https://findy.connpass.com/event/318375/ での登壇資料です。
最近、分散データベースとかNewSQLとかサーバレスなデータベースとか色々聞きますよね。 でも、専門ではない人たちにとって、「何が違うの?」「自分たちに必要なDBはどれなの?」という点が分かりづらいと思います。 私も良く聞かれます。 AuroraはNewSQLですか? NewSQLってサーバレスなんですか? スケールできないDBとか聞きますけど、リードレプリカ増やせますよね? などなど。この辺に基本的なところから答えられるように、順を追って解説していきましょう。 「コンピュートとストレージは別であれ」 と神が言うと、コンピュートとストレージは分離された。 と言うのは冗談ですが、まずはここからスタートしましょう。 クラウド以前のデータベースを使っていた人にはお馴染みのように、それまでデータベースは大きな1つの箱でした。 過去に私は下図でデータベース(厳密にはRDBMS)のコンポーネントを解説
最初に3行でまとめ AWS CLIは便利です。しかし起動が遅いので、Goで実装された高速な(ただし機能は少ない)代替品を作りました。awslim といいます リリースバイナリは無駄に大きいので、必要な機能だけを組み込んだビルドを簡単にできるようにしてあります。ビルドして使うのがお勧めです どうぞご利用下さい github.com 以下はこれに至るまでの経緯とか、実装や使い方の話とかです。長いです。 作成の経緯 AWSの各種サービスにアクセスするための AWS CLI は、スクリプトやコマンドラインから処理を自動化するために大変便利なツールです。AWSでサーバーサイドの開発、運用している人であれば、ほぼ全員がお世話になっているんじゃないかと思います。 しかし、AWS CLI (コマンド名aws) には「起動が重い」という問題があるなとずっと思っていました。具体的には、aws --versio
システムプラットフォームチーム SREのid:MysticDollです。 この記事は、はてなの SRE が毎月交代で書いている SRE 連載の5月号です。先月分は id:heleeen さんの Mackerel で行った障害対応演習を紹介します でした。 先月 Platform Engineering Meetup #8 にて 「はてなにおけるメール基盤とDMARC対応」というタイトルで登壇させて頂きました。 speakerdeck.com この記事では資料では紹介しきれなかった、メール送信基盤の監視で気をつけるべきSMTPのステータスの仕様とそれらを踏まえた監視方法について紹介します。 メールのステータス形式 SMTP Reply Code 1桁目 2桁目 3桁目 DSN 1つ目 2つ目 3つ目 Postfixのログからのエラーのメトリクス化 まとめ メールのステータス形式 SMTPにお
memcached proxyのハッシュアルゴリズム比較 はじめまして!hibikiです(@add_bakkers) 現在大学3年生で、最近はネットワークに興味があり勉強中です。2023年8月からインフラチームにインターンとして参加しました。 本記事ではmemcached proxyのハッシュアルゴリズム比較の結果を紹介します。 memcached proxyのハッシュアルゴリズム比較 1. 背景と目的 ミラティブでのmemcachedの利用 課題: クライアントサイドでサーバ決定をしている memcached proxyの検討 2. memcached proxyに求められるアルゴリズム キーの分散 移動率の抑制 パフォーマンス ハッシュアルゴリズムの比較 3. 今回行うベンチマークの概要 計測対象とシナリオ 分散と移動率のベンチ 処理性能のベンチ 4. ベンチマークの結果と比較 移動率
AI 技術を活用してビジネス コミュニケーションを革新する方法を紹介します。株式会社 和談の代表取締役社長、吉崎 亮介が、AI と協働できる人材の育成方法、ビジネス プロセスの最適化、そして対話の再定義を通じた組織変革の実現について詳細に解説します。特に、和談が提供するサービスWadan Matchを通じて、どのようにして効果的に AI を活用し、ビジネスの現場で実践的な変革を遂げるかについて掘り下げます。 プレゼンテーションの主なトピック: AI の性質を理解する: AI の基本的な特性とそのビジネスでの応用方法を学びます。AI 技術がどのように業務効率を向上させるかを具体例を交えて紹介します。 ビジネス プロセスの最適化: AI を活用してビジネス プロセスを最適化する方法を説明します。Wadan Match の導入による具体的な効果や、実際のケーススタディを通じて、AI の実践的な利
gpt-4o はじめに こんにちは、ACS事業部の佐竹です。 今回のMicrosoft Buildで発表されたGPT-4oについて、どの程度レスポンスが良くなったか是非触ってみたく、今回の記事を書くことにしました。 1.1.5.Azure OpenAI Serviceの主なAIの進化 news.microsoft.com 以前、Azure Communication ServiceとAzure OpenAI Serviceを使って、コールセンターを作ってみたのですが、そこにGPT-4oを組み込む形でGPT-4-32kとの速度比較を行いました。 techblog.ap-com.co.jp 上記の記事はハンズオン形式で記載しておりますので、お手隙の際に是非手を動かしていただけますと幸いです。 概要 全体アーキテクチャは以下のようになります。 アーキテクチャ図 全体の流れは以下の通りです。 ユー
RubyKaigi 20024 RubyKaigi 2024おつかれさまでした! 沖縄から帰ってきてはや一週間余り、ようやく今年のRubyKaigiが終わったという現実を受け入れられるようになってきました。 海が綺麗でしたね ありがたいことに、わたしは今回もsocketライブラリのHappy Eyeballs Version 2(以下HEv2)対応を題材に登壇の機会をいただきました。 rubykaigi.org また今年は勤務先のエス・エム・エスがブースを獲得したので、初めてスポンサーとしてブースに立つこともできました。 この記事ではRubyKaigi 2024に至るまでと、それからRubyKaigi 2024会期中の出来事について振り返ってみたいと思います。 ※とんでもない長文ですがご容赦ください Happy Eyeballs Version 2 対応socketライブラリ開発日誌 上記
普段の業務ではPerlを書いていて、PHPは大学の授業でちょっと書いたことがあるくらいのid:CNaanです。 近所でやるとのことだったので、遊びに行ってきました。 phpcon.kagawa.jp ↑↑目が動いてめっちゃ可愛いのでぜひPHPカンファレンス香川2024を見て!!↑↑ 大学の後輩たちに「学生無料らしいよ〜誰か知り合いいたら嬉しいな〜」とURL貼っておいたら直前にもかかわらず二人ほどきてくれました。やった!! 面白かったのが、なんと会場ではうどんが好きなだけ食べ放題でした。 基本はトッピングなしのかけうどんですが、企業ブースに行くとハンコを押してもらえて、きつねやおにぎり、温泉卵と交換できました。 CNaanはきつねが大好きなので、きつねと交換しました。 噂によると、最後の方はぶっかけうどんを提供していたらしい。 うどん。きつねトッピングつき基本的には気になるトークを聴きつつ、
政府広報オンライン(チケットの高額転売は禁止です!~チケット不正転売禁止法より) はじめに こんにちは、アソビュー大川です。春の行楽シーズン、ゴールデンウイークとお出かけ機会が多くなる季節を経て、もうすぐ夏がやってきますね。夏に向けて遊びや旅行を企画されている方も増えてきているんじゃないでしょうか。 今回はアソビュー!でお取り扱いさせていただいている多彩なジャンルのチケットについて、日々の業務とも徐々に関連してきているテーマについて考えてみます。音楽やスポーツのような一部のジャンルでは活発に議論がなされている「不正転売とその対策」に関して、私のこれまでの経験と勝手な私見も交えながら今後の弊社のシステム観点での取り組みを考えてみたいと思います。 私たちはサービスを利用いただくユーザーのことを「ゲスト」と呼ぶカルチャーがあり、Web上の接客や購買体験をより良いものにしていきたいと日ごろから思っ
こんにちは! アソビュー開発チームでチームリーダーをしている近藤です。 みなさん、5月といえばGWのイメージがあると思います。 我が家ではGWはどこも混雑するため、その次の週末に出かけようとなり、【セットでお得】江の島岩屋、新江ノ島水族館セットチケット|アソビュー!に行ってきました! 4歳の子供にとって初経験の洞窟、好きな魚を見ることが楽しかったようでなによりです。 今回は、チーム内で行なったアイスブレイクについてご紹介させていただきます。 アイスブレイクで何をしよう?と悩んでいる方の参考になると幸いです。 ~ 目次 ~ はじめに デジタルツアー 概要 目的 実施内容 まとめ さいごに はじめに 3月に新しくチームリーダーとなり、チームビルディングの一貫として、まずコミュニケーションに重点をおいて何をしようか悩みました! なぜコミュニケーションに重点をおいたかというと、私自身がコミュニケー
こんにちは。転職ドラフトでエンジニアをしている verdy_266 です。 今回は、 RubyKaigi に参加した結果、 OSS にコントリビュートできたよという自慢をさせてください。 Merged!! irb に redo 機能を実装しました まずは、今回コントリビュートした内容をご紹介します。 RubyKaigi で以下の発表を聞いたのですが、その中で Future Works として挙げられていたもののひとつを実装しました。 rubykaigi.org speakerdeck.com irb を実行した際に、入力内容を表示したり、カーソル移動を制御したりしてくれる Reline というライブラリがあります。 今回はこの Reline に、 redo (やり直し)機能を実装しました。 ここに自分のアイコンが表示されているの、嬉しすぎる…… 実装の簡単な解説 github.com こち
Mackerel Drink Up 出張版@福岡に参加してきた #mackerelio - stefafafan の fa は3つです に続いて、翌日福岡で開催されたRoad to SRE NEXT@福岡に参加しました。 sre-lounge.connpass.com Road to SRE NEXT とは? 元々SRE NEXTという東京で開催されている大きめのイベントがありますが(自分はまだ参加したことはありません)、東京にとどまらず地方のSREコミュニティも活性化したいというものだそうです。 blog.sre-next.dev 「Road to SRE NEXT」は、SREの普及とコミュニティの活性化を目的としたイベントシリーズです。このイベントは、SRE NEXT 2024の運営メンバーによって計画されています。イベントの主な目的は、地方におけるSREコミュニティの発掘と支援、SR
こんにちは。Algomatic NEO(x) カンパニー機械学習エンジニアの宮脇(@catshun_)です。 本記事ではブラウザやモバイル画面を操作する LLM エージェントとその周辺技術について超ざっくりと紹介します。 社内に向けたキャッチアップ資料として作成しており、加筆修正する可能性がありますが、本記事を読んだ方の議論のネタ程度になってくれれば幸いです。 以前 AI ソフトウェアエンジニアについて紹介しているので、こちらもご覧いただけたら幸いです。 おことわり 本記事では対象とする研究棟の 詳細な解説は含みません。詳細は元の論文を参照ください。 不十分また不適切な言及内容がありましたらご指摘いただけますと幸いです。 プロダクト等の利用時は 必ずライセンスや利用規約を参照して下さい。 本記事の目次 Google I/O '24 での Gemini Nano × Android の発表
JSer.info #694 - Next.js 15 RCがリリースされました。 Next.js 15 RC | Next.js React 19 RCに対応、React Compilerを実験的にサポート、Hydration Error表示の改善が行われています。 また、Fetch/GET Route Handler/Client Routerをデフォルトでキャッシュしないように変更、Partial Prerenderingのincrementalオプションを追加などの変更も行われています。 そのほかには、遅延処理をするnext/afterを追加、create-next-appのアップデート、非推奨だった@next/fontのサポート削除などが行われています。 SolidStart 1.0がリリースされました。 SolidStart 1.0: The Shape of Framewor
はじめに アソビューのフロントエンドテックリードの井上です Next.jsのApp Routerがリリースされてから数ヶ月経ち、本番サービスに適用して運用しているような方々も出てきた今日このごろのフロント界隈かと思います。 弊社でもApp Routerの適用したアプリケーションを開発中です。 さて、これまでフォームのバリデーションライブラリとしてreact-hook-formを使うケースが多かったのですが、Next.jsのServer Actionsへの対応がまだ検証段階(2024/5/23現在)、ということもあり、対抗馬としてRemix や Next.js のようなサーバーフレームワークを完全にサポートするという謳い文句のconformを試してみようと思います。 通常の使い方の解説記事はすでに多くの方が書かれていますので、今回は少し複雑なケースに適用した場合について検証してみました。 は
blog.arthur1.dev の続編です。今回はrunnによるシナリオテストの結果を投稿するツールをOpenTelemetry CollectorのReceiver (Scraper)として作ってみました。 リポジトリ 以下のリポジトリで id:arthur-1 によるOpenTelemetry Collectorの自作Component群を公開しています。 github.com 使い方 ビルド ocb (builder)によってOpenTelemetry Collectorをカスタムビルドする必要があります。カスタムビルドの方法は公式のドキュメントBuilding a custom collector | OpenTelemetryを参照してください。 runnreceivcerをビルドに含める場合には、ocbのconfig YAMLのreceivers部分に、以下のように行を追加し
技術本部 研究開発部の小松です。社内/社外向けのアプリケーション開発や、社内のデータ活用促進、学術研究に取り組んでいます。 本稿では、Sansan社内でデータに基づく意思決定を浸透させるために、A/Bテストの活用を推進しようとしている取り組みについて書きます。「しようとしている」という表現からわかるように、他のテック企業と比べるとSansanでのA/Bテストの活用はまだ定着しているとは言えません。A/Bテストに関する私たちの試行錯誤の過程を公開していくことで、読者の方からフィードバックを得たいという試みです。今後、A/Bテストに関する技術的な記事を発信していく予定ですので、ご期待ください。 なぜA/Bテストを推進するか なぜA/Bテストを推進するかという筆者なりの回答は、以下の2点です。 成功確率のコントロールが難しいことを前提とすると、成功を引き当てるためには多くの実験が必要となる。その
2024 年 5 月 28 日に東銀座の PLAID さんで開催された v-tokyo 20 に参加してきた。 v-tokyo は Vue.js 日本ユーザーグループが不定期(3 ヶ月に 1 回?)に開催している Vue の Meetup イベントだ。 頭がフレッシュなうちに参加レポートを残す。 headless な UI ライブラリを選択するアンカーリンク会場スポンサーの PLAID さんのセッション。 Headless UI ライブラリの説明からはじまって、Vue 向けの Headless UI ライブラリの Radix Vue を使って社内で Vue 版のデザインシステムを作成しているという話だった。 PLAID さんの社内には Sour というデザインシステムがあって、それの Vue 版を Radix Vue で実装しているらしい。 Sour のことは検索してもあまりアウトプットさ
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