千葉県八千代市にある勝田台小学校のPTAに新しい風が吹き込んでいる。ビジネスチャット「LINE WORKS」の導入をきっかけに、学校に来ること前提だった情報共有が大きく変わった。勝田台小学校 PTA会長の齋藤雄大さんとLINE WORKS導入に携わった村上篤寛さんに話を聞いた。 昭和の名残が残るPTA 6年越しの改革 学校と子供たちをサポートするPTA。しかし、PTAにネガティブなイメージを持つお父さん・お母さんは多いかもしれない。子供の入学とともに半強制的に組織に所属させられて会費を徴収され、親どうしで決められた仕事を押しつけあう4月。任期が終わるまで誰もが声を潜めて黙々と作業をするので、理不尽さを感じても組織は長らく変わらない。もちろん、健全に活動しているPTAもあるが、多くのPTAはやり方や考え方も古いままだ。 齋藤雄大さんが昭和の名残が残るPTAを変えようと考えたのは、勝田台小学校