函館市は12日、JR函館駅前広場(若松町)の花壇造成を担う「函館駅前花いっぱい業務」のプロポーザル審査で、最適提案者に桔梗造園(石川町、山本久明社長)とNPO法人「スプリングボードユニティ21」(折谷久美子理事長)を選定したと発表した。デザインの詳細を協議した後に正式契約。春の大型連休に間に合うよう、造成が進められる。 2016年度で4年目の事業。今回から契約期間を3年間に設定し、造成着手時期を早めた。プロポーザルには2者の応募があり、市や有識者らによる審査で決定。同社は12年度から3年間、駅前花壇の委託事業者として造成に従事。同NPO法人は市民ボランティアとともに函館新道沿いなどでの植栽を展開するなど、市民参画型の活動に定評がある。 提案のテーマは「市民と造る華やかな花壇」。暖色系の明るい色彩や北海道らしさを意識して、春から秋にかけて絶え間なくボリュームを持った草花で飾る。デザインは毎年