GAS Spreadsheetの getRange(row, column, numRows, numColumns)を勘違いしていたGoogleAppsScriptGAS
サイトリニューアルで今までExcelからcsv出力で管理してたデータをJSON形式にしたいっていう要件があったので、今回GoogleのスプレッドシートからGoogleAppsScript (GAS) を使ってJSON形式にデータ出力するまでをやってみました。 スプレッドシートの作成と仮データ まずGoogleドライブでスプレッドシートを作成します。 スプレッドシートの作成 【新規】ボタンから 【Googleスプレッドシート】を選択 仮データ入力 各セルにこんな感じで仮のデータ入れてみます。 今回お客さんがデータ管理しやすいよう、基本のラベルは1行目に日本語で、JSONで使用するラベルは2行目に記載するようにしてみました。 スクリプトエディタでGoogleAppsScript(GAS)とhtmlを書いていく 次にこのデータをJSON形式で出力するために、スクリプトエディタを使用し【Googl
5/13からパブリックベータが開始された Notion API と、最近勉強を始めたGASを組み合わせて、スプレッドシートの内容をNotionにコピーしてみました。 なお、Notion API の使い方は前回の投稿で紹介しています。 mofumofupower.hatenablog.com Notion の テーブル構成 非常にシンプルに、日付型の列を1つと、リッチテキスト型の列を1つテーブルに追加しました。 この場合、アイテム作成APIを実行するときのBodyは { "parent": { "database_id": "DATABASE_ID" }, "properties": { "Name": { "title": [ { "text": { "content": "Yurts in Big Sur, California" } } ] }, "Description": { "r
Google Apps Script(GAS)のプロジェクトにはスプレッドシートやフォームに紐付くコンテナバインドスクリプトと、独立したスタンドアロンスクリプトの2種類があります。 コンテナバインドとスタンドアロンの2つのGASプロジェクトについて、それぞれの特徴とメリット・デメリットを比較し、紹介したいと思います。 Google Apps Scriptに2種類の方式 Google Apps Script(GAS)には大きく分けて2種類のプロジェクトがあります。 コンテナバインドスクリプト スタンドアロンスクリプト どちらも同じようにGASスクリプトエディタでコードを記述して、GASによる処理ができます。 ただ、コンテナバインドスクリプトとスタンドアロンスクリプトはほとんど同じではあるものの、スプレッドシートなどのGoogleサービスの各種ファイルとGASプロジェクトの関係性が異なります。
t_o_dと申します。 気象庁が公開している気象庁防災XMLを利用すれば精度の高い天気や地震といった情報を取得できます。 そこでGASを利用してこのXMLをパースして地震情報(震度や場所)を取得する方法を記録いたします。 環境 mac OS Monterey 13.0 Google Apps Script 手順 取得するデータ決め まず気象庁防災XMLからどの情報を取得したいかを決めます。 今回は地震火山(高頻度)フィードを利用して以下を取得することにします。 時刻 場所 震度 ※仕様がまとまったページはこちらになります スクリプトエディタ起動 Googleドライブを開き、新規で「Google Apps Script」を作成してスクリプトエディタを起動してください。 コード記述 以下の内容をスクリプトエディタの任意のgsファイルに記述。 function main(){ const qua
月末月初のメールボックスは業務委託パートナーさんやサービスプロバイダーからの請求書で溢れかえります。面倒だなと思いながらも、見落としや処理忘れがないよう、1つずつダウンロードしてはGoogleDriveに保存しているかたも多いのではないでしょうか? そこでGmailとGoogleDriveを自動連携して、届いた添付資料を自動で保存できるようにして生産性改善を図りました。 今回もGASで実装するパターンと、ノンコーディングで実装するパターン(2分で設定可能でした!!)の両方を紹介します。 この記事はこんな人におすすめ! ・毎月送付されてくる請求書の管理が大変 ・人手で請求書管理を行っているのでミスが起こってしまっている ・業務を自動化したいけど、コーディングなんてできない 1. どんな業務が楽になるのか毎月様々なパートナーさんやサービスプロバイダーから送られてくる請求書。支払処理や経費の証跡
概要 みなさんこんにちは。フルスタックエンジニアの高瀬 @takasehiromichi です。 今回は、VSCodeからGoogle Apps Script を操作する素地を作ったので、記事にしようと思います。 スプレッドシートの作成 今回編集したいのはスプレッドシートのGASなので、まず先にスプレッドシートを作成します。 空白から 拡張機能 > Apps Script 無題のプロジェクトができます プロジェクトの設定から スクリプトIDをコピーしておきます VSCode側の調整 まず、npm initします。Enterを連打 package.jsonができます npm i @google/clasp を実行 package.jsonのスクリプトも調整 { "name": "test", "version": "1.0.0", "description": "", "main": "in
2024年4月7日GAScreateDraft,getAttachments,getDrafts,getMessages,getPlainBody,gmail,GmailApp,GmailApp.search,markThreadRead,match,send,トリガー Google Apps Script(GAS)ではGoogle系アプリ(Gmail/Google カレンダー/Google ドライブ等)との連携した処理を行うことができ、使い方を覚えておくと普段の業務効率を格段に上げられます。 この記事では、Gmailを扱うクラス/メソッドの中でも特に便利なものをピックアップして紹介します。 GASでできること GASには、Gmailを扱うクラス(GmailApp)が用意されていて、様々な便利機能をGmailApp.メソッドという形で扱うことができるようになっています。 Gmailで
Google Form を利用する上での注意点 GoogleForm って、くそ便利ですよね。 GoogleWorkspace を利用している企業や、各個人でも広く便利に使われていると思います。 ですが、ちょっとした設定の組み合わせで、意図せずform回答結果を全世界に公開してしまう状態になってしまうので、注意が必要です。 具体的には、下図のように 自組織と信頼できる組織のユーザに限定する を OFF にする 概要グラフとテキストの回答を表示 を ON にする の組み合わせで、他の人の回答結果が参照できる状態になってしまいます。 もちろん、URLを知られない限り参照はされないのですが、回答者は回答終了後に参照できてしまうので、それなりの人の目に触れてしまいます。 個人情報を収集するような form だとかなりまずい状態になりますよね。 GAS で公開設定になっている form を検知しよう
こんにちは。ソリューションC&I本部の後藤です。 チャットボットって使ったことありますか? 「チャットボット」という言葉が出てから数年たちました。 いまでは企業Webページなどでチャットボットを利用したサポートサービスも見られます。 利用したことのある人も多いでしょう。質問を投げるとそれに見合うような答えを返してくれます。 ユーザーサポートなどで使われるのは見ても、自分たちの仕事などにチャットボットが使えるか、ということはあまり考えたことはないのではないでしょうか? 今回は弊社内でチャットボットを使った事例とその作成手順をご紹介します。 チャットボット=AIというわけではない 「チャットボット」というと、 ユーザーの質問に対して、AIが質問を解釈して適切な答えを返してくれるもの と、思われている方も多いでしょう。 それもチャットボットの一つの種類なのですが、すべてがそうではありません。 チ
Googleスプレッドシートでたくさんシートを作成した時、いちいちシート移動ってめんどくさくないですか? Excelと比べるとパフォーマンスは若干悪いので、操作もできる限り効率化すべきですね。 また、シートの数が多いと目的のシートに次々と移動したい時、大抵一番左側にある目次シートに戻ってくるのって結構めんどくさいですよね。 そんな時は、各シートに目次シートへのリンクを作っておけば、相互にマウスクリックでジャンプするだけなのでメチャメチャ作業が楽になります。 そこでGASにて目次シートを超簡単に作成するマクロを実装してみましたので、目的に合致した場合はぜひ使ってみてください。 Excelに比べると作成処理は結構遅いですが、シート管理のしやすさ、シート参照速度は爆上げされると思います。 百聞は一見に如かず、一目瞭然、一発でイメージが湧き、使い方がわかるようなGIFアニメ付きです。 目次と各リン
本連載では、DX(デジタルトランスフォーメーション)、その中でも特に業務効率化をテーマに、プロトアウトスタジオの生徒や関係者が日々の生活や業務で発生している課題を見直し、技術を活用しながら解決していく方法をご紹介していきます。初回となる本記事は、プロトアウトスタジオが毎週行っている、生徒のフォロワー数の記録を、Google Apps Scriptを利用して自動化した様子をお伝えしていきます。 プロトアウトスタジオでは、毎週生徒のQiitaのフォロワー数の記録をしています こんにちは、プロトアウトスタジオの講師を務めています、小野(@tkyko13)です。 プロトアウトスタジオは、プログラミングを習うだけでなく、企画力や発信力も培うプロトタイピング専門スクールです。そのため、生徒の発信力を培うための1つの手段として、毎週の宿題をQiitaなどに投稿してもらっています。その中で、Qiitaのフ
TL;DR 東証銘柄の時価情報を取得して、Google スプレッドを更新するまでを、TypeScript で実装した時のメモです。このネタは、友人・知人から時々相談されますので、メモとして公開することにしました。 外国銘柄、特に米国株の時価は、Google Fincance API で簡単に取得できますので、Google スプレッドの中で直接利用できます。しかし、東証銘柄の時価は Google Finance API からは取得できない(過去には取得できましたが)ため、Yahoo Finance API を利用し実装しています。 東証に上場している企業の株価を API で取得する方法 Google スプレッドを更新する方法 node + TypeScript で実装する場合のサンプル 東証銘柄の株価を取得する方法 東証のリアルタイム時価は有償サービスですので、無償で取得できる株価は遅延時価
Glitchを利用する方向けのTipsです Glitchとは:Node・ExpressベースでちょっとしたAPIやWebサイトを公開するのに使える無料サービス 個人的にはLINEやSlackのBotをつくったり、ちょっとしたWebサイトを公開したりするのに使っています Glitchのスリープ Glitchには「5分以上リクエストがない場合はスリープする」という制限がある Webサイトであれば「Waking up」といったローディング画面が出るのでまだ辛抱できるかもしれないが、WebhookのAPIなどに利用している場合、ユーザーへのレスポンスがかなり遅くなったり、他のサービスのAPIでタイムアウトになったり(Slackは特に厳しい)してしまう 5分もインターバルができないほどリクエストがあるとは限らないことが多いはず 回避したい 2020/4 追記 Glitchが有料プランを発表しました。
「スプレッドシートによるスクレイピング」 で、取得したデータをShift_JISからUNICODEに変換する方法スクレイピングGoogleAppsScriptGAS文字コードGoogleSpreadSheet 概要 スプレッドシートで簡単にスクレイピングができるIMPORTXML関数を使う際に、取得したデータの文字コードがShift_JISの場合文字化けが起きてしまいます。その問題をGoogle Apps Script(GAS)を利用してSHIFTJIS2UNICODEという独自関数を登録することにより解決しました。 手順 こちらのコードをGASにコピペして、スプレッドシートのセルからSHIFTJIS2UNICODE関数を呼び、=SHIFTJIS2UNICODE(IMPORTXML("https://en.wikipedia.org/wiki/Moon_landing", "//a/@hr
この記事はリンク情報システム(Facebookはこちら)が主催する真夏のアドベントカレンダー「2019 Tech Connect Summer」のリレー記事です。engineer.hanzomon のグループメンバによってリレーされます。 ついに「2019 Tech Connect Summer」も最終日!! クマさんチームの最終日は、@r-kanai が担当致します 最近暑いですね~ な~んてのんきなことを言ってられないくらい、 毎日が暑すぎる 通勤とお昼休みしか外に出ないけど、 滝のように汗をかく日々 『お願いだから、この暑さなんとかして!!』 と(心の中で)何度も叫んでいるけれど、誰も助けてくれないので、 自分で暑さを何とかしてくれるBotでも作ってみようかしら。(唐突) 暑さを何とかしてくれる「涼しくなるBot」 できることは2つ。 1. 今居るところの気温と体感温度がわかる。 今
こんにちは! Yuki (@yukibnb) です。 今回はGoogle Apps Script (GAS) を使って送信元 (差出人) メールアドレスを変更してメール送信する方法を紹介します。 「メールエイリアス」や「グループメールアドレス」からメール送信する、と言った方がわかりやすいかもしれません。 では見ていきましょう! はじめに 実現したいこと 前提 コピペでOK!送信元メールアドレスを変更してメール送信する方法 オプションで≪from≫を使用する ポイントと活用例 送信元メールアドレスに指定できるメールアドレスとは 適切なメールエイリアスを持っているGAS実行者のみメール送信できるようにする 変数optionsを作成し、送信元メールアドレスを指定する メールエイリアスを取得する 変数fromAddressのメールアドレスを所有していない場合、スクリプトを終了する メールを送信する
GASの新エディタで自動補完を効かせて快適にプログラムを組もう GASの新しいエディタが、一部アカウントに配信されてきているようです。 今回は、新しいエディタで「型の補完」が、どの程度効くようになっているか確かめてみました。 要約 ざっと、新エディタを触ってみた今のところ(2020/12/15時点)の感想です。 変数の型が推論される(型補完の精度は、型アノテーションができないTypeScriptと同等?) functionの引数・返り値についてはJSDocを書けば型の指定ができる(JSDocを書かなければ型は付かない) functionのJSDocでは型変数(ジェネリクス)も使える 変数の型が推論される 新エディタでは、「型の推論」が効きます。 「型の推論」というのは、プログラムを自動解析して、変数にどの型の値が入っているかを推測してくれる機能です。 以下、いくつか具体例を見てみましょう。
※この記事は以前Qiitaに投稿されていた古い記事です はじめに Androidアプリのインストール数を取得したいという要望があり、Google Apps Scriptなら手軽に書けてスプレッドシートにもサクッと挿入できるのでは…?と思ってやってみたらできたので、メモとして書いておきます。 基本コピペをすればできるように書いたつもりなので、GASの知識がなくても自動で取得するようにできる…はず。 流れ 画像多めですごく長いので、大まかにやることの流れだけ書いておきます GASでGoogle Cloud Storageにアクセスできるように認証情報を作成する 認証情報を使ってGCSからレポートを取得するのに必要なAccessTokenを取得するスクリプトを書く(コピペ) 自動実行できるようにRefreshTokenをつかってAccessTokenを取得するスクリプトを書く(コピペ) Goog
概要 Google Calendar を Zoom の Add-on で連携している場合に設定された Zoom のミーティング URL を API 経由で取得したかった。 Google App Script の Calendar の CalendarEvent クラスのメソッドでは不可能。 REST API を用いて、イベントの conferenceData を取得する必要があります。 事の起こりは... 設定した MTG を一覧にして、それを Web で (HTML 形式で) 公開したい、ということで、既存のカレンダーに設定された MTG から タイトル、URL、パスコード等を取得しようと思ったのでした。 とりあえずこうしてみるよね function myFunction() { const events = CalendarApp.getDefaultCalendar().getEve
ソースコード index.html <!DOCTYPE html> <html> <head> <base target="_top"> </head> <body> <h2>Table HTML</h2> <textarea id="text" style="font-size:10pt;width:100%;height:400px;"></textarea> </body> <script> window.onload = function() { google.script.run .withFailureHandler(onFailure) .withSuccessHandler(onSuccess) .getText(); } function onSuccess(result) { document.getElementById("text").value = result;
リライブシャツすごすぎワロタwwwwww【リライブシャツを買ってみたらガチだった。】 リライブシャツ 着るだけで「身体機能をサポートする」怪しいシャツがガチだった。 YouTubeやSNSでバズってた「リライブ...
はじめに こんにちは.マエカワです. 皆さん,せっかく何かを発信したのに,その発信に対する反応がないと悲しくなってしまいますよね. また,皆さんは当然のごとくSlackを使用して連絡を取り合っていることでしょう. ということで今回は,Slackの投稿に反応するチャットBotを作っていこうかと思います(唐突). 以前,今回紹介するシステムを使用した勤怠管理システムを個人的に開発して,今でも運用しているんですが,そのときの記憶があいまいになってきたので,一度整理しておこうかと思いこの記事を書いています.整理された内容かどうかはわかりませんが,何卒ご容赦を. 目指すもの 繰り返しになりますが,今回の目標を書いておきましょう.Slackの指定したチャネルに,これまた指定した文字列から始まるメッセージが投稿されたときに返事をしてくれるBot,これをを作ります. システム構造 これから作っていくBot
本エントリは、「情シスSlack Advent Calendar 2019#2」の14日目に登録されています。今年もアドベントカレンダーの季節がやってきました。 カレンダーと言えば、みなさん大好きなカレンダーがもうひとつありますよね。 そう、Googleカレンダー…! という訳で今回はGoogleカレンダーネタにしました。 Googleカレンダーの残念な仕様Googleカレンダー、便利ですよね。 ただ、個人的に不満を感じている仕様がひとつあります。 それは、「"予定作成時のゲストの変更権限"がデフォルトでOFF」ということ。 そのため、大半のユーザーは予定作成時に「予定を変更する」にチェックを入れず、予定の主催者(作成者)しか予定を編集できないようになり、「予定の主催者が不在なので、会議室や時間の変更ができない!」といった事態が起きがちです。 ガルーンなど他のスケジューラでは、デフォルトで
検証の結果、次のようなURLですと、iPhone/Android/PC いずれにも表示可能です。いろいろなウェブサイトに掲載されている情報で iPhone でも表示可能となったわけです。一周回って、解決みたいなわけなので、2019.10.24 追記 の記事は一応残し、結論欄を「一般的な解決方法」「別の方法」の2段構えで掲載更新しました。 結論 一般的な解決方法 <img src="https://drive.google.com/uc?export=view&id=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX&usp=sharing" とする。 XXXX部分は、画像毎のIDを代入します。 IDの取り方は、こちら参照 別の方法 上記方法でうまくできない場合にお試しいただきたい方法を記載します。 どうやらキャッシュサーバ(?)経由じゃないと、iPhoneでは表示できないようで
morishitaです。 最新のclaspでは .claspignore を設定しないと clasp push でプッシュされないファイルがあるよって話です。 以前自分が実装したGASのアプリケーションを機能拡張することになりました。 次のエントリで紹介したスプレッドシートをJSONにしてS3にアップロードするツールです。 tech.actindi.net 久々なので依存モジュールのバージョンが上がっています。 GASでは npm のモジュールが使えないので devDependencies だけでで数も少ないので、雑にyarn upgradeしてから作業を開始。 テストも書いてなかったのでこれを機に書きながら改修していこうと 次のエントリで紹介したように Jestとeslintとそれらの関連モジュールをインストールして作業を開始しました。 tech.actindi.net あれ? プッシュ
はじめに Google Apps Script(以後、GAS)で開発をするときに困ることがいくつかあります。GASのIDE上で開発を行うため、手に馴染んだエディタを使えなかったり、バージョン管理がしにくかったりします。 このような問題を解決するのがclaspというCLIツールです。今回はそのclaspについて、使い方や使うときの注意点などをまとめたいと思います。 claspとは claspとは、ローカルでGASを開発を可能にするCLIツールです。Command Line Apps Script Projectsの各単語の頭文字をとって名付けられました。 今回はこちらのリポジトリにあるREADMEに従ってclaspを使っていこうと思います。 使い方 使い始める前に
GAS を書くときに TypeScript を使えるようになったって話は昨年くらいにキャッチアップしていたんだけど、プライベートで GAS をやるまでの気力はなく、仕事でも特に書くことはなかったので完全に放置していた。 最近ようやく仕事で GAS を書く機会に恵まれた(実際は GAS である必要は全くないけど)ので、GAS × TypeScript をお試ししてみた。 参考リンク以下の記事を参考にさせてもらった。 Google Apps Scripts で Typescript が超簡単に使えるようになった! - アクトインディ開発者ブログ環境整備上記のリンクを読んだ感じ、 node の環境があれば動きそうなだったので、Dockerfileと、 FROM node RUN apt-get -y install \ git \ curl WORKDIR /app docker-compose
GASでAPIを公開する方法として、scripts.run APIで実行できる実行可能APIと、ウェブアプリがある。 前者は認証が走り実行者の権限で動くが、後者は認証を行わずデプロイユーザーの権限で動かすこともできるのでパブリックなAPIとして使うことができる。 当然、不正な操作が行われないように注意する必要があり、GASのQuotaやhard limitも気にする必要がある。無料で運用することができるが、レイテンシやエラーハンドリング、監視などを考えるとやや心許ない。 ウェブアプリではdoGet(e)とdoPost(e)を実装することでそれぞれのメソッドのリクエストをハンドリングできる。これ以外のメソッドには対応していない。 function doGet(e) { return ContentService.createTextOutput(JSON.stringify(e.parame
はじめに Googleカレンダーに登録してある今日の予定、また明日の予定を一定の時刻にLINEで受け取るというものをつくっていきます。 私自身初心者なのでプロジェクト作成方法や設定の仕方等も書いていきます。 なお、コードは最後にまとめてあります。 完成イメージ ①朝、Googleカレンダーの今日の予定をLINEで受け取る。 ②夕方、Googleカレンダーの明日の予定をLINEで受け取る。 <送る内容> ・日時 ・タイトル ・場所(登録があったら) ・説明(登録があったら) なお、予定が無ければ無いよと送る。 使用するカレンダー 設定 プロジェクトの新規作成 まず、最初の状態では入っていないGoogle Apps Scriptを追加します。 Googleドライブ > 新規 > ①その他 > ②アプリを追加 Google Apps Script を探して ③接続 ▼▼▼ 追加できたので早速プロ
Google Apps Scriptの開発をローカルで行うためにWebpackによる自作テンプレート作成をしてみる 今回はWebpackを使った自作テンプレート作成をやったことない人向けのチュートリアルになります。 ちゃんと調べて真面目な記事のつもりですが、Webpack歴1週間くらいの人間が書いているので間違ってそうなところは編集リクエストお願いします。。。 想定している記事の読者層 GoogleAppsScriptはとても便利なスクリプトの実行環境なので、Qiitaの記事でも人気で本日付けで1713の記事が公開されていますね。 とても便利なのでWebからさくっと作成して、そのまま放置している人も多いと思います。またプロダクトとして公開していたり、社内BotでSlack通知させていたりと、結構がっつり使っているのにGit管理されていないであったり、社内の誰からもレビュー受けていない状態に
Google FormとGoogle SpreadsheetにGoogle Apps Scriptで手を入れて便利仕様にできたので、経緯他もろもろを文章にまとめることにした。 一人開発のため便利なものの存在を知らなかったり、「よそ様はどういうふうにやっているのだろう」という興味もあって公開してみた。 前提 社内研修の日程調整にGoogle FormとGoogle SpreadSheetを使っていた。 各参加者が個人で都合のあった日程を選び、参加者の情報と日程をGoogle Formで回答するとGoogle SpreadSheetに回答が蓄積されていく。 研修担当者はその回答をGoogle Spreadsheetで集計し、それを見て研修の準備を行っていた。 しばらく運用して分かったこと 全体の一割程度の参加者が予約の変更・削除を行う。 1回の研修で対応可能な人数以上が同一日程に参加を希望した
【新バージョンを公開しました 2022.2.27】 Googleドキュメント簡易校正ツールV2「Heartlogic Proofreader for GDocs」。GASによる文書の一括置換や表記統一チェック – Heartlogic-2 GAS(Google Apps Script)を使って、Googleドキュメントの文書の表記統一(一括置換)、および表記チェック(要チェック箇所の文字色を変えて表示)ができるスクリプトです。正規表現対応。編集者やライター、広報や社内文書の担当者、ブロガーなど向け。 紹介記事「Googleドキュメント用の簡易校正ツールを作ったよ」も参照してください。 ※2011.11.14 更新 非正規表現のチェックに関するバグを修正したVer.0.5.1にコードを更新しました。すべてコピペして差し替えることで更新できます 機能と特徴 導入方法とコード テーブルとカスタマ
Google AppScriptでHTTP POSTを受け付ける方法は、ググればかなり出てきます。 2021年頃の仕様変更(参考URL1 2)によって console.log や Logger.log の出力はGoogle Cloudに紐づける必要があり、ちょっとした開発は面倒です。 ここでは、ともかくHTTP POSTのBodyをSpreadsheetに出力するだけの最小コードを用意しました。これにより e の出力をとりあえず確認できるようになります。 function doPost(e) { const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getSheets()[0]; sheet.getRange("1:1").insertCells(SpreadsheetApp.Dimension.ROWS); sheet.getRange(
日本の大手商社も出資するロシア極東の石油・天然ガス開発プロジェクト、サハリン2。ロシア政府はこの事業から撤退を表明していたイギリスの大手石油会社「シェル」が保有していた株式をロシアの企業が取得することを承認しました。 日本にLNG=液化天然ガスを供給しているサハリン2の運営会社に出資していたイギリスの大手石油会社「シェル」はロシアのウクライナ侵攻後、去年2月に撤退を表明していました。 ロシア政府は12日、この会社が保有していたおよそ27.5%の株式をロシアの大手民間ガス会社「ノバテク」が取得することを承認したと発表しました。 株式の取得額は948億ルーブル、日本円にしておよそ1545億円になるとしています。 サハリン2をめぐってはロシア政府が事業を引き継ぐ会社「サハリンスカヤ・エネルギヤ」を設立し、日本がロシアへの経済制裁を科す中でも日本の三井物産と三菱商事はこの新会社への出資を決め、これ
Google Apps Script(GAS)のウェブスクレイピングに関する情報は、ウェブ上で数多く紹介されています。 しかし、ちょっとモノ足りないと感じることがあります。
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