AWS、Azure、GCPのどの仮想マシンからでもiSCSIでアクセス可能なブロックストレージ「HPE Cloud Volumes」、HPEが国内リージョンで提供開始 Hewlett-Packard Enterprise(HPE)は、AWSやAzure、GCPのどのクラウド内の仮想マシンからでもiSCSIで高速にアクセスできるフルマネージドなブロックストレージサービス「HPE Cloud Volumes」を、日本国内にある同社のデータセンターから提供を開始し、11月1日より販売を開始すると発表しました。 11月1日の時点でAWSとAzureに対応。GCPへの対応は近日中に行われるとのこと。 特定のクラウドに依存しないストレージを作成できる Cloud Volumesの大きな特徴は、特定のクラウドに依存しないブロックストレージが提供されていることです。 一般に、例えばAWSのブロックストレー
Hewlett Packard Enterprise(HPE)は世界最大級の産業見本市「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)」(2023年4月17~21日)において、ドイツのAI(人工知能)スタートアップAleph Alphaの生成AIを用い、自然言語での対話で産業用ロボットの操作をサポートするシステムのデモを行った。 ≫ハノーバーメッセ2023特集はこちら マルチモーダル、説明可能性、オンプレミス実装など特長 Aleph Alphaは、2019年創業のドイツ・ハイデルベルクに拠点を置くAIスタートアップで、独自の大規模言語モデル「Luminous」シリーズを開発、展開している。Luminousは、テキストだけでなく画像のプロンプトも処理可能なマルチモーダル機能や、生成したコンテンツを検証し、そのソースまで追跡する説明可能性などを特長としている。さらに、クラウドだけではなくオン
ジュニパーネットワークス(以下ジュニパー)とHewlett Packard Enterprise(HPE)は、ジュニパーがHPEに約140億ドル(1ドル140円換算で1兆9600億円)で買収されることに合意したと発表しました(HPEの発表、ジュニパーの発表)。 .@HPE and @JuniperNetworks, a leader in #AI-native networks, today announced that the companies have entered a definitive agreement under which HPE will acquire Juniper Networks. https://t.co/N94ziu3a0x pic.twitter.com/0D9V94wYQ7 — Juniper Networks (@JuniperNetworks) J
今回はIntel Visionの話でも、と思ったのだがオンラインでの情報配信は5月18日からと発表の1週間遅れになっており、現時点では基調講演くらいしか説明する内容がないので後送りにさせていただき、AIプロセッサーの話をしよう。Linley Spring Processor Conference 2022で発表されたTetraMemのmemristor(メモリスタ)だ。 メインメモリーだけで演算処理を行なう高速化技術 In-Memory Computing AI処理の効率化、というテーマでのアーキテクチャーの提案はいろいろあることについてはこれまでいくつか紹介してきたが、その1つにIn-Memory Computingがある。 要するにメモリーと演算器が別々に置かれており、かつ演算にあたっては「メモリーからデータを取り出す」「演算結果をデータに格納する」にそれぞれ無駄に消費電力がかかる(デ
HPEがNutanix買収に向けて交渉中と米ブルームバーグが報道。縮小するオンプレミス市場での買収の思惑とは? Hewlett Packard Enterprise(HPE)がハイパーコンバージドシステム大手のNutanixの買収に向けて交渉していると米ブルームバーグが報道し、話題となっています。 HPE、クラウド会社ニュータニックスの買収に関心-関係者 - Bloomberg 報道によると、交渉はここ数カ月続いているとのこと。上記記事から一部を引用します。 事情が非公開だとして匿名を条件に語った関係者によれば、HPEはここ数カ月にニュータニックスと交渉している。両社の協議は断続的に行われ、価格で合意に達することができるかは不透明だという。 すでに10月中旬に米ウォールストリートジャーナルが、Nutanixが身売りを検討しているという報道をしています。このことも今回の米ブルームバーグの報道
ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(以下HPE)は7月30日、都内で発表会を開き、ストレージの新ラインナップとなる「HPE Primera」(プライメエラ)シリーズを発表しました。 従来のストレージのハードウェアやソフトウェアを見直すことで、100%の可用性を約束するとしています。 Primeraは、事実上同社の3PAR製品群から派生した新ラインナップです。 ハードウェアとしてSkylake世代のXeonプロセッサを搭載し、3PARの第六世代ASICによるメモリシェアド型のオールアクティブアーキテクチャにより、NVMeによる高速なアクセスにも対応できる低いレイテンシ、チューニング不要、インスタントフェイルオーバーなどを実現。 プロセッサの能力向上によって、ストレージOSではカーネル空間ではなくユーザー空間でストレージサービスを実装可能になり、これによりノードリブート回数の削減やバー
仮想化が企業の情報システムにおいて基本的な機能として用いられるようになったことで、この仮想化の機能を最初から組み込んだ統合システムが以前から注目を集めています。 仮想化のための統合システムは、VMware、シスコ、EMCの3社が合弁で設立したVCEによる「Vblock System」が初期の代表的な製品として2010年頃に登場しました。 この統合システムは一般に「コンバージドインフラ」(CI:Converged Infrastructure)と呼ばれ、複数台のサーバとストレージアレイ、ネットワーク、仮想化ソフトウェアが統合され、導入後すぐに仮想化を用いたシステムの運用が開始できる、などの利点があります。 そして2015年頃からは、このコンバージドインフラのストレージアレイの代わりにネットワークで接続した複数のサーバに内蔵されたストレージをストレージ仮想化ソフトウェアによって束ねることで仮想
Hewlett Packerd Enterprise(HPE)は、主要なHadoopディストリビューションベンダの1つであったMapR Technologiesの持つ技術や知財などのビジネス資産を買収すると発表しました(HPEの発表、MapRの発表)。 MapR is now part of @HPE! Exciting things ahead! Find out more in this new blog post: "HPE Welcomes MapR Community" https://t.co/CwWmIs9Fv1 pic.twitter.com/Thxd78o5PU — MapR Technologies (@mapr) August 5, 2019 MapRは今年の6月に大規模なリストラを行ったことが明らかになり、身売りの交渉をしているのではないかとされていました。 Map
「私たちはIT業界の次章を定義する。 まず、ソフトウェアはすべてサブスクリプションモデルになる。 そしてオンプレミスのセルフサービスソリューションは、ペイ・パー・ユースで自動化されたセキュアなマネージドサービスとなり、「HPE GreenLake」が弊社全体のエッジおよびクラウドソリューションを包括するブランドとなる。 HPE GreenLakeでは、ペイパーユースもしくはサブスクリプションベースを選択でき、フルマネージドで提供される」 すべてをas-a-Serviceとして提供する HP GreenLakeはミッドマーケットや無線LANであるArubaにも適用されるとネリCEO。 「ミッドマーケット向けのGreenlakeは目的特化型のソリューションとして、仮想化、Container-as-a-Service、ストレージ、Database-as-a-Service、Backu-as-a-
ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)は、KubernetesやDockerコンテナなどを統合したパッケージソフトウェアとして「HPE Container Platform」の国内提供を開始したと発表しました。 HPE Container Platformは、ベアメタルもしくは仮想マシン上のRed Hat Enterprise LinuxもしくはCentOSに対応し、その上にKubernetes、Dockerコンテナ環境を構築します。オンプレミスやAWSなどさまざまなシステム基盤上に展開可能です。 最大の特徴は、マルチテナントなクラスタ管理のためのBlueDataと、ストレージ機能としてMapRを統合している点です。 BlueDataを用いることで、おもにHadoopやSparkといったビッグデータ処理のためのミドルウェアを部門ごとなどにセキュアに分離したマルチテナントを構築
HPE、メモリドリブンコンピュータのプロトタイプを含む開発キットの販売開始。HPE Discover 2019 Las Vegas Hewlett Packard Enterprise(以下HPE)は、従来のプロセッサを中心としたコンピュータのアーキテクチャとは異なる、メモリを中心としたメモリドリブンアーキテクチャのコンピュータ「The Machine」の開発を進めています。 メモリドリブンアーキテクチャは、高速かつ大容量の不揮発性メモリによりメモリとストレージを一体化した「ユニバーサルメモリ」を中心に置き、そのユニバーサルメモリと複数のプロセッサを高速なフォトニクスネットワークで接続するというものです。 ユニバーサルメモリの周囲に、目的に応じたさまざまな能力を持つプロセッサやSoC(システム・オン・ア・チップ)を多数接続することで、現在主流となっている少数の汎用プロセッサを中心としたアー
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Hewlett Packard Enterprise(HPE)は、MapRの資産を買収したと発表した。同社の技術、知的財産、アナリティクスや人工知能(AI)、機械学習(ML)用ツールなどが含まれる。 HPEは、MapRが現在展開しているサービスや進行中の刷新を支援すると発表した。また、MapRのパートナーエコシステムも引き続き支援するという。 買収の条件は明らかにされていない。 HPEに対して、MapRはより多くのビッグデータのノウハウやAI展開とMLのワークフローを提供できる。HPEの最高経営責任者(CEO)Antonio Neri氏は、MapRのファイルシステム技術によってHPEはエッジからクラウドまで統合されたアナリティクスを実現
HPE ProLiant DL ラックサーバにESXiをインストールする機会があったので、その手順をメモっておく。 1. リモートからiLOにアクセスできるようにする iLOのIPアドレスとユーザアカウントを設定する。 ここだけは現地での物理作業が必要。 サーバにディスプレイとキーボードを繋げて電源を入れる。 マニュアル iLO 4 --> HPE iLO 4 ユーザーガイド のp.24に手順が載っている。 iLO 5 --> HPE iLO 5 1.20ユーザーガイド のp.25に手順が載っている。 世代によって設定に使用するツールが異なる。 Gen8の場合 --> iLO RBSUで設定する。 POST実行中に iLO 4 Advanced press [F8] to configure が数秒間だけ表示される。そのタイミングでF8キーを押すとiLO RBSUの画面に行ける。 マニュア
米国時間の8月21日からHot Chips 34がスタートする。今年もいろいろと目玉は多く、AMDがRyzen 6000とInstinct MI200と400G Adaptive SmartNIC SOC、インテルがPonte VecchioとMeteor Lake/Arrow Lake、それにXeon D 1700/2700、NVIDIAがHopper、Glaceに加えNVLink Network Switchの発表を行なう。 他にも、先日紹介したLightmatterが、Passageの説明をするほか、個人的にはBiren TechnologyのBR100 GPGPUやJuniperのExpress 5、ArmのMorello Evaluation Platformなどが気になるところだし、Tesla MotorのDOJOも内容によっては記事で取り上げたいと考えている。 目立たないとこ
Hewlett Packard Enterprise(HPE)が、クラウドアプリケーションもオンプレミスアプリケーションも実行できる「Kubernetes」ベースのコンテナプラットフォーム「HPE Container Platform」を発表した。HPE Container Platformによって、顧客はどのパブリッククラウドでも、エッジでも、ベアメタルあるいは仮想化されたインフラで動く新規、既存のアプリ向けのアプリケーションの開発を加速させることができる。 主要なクラウドプロバイダーの多くは、Kubernetes管理ツールやインスタンスを保有している。また、Red Hatを買収したIBMがハイブリッドクラウドのデプロイメントとそれに伴うコンテナ管理で強力な足場を築いていることなどから、表面的に見れば、HPE Container Platformは困難に直面するかもしれない。 HPEは1
Hewlett Packard Enterprise(HPE)は2019年6月18日、米国で開催中の年次イベント「HPE Discover Las Vegas 2019」において、最新のストレージ製品「HPE Primera」を発表した。“100%の可用性”をうたうもので、基調講演に登壇したCEOのアントニオ・ネリ(Antonio Neri)氏は、Primeraストレージが「ミッションクリティカルを再定義する」と意気込む。 HPE Primeraは、2U/2ノード/24ドライブ構成で最大240ドライブまで拡張できる「HPE Primera 630」、4U/2または4ノード/48ドライブ構成で最大576ドライブまで拡張できる「HPE Primera 650」、同じく4U/2または4ノード/48ドライブで最大960ドライブまで拡張できる「HPE Primera 670」の3モデルをラインアップ
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