米OpenAIは5月16日(現地時間)、ChatGPTに「Google Drive」「OneDrive」といったクラウドストレージとのデータ連携機能を追加すると発表した。各ストレージから直接ChatGPTにデータをアップロードし、表やグラフを作れるという。 ChatGPTに作らせた表やグラフの編集機能も強化する。例えば表の一部分を指定し、その部分だけに関して質問したり、クリックで色を変えたりできるようになるという。 新機能はいずれも、ChatGPTの有料サブスクリプション「ChatGPT Plus」「Team」「Enterprise」のユーザーに対し、今後数週間以内に提供する予定。13日に発表したばかりの新モデル「GPT-4o」で利用可能になるという。 OpenAIは新機能のデモとして、Google Drive内からスプレッドシートを直接ChatGPTにアップロードし、プレゼンテーション用
これに対し、今回のデモを組織した団体「No Tech For Apartheid」は「自分たちの労働がアパルトヘイトや大虐殺の原動力となることは望まない」と訴える。Googleに対してイスラエル政府との契約の中止を求めるのは、発端となったプロジェクト・ニンバスの契約を「ガザのパレスチナ人を虐殺するイスラエルへの支援」と見なしていることによるものだ。 社員の解雇について同団体は「言語道断の報復行為」「Googleが自社の社員よりも、虐殺行為をしているイスラエル政府および軍との12億ドルの契約の方を大切にしていることが、これではっきりした」と反発した。 また抗議デモは平和的に行われ、Google社内で器物を損壊したり、同僚を妨害したりもしていないと主張。社員の解雇はGoogleのいう「開かれた文化」の虚偽をさらけ出したと訴え、解雇は不当だったとし全米労働関係委員会(NLRB)に不服を申し立てて
Googleに聞く「Google メッセージ」日本展開の意義 AppleのRCS対応は「非常に楽しみにしている」(1/2 ページ) Googleは、5月14日、15日(現地時間)にかけて開催したGoogle I/Oで、「Googleメッセージ」の日本展開を発表した。Googleメッセージは、RCS(Rich Communication Services)を活用したメッセージアプリ。既にサービス自体は始めていたが、同アプリが標準搭載されている端末はPixelシリーズなどの一部にとどまっていた。今後は、KDDIが販売する端末にGoogleメッセージをプリインストールし、日本での普及を加速させていく構えだ。 そのGoogleメッセージの製品管理チームを率いるAndroid and Business Communications Directorのヤン・イェンドレヨヴィッチ氏が、日本の報道陣のグル
Googleがスマートホーム機器の共通規格である「Matter」や、Googleの開発するスマートホームハブアプリ「Google Home」をあらゆる開発者に向けて開放するために、「Home API」を発表しました。Home APIを利用することで、アプリ開発者は6億台を超えるスマートホームデバイスにアクセス可能となり、Google Homeのオートメーションエンジンを利用して自社アプリ内でユーザー向けのスマートソリューションを作成することが可能となります。さらに、Home APIはAndroidアプリだけでなくiOSアプリでも利用可能です。 Home APIs: Enabling all developers to build for the home - Google Developers Blog https://developers.googleblog.com/en/home-a
KDDIが5月16日、Googleが提供するメッセージサービス「Google メッセージ」を、Android端末の標準アプリとして追加採用することを発表した。Googleが表明しているグローバル標準のRCSの取り組みに賛同し、AI技術なども活用しながらユーザー体験向上を目指すとしている。Android端末への採用時期は、あらためて告知する。 Google メッセージは、従来のSMSを拡張したRCS(Rich Communication Services)に準じており、電話番号ベースで写真や動画を送受信できる。RCSはGSMAで標準化されており、全世界で採用キャリアや対応機種が拡大している。 KDDIは、国内では同じくRCSに準拠したメッセージサービス「+メッセージ」を提供しているが、ここにGoogle メッセージが加わることになる。同社は、これまでのメッセージサービスで培ってきたアセットや
GoogleがAndroid 15のベータ版2を2024年5月15日(水)にリリースしました。べータ版Android 15では「日本語表示機能の改善」「プライベートスペースの追加」「AV1のサポート改善」などの新機能が追加されています。また、既存のAndroidで利用可能な盗難対策機能も発表されています。 Android Developers Blog: The Second Beta of Android 15 https://android-developers.googleblog.com/2024/05/the-second-beta-of-android-15.html Google Online Security Blog: I/O 2024: What’s new in Android security and privacy https://security.googleb
KDDI株式会社 KDDIは2024年5月16日、Google が提供する Google メッセージアプリを Android 端末の標準アプリとして今後、追加で採用することをお知らせします。KDDIは Google が表明しているグローバル標準のRCSの普及・拡大や魅力化の取り組みに賛同し、今後、AIなどの技術を活用し、メッセージサービスのユーザーエクスペリエンス向上を目指していきます。 SMSのようなメッセージサービスは、電話番号をIDとして利用できる利便性から、さまざまなサービスの認証のほか、ビジネスでの利用用途が拡大しています。さらに、従来のメッセージ機能を拡張したRCS(Rich Communication Services)は、GSMAで標準化され、全世界で採用事業者や対応端末が拡大しています。 Google は Android プラットフォームを全世界で提供するほか、RCSのよ
Google I/Oで発表されたこと総まとめ2024.05.15 19:0064,131 Kyle Barr - Gizmodo US [原文] ( そうこ ) 日本時間の5月15日未明に開催されたGoogle(グーグル)の開発者向けカンファレンスGoogle I/O 2024の基調講演。今年の発表はアルファベット2つにまとめることができます。AI。 新たにGoogleのエコシステムに追加されていくAI機能が続々と発表されました。去年のGoogle I/Oで発表されたAI「Gemini」、今年はさらなら飛躍をとげます。 AI OverviewScreenshot: Google / Gizmodo US基調講演は、Googleらしく検索機能からスタート。去年まで「Search Generative Experience」ベータプログラムでのみ試せたAIによる検索が一般機能になります。 サン
Flutter/DartのWebAssemblyコンパイル機能が安定版に。より高速でスムーズなユーザー体験などを実現 Googleは、日本時間5月15日から開催中のイベント「Google I/O 2024」で、Dart言語とそのアプリケーションフレームワークであるFlutterの最新版となるDart 3.4/Flutter 3.22で、WebAssemblyコンパイル機能が安定版になったと発表しました。 Flutterは単一コードでiOS/Android対応のネイティブアプリ開発を可能にするフレームワークとして登場し、現在ではMac、Windows、そしてWebアプリケーションも単一コードでカバーするクロスプラットフォーム対応を目指して開発が進められています。 WebAssemblyへのコンパイルで実行速度が約2倍から3倍に これまでFlutterでWebアプリケーションを構築した場合、ア
Googleは、日本時間5月15日から開催中のイベント「Google I/O 2024」で、TPU v5eに続く第6世代のAI専用TPU(Tensor Processing Unit)である「Trillium」を発表しました。 Trilliumは前世代のTPUとなるTPU v5eと比較して、チップあたりのピーク演算性能が4.7倍。高帯域幅メモリー(HBM:High Bandwidth Memory)の容量と帯域幅が2倍になり、チップ間相互接続(ICI: Interchip Interconnect)の帯域幅もTPU v5eに比べて2倍になりました。 さらに、Trillium TPUは、TPU v5eよりも67%以上エネルギー効率が向上しているとのこと。 Trilliumは、単一の高帯域幅、低レイテンシを備えたポッドで最大256 TPUまで拡張でき、さらに並列処理などを実現するマルチスライス
Googleが軽量かつ高性能なAIモデル「Gemini Flash」を2024年5月15日(水)に開催された「Google I/O 2024」で発表しました。Gemini FlashはGemini Proの10分の1の価格で利用可能で、ベンチマークテストではGemini Proに匹敵する性能を示しています。 Gemini Flash - Google DeepMind https://deepmind.google/technologies/gemini/flash/ Google Gemini updates: Flash 1.5, Gemma 2 and Project Astra https://blog.google/technology/ai/google-gemini-update-flash-ai-assistant-io-2024/ Gemini FlashはAPI経由で動
Google I/Oで明かされたAndroidの進化 日本で「Googleメッセージ」開始、RCS対応でKDDIと連携(1/2 ページ) Googleは、5月14日から15日(現地時間)に渡り、米カリフォルニア州マウンテンビューで、開発者向けイベントの「Google I/O」を開催している。14日の基調講演では、同社CEOのスンダー・ピチャイ氏ら幹部が登壇。生成AIモデルGeminiの最新版である「Gemini 1.5 Pro」や、高速版の「Gemini 1.5 Flash」を発表するとともに、Google DeepMindが開発中のAIエージェント「Project Astra(アストラ)」を披露した。
GoogleのAI研究部門であるGoogle DeepMindが現地時間の2024年5月14日に、AI生成コンテンツにウォーターマーク(電子透かし)を入れてフェイク画像の拡散を防止するツール「SynthID」を、従来の画像だけでなくテキストと動画にも拡張することを発表しました。 More ways Google is delivering on its responsible AI commitment https://blog.google/technology/ai/google-responsible-ai-commitment-update/ Watermarking AI-generated text and video with SynthID - Google DeepMind https://deepmind.google/discover/blog/watermarkin
香港の裁判所が、5年前の抗議活動の際に広く歌われた「香港に栄光あれ」という曲の配信などを禁じる命令を出したことを受けて、動画投稿サイト、ユーチューブは命令に従うとして32本の関連動画を香港で視聴できなくする措置をとると明らかにしました。 2019年に香港で起きた一連の抗議活動の際、広く歌われた「香港に栄光あれ」という曲について、香港政府は、歌詞の中に国家の分裂をあおる内容が含まれるなどとして、配信などを禁じるよう、裁判所に求めました。 香港の裁判所は今月8日、政府の主張を認め、一部の例外を除いて、インターネット上での拡散などを禁じる命令を出しました。 これを受けて、動画投稿サイト、ユーチューブは15日までに声明を出し「裁判所の決定に失望したが、命令には従う」として32本の関連動画を香港で視聴できなくする措置をとると明らかにしました。 NHKが15日午後、香港で確認したところ「裁判所命令に基
Googleが2024年5月15日にビジュアル言語モデル(VLM)の「PaliGemma」と、大規模言語モデル(LLM)の「Gemma 2」を発表しました。PaliGemmaはすでにリリースされており、簡単に試せるデモも公開されています。 Introducing PaliGemma, Gemma 2, and an Upgraded Responsible AI Toolkit - Google Developers Blog https://developers.googleblog.com/en/gemma-family-and-toolkit-expansion-io-2024/ PaliGemma – Google's Cutting-Edge Open Vision Language Model https://huggingface.co/blog/paligemma ◆ビジュ
アメリカのIT大手グーグルは検索サービスに生成AIを本格的に導入し、文章で質問を入力すると生成AIが知りたいことを調べて回答をまとめる機能を盛り込むと発表しました。IT各社による生成AIの開発競争が一段と激しくなっています。 この中でピチャイCEOは自社が開発する生成AI「Gemini」について、処理できる情報量を従来の技術よりおよそ30倍増やして反応する速度を高めた最新モデルを発表しました。 そのうえで、主力事業である検索サービスに生成AIを本格的に導入すると明らかにしました。 文章で質問を入力すると生成AIが知りたいことを調べて、回答をまとめる機能を盛り込むということです。 まず、アメリカで無料で提供を始めるということです。 また、壊れた家電の動画を入力すれば修理方法を示すなど動画検索の機能を強化することを目指します。 このほか、生成AIがスマートフォンのカメラで周囲の状況を把握し、例
Googleが現地時間の2024年5月14日に開催した開発者向けイベントの「Google I/O」で、映像や音声を理解してリアルタイムで質問に答えてくれるAIエージェント「Project Astra(Astra)」を発表しました。実際に、ユーザーがスマートフォンとスマートグラスのカメラで撮影した物事について、Astraにあれこれ質問しているデモ動画も公開されています。 Google Gemini updates: Flash 1.5, Gemma 2 and Project Astra https://blog.google/technology/ai/google-gemini-update-flash-ai-assistant-io-2024/ Google strikes back at OpenAI with “Project Astra” AI agent prototype |
デビッド・ウレビッチは、グーグルのような企業の「ブルシット・ジョブ」や「フェイクワーク」についての発言は、彼の発言の中でも最も物議を醸さないものだとBusiness Insiderに語った。 巨大テック企業における「フェイクワーク」をめぐる議論に、アンドリーセン・ホロウィッツのゼネラルパートナーであるデビッド・ウレビッチが加わった。 デビッド・ウレビッチは、「グーグルのホワイトカラースタッフの半分は、おそらく本当の仕事をしていない」と述べている。 他のベンチャーキャピタルも同様の発言をしており、グーグルやメタのようなテック企業は近年大量解雇を行っている。 シリコンバレーの有名企業アンドリーセン・ホロウィッツの投資家が、テック業界の「フェイクワーク」をめぐる議論に加わった。 アンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz)のジェネラル・パートナーであるデビッド・ウレビッ
Googleが、現地時間2024年5月14日に開催された開発者向けイベント「Google I/O」において、2024年2月に発表された高性能AIモデル「Gemini 1.5 Pro」のアップデートについて発表しました。 Gemini 1.5 Pro updates, 1.5 Flash debut and 2 new Gemma models https://blog.google/technology/developers/gemini-gemma-developer-updates-may-2024/ Google Gemini update: Access to 1.5 Pro and new features https://blog.google/products/gemini/google-gemini-update-may-2024/ 2024年2月15日に発表されたGemi
マスク編集機能もあり、動画とテキストプロンプトにマスク領域を追加し、動画の特定の領域を変更することができる。 また、テキストではなく画像を入力して動画を生成することもできるマルチモーダルだ。画像をテキストと組み合わせてプロンプトに入力することで、Veoは画像のスタイルを参照した動画を生成する。 Googleは、将来的にはVeoの機能の一部をYouTubeショートなどにも導入する計画だ。 関連記事 Androidに“Google AI”の新機能 OSにGeminiを統合、「かこって検索」で問題を解く機能など 米Googleが、Android向けに搭載するAI関連の新機能を発表した。特定の部分を丸で囲って検索ができる「かこって検索」を、学習に活用できるようにする。Androidに生成AIモデルの「Gemini」を統合し、アプリ上のオーバーレイ表示から、より簡単にGeminiを利用可能になる。
米Google傘下のGoogle DeepMindと米Googleは5月14日(現地時間)、AIアシスタントに関するプロジェクト「Project Astra」を発表した。「日常生活で本当に役立つ未来のAIアシスタントの構築を目指したプロジェクト」と紹介し、デモ動画を公開。スマートフォンでリアルタイムに撮影した物体について説明を求めると、AIがスムーズに回答する様子が映っている。 動画内では「Tell me when you see sometihng that makes sound.」(音が出るものを見たら教えて)と人が指示し、周りをスマホで撮影すると、米Googleの生成AI「Gemini」が「I see a speaker , which makes sound.」(音が出るスピーカーが見える)と答え、スピーカーがあることを説明する様子が確認できる。 その後、スマホに映ったスピーカー
基調講演に最初に登場したスンダー・ピチャイCEOは、同社の生成AI「Gemini」のこれまでの成長について語った。同氏によると、150万以上の開発者が活用しているという。 生成AI搭載検索エンジン「AI Overview」(旧SGE) 「AI Overview」は、昨年のGoogle I/Oで発表されたGoogle検索の生成AI機能「Search Generative Experience」(SGE)を改称し、改善したもの。 詳細を説明したリズ・リード氏は、「Googleがあなたのためにググってくれるようになる」と語った。 AI Overbiewは「Gemini時代のGoogle検索」であり、リアルタイム情報、ランキングと品質システム、新しいエージェント機能で改善されたという。 マルチステップリーゾニング(多段階推論)で、1つの質問で複数ステップの結果を提示する。 例として、ピラティスにつ
Gemini 1.5 Pro のアップデート ・ Gemini 1.5 Flash ・ PaliGemma ・ Gemma 2 以下の記事が面白かったので、簡単にまとめました。 ・Gemini 1.5 Pro updates, 1.5 Flash debut and 2 new Gemma models 1. はじめに昨年12月、「Gemini 1.0」をリリースし、「Gemini API」を「Google AI Studio」および「Vertex AI」で利用できるようにしました。2月に、100万トークンのコンテキストウィンドウを備えた最初のモデルである「Gemini 1.5 Pro」をリリースしました。先月、ネイティブ音声理解、システム指示、JSON モードなどの機能を追加しました。 並行して、「Gemma」を立ち上げました。これは、「Gemini」と同じ研究とテクノロジーに基づいて構
Googleフォトに保存した大量の写真から「欲しい1枚」をピンポイントで検索できるようになる #GoogleIO2024.05.15 05:208,096 三浦一紀 AIって賢いな。 2024年5月15日未明、Googleの開発者向けカンファレンスイベント「Google I/O」がスタート、基調講演が行なわれました。内容はほぼAI関連の発表だったのですが、そのなかで僕のようなごくごく一般的な小市民にもわかりやすい恩恵があるのが「Ask Photo」という新機能です。今夏にくるといわれていたこの機能がどんなものか、簡単にご紹介します。 膨大な画像から目的のものを一発検索Ask Photoは、Googleフォトに保存されている画像を、Google(グーグル)のAI「Gemini」が検索してくれる機能。Geminiが画像を分析してくれるので、結構細かい検索ができます。 Image: Google
[速報]Google、Geminiベースの新WebIDE「Project IDX」をオープンベータで公開 Googleは同社の最新生成AIであるGeminiをベースとした新しいWeb IDE「Project IDX」をオープンベータとして公開しました。 Project IDXは、モバイルやデスクトップなどのマルチプラットフォームに対応したフルスタックのWebアプリケーションを、さまざまなフレームワークや生成的AIの支援などを活用して効率的に開発するための、Webブラウザから利用可能な統合開発環境です。 これまでその存在は発表されていましたが、招待されたユーザーのみが利用可能でした。 We want to make generative AI accessible to every developer on the planet. That’s why we’re making Gemini
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