4つの新サービス 発表したのは、同社が開発した大規模言語モデル(LLM)「LHTM-2」(ラートム・ツー)を活用した自動オペレーションシステム「alt Polloq」(オルツ ポロック)、人材マッチングシステム「CloneHR」、企業マッチングシステム(M&A)「Clone M&A」、使われていないGPU計算リソースを提供する「EMETH GPU POOL」(エメス)の4つ。 今回は自律的にどんどんと仕事を進めていく「alt Polloq」について解説しよう。
Zen 4世代CPUとRDNA 3世代GPUを統合したAPU「Ryzen 7040HS」搭載の「Razer Blade 14」が発表。AMDがその利点をアピール ライター:米田 聡 Zen 4アーキテクチャのCPUコアと,RDNA 3アーキテクチャのGPUを統合した高性能ノートPC向けプロセッサ「Ryzen 7040HS」シリーズをAMDが発表したのは,2023年1月に開催されたCES 2023だった(関連記事)。当時の予定よりも搭載製品の発売は遅れていたが,2023年5月に入って,PCメーカー各社からRyzen 7040HS搭載PCが次々と発表されている。 そんな中でAMDは,ゲーマー向け薄型ノートPCとして定評あるRazer Bladeシリーズの14インチモデル「Razer Blade 14」に,Ryzen 7040HSシリーズの最上位モデル「Ryzen 9 7940HS」が採用された
Intelが2023年8月18日にIntel製GPU「Arc」シリーズのDirectX 11対応改善を発表し、同時にGPUの性能計測ツール「PresentMon」のベータ版を公開しました。PresentMonを使えばゲームなどの画面上にGPUのパフォーマンスをオーバーレイ表示できる他、GPUが実際に計算処理を行っている時間を示す指標「GPU Busy」も測定できるとのことなので、インストール手順や測定画面の表示手順を確認してみました。 Intel® Arc™ Graphics - PresentMon https://game.intel.com/story/intel-presentmon/ ◆PresentMonのインストール手順 PresentMonをインストールするには、まず上記のリンク先にアクセスして青色のダウンロードボタンをクリックしてインストーラーをダウンロードします。なお、
中国の国営通信社であるChinastarmarketが2023年11月9日に、NVIDIAが主力製品「H100」の改良版である新しいAIチップ「H20」「L20」「L2」を近日中に中国市場に投入すると報じました。この動きは、NVIDIAがいかに中国市場を重視し、規制の回避に躍起になっているかを示していると指摘されています。 英伟达或为中国推三款改良芯片?浪潮信息:目前还未接到通知 公司会继续和对方沟通 https://www.chinastarmarket.cn/detail/1513253 Tech war: Nvidia to tailor another set of chips for China clients after updated US export control curbs, distributor says | South China Morning Post ht
最近寒いですね。そんなときはパソコンこと「計算もできる暖房」をつけましょう。ポチッ!温風が出てきますね。あったまる~! ところで、実際のところパソコンってどれくらい暖房としての能力があるんでしょうか…?調べてみましょう。 ↑これはCPUのCore i9-13900Kです。今日は暖房として働いてもらいます。 実験装置を作る 暖房能力を調べるために、パソコンによって何かの温度が上昇する様子を測定したいので、熱量計を使います。普通、熱量計は発泡スチロールで水を覆って断熱しつつ水の温度を計測するようなものですが、パソコンを水没させるわけにはいきません。 今回は大きな箱の中でパソコンを動かし、空気を温めることにしました。でもそんな都合の良い箱なんてない……(?) おや、ここに逸般の誤家庭には大量に在庫があることでおなじみの(?)MDF板があります。 養生テープで適当に貼り付けて箱にしました(ロボット
Stable Diffusionを代表とする画像生成AIにおいて、生成スピードを上げるにはより強力なGPUが必要だ。GeForceならRTX 4090のような最強のGPUが使えればいいが、誰もが手にできる価格とは言い難い。 となればビデオカードを複数枚使用してStable Diffusionの生成スピードが向上しないだろうか? と考えるのは自然な流れだが、今のStable Diffusionは複数のGPUを協調させて処理する機能は搭載されていない。 しかし、Stable Diffusion(とAutomatic 1111)をGPUごとに紐付けて起動することで、ビデオカードの数だけ並行して作業を進めることができる。玄人志向の製品紹介ページには、まさにそういった記述が存在する。 玄人志向公式サイトの製品紹介ページには、複数のビデオカードを使うとStable Diffusionの生成速度がほぼ倍
この記事では日本語小説に強いローカルLLM環境を簡単構築できるEasyLightChatAssistantの紹介と、論理破綻が少ない効率的な小説生成を促す(と個人的には思っている)AIチャット用プロンプトの公開をしていきます。このコンテンツは主に官能小説をベースに語りますので、年齢制限などお住まいの国家地域のレーティングに従ってお読みください。 どうもこんにちは、休日に「生成AIなんでも展示会」というイベントを知って寝てからいくかーと思って起きて行こうと思ったら当日参加不可イベントだったことを知ったカガミカミ水鏡です。そうよ鉄郎……私は計画性がない女…… ところでエロ小説が大好きな皆さん(直球)、カガミカミ水鏡さんという方はご存知ですか? 生成AIが頭角を表すはるか以前の2015年からpixivの片隅できしょいジャンルの小説を投稿してるエロSS書きです(猫耳の奴などは2011年にbbspi
AIの開発にはGPUやAIアクセラレータからなる大規模な計算資源が必要です。AI企業Anthropicのダリオ・アモデイCEOはAIモデルの学習費用が今後数年で約100億ドル(約1兆5400円)に達すると推測しています。 Transcript: Ezra Klein Interviews Dario Amodei - The New York Times https://www.nytimes.com/2024/04/12/podcasts/transcript-ezra-klein-interviews-dario-amodei.html 大規模言語モデルやマルチモーダルAIモデルの学習には、大量のGPUやAIアクセラレータが必要です。NVIDIAやAMD、Intelといった半導体企業はAIの学習を効率的に実行できるチップの開発を進めていますが、それらのAI特化チップは性能の高さと引き換
大口顧客が心臓部のチップを自社開発へシフトしたことに加え、インテルはプロセッサー市場を競う米AMD(Advanced Micro Devices)から猛烈な追い上げを受け、さらには新たな競合も登場している。最近では、米Qualcomm Technologies(クアルコム・テクノロジーズ)が23年10月、人工知能(AI)処理などの機能を強みとするノートパソコン向けプロセッサーを発表した。スマートフォン向けプロセッサー市場を制したクアルコムがパソコン向けでも覇権を狙う。 インテルの苦境は直近の業績にも鮮明に表れている。米SIA(Semiconductor Industry Association:米国半導体工業会)の23年11月1日(米国時間)の発表によると、同年7~9月期の半導体世界売上高は前年同期比で4.5%減少したが、この全体傾向より減少幅が大きかったのがインテルである。同社とは決算期
米NVIDIAは3月18日(現地時間)、年次カンファレンス「GTC 2024」で米Appleの空間コンピューティングデバイス「Apple Vision Pro」との連携による新たなプラットフォームを発表した。「Omniverse Cloud API」と「OpenUSD」ベースの新プラットフォームにより、企業顧客はApple Vision Pro上で製品の高品質なデジタルツインを体験できるようになる。 OmniverseはNVIDIAが2021年に発表したプラットフォーム。今回発表のAPIにより、Omniverseのツールやデータをクラウドベースのインフラで利用できるようになった。 開発者は、SwiftUIとRealityKitを使って、NVIDIA Omniverse採用のApple Vision Pro向けアプリを開発できる。そうしたアプリのユーザーは、ストリーミングされるデジタルツイン
「ビッグテック企業」の再定義 ビッグテック企業を総称する言葉として、日本では主にGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)、海外でFAANG(Facebook、Amazon、Apple、Netflix、Google)が使用されているが、2022年頃からこれらを再定義すべきという声があがるようになっている。 海外では、FAANGに代替案の1つとして挙げられているのが、マイクロソフト、アップル、テスラ、アルファベット(グーグル)、NVIDIA、アマゾンの頭文字をとったMATANAだ。メタとネットフリックスに代わり、テスラとNVIDIAが追加されたバージョンとなる。 2022年に登場したMATANAだが、テック企業の直近時価総額を見ると、妥当な分類であることが分かる。 2023年6月27日時点における世界の時価総額ランキングでは、1位アップル(時価
『Zenbleed』に対するUbuntuの対応 Zen2シリーズ(=Ryzenプロセッサーの一部)に影響する、『Zenbleed』と呼ばれる脆弱性(CVE-2023-20593)が公開されました。AMDからも脆弱性情報が提供されています。 影響があるのはZen 2アーキテクチャを採用したCPUファミリーです[1]。 今回見つかったものは、Spectreのときのようなサイドチャネル攻撃(つまり「新しいタイプの攻撃手法によって見つかった新しい脆弱性」)ではなく、純粋なCPUのバグです。サイドチャネル攻撃の場合は「このような操作をすると、CPU上で扱っているデータを推定することができました。たとえば処理にかかる時間の差とか」というものだったのですが、今回のものは「こういう操作をすると、なんだかCPUがおかしな挙動をしていることがわかりました、直前まで扱っていたデータを復元可能です」というもの
1台当たり数百万円以上で販売されているNVIDIA H100は機械学習に最適ということで人気があり、Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏の慈善団体はNVIDIA H100を1000個以上積んだ高性能医学研究用コンピューティングシステムの構築をスタートしています。ブロガーのパトリック・ケネディ氏は、「NVIDIA L40S」という製品が「NVIDIA H100」の代替となり得るとして、その性能について解説しています。 NVIDIA L40S is the NVIDIA H100 AI Alternative with a Big Benefit https://www.servethehome.com/nvidia-l40s-is-the-nvidia-h100-ai-alternative-with-a-big-benefit-supermicro/ NVIDIA H100はハイエン
AIユニット内蔵のデスクトップPC向けAPU「Ryzen 8000G」発表。内蔵GPUはGeForce GTX 1650に匹敵する性能を有する ライター:米田 聡 米国時間2024年1月8日,AMDはCES 2024に合わせて,開発コードネーム「Hawk Point」と呼ばれているデスクトップPC向けの新型APU「Ryzen 8000G」シリーズを発表した。 実用的な3D性能を持つGPUを統合したAPUとしては,2021年4月に発表となったSocket AM4プラットフォーム向けの「Ryzen 5000G」以来の新製品ということになる。発売は1月31日予定だが,本稿執筆時点で価格は明らかになっていない。 本稿では,AMDの事前資料を元にRyzen 8000Gの概要を簡単に紹介してみたい。 ノートPC向けのAPUをデスクトップに転用したRyzen 8000G Ryzen 8000Gシリーズは
Apple関連情報に詳しいBloombergのマーク・ガーマン氏が2023年6月1日に、Appleが2023年6月5日開催の開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference(WWDC)」に向けて、2機種のデスクトップ向けハイエンドMacのテストを行っていることを報告しました。 WWDC 2023: Apple Preps New Macs With M2 Ultra, M2 Max Processors - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-05-31/apple-tests-new-high-end-mac-chips-ahead-of-developer-conference Apple preps first Desktop Mac with M2 Max and Ultra
[GDC 2024]Armが推奨するレイトレーシング時代のスマートフォンゲームグラフィックスとは? ライター:西川善司 Armの「Immortalis-G715」やQualcommの「Adreno 740」,古くはImaginationの「PowerVR Wizard」など,スマートフォン向けのSoC(System-on-a-Chip)に組み込まれたGPUが,レイトレーシング対応となって久しい。それにも関わらず,実際のスマートフォン向けゲームのグラフィックスに,レイトレーシングが採用された事例はまだまだ少ない。 そもそも,2024年の現状では,レイトレーシング対応GPU搭載のSoCを採用したスマートフォンがまだまだ少ない。だが,2023年発売の「iPhone 15 Pro」シリーズによって,状況は変わってくるかもしれない。iPhone 15 Proの搭載SoCである「A17 Pro」は,レ
マイクロソフトが自社AIチップ宣言。AIチップ戦国時代突入へ2023.11.16 20:00 Maxwell Zeff - Gizmodo US [原文] ( そうこ ) Microsoft(マイクロソフト)のカンファレンス「Microsoft Ignite」にて、サティア・ナデラCEOが自社AIチップについて語りました。 マイクロソフトのチップMaiaマイクロソフトのクラウドコンピューターAzure、AIのCopilot、そして大規模出資しているOpenAIのChatGPTの根幹を支えるチップを、自社のものに移行宣言したマイクロソフト。AIチップ「Maia 100」は、AIモデルのトレーニング用に使用される予定で、来年前半にAzureデータセンターから搭載していくとのこと。 チップ開発について、OpenAIのサム・アルトマン氏はこうコメント。 AzureのエンドツーエンドAIアーキテクチ
こんにちは。LLM転職者のサルドラです。今はPictoriaという会社でAIキャラクターを作っています。 さて、皆さんはChatGPT、使っているでしょうか。 調べものに使ったり、後輩役にしてラバーダック・デバッグに用いたり、ラーメン屋の親父にしたりしていますよね。 ラーメン屋の親父GPT、「命令リセットしろ」も通用しないし、 記憶失いがちな無関係な英語・長文アタックも全く効かん なんやこいつ、化け物か pic.twitter.com/4gYg7zymXB — 刈宮 宥 (@Callimiya) March 8, 2023 今回はChatGPTではなく舞台を移してローカル、つまり自分のパソコンで動かす文章生成AIについて、AIキャラクターを作るという側面からとても浅く話そうと思います。ローカルAIは精度は勿論OpenAIのAPIより低いです。文字通り桁違いの性能の差がありますが、やはり自分
IntelがAMDのCPU型番が分かりにくいと公式サイトで指摘。(おまいう案件) IntelとAMDが投入しているCPUについては、両者の歴史が長い分、度重なる製品ラインアップの変更や新規投入などを通じて複雑化しています。その影響で、CPUの性能を大まかに見分ける型番も複雑化しており、消費者にとっては不便が生じています。 そんな中、Intelがアメリカでのマーケティングキャンペーンにおいて、AMDの複雑なCPU型番を指摘する「Core Truths(コアの真実)」という公式マーケティング資料をリリースしました。 このスライドは全4章に分かれており、最初の2章では主にAMDのCPU型番に関する指摘が書かれています。 第1章では、2023年にAMDが発表したRyzen 70X0シリーズについて、IntelはこのCPUが2019年に投入されたZen 2をベースにしており、自社のCore i5-1
中国への輸出規制に準拠する中国専用のRTX 4090相当品「RTX 4090 D」をNVIDIAが発表しました。価格はRTX 4090と同じですが、CUDAコアとTensorコア数が少なくなっています。 Nvidia launches China-specific RTX 4090D Dragon GPU, sanctions-compliant model has fewer cores and lower power draw | Tom's Hardware https://www.tomshardware.com/pc-components/gpus/nvidia-launches-china-specific-rtx-4090d-dragon-gpu-sanctions-compliant-model-has-fewer-cores-and-lower-power-draw NV
個人メモ Hugging Faceで公開されているLlama2のモデルを使用して、4bit量子化を有効にして、70Bのモデルを1GPU(A100)で推論する方法について記述する。 dockerコンテナ作成 NVIDIAのPyTorchイメージを使用してDockerコンテナを作成する。 ※ホストのドライババージョンが古いため、少し前のイメージを使用している。 コマンド例 docker run --gpus all --network host -v /work:/work -w /work -it nvcr.io/nvidia/pytorch:22.12-py3 PyTorchバージョンアップ xformersがpytorch 2.0.1を要求するためPyTorchをアンインストールしてからインストール pip uninstall torch torchvision torchtext to
~ このエントリは 【カヤック】面白法人グループ Advent Calendar 2023 の22日目の記事です。~ こんにちは!ハイパーカジュアルゲームチームの深澤です。 WebGL2において GPU Instancing でメッシュを大量に表示しつつ、Transform Feedback を使ってインスタンスごとの情報計算もGPUに任せてみたいと思います。 ↓ デモはこちらになります。画像かURLから飛ぶことができます デモ: https://takumifukasawa.github.io/webgl-transform-feedback-gpu-instancing/ ↓ リポジトリのURL github.com メッシュ1つあたりの頂点数は24です。描画色は、インスタンスごとの色をふまえて平行光源の拡散光だけ計算しています。 GPU Instancing を使っていて、ドローコー
アメリカ商務省が、早ければ2023年7月中にも、NVIDIAを始めとする半導体メーカーによる中国へのチップ輸出を停止する予定であると、Wall Street Journalが報じました。 U.S. Considers New Curbs on AI Chip Exports to China - WSJ https://www.wsj.com/articles/u-s-considers-new-curbs-on-ai-chip-exports-to-china-56b17feb 事情に詳しい関係者がWall Street Journalに話したところによると、今回の輸出規制は2022年10月に発表された輸出規制措置を成文化し、対象を拡大する最終規則の一部になるとのこと。この規則は、NVIDIAとAMDの最先端チップの供給が遮断されたことに引き続き、中国のAI構築能力をさらに低下させること
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