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黒田東彦の検索結果1 - 12 件 / 12件

  • 黒田東彦・前日銀総裁に瑞宝大綬章 「功績に対する叙勲と考え感謝」 | 毎日新聞

    春の叙勲では、前日銀総裁で財務省財務官なども歴任した黒田東彦氏(79)が瑞宝大綬章を受章した。「私の勤務した財務省、アジア開発銀行(ADB)、日本銀行の功績に対する叙勲と考え、感謝いたします」。金融政策運営でリーダーシップを発揮し、その大胆さから「黒田バズーカ」とも称されたが、受章に際して寄せたコメントでは、功績を所属機関に帰する気配りをのぞかせた。 東大を卒業後、1967年に大蔵省(現財務省)に入省。99年、大蔵省の国際部門を統括する財務官に就任した。退官後の2005年からADB総裁となり、国際金融の分野で活躍した。 安倍晋三政権のもと、13年に日銀総裁に就任。経済政策「アベノミクス」の一環となった大規模な金融緩和(異次元緩和)を主導し、デフレ脱却を目指した。 総裁在任期間は歴代最長の2期10年。異次元緩和は企業業績や株価を後押しする一方、円安を通じ生活負担の増加を招くなど功罪両面が指摘

      黒田東彦・前日銀総裁に瑞宝大綬章 「功績に対する叙勲と考え感謝」 | 毎日新聞
    • 黒田東彦・前日銀総裁の「私の履歴書」は1年早過ぎた

      58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、2005年に楽天証券経済研究所客員研究員、23年3月から現職。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 金融関係者の間で日本経済新聞の「私の履歴書」が話題になっている。日本銀行の前総裁である黒田東彦氏が、退任早々に書き手として登場したからだ。大いに歓迎すべき点も多いが、「黒田履歴書」を読んでいて常識的に「1年は早かったのでないか」と思う箇所があった。読者はどう思うだろうか?(経済評論家 山崎 元) 日銀前総裁の黒田東彦氏が 「私の履歴書」に話題の登場 日本銀行の前総裁である黒田東彦氏が、日本経済新聞の連載コラ

        黒田東彦・前日銀総裁の「私の履歴書」は1年早過ぎた
      • 黒田東彦(1) 国益を追って - 日本経済新聞

        2013年2月21日だったと思う。マニラのアジア開発銀行(ADB)総裁室で補佐官がつないだ電話の驚きを、鮮明に覚えている。「白川方明日本銀行総裁の後任として、黒田さんを指名したい」。安倍晋三元首相の声だった。安倍氏にはADB総裁として二、三度アジア経済について説明しただけだ。総裁候補との噂はマニラにも届いたが、ADB総裁に3選されて1年しかたっていなかった。一瞬は戸惑ったものの、私は指名を受

          黒田東彦(1) 国益を追って - 日本経済新聞
        • 黒田東彦・前日銀総裁に瑞宝大綬章、政府発表の日に1ドル=160円 「この人がもらっていいの?」「何の冗談だ」怒りの声:中日スポーツ・東京中日スポーツ

          黒田東彦・前日銀総裁に瑞宝大綬章、政府発表の日に1ドル=160円 「この人がもらっていいの?」「何の冗談だ」怒りの声 2024年4月29日 13時06分 政府は29日、ことしの春の叙勲で黒田東彦前日銀総裁(79)が瑞宝大綬章を受章すると発表した。総裁を歴代最長の10年超務めた黒田前総裁による「異次元の金融緩和」は円安基調を生み出した。くしくもこの日の外国為替市場外国為替市場の円相場は対ドルで急落し、一時1ドル=160円台を付けた。このタイミングでの受章にネット上では「この人がもらっていいの?」「『日本を貧乏にしたで賞』かな?」などと怒りの声が挙がった。 「デフレからの脱却」を目指し、「黒田バズーカ」と呼ばれた大幅な金融緩和は、長期的に続く円安基調を生み出した。後任の植田和男総裁は「マイナス金利政策」の解除には踏み切ったものの、黒田前総裁が取ってきた金融政策の大幅な見直しには至っていない。2

            黒田東彦・前日銀総裁に瑞宝大綬章、政府発表の日に1ドル=160円 「この人がもらっていいの?」「何の冗談だ」怒りの声:中日スポーツ・東京中日スポーツ
          • 黒田東彦(前日本銀行総裁) 私の履歴書(4)「教駒」の6年 - 日本経済新聞

            東京教育大学(現筑波大学)付属駒場中・高等学校は男子校で「教駒」と呼ばれた。当時は今のような難関ではなかったが、中学の入試倍率は7〜8倍だったようだ。入学すると驚くべき同級生がいた。後に通産省(現経済産業省)に進んだ松本厚治君。アインシュタインの複雑な「相対性理論」を立て板に水で説明してくれる。「子供の科学」や「科学画報」くらいしか読んだことがない私にはまったく理解できない。大いに刺激を受け、

              黒田東彦(前日本銀行総裁) 私の履歴書(4)「教駒」の6年 - 日本経済新聞
            • 日銀の黒田東彦前総裁、足元の円安「行き過ぎ」 NYで講演 - 日本経済新聞

              【ニューヨーク=三島大地】日銀の黒田東彦前総裁は1日、米コロンビア大学で講演した。日銀が3月の金融政策決定会合で決めたマイナス金利政策の解除について、正常化への第一歩だと評価した。足元の円安は行き過ぎとも指摘した。中長期的には為替相場の基調が円高に回帰するとの見通しを示した。「日本経済の展望と金融政策の正常化」と題した講演で述べた。講演は非公開で開かれた。複数の参加者によると、足元の円安は行

                日銀の黒田東彦前総裁、足元の円安「行き過ぎ」 NYで講演 - 日本経済新聞
              • 黒田東彦(前日本銀行総裁) 私の履歴書(1)国益を追って - 日本経済新聞

                2013年2月21日だったと思う。マニラのアジア開発銀行(ADB)総裁室で補佐官がつないだ電話の驚きを、鮮明に覚えている。「白川方明日本銀行総裁の後任として、黒田さんを指名したい」。安倍晋三元首相の声だった。安倍氏にはADB総裁として二、三度アジア経済について説明しただけだ。総裁候補との噂はマニラにも届いたが、ADB総裁に3選されて1年しかたっていなかった。一瞬は戸惑ったものの、私は指名を受

                  黒田東彦(前日本銀行総裁) 私の履歴書(1)国益を追って - 日本経済新聞
                • 黒田東彦(前日本銀行総裁) 私の履歴書(7)英国留学 - 日本経済新聞

                  大蔵省秘書課の勤務を終え、人事院の在外研究員として1969年6月から2年間、英国に留学した。江田五月東京地裁判事補(後の参院議長)や林康夫通産省事務官(後の中小企業庁長官)ら合計6人の英国留学組がヒースロー空港に入った。ところが、迎えてくれるはずのブリティッシュ・カウンシルの人がいない。やむなく6人で語学研修を受けるケンブリッジに向かった。ケンブリッジ駅で別れ、下宿先の家に行ったが、誰もいない

                    黒田東彦(前日本銀行総裁) 私の履歴書(7)英国留学 - 日本経済新聞
                  • 黒田東彦(前日本銀行総裁) 私の履歴書(6)大蔵省秘書課 - 日本経済新聞

                    1967年4月に大蔵省(現財務省)に入り、大臣官房秘書課調査係に配属された。主な仕事は職員の海外出張の世話だった。大臣までの決裁を取って発令し、会計課から旅費の支出官負担証明をもらい、外務省から公用旅券を取り付ける。大蔵本省、財務局、税関の海外出張事務を一手に引き受け、旅費予算の要求から管理まで担当した。このころ、国際会議での海外出張が増えていた。係長と2人の係員による事務が膨大になり、翌年

                      黒田東彦(前日本銀行総裁) 私の履歴書(6)大蔵省秘書課 - 日本経済新聞
                    • 黒田東彦(前日本銀行総裁) 私の履歴書(10)幻の一般消費税 - 日本経済新聞

                      国際金融とともに、大蔵省で私が携わったのが税制の仕事だ。1978年7月、米国から帰任して主税局調査課の課長補佐となり、現在の消費税の一昔前に浮上した「一般消費税」の導入を準備した。当時は第1次石油危機後の経済不振に対応する景気対策などで財政赤字が増え、国債残高が急増して財政再建が喫緊の課題だった。政府税制調査会は77年の中期答申で新たな間接税として一般消費税の導入を求め、特別部会で具体的な検討

                        黒田東彦(前日本銀行総裁) 私の履歴書(10)幻の一般消費税 - 日本経済新聞
                      • 黒田東彦(前日本銀行総裁) 私の履歴書(23)異次元緩和 - 日本経済新聞

                        2013年3月20日、私は白川方明氏の後任として、第31代の日銀総裁に就任した。初めて率いる組織で、日本経済の懸案であるデフレ克服に全力を尽くす決意を自分の言葉で伝えたい。そう思い、翌21日の就任挨拶を考えた。「いま、日本銀行は岐路に立たされています」。副総裁や審議委員、理事、幹部職員などを前に、まず私は危機感を語った。日本経済は1998年以来、15年も続くデフレに悩む。世界中でこんな国は1つ

                          黒田東彦(前日本銀行総裁) 私の履歴書(23)異次元緩和 - 日本経済新聞
                        • 黒田東彦(前日本銀行総裁) 私の履歴書(26)新型コロナ禍 - 日本経済新聞

                          2020年の初頭、新型コロナウイルスの感染拡大が世界を揺るがした。日本も例外ではなく、経済や社会、そして我々の行動様式を変えていった。日銀総裁の私にとっても未知の挑戦だった。日本政府は国民にマスク着用を勧め、緊急に開発されたワクチンの輸入に努めた。だが、その強い感染力はとまらない。政府は緊急事態宣言などで飲食店や店舗の営業を規制し、外食や旅行の需要が急減した。感染抑止のために経済活動を意図的

                            黒田東彦(前日本銀行総裁) 私の履歴書(26)新型コロナ禍 - 日本経済新聞
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