はじめに 先日denoのバージョンが1.28となりました。これによってdenoからnpm互換性の機能を安定して利用することが可能となり、多くのnpmモジュールの利用が行えるようになりました(Release blog)。 この記事では1.28のバージョンアップにともなってViteを用いた環境をDenoでも構築可能になったのでその方法を紹介します。とても簡単にできるのでDenoで開発したい方はぜひお試しください。この記事はこちらを参考にしました。 型情報を与えてTypeScriptの利用も試みましたが、型がうまく伝わらずdenoの実行時に満足のいくチェックをさせるところまで検証できませんでした。TypeScriptを用いた構築が可能になれば再度紹介したいと考えています。 Viteを用いた環境構築 まず、Nodejsで開発するときのVite環境の雛形が欲しいのでnpmコマンドで環境を作成します。