニックの魔改造モンスターやちびティラノ、そしてミニ四駆と一緒に走る子どもたち #MFKyoto2024 Text by Yusuke Aoyama 会期が2日間にわたるMaker Faire Kyoto 2024だが、2日目は好天にも恵まれて開場時には初日以上に長い行列ができ、その多くが子どもと一緒の家族連れだった。メイカーフェアでは近年、教育関係や学生の参加を支援したり、子ども向けのワークショップを増やすなど、若年層向けた取り組みに力を入れている。 レポート#2では、そうした子ども向けのワークショップの様子の他、最近のメイカーフェアの一大勢力となりつつある、魔改造モンスターとペンプロッターについてお伝えする。 Pナソニックによって改造された2体のモンスターが京都に現れた! メイカー
2024.04.28 「Maker Faire Kyoto 2024」会場レポート:盆栽IoTに空気圧フリップフロップ回路に自作アニマトロニクスにQRコード対応賽銭箱など、奇想天外な展示に溢れた京都 #MFKyoto2024 Text by Yusuke Aoyama 2019年の初開催から4度目(対面イベントとしては3度目)となる、京都でのメイカーフェアが今年もやってきた。西日本では最大規模のメイカーフェアとあって注目度は高く、初日から来場者が詰め掛け、開場時間には200名余りの行列ができていた。このレポートでは、初日の会場の模様と、目についた展示をお伝えする。 盆栽をIoTと3Dで進化させる「BonsaIoT」 BonsaIoT(ブースD-01-03)が展示したのは、一般的な観賞植物よりもシビアな水やりが必要な盆栽の育成を、IoTによって省力化し、初心者でも盆栽に取り組みやすくすること
言いたいこと最近はCAT6Aでフラットケーブルが登場してるが、あれ全部ゴミだ 30mぐらいまであるけどマジゴミ。 買う価値なし。 ゴミは置いといても、LANケーブルには「準拠」と「対応」があるらしい。区別して使うべし 長い文章(読み飛ばしてよい)CAT6Aで施工指示したのに5Eになってたと言う記事を読んで思い出したので吐き出しておく。 大手OAサプライヤで売っている完成品LANケーブル。これもCAT6Aが標準になってきて久しい。5Eのものはほぼ見られなくなった。 その中でフラットケーブルと言われるものが売られている。 通常LANケーブルというのは、細い線が何本か寄り合わされて、さらに保護用のチューブに入れられた構造だ。なので断面が丸いケーブルが普通である。 それを、丸くまとめるのではなく一直線に横に並べ固めたものがある。これをフラットケーブルという。また見かけから「きしめんケーブル」などと
在宅勤務している人、多いですよね。 いつでも配達を受け取れてとても助かります。 しかし...2階で仕事をしていると、 インターホンの音が聞こえにくい! 他のことに集中していると気づかない!!!! せっかく配達に来てくれたのだから、一発で受け取りたいものです。 エンジニアらしく仕組みで解決しましょう! 忙しい人のための超要約 インターホンの室内モニタのA接点を使用します(鳴ると接点が閉じる) RaspberryPi Zero WH を用いて、A接点のオンオフによりGPIOの出力3.3VをGPIO17に印加する回路を組みます GPIO17に印加されたことをPythonスクリプトで検知します 検知したらLINE Messaging APIを使用してpush通知を送信します この説明で理解できる人は、記事全体を読む必要ないと思います。 電子工作初心者でも理解しやすいよう丁寧に書き上げたので、ぜひご
メモ代わりに使っていきます。 https://www2-kawakami.ct.osakafu-u.ac.jp/lecture/ キャパシタとコイルの式 コイルの式 L’i(t)=V(t) 電流(t)をtで微分した後にLをかけるとV(t)となる import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt # 定数定義 ω = 2*np.pi # 角周波数 L = 1 # インダクタンス # 時間の範囲を定義 t = np.linspace(0, 2*np.pi, 1000) # 入力電流 i_t = np.sin(ω*t) # 出力電圧 V_t = L * np.gradient(i_t, t) # プロット plt.figure(figsize=(10, 5)) plt.subplot(2, 1, 1) plt.plot(t, i_t, labe
▲Library not loadedとあるメッセージをよく読んでみると、何らかのライブラリが見つからないとある。これはわりとLinux系では良くある話で、開発者の環境には一通りライブラリが入っているのですんなり行くものの、一般人の環境には何も入っていないので動かない、というわけである。これはなかなか発見が難しい現象のようだ。 専用ツールが動かないなら、自分でビルドしないとダメか。というわけで環境作りから始めたわけだが、これが大変だった。まずMacの開発ツールセットであるXcodeから入っていないので、そこからインストール。 ▲Xcodeから入れないとダメなのか……さらにはパッケージマネージャ「Homebrew」も必要だというので、これもインストール。なおAppleシリコンのマシンではクッソ時間がかかるという注意書きがあるのだが、あまり気にせずインストールを始めたら、クッソ時間がかかった。
about みんなだいすきRaspberry Pi(以下ラズパイ)、せっかく買ったのに、仮想化基盤を家に用意して不要になったり、電子工作に飽きてもう使わなくなりがち… 買ったときは数千円〜1万円以上出したのにね… そんな可哀想なラズパイ、家に転がってませんか?もったいなくないですか? 僕も ラズパイ初代 ラズパイB+ ×2(マジでいらない…) ラズパイ4B(2GB) ラズパイ4B(4GB) が家に転がってます。 そこで、使い道を考えてみました。というか実際に運用しているものもあります。 使い道 Magic Mirror2 Magic Mirror2をご存知でしょうか? なんかいい感じに、「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?」的なのをすることができます。 実際にどういった使い方を想定しているかは、「スマートミラー」を検索してみればいいかな〜と。(適当でごめんなさい) 直近の自分のタスクとかをい
0. はじめに 以前の記事で作ったオリジナルキーボード、ポータブル性にはにすっかり満足していたが、これをiPhoneやiPadで使いたい欲が出てきた。ただ、通常の有線キーボードを単にLightning-USB(Type-C)ケーブルでつないでも、iPad側ではそれをキーボードと認識してくれない。どうやら有線でつなごうとすると、こちら記事のようなカメラアダプタが必要らしい… 本記事では、カメラアダプタではなくBluetooth接続を選択した経緯と、その実現方法や苦労した点、参考になったプロジェクトなどを備忘録として書き残す。 1. 成果物 インターフェース1月号でPico WのBluetoothが解禁になったと知って、有線キーボードを無線化できる外付けデバイスを作ってみた せっかくなのでiPhoneに試し打ちした様子をキャプチャ 次はこれを収める箱でも設計しようかな#キーボード#自作キーボー
18年間テレビ番組制作者を務めたのち、文筆家として独立。家電から放送機器まで執筆・評論活動を行なう傍ら、子供の教育と保護者活動の合理化・IT化に取り組む。一般社団法人「インターネットユーザー協会」代表理事。 もういい加減にしろよと読者から怒られかねないのだが、まだまだキーボードの話である。 KeychronのK11 Proを購入し、散々いじくり回していたわけだが、まあさすがに自作までは時間ないし、キーボード改造もここまでかなと思っていた。ところが先日、PFUのHHKB Studioのお話を聞く機会があり、1995年当時の秋葉原の話などが出て、懐かしく思い出した。この記事はまもなくITmedia MONOistに掲載されると思うので、お楽しみにしていただきたい。 そのインタビューの中で、秋葉原のキーボード専門店「遊舎工房」の話が出て、そういえばまだ一度も行ったことないなと気づいた。だいたいこ
回路から自分で設計したキーボードが普通に使えるようになった。致命的な設計ミスや組み立てミスがなく自分でも驚きだ。名前は「ThumbShift5-15TB」とした。親指シフト入力に向く作りになっている。 KiCad(というフリーの回路設計CAD)で回路図を描いて、 KiCADで基板も設計して、 トッププレートやボトムプレートも設計して、 データをまとめてJLCPCBに発注すると送料込み1万円程度で2週間もかからず基板が届いて、 基板の横を黒く塗って(このひと手間で見栄えがよくなる)、 Pro Micro(マイコン)にコンスルーをはんだづけして、 LEDを基板にはんだづけして、 ダイオードを基板にはんだづけして、 トラックボールユニットにピンヘッダをはんだづけして、 基板にはトラックボールユニット用のピンソケットをはんだづけして、 スイッチソケットを基板にはんだづけして、 リセットスイッチを基
はじめに 電子工作で使われがちなコネクタを紹介し、使える工具を紹介します。これを見れば、これまでコネクタを使った電子工作をしたことがなくてもできるようなります。これを通して必要になった時に調べて自分で選んで使えるようになることを目指します。 色々コネクタ試して苦労した経験があったので参考にしてお金と時間と苦労を節約していただければ幸いです。 ※かなり前に記事を書きましたが、だいぶ古くなってきたのでここで書き直しておこうと思います。(前のは公開したままにしてありますが、こちらに誘導するようにしています) はじめに コネクタを使おう コネクタを使うメリット コネクタを使うとデメリット 電子工作で使われがちなコネクタ 信号用コネクタ 電子工作圧着端子早見表 QI2550コネクタ JST XHコネクタ JST PHコネクタ JST ZHコネクタ JST PAコネクタ JST NHコネクタ コネクタ
「Raspberry Pi 5」の日本での販売が2024年2月13日に始まりました。GIGAZINEでは一足先にRaspberry Pi 5を入手しており、読者からの意見を募りつつ「外観および搭載チップのチェック」「OSインストール手順」「純正クーラーの効果」「必要な電源の種類」「M.2 SSDの接続方法」などなど詳細なレビュー記事を大量に公開してきたので、日本での発売に際してこれまでのレビュー内容を一気にまとめてみました。このページを読めばRaspberry Pi 5に関するほとんどの情報を網羅できるはず! ・目次 ◆01:外観&搭載チップを細かくチェック ◆02:OSのインストール手順や日本語化手順を詳しく解説 ◆03:純正クーラーの干渉をチェック ◆04:純正クーラーは必要なのか?高負荷時の温度をチェック ◆05:安定動作に必要な電源はどれか? ◆06:外部ストレージをUSB接続して
Creative Adventureの作品「ピカピカ基板」の改造で使った、ブラウザ上で気軽に動かせる電子回路シミュレーター「Circuit Simulator Applet」はオープンソースだったので、日本語を追加しました。 「ピカピカ回路 - Circuit Simulator version 2.8.1js - 日本語対応版」 src on GitHub 前回設計した回路もそのまま動きます。最新コードにプルリクしたので、もしかしたら反映してもらえるかも!(公式サイト、Circuit Simulator Applet) 「add local_ja by taisukef · Pull Request #71 · pfalstad/circuitjs1」 Appletの名前の通り、元は懐かしのJava Appletとして実装されたもの。GoogleのGWTによって、JavaScriptに変
コードベースでプリント基板を設計できるツール「atopile」が登場しました。atopileを使えば、必要な仕様を記述するだけでパーツを自動選択したり、GitHubを使用して複数人でコラボレーションを行ったりできます。 Code to Electronics - atopile https://atopile.io/ atopileの開発者がデモムービーをYouTubeにアップロードしており、atopileがどんなツールなのかを確認することが可能です。 atopile product demo - YouTube ムービーの冒頭でatopileの開発者が「論理回路学習キット」を取り出しました。 この論理回路学習キットの基板は「ato」という専用言語を使用してデザインされています。コードの中の「module」が基板のコンポーネントのそれぞれに対応しているとのこと。まず小さいmoduleを作成
シングルボードコンピューターのRaspberry Piはさまざまなコネクタや入出力インタフェースを備えており、プログラミングの実行環境として利用されているほか、端末制御によるちょっとした工作に使うことも可能です。オンライン掲示板サイトのRedditに、Raspberry PiとChatGPTを駆使して冷蔵庫の中身を追跡するというアイデアが投稿されています。 Upgrading my Pi4 Smart Fridge with GTP4 Vision : r/raspberry_pi https://www.reddit.com/r/raspberry_pi/comments/19epwtn/upgrading_my_pi4_smart_fridge_with_gtp4_vision/ Raspberry Pi smart fridge uses Chat GPT4 to keep trac
電子工作を可愛くキレイに。個人発注も可能なJLCPCBのフルカラー印刷基板をネプコン会場で見た 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 2025年1月22〜24日にかけて,東京ビッグサイトで「第39回 ネプコン ジャパン -エレクトロニクス 開発・実装展-」が開催された。 ネプコン ジャパンは,電子部品やその材料,および製造,実装,検査などに関する展示会だ。4Gamerとしては,基本的に「それによって作られたもの」以降がフォーカスの対象となるので,過去に取材入りしたことは無い。 しかし,奇妙な情報が飛び込んできた――「ネプコン会場で原神とブルアカを見た」。いったいどういうことだろうか。 そんなわけで馳せ参じてみたのが,基板や3Dプリント製品などのメーカー・JLCPCBのブースだ。そこで展示されていたのが,このプリント基板。今後展開予定の,フルカラーUV印刷PCBのサンプルだ。なお当然ながらライセ
スイッチサイエンス、話題のALIENTEK社 格安超小型安定化電源「DP100」とUSB-PDはんだごて2種「T80」「T65」を2024年1月12日より販売開始 株式会社スイッチサイエンス(以下スイッチサイエンス、本社:東京都新宿区、代表取締役:金本茂)は、ALIENTEK(本社:中国広州市)の格安超小型安定化電源「DP100」とUSB-PDはんだごて2種「T80」「T65」を2024年1月12日より販売開始します。 「DP100」は、電源をUSB Type-C端子から入力できる定電流・定電圧出力対応、手のひらサイズの超小型軽量安定化電源です。ジッパー付きバッグが付属し、持ち運びに便利です。 「T80」「T65」は、USB Type-C接続で電源供給可能な携帯性に優れたはんだごてで、本体にOLEDディスプレイを内蔵しており、温度設定や動作電圧設定、その他細かなパラメータ設定が可能です。専
世の中には、一見関係なさそうな物理現象がITシステムに不可思議な影響を及ぼすことがあります 例えば,500マイル以上離れた場所にメールが送れないという話だったり 中国人のAさんがお茶を入れると会社のネットが繋がらなくなる という話があります。 私の場合は、祖母が就寝するとDBインサートが失敗する、という状況でした 実家の見守りシステム 問題が起きているのは、離れた実家にいる一人暮らしの祖母の状態を見守るために作成した自作のシステムです。 気温や湿度、CO2濃度、明るさ、部屋のドアの開閉、冷蔵庫の開閉の状況をモニタリングできるようにしています。 Raspberry Piに各種センサが接続され、定期的にInfluxDBに送信し、Grafanaという可視化ツールでいつでも見られるようにしています。 これらの情報を見ることで、祖母の家の部屋の温度が適切か、活動しているか、部屋にいるかなどが分かりま
仕事やプライベートで複数のデスクトップPCを使用している人は、マウスやキーボードをいちいち切り替えるのが面倒に感じた経験があるかもしれません。ソフトウェアエンジニアのHrvoje Cavrak氏が、異なるOSで動いているPC間でも1組のマウスやキーボードの出力先を瞬時に切り替えられるUSB切替機を自作し、コードやハードウェアの設計をGitHubで公開しています。 GitHub - hrvach/deskhop: Fast Desktop Switching Device https://github.com/hrvach/deskhop Building A Better Keyboard And Mouse Switch | Hackaday https://hackaday.com/2023/12/26/building-a-better-keyboard-and-mouse-swit
この記事はキーボード #1 Advent Calendar 2023 12月21日の記事です。 はじめに 現在開発中のpicot5400について紹介します。 picot5400はタイトルに記載の通り、トラックボールとマイコンをモジュール化して様々なキーボードで扱えるようにするためのユニットです。ProMicroなどのマイコンと、マウスセンサーのブレイクアウトボードを合体させたようなユニットです。ProMicroで自作キーボードを設計したことのある方であれば、簡単にトラックボール付キーボードの設計ができることを目指して開発しています。 12pinコンスルーに対応した pic.twitter.com/uJyt7ttutV — aki27 (@aki27kbd) November 27, 2023 主な特徴を列挙してみます。 マイコンはRP2040を採用 トラックボール用のマウスセンサーとしてP
はじめに まずは下記の動画をどうぞ 1000円以下のマイコンだけで物体形状の学習、推論が動いた。 緑色のは8×8ピクセルのToFセンサVL53L7CX、マイコンはSeeed XIAO RP2040、学習アルゴリズムはSEFR(multi-class)、学習時間は約12ms。 前半で、無、👊、✌️、✋を学習して、後半は推論。推論時間は1ms以下ですが、ToFセンサ読み出しに時間がかかっています。 1000円以下のマイコンだけで物体形状の学習、推論が動いた。 緑色のは8×8ピクセルのToFセンサVL53L7CX、マイコンはSeeed XIAO RP2040、学習アルゴリズムはSEFR(multi-class)、学習時間は約12ms。… pic.twitter.com/ccJQ7fDE0A — ミクミンP/Kazuhiro Sasao (@ksasao) December 19, 2023 2
需要のわからない記事を作る自由物書き。分解とかアホな工作とかもやるよー。USBを「ゆしば」と呼ぼう協会実質代表。 工作機械とか工具は、見てると欲しくなりますよね。溶接機なんかもそのひとつで、100Vでも使える安物なら1万円せずに手に入ったりもします。ただ、買っても使わない自信が120%あるので、買いませんけど。 とはいえ、もっと小規模な溶接であれば、話は別。具体的には薄い金属板の溶接……そう、電池のタブ付けです。リチウム電池やコイン電池の交換をしようと機器を分解したところ、ソケットではなくタブ付き電池で、交換に苦労することってありますよね。こんなときでも、タブ付けができるスポット溶接機があれば、新しい電池に交換できます。 以前はそれなりに高価な品を買うか、DIYキットに手を出すくらいしか選択肢がなかったのですが、AliExpressで探してみると、いつのまにやらイロイロ製品が出ていました。
ラズピッピAC17日目です。別にラズピッピじゃなくていいんだけど、絡めていく〜ッ。 adventar.org ダイソーのUSB人感センサーケーブルがすごい こないだ渋谷のダイソーをふらついていたら、電気小物コーナーに「人感センサーケーブル」なるものが売られていました。300円。 人が通ると1分間USBの通電するというものらしく、想定されているものは電飾系のようです。使用可能最大電流は1Aなので、それを超えるとだめとのこと。また、モーターが使われている機器とLEDドライバーが必要な機器がNG指定されています。が、まあ買いますよね。 中身はこんな感じで、いたってシンプル。 1Aに収まっていればOKということは、Raspberry Pi Picoとかなら多分OKだし、なんならPi Zero WもOKな気がしますね。ただし、Pi Zero Wの場合、起動完了が1分に間に合うかという問題はあります。
この記事はBASEアドベントカレンダー2023 7日目の記事です ! (12/8追記) 「基盤」という誤った表記を「基板」に変更しました。 まえがき唐突ですが、インターネットの世界に生きる私のような人間にとって、現代社会のあらゆる自己表現はテキストを介して行われる、といった面があります。 テキストを書かなければ人間関係も仕事も始まりません。 そしてそのテキストをひねり出すためになにが必要なのか。それはキーボードなのです。 古来よりキーボードというハードウェアにまつわる話題は様々ありましたが、近年そのなかでもメカニカルキーボードというカテゴリが大変な賑わいを魅せています。 自分もそんなメカニカルキーボードの世界に魅せられてジャンキーになってしまった人間の一人です。 しかし、キーボード界隈はさまざまな用語が飛び交っている割に、網羅的な情報が少なくとっつきにくい部分があるのもまた事実。 そこで、
キーボードの話 - Powered by Obsidian Publish.
注目デバイスの活用で組み込み開発の幅を広げることが狙いの本連載。第20回は、筆者が独断と妄想に駆られて作ってみたFPGAで制御するミュージックシーケンサーを紹介する。 はじめに 本連載は、古今東西面白いデバイスを筆者の嗅覚で探し出し実際の製作や実験を交えながら対象デバイスを深堀りすることがテーマです。今回は筆者がただただ独断と妄想に駆られて作ってみたものになりますが、FPGAで制御するミュージックシーケンサーを紹介したいと思います。 音楽と組み込みというとちょっと縁遠い関係に見えるかもしれませんが、音楽を奏でる楽器は最も古い精密機器の一つです。現在まで使われている絶対12音階は、既にバッハの時代からあったのでしょうか。それを楽器として実現するには、それなりの数学的知識も必要ですし、経年変化しない素材の選択や加工なども含めて、当時としてはハイテクの粋を結集した工芸品であったことは想像に難くあ
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