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  • リモートワーク社員80人分のVPN環境を低コストかつスケーラブルに提供する方法

    こんにちは。Finatextでエンジニアをしている @s_tajima です。 新型コロナウイルス感染症の影響により、近年徐々に広まりつつあったリモートワークやテレワークといった働き方やその設備に対する企業の温度感が、「あったらいいね」から「無いとだめ」に急速に変わりつつあるのを感じます。 弊社も先日の緊急事態宣言を受け、 全社的に原則在宅勤務という体制 に移行しました。 そこで今回は、Finatextのリモートワーク(在宅勤務)を支えるVPNのシステムについてご紹介したいと思います。 FinatextのVPNシステムは以下のように運用しています。 月に2万円程度のコストPritunlというオープンソースのソフトウェアを使用AWS上にスケーラブルな形で構築エンジニア・非エンジニア含めて80人ほどの社員が利用今使っているVPNに何かしらの不満がある方、突然VPNの環境が必要になりどのように構

      リモートワーク社員80人分のVPN環境を低コストかつスケーラブルに提供する方法
    • 金融を“サービス”として再発明するための技術スタック

      こんにちは。Finatextでエンジニアのマネジメントをしている河本です。 当社は「金融を“サービス”として再発明する」をミッションとして掲げ、ビジネスの成長とともに技術領域も拡大させてきました。 エンジニアチームは今、私たちが「BaaS (Brokerage as a Service)」と呼んでいる証券サービスのためのシステム基盤と、そのBaaS上のサービス開発に力を注いでいます。 今回は、そんな当社の技術スタックについて紹介したいと思います。 開発環境・CI/CDGitHubSwaggerSonarCloudPostmanTerraformAWS CodeBuildAWS CodePipelineコードはGitHubで管理され、API 仕様管理には Swagger が使われています。SonarCloud を用いてソースコードの健全性やテストカバレッジの可視化を行っています。API開発の

        金融を“サービス”として再発明するための技術スタック
      • swagger-merger を用いた大規模API開発における Swagger 運用

        はじめにこんにちは、Finatext で保険事業のプロダクト開発をしている @toshipon です。今回は以前の Fin-JAWS のイベントで少し紹介させていただいた、我々の現場で取り組んでいる、大規模API開発における Swagger を用いたAPI仕様のドキュメント運用方法について紹介いたします。 概要我々の現場では、API ベースのWeb Application を開発する際に、Swagger を用いて API 設計をしたり、BFFサーバー開発者やフロントエンド開発者とのコミュニケーション手段として活用しています。 ただし、Web Application の規模が大きくなってくると、Swagger の 定義ファイルは肥大化してしまい、メンテナンスが困難になってきます。 今回は、Web Application の規模が大きくなっても耐えうる Swagger 定義ファイルの運用方法を

          swagger-merger を用いた大規模API開発における Swagger 運用
        • 次世代デジタル保険を支える監視・通知の技術

          監視・通知の仕組みの全体像また、弊社では Terraform を用いて IaC ( Infrastructure as Code ) を実現して、各AWSアカウント環境の状態をコードで一元管理していますが、 Datadog の監視項目も Provider が用意されているため、Terraform で管理をすることが可能です。現状はすべての Datadog の監視項目がコード化されているわけではないですが、こちらは随時対応を行っていきたいと思っています。 外形監視外形監視は、WebサイトやAPIエンドポイントが正常に動作していることを、定期的に特定のURLに対して問い合わせをして、期待されたステータスコードや要素を返すことを監視することを目的とします。 弊社では Datadog の Synthetic Monitoring という機能を利用して監視を行っていますが、この機能の特徴としては W

            次世代デジタル保険を支える監視・通知の技術
          • LoIのさいつよの情報システムを実践していますという話

            はじめにこんにちは、Finatextでエンジニアをしている @s_tajima です。 先日、 リーグオブ情シス 第一回 スーパーリーグ #LoI というオンラインイベントが実施されていました。 詳細はconnpassのページをみていただけるとよいかなと思うのですが、簡単にいうと「僕がかんがえたさいつよの情報システム」をプレゼンテーションし合うイベントです。 そこで発表されていた、さいつよの情報システムのうち、視聴者投票で1位だった吉田さんの提案した構成が、弊社で実際に稼働させているものにすごく近しいものでした。せっかくなのでどんな点が共通していたか、どんな点が異なっていたかというのを紹介してみようかなと思います! 前提条件LoIで提示されていた前提条件は 企業規模: 100~200名業種: インターネットサービス企業 (SaaS型MAツール)一人あたり月額予算: 10,000円情シス人数

              LoIのさいつよの情報システムを実践していますという話
            • Pythonで競プロをしよう!〜入門者が知っておくべきTips〜

              こんにちは、Finatextグループのナウキャストでデータエンジニアをしているけびん( Twitter: @Kevinrobot34, AtCoder: Kevinrobot34 )です。先日、PyCon JP 2020で、「Pythonで競プロをしよう! 〜入門者が知っておくべき高速化Tips〜」という題名で発表をさせていただきました。発表時のスライドと動画はこちらです。 この内容について、少し加筆してまとめようと思います。 はじめに最近AtCoderを中心に、競技プログラミングの人気が高まっています。 C++で参加している人が最も多いですが、Pythonで参加している人もかなり増えています。 Pythonは書きやすい一方でC++と比べてしまうと実行速度が遅く、Logicは正しくてもPythonだとTLE(Time Limited Exceeded, 時間超過)してしまうことも少なくあり

                Pythonで競プロをしよう!〜入門者が知っておくべきTips〜
              • Athena+Embulk+BigQueryによるアプリケーションログの分析環境構築

                はじめにこんにちは、Finatextで証券プラットフォーム(Brokerage as a Service、以下BaaS)の開発に携わっている石橋(@bashi0501)です。過去のFinatextテックブログではTerraform、CDKとIaCをテーマにした記事しか書いたことがなかったのですが、今回はログの分析活用をテーマとします。 概要弊社の証券事業ではECSによるワークロードを組んでいます。本テーマのアプリケーションログについては標準出力したものをawslogsログドライバーが回収してCloudWatch Logsに送信しています。 ログの検索という観点ではCloudWatch Logs Insightsというサービスでかなりリッチにフィルターや集計を行うことができるのですが、ログデータを元にしたユーザーのファネル分析や業務改善(後述します)に活かしていきたいという意図があるため、マ

                  Athena+Embulk+BigQueryによるアプリケーションログの分析環境構築
                • Re: ゼロから理解するFlask生活

                  https://palletsprojects.com/p/flask/はじめにPythonistaの皆さんの中には、Flaskを使ってWEBアプリケーションを構築したことがある方も多いのではないでしょうか? この記事ではそんなみなさんのFlask生活をより良くするべく、Flaskの仕組みを実際にコードを読みながら解説したいと思います。 この記事で紹介すること WSGIの概要と、WSGIを用いた簡単なWEBアプリケーションの実装方法Flaskの実行コードの仕組みFlaskのルーティングの仕組み対象読者 これからFlaskを使って何かを実装しようとしている人Flaskの実装経験はあるが、コードの中身までは理解していない人Pythonの有名ライブラリのコードを読むのが好きな人Flaskの入門コードこの記事では、以下の入門コードを題材として取りあげます。 from flask import Fl

                    Re: ゼロから理解するFlask生活
                  • 【Vue3に備える】実務で使うComposition APIについて考える

                    ◆はじめにどうもこんにちは。Vueが好きすぎて社内でVueを布教している@_slontです。 今回のテックブログでは、これからリリースされる待望のVue 3を万全の体制で迎えるべく、新機能の中でも個人的にアツいと思っているComposition APIについての考察をしたいと思います。 Composition APIは一体僕たちにどんな驚きをプレゼントしてくれるのか。それを確かめるために我々はアマゾンの奥地へとむk(ry さて、近々リリース予定のVue 3は、パフォーマンス改善の他、Composition API, Fragment, Portal, Suspenceなど様々な新機能があります。 参考:まもなくやってくる Vue.js 3その中でも、大規模プロジェクトに弱いと言われていたVueの銀の弾丸として(?)、ユーザが待ち望んだComposition APIが、2系のプラグイン@vu

                      【Vue3に備える】実務で使うComposition APIについて考える
                    • ジュニアエンジニアとして入社してからの1年半を振り返る

                      こんにちは。Finatextでエンジニアをしている塚本です。 証券プラットフォーム「BaaS」や、それを利用して開発されたアプリケーションのフロントエンドを担当しつつ、現在はバックエンドの実装も行っています。 Finatextに入る前は大手メーカーでSEを3年ほど、その後フリーランスを1年ほどしておりました。フリーランスになってからエンジニアを目指すことを決め、独学でコーディングの勉強を始めています。 ジュニアエンジニアとしてFinatextに入社した私が、約1年半でどの程度成長したのかを振り返りたいと思います。 まず入社当時と現在でどう変わったかがこちらです。 Finatext入社当時コーディングは1人でするのは到底無理。。デベロッパーツールどうやって開くの?rebaseって何?Laravelなら少しだけ知っているVue.js, Go(弊社使用言語)書いたことない ↓1年半経った現在ヘル

                        ジュニアエンジニアとして入社してからの1年半を振り返る
                      • AWS CloudWatchシリーズでアプリを監視する

                        こんにちは、Finatextの六つ葉と申します。現在、グループ会社のナウキャストが開発中の新サービスのAWSインフラを担当しております。 本稿では、AWS CloudWatchシリーズでアプリを監視する方法について延べます。 まず、アプリ本体の仕組みを紹介します。 アプリの仕組みこのアプリは、一般的なSPAによるフロントとWebAPIのバックエンドによる構成になります。Fargateに関してはAuto Scalingを設定しています。 アプリの監視システム監視システムは、ログ・通知・死活監視・ダッシュボードの4つの部分で構成されています。 X-Ray、CloudWatch LogsからのアクセスログCloudWatch AlarmsとSNS、ChatbotでのSlack、メール通知Synthetics Canaryからの死活監視CloudWatch Logs InsightやMetrics

                          AWS CloudWatchシリーズでアプリを監視する
                        • Docker をフル活用して金融業界のシビアなパフォーマンス、セキュリティ要件に対応している株式会社Finatext石橋さんに、難しいポイントやアーキテクチャ上の工夫を伺いました – 前編 | Amazon Web Services

                          AWS Startup ブログ Docker をフル活用して金融業界のシビアなパフォーマンス、セキュリティ要件に対応している株式会社Finatext石橋さんに、難しいポイントやアーキテクチャ上の工夫を伺いました – 前編 皆さんこんにちは!スタートアップソリューションアーキテクトの塚田(Twitter: @akitsukada)です。今日は、注目の FinTech 企業 株式会社Finatext において創業期から設計・開発をリードしている石橋さんにお話を聞いてきました。 石橋さんはAWS Summit Tokyo 2018, 2019、AWS Dev Day Tokyo 2018 等で登壇するなど、AWS に関する深い知見をお持ちです。 AWSにおけるクラウドネイティブでセキュアな証券システムの運用 / aws-summit-tokyo-2019-l2-03-finatext こち

                            Docker をフル活用して金融業界のシビアなパフォーマンス、セキュリティ要件に対応している株式会社Finatext石橋さんに、難しいポイントやアーキテクチャ上の工夫を伺いました – 前編 | Amazon Web Services
                          • Docker をフル活用して金融業界のシビアなパフォーマンス、セキュリティ要件に対応している株式会社Finatext石橋さんに、難しいポイントやアーキテクチャ上の工夫を伺いました – 後編 | Amazon Web Services

                            AWS Startup ブログ Docker をフル活用して金融業界のシビアなパフォーマンス、セキュリティ要件に対応している株式会社Finatext石橋さんに、難しいポイントやアーキテクチャ上の工夫を伺いました – 後編 みなさんこんにちは、スタートアップソリューションアーキテクトの塚田(Twitter: @akitsukada)です。前編に続き、株式会社Finatext の石橋さんにお話を伺っていきます! 後編では、アーキテクチャや技術の選定をどのように考えてきたか、FinTech スタートアップとして不可避であるセキュリティ・コンプライアンスの高い要求をいかに合理的に対応してきたかなどをより深くお伺いします。 目次 前編 Finatext、スマートプラスと石橋さんについて 会社とチームが大きくなるにつれて生じた、創業期からの変化 FinTech、証券業界特有の技術要件とは?市場に合わせ

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                            • ISUCON10の予選を4位で通過しました

                              こんにちは、Finatextでエンジニアをしている @s_tajima です。 先日行われたISUCON10の予選に、Finatextのエンジニア陣 @s_tajima / 石橋 @atsushi-ishibashi / @yami20 で参加しました。 チーム名は 一口坂46 です。オフィスの前の坂の名前です。 結果として、予選を4位で通過することができました! 私達のチームがどんな戦略でどんなことをやっていたかのブログです。 尚、このブログはチームメンバー3人での共著です。 リポジトリhttps://github.com/s-tajima/isucon10q-hz46-app 事前準備他にもやっていた準備はあるのですが、特に役立ったものを3つほど紹介します。 作業用AWS環境の準備事前練習用のEC2、当日のログアップロード用のS3バケット(後述) 等を作成するためのAWSアカウントを用

                                ISUCON10の予選を4位で通過しました
                              • ベンチャー新卒2ヶ月のエンジニアが AWS 認定ソリューションアーキテクトアソシエイト資格試験を受けてみた!

                                credly.comはじめにFinatext にソリューションアーキテクトとして新卒入社した中川(Twitter: kakitaroou)です! Finatext のソリューションアーキテクトはお客様の課題に合わせた最適なクラウド金融ソリューションを、AWS を用いることで低コストかつ迅速に提供しています。 したがって、我が社のソリューションアーキテクトには顧客の要件に基づき最適な AWS アーキテクチャを設計する能力が求められます。 本記事では私が AWS 認定ソリューションアーキテクトアソシエイト資格試験に向けてどのように勉強し、どのような結果を得たかについての軌跡をまとめようと思います! 目次・はじめに・受験の動機・試験勉強概要・試験結果概要・おすすめの勉強法・まとめ・さいごに受験の動機私は特に情報系の学部を卒業したわけではなくクラウドやサーバーサイドの知識があったわけではありません

                                  ベンチャー新卒2ヶ月のエンジニアが AWS 認定ソリューションアーキテクトアソシエイト資格試験を受けてみた!
                                • GitHub Actionsを機能ごとに分けて管理したかった | by Asai | Finatext | Feb, 2021 | Medium

                                  Photo by Ash from Modern Afflatus on UnsplashはじめにFinatextでエンジニアをしている浅井です。 弊社では先日「Wealth Wing」という資産運用サービスをリリースしました。 サービスの詳細を知りたい方は、こちらのnoteも合わせて読んでいただければと思います。 Springについてとスクラムの導入については既に他のメンバーが書いているので、 今回はGitHub Actionsについて書いていきます。 概要Wealth Wingの開発チームではGitHub Actionsで ktlintでのフォーマットチェック(以下lint)単体テスト(以下test)シナリオテスト(実際のエンドユーザの動きやバッチ処理の一連の流れを一つのシナリオとして盛り込んだテスト。以下scenario test)を動かしています。 これらの処理に軽く依存関係を持た

                                    GitHub Actionsを機能ごとに分けて管理したかった | by Asai | Finatext | Feb, 2021 | Medium
                                  • Factory patternでデータベースのテストを効率化する

                                    An image of a factory from https://unsplash.com/photos/6xeDIZgoPawはじめにこんにちは, FinatextグループのNowcastでデータエンジニア/データサイエンティストをやっている隅田(@yummydum)と申します. データパイプラインを開発していると, データベースからデータを取り出し, 加工し, 結果を再度データベースに格納するという操作を(時には複雑なSQL等を通じて)行うことがよくあると思います. パイプラインの品質を高めるためにこれらの操作はしっかりテストされるべきです. テストの際にプロダクション環境のデータベースを使う訳にはいかないので, プロダクション環境に似せたテスト用のデータベースにテストデータを格納しておき, これをテストに用いれば良さそうです. しかし, テストデータはうまく管理しないと保守性や可

                                      Factory patternでデータベースのテストを効率化する
                                    • Finatextのエンジニアがおすすめするゴールデンウィークに読みたい技術書20冊

                                      Photo by Jessica Ruscello on Unsplashこんにちは!FinatextホールディングスでPR/DevRelを担当しています、ミヤカワ( @ayumiya_live )です。 いよいよゴールデンウィークですね! 今年はリモートワーク(在宅勤務)のまま連休に突入し、そのまま自宅で過ごす方がほとんどなのではないでしょうか。まとまった時間を学習に充てようかな、というエンジニアもきっと多いはず。 そこで、Finatextグループ(Finatext、スマートプラス、ナウキャスト)のエンジニアに「ゴールデンウィークに読みたいおすすめ技術書」というテーマで1冊ずつ選んでもらいました。 なお、Finatextグループのエンジニア全体としては比較的サーバーサイドに強く、フロントエンドとデータ解析系でエッジの効いたエンジニアが数名いる、という感じですが、今回は特に分野を指定せずに

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                                      • 【社内勉強会】圏論的集合論 ~第一回 集合論について~

                                        Photo by geralt on Pixabayこんにちは. スマートプラスで証券ビジネスプラットフォーム「BaaS(Brokerage as a Service)」を開発している, エンジニアの谷岡です. Finatextグループのエンジニアは, システム開発だけでなく何らかの付加価値を+αで持てるような取り組みを行うことが奨励されています. 取り組みの一つとして, その分野に詳しいエンジニア自身が講師を務める勉強会を週1くらいで開催しているのですが, 私が担当している圏論の回が好評だったので, その内容を数回に分けてご紹介していきたいと思います. なぜ圏論なのか圏論は元々は数学のイチ分野ですが, 物理学・AIといった研究分野のほか, ご存知のとおりプログラミングの世界においても関数型プログラミングのバックグラウンドとして利用されています. また, 過去の研究について圏論で書き直すこ

                                          【社内勉強会】圏論的集合論 ~第一回 集合論について~
                                        • DX Criteriaを使って開発体制の改善状況を振り返る

                                          こんにちは。Finatextでエンジニアをしている@s_tajima です。 この記事は、CTOA Advent Calendar 2020の、12/9の記事です。 弊社では、日本CTO協会の出している、DX Criteria を使って自分たちの開発体制についてのアセスメントをしています。 初回は2019年12月頃に実施し、最近あらためて今の状況を確認してみました。 結果として、初回に比べて大きな改善傾向がみられたので、今回はその詳細について紹介します。 尚、今回紹介するアセスメント結果は私が全社の状況を俯瞰することを心がけて実施したものですが、これとは別にチーム単位でのアセスメントをしていたりもします。 アセスメント結果の比較画像2回分のアセスメントの結果を並べた画像をお見せします。 左が2019年12月、右が2020年10月の時点のアセスメント結果です。 結果として、青(=ポジティブな

                                            DX Criteriaを使って開発体制の改善状況を振り返る
                                          • AWS Lambdaの汎用的なエラー通知を実現するLapperというツールをつくりました

                                            Lapper is a wrapper programs for Container running on Lambda. (Beta) - Finatext/lapper AWS Lambdaのエラー通知どうするか問題Finatextでは、サーバレスなタスク実行の基盤として、AWS Lambdaを活用しています。 具体的なユースケースとしては、 CloudWatch EventsのSchedule expressionsをトリガーにした、定時処理SQSやS3のEvent NotificationやCloudWatch Eventsの特定のイベントをトリガーに起動する、非定時処理API Gateway等を介したHTTPSリクエストをトリガーにした、Webサーバとしての処理あたりがあります。 Lambdaを使うことによる恩恵はあらためて言及するまでもないと思いますが、非常に便利に使っています

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                                            • AWS Amplify で Custom headers を活用したパフォーマンスと脆弱性対策

                                              はじめにこんにちは、Finatext で保険事業にてプロダクト開発をしている @toshipon です。今回は我々のプロダクトでも活用している AWS Amplify コンソールにおける Custom headers の運用についてお話いたします。 概要Amplify 上で Custom headers を設定する手順についてご紹介いたします。Custom headers は、HTTP レスポンスのヘッダーに指定できる情報を管理するもので、主にデバッグやセキュリティ対策、情報提供に利用されます。 今回は、キャッシュを適切に有効にさせてパフォーマンスを向上させたり、XSSやクリックジャッキング等のWebアプリケーション脆弱性に対処することを目的として利用したいと思います。 また、Content-Security-Policy-Report-Only というセキュリティヘッダー(説明については

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                                              • Spring + JPAによるアプリケーション構築事例

                                                Photo by Ash from Modern Afflatus on Unsplashはじめにこんにちは。Finatextでエンジニアをしている山﨑です。 弊社では、先日「Wealth Wing」という資産運用サービスをリリースしました。そのシステムのバックエンドは、Spring + Kotlinを用いてアプリケーションを構築しており、インフラストラクチャ層ではSpring Data JPAを用いています。 本稿では、以下のような、Spring Data JPAを組み込んだ場合に発生する課題に対する解決策を、弊社の実例を通して示します。 データベースマイグレーションはどうすべきかIn-Memory DB(H2DB)ではなく、MySQL等を使ってJUnitでテストしたいデータベースアクセスを「書き込み専用」「読み取り専用」で呼び分けをしたい最後に、本稿に関するサンプルも添付していますので

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                                                • フィンテックに興味をもった人向け本気ロードマップ|Yabebe|note

                                                  こんにちは。Crezitの矢部です。今回はタイトルの通り、フィンテックに興味を持ち、本気で詳しく理解したいと思い始めたそこのあなたに向けて、ロードマップを書いてみました。理解しなければいけない内容量も多く複雑、勉強方法は基本的に書籍やレポートがベースで大変ですが、是非参考にしてみてください。 ドキュメントの目的弊社Crezitを含めて、新しくフィンテックスタートアップや業界に入ってくる人(特に事業開発や事業企画、プロダクトマネージャーなど)がどうすれば雰囲気フィンテックで終わらず、深く理解しちゃんとわかるパーソンになって巣立っていけるか。そんなテーマ感を持って、学習ロードマップを考えてみました。 これまでフィンテックをやってきて、自分がどうやってフィンテックちゃんとわかると思えるようになっていったかを振り返り、必要な要素や順番を整理してみました。 一つの達成レベルのイメージとしては、入社し

                                                    フィンテックに興味をもった人向け本気ロードマップ|Yabebe|note
                                                  • FinatextにおけるAWSのガードレール戦略の紹介

                                                    はじめにこんにちは、Finatextでエンジニアをしている @s_tajima です。 Finatextでは、現在約40個のAWSアカウントを管理しています。 それぞれのAWSアカウントは、あるサービス専用になっていたり、いくつかのサービスが同居していたり、本番環境用だったり、開発環境用だったりと用途は様々です。 この中には、 証券ビジネスプラットフォームのBaaS を提供しているAWSアカウントも含まれます。 このBaaSに限らずとも、金融ドメインで広くサービスを提供しているFinatextでは、その基盤となっているAWSのセキュリティの管理が非常に重要になってきます。 今回は、弊社がAWSのセキュリティを担保するためにどんな運用をしているかというお話です。 既に複数のAWSアカウントを管理している方、特に管理はしているもののいまいち適切な状態になっていないと感じている方に読んでいただけ

                                                      FinatextにおけるAWSのガードレール戦略の紹介
                                                    • とあるFintechスタートアップのスキルテスト対策

                                                      Photo by Ilya Pavlovこんにちは。Finatextでエンジニアのマネジメントをしている河本です。 先日は当社の技術スタックについて紹介しましたが、今回は「FinTech スタートアップでのスキルテストってどんなの?」という話をしたいと思います。 この記事で伝えたいことお伝えしたいのは以下の2点です。 Finatextはエンジニア採用でスキルテストをしています。でも、中身はFinTech 特有のテストというわけではないです。以下、スキルテストの目的から説明していきます。 なぜやるのか我々がスキルテストを実施する目的は、以下の3つです。 1. 技術力・解決能力をみる候補者の方にご提出いただいたレジュメは多くのメンバーの目を通り、それなりに時間もかけて審査していますが、それでも読み取れる情報はかなり限定的です。「大規模プロジェクトに携わった」と記載があっても関与度によって評価は

                                                        とあるFintechスタートアップのスキルテスト対策
                                                      • CI/CDパイプラインを構築するにあたってaws-cdkにcontributeした話

                                                        はじめにこんにちは、Finatextでエンジニアをしている石橋(@bashi0501)です。 Finatextではコードに近いところでの小さいサイズのtestや静的解析にCircleCI, GitHub Actionsを利用し、クラウド環境へのリリースパイプラインにはより大きいサイズのテストを実環境と同じネットワークで実行したい、デプロイに使うクレデンシャルをむやみに他のサービスに置きたくないという理由からAWS CodeBuild, AWS CodePipelineを使用しています。 これまではCodePipelineによるリリースパイプラインをマネジメントコンソールから丹精込めてお手製で作っていました。が、以前の田島の記事でもあったように50個近くのAWSアカウントがある中でこれまでの方針で継続・展開していくのは厳しくなってきました。 そこでパイプラインは一つのAWSアカウントに集約し

                                                          CI/CDパイプラインを構築するにあたってaws-cdkにcontributeした話
                                                        • Wealth Wingにおけるオンラインスクラム導入記

                                                          はじめにこんにちは、Finatextでエンジニアをしている大木です。主に証券プラットフォーム「BaaS」や、それを利用して開発されたアプリケーションのバックエンドを担当しています。 先日、弊社では新たに証券アプリ「Wealth Wing」をリリースしました!Wealth Wingは入金するだけで運用が始まる、全く新しいタイプのお任せ投資サービスです。(ANAグループと連携した新しい資産運用サービス「Wealth Wing(ウェルス ウィング)」とは) Finatextではどのような開発手法を用いるかの判断は、基本的にそれぞれのプロジェクトのチームに委ねられています。Wealth Wingの開発プロジェクトでは、以下のようなチーム編成のもと、開発手法としてスクラム開発を取り入れました。(自分はこのバックエンド開発の中の1名として参加していました) 日本プロダクトオーナー 1名スクラムマスター

                                                            Wealth Wingにおけるオンラインスクラム導入記
                                                          • 【2020年上半期】エンジニアLT登壇まとめ&登壇予告

                                                            Photo by Teemu Paananen on Unsplashこんにちは! FinatextホールディングスでPR/DevRelを担当しています、ミヤカワ( @ayumiya_live )です。 早いもので、2020年前半が終了しましたね。。。 ということで、この半年の間に当社のエンジニアがLT・登壇したイベントを振り返ってみたいと思います! 2月・MOVO FORESIGHT 2020リードエンジニアの石橋が、アスクル CTO 内山氏、Hacobu CTO 戸井田氏と「2つのDX」というテーマでトークセッションさせていただきました。

                                                              【2020年上半期】エンジニアLT登壇まとめ&登壇予告
                                                            • A model for data aggregation task

                                                              A model for data aggregation taskby Satoshi Imai; Nowcast Inc. 1. AbstractThis post explains the main two steps in a model for data aggregation tasks. “Data aggregation task” means a project which converts source data to aggregated result data and its conversion steps don’t have a prediction model. Two main steps are the “cleansing” step and the “tabulation” step. The “supervision” step is a speci

                                                                A model for data aggregation task
                                                              • POSデータにみる新型コロナの消費への影響と、ナウキャストのデータパイプライン管理

                                                                こんにちは。 Finatextグループのナウキャストでデータ分析を担当している片山です。 ナウキャストは、POSデータ、クレジットカードデータ、共通ポイントなどのトランザクションデータ(私たちの業界ではオルタナティブデータと呼んでいます)を分析してインサイトを発見し、国内外の機関投資家や中央銀行、政府機関にレポートとして提供しています。 また、そうしたオルタナティブデータから生成した物価指数や消費指数を、「日経CPINow」「JCB消費NOW」といったサービスを通して定期的に会員企業に配信しています。 新型コロナウィルスの感染拡大が消費に影響を与えていることは、皆さんもニュースや日常生活の中で感じているかと思いますが、消費関連データを扱うナウキャストにも消費動向に関するレポーティングのご相談が増えています。 そこで、今回はナウキャストが利用するオルタナティブデータの一つであるPOSデータを

                                                                  POSデータにみる新型コロナの消費への影響と、ナウキャストのデータパイプライン管理
                                                                • 3つのGitHub Orgを1つに統合した話

                                                                  こんにちは。Finatextでエンジニアをしている @s_tajima です。 今回は弊社で利用しているGitHubの3つのOrganizationを1つに統合した話です。 現在働いている環境で複数のGitHub Organizationがあって困っている方の参考になればいいなと思っています。 Organizationが複数あることの問題さまざまな経緯により、Finatextグループには複数のGitHub Organizationの契約がありました。 具体的には、グループの子会社の単位で以下の3つがありました。 https://github.com/Finatext/ (約120リポジトリ / 約20Users)https://github.com/nowcast/ (約80リポジトリ / 約35Users)https://github.com/Smartplus-sec/ (約140リポ

                                                                    3つのGitHub Orgを1つに統合した話
                                                                  • 保険SaaS開発におけるAPIテスト自動化の取り組み

                                                                    (写真は私が趣味で撮っているもので、記事の内容とは無関係です。)0. はじめにこんにちは、Finatext で保険事業にてプロダクト開発をしている @toshipon です。 Finatextでは、証券や保険といったいくつかの金融領域で SaaS を提供しています。保険事業では、保険商品の販売や保険業務をオンライン上で円滑に行うためのSaaSである「Inspire(インスパイア)」を開発・提供しています。 今回の記事のテーマは、保険 SaaS 開発における API テストです。 既存の SaaS を利用しているGateway サービス(BFF)と SaaS のコア機能の開発スピードを維持しつつ、保険という金融商品に求められる品質を担保するためのAPIテスト自動化の取り組みについて、ご紹介したいと思います。 1. 保険SaaS開発のテストにおける課題当然ながら、保険という金融商品を取り扱って

                                                                      保険SaaS開発におけるAPIテスト自動化の取り組み
                                                                    • ISUCON11予選参加記

                                                                      こんにちは、2021年4月にFinatextにエンジニアとして新卒入社したToshiya Matsuzakiです。(twitter:@tm8619_pro) ISUCON11予選に社内メンバー3名(チームメンバー:Satoshi Tajima @s_tajima, Kevinrobot34 @Kevinrobot34)と富士見坂46として出場し、51620点で74位で予選落ちという結果になりました。次回に活かすために今回はその振り返りを記事にまとめ、どのようなことを考えながら8時間(+45分)を過ごしたかを書いていこうと思います。 簡単な自己紹介競技プログラミングをPythonで初め、半年ほどFinatextのグループ会社であるNowcastでデータ分析インターンを経験。 その後、Finatextのインターンで1年半ほどサーバーサイドエンジニアをメインにやってから入社し、現在も引き続きAP

                                                                        ISUCON11予選参加記
                                                                      • 【採用強化】首都圏“外”にお住まいの方に、最終面接にかかる交通宿泊費を全額支給します! | 株式会社Finatextホールディングス

                                                                        こんにちは! Finatextホールディングスで採用広報を担当しているミヤカワ( @ayumiya_live )です。 突然ですが、皆さんはどちらにお住まいでしょうか?私は今は東京都内に住んでいますが、大学時代は茨城県の電車の通っていないエリアに住んでいたため、 就活時は移動だけでへとへとになっていたのを覚えています。移動に時間がかかるだけでなく、何度も通えば交通費もばかにならないですし、大変ですよね……。 創業当初から東京に本社を置くFinatextグループですが、実は首都圏外の大学や高専出身の社員がけっこう在籍しています。(株式会社Finatextホールディングス、株式会社Finatext、株式会社ナウキャストに所属する社員の約4割が首都圏外の大学、大学院または高専を卒業。) 彼らに話を聞いてみると、 「もともと地元の北海道で就職活動をしていたが、東京の会社による交通費補助が背中を押し

                                                                          【採用強化】首都圏“外”にお住まいの方に、最終面接にかかる交通宿泊費を全額支給します! | 株式会社Finatextホールディングス
                                                                        1