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vaporwaveの検索結果81 - 120 件 / 134件

  • 子供の頃は雑魚と思っていたが、大人になると最強に感じる能力 『HUNTER×HUNTER』のこれなんじゃないか説

    ei hikaru @caplicon 心を平穏にするために平穏に暮らそうと思います。サンプリング音楽。Vaporwaveしたい。3Dプリンター楽しい。スマブラ。自律神経整え。植物の投稿が増えすぎたためアカウント作りました→@tanuki_plants https://t.co/IpwhpGZNTz

      子供の頃は雑魚と思っていたが、大人になると最強に感じる能力 『HUNTER×HUNTER』のこれなんじゃないか説
    • K-POPのオートポイエーシス:CLC「Devil」の不気味さ|obakeweb

      K-POPガールズグループ・CLC(シエルシ)が、ニューシングル「Devil」をリリースしました。 キュート系の元祖アイドルコンセプトでデビューするも、いまいち伸びなかったCLC。2017年の「Hobgoblin」ではガツンとテコ入れし、オラオラ系ガールクラッシュで怒涛の存在感を示す。続く「Where are you?」で「やっぱり清純派を……」と血迷うも、その後目を覚まし、「BLACK DRESS」「No」「ME(美)」と、着実にグループイメージを固めていく。 そんなCLCの新曲「Devil」ですが、MVを見て、これまでぼんやりと抱いていた仮説が確信に変わりました。それは、K-POPにおけるトラック、MV、コンセプト、あるいはメンバーの見た目や性格までもが、ある種の自己言及的なシステムにおいて、サンプリング、コラージュ、リサイクルを繰り返しており、もはや外部を参照していない、という説です

        K-POPのオートポイエーシス:CLC「Devil」の不気味さ|obakeweb
      • Create a Glitch Effect Photo | Freepik Blog

        Introduction A glitch, in the world of IT and audiovisuals, is nothing more than an error, a mistake that we didn’t foresee that negatively effects the products functions. From this, we have what is known as glitch art, that uses these technical errors to obtain an artistic result, turning those imperfections into works of art and even into a video effect, as we might see in movies like Saw. Even

          Create a Glitch Effect Photo | Freepik Blog
        • 雑記(幻覚剤ルネサンス以後のフーリエ主義者の方針について) - おしゃべり!おしゃべり!

          このアカウントを作ってから得難い出会いが多々あり、善き触発と欲望の変形を被ってきました。その過程を再構成するべく、今回は緊密に書いてしまうクセをなるべく排し、意識して冗長に日記をつけてみます。千葉雅也ほか『ライティングの哲学』を読んでそう決心するも、成功したかは微妙です。 §1 同人誌について §2 フーリエ主義者同盟について §3 怖るべき囚人の陶酔論 §4 社会の精神病院化 §5 性政治の不可能性 §6 バタイユからクロソウスキーへ §7 生残者の倫理 §1 同人誌について 宮﨑悠暢氏(★)の主催による同人誌『PROJEKT METAPHYSICA Vol.1』に、論考「模像の消尽のためのエスキス」を寄稿しました。 きっかけは宮﨑氏にドゥンス・スコトゥスの動画を見つけていただいたことに遡ります。宮﨑氏は当時、VTuberを主題にした評論同人を企画されており、そこに寄稿依頼をもらって、2

            雑記(幻覚剤ルネサンス以後のフーリエ主義者の方針について) - おしゃべり!おしゃべり!
          • もぐらゲームス執筆陣の選ぶ 2019年おすすめフリゲ・インディゲーム14選 – もぐらゲームス

            2010年代最後の年であるとともに、平成から新元号・令和へと移り変わった2019年。時代の節目となった1年、皆様はどのようなゲームと共に過ごされただろうか? 本稿では、もぐらゲームスの執筆陣が、2019年にプレイしたゲームの中で特におすすめできるフリーゲーム・インディーゲーム14作品を一挙特集する。 各執筆者が2019年に遊んだ中で「これは!」となった作品の数々を紹介していくので、気になった作品があればぜひ手に取ってほしい。 昨年の記事はこちら。 もぐらゲームス執筆陣の選ぶ 2018年おすすめフリゲ・インディゲーム15選 やっぱり王様がいちばん!動画配信サイトが普及し、人々が生放送を気軽に行えるようになった昨今、もはやゲームとは切り離せない関係となっている「ゲーム実況」の文化。逆にそうしたゲーム実況文化をゲームの側がモチーフとした作品もまま見受けられるようになった。 マテンロウ計画制作の『

              もぐらゲームス執筆陣の選ぶ 2019年おすすめフリゲ・インディゲーム14選 – もぐらゲームス
            • mojiya👀 vaporwave展2023.3|レトロ文字部員 on Twitter: "みんな知ってると思うけど Illustratorでザラっとした質感を作る方法 https://t.co/TiKaYeQPBt"

              みんな知ってると思うけど Illustratorでザラっとした質感を作る方法 https://t.co/TiKaYeQPBt

                mojiya👀 vaporwave展2023.3|レトロ文字部員 on Twitter: "みんな知ってると思うけど Illustratorでザラっとした質感を作る方法 https://t.co/TiKaYeQPBt"
              • City pop(シティポップ)流行の謎 🔶80's Anime(アニメ)の影響を大解剖🔶 - 80年代アニメを知りたい! 伝えたい!

                1980年代の日本の音楽、City pop(シティポップ)が海外の音楽ファンの間で流行していることをご存知ですか 竹内まりや(Mariya Takeuchi)や山下達郎(Tatsuro Yamashita)の曲がYouTube上で半年間に800万再生されるほどの人気ぶりで、コメント欄の8割が海外からのコメントなのです おそらくですが聴いているのは当時を知る世代の人だけでなく、80年代に生まれていなかった30代や20代の若者も含まれているのではないかと思われます City pop(シティポップ)とは 主に1970年代後半から1980年代に流行した、都会のイメージを連想されるポップスの事をさします またその多くが洋楽の影響を受け、独自に進化したサウンドとも言われています 当初はそれほど注目を集めるジャンルでは無かったのですが近年、海外の音楽ファンに認知され始めてきています City pop(シ

                  City pop(シティポップ)流行の謎 🔶80's Anime(アニメ)の影響を大解剖🔶 - 80年代アニメを知りたい! 伝えたい!
                • AVYSS magazine » 全ては勝利とお前の笑顔の為に|BBBBBBB 14000字 VICTORY INTERVIEW

                  不和の時代を打ち破る「全員友達」という必勝法 残念ながら、2020年代を迎えた我々を待っていたのは、圧倒的な閉塞感と慢性的な憂鬱だけだった。hyperpopの持つどこか病的なアッパー感の裏で流行したサウンドの最大勢力は #depressivebreakcore や #weirdcoreといったジャンルであり、繁華街の片隅にも、アルコールの空き缶や処方薬のシート、不織布マスクなどのゴミが漂う。我々はいくら待っても過ぎない嵐を前に、ひたすら耐え忍ぶばかりの暮らしを半ば強制されている。 ただ、そんな地獄を詰め合わせたパンドラの匣にも、希望は確かに残されている。それは案外笑えるようなものだったりする。そんな希望、つまりは枯渇寸前のポジティブな感情を”VICTORY”の名の下に異常増殖させ、愛知から地球全土に向けて放つのが、”VICTORY HARDCORE”ユニット・BBBBBBBだ。 EBMのB

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                  • ヴェイパーウェイヴ・アーカイブス2020-2022: Vol. 0「デスクトップを飛び出した蒸気波のその後」|DU BOOKS

                    ヴェイパーウェイヴ・アーカイブス2020-2022: Vol. 0「デスクトップを飛び出した蒸気波のその後」 『新蒸気波要点ガイド ヴェイパーウェイヴ・アーカイブス 2009-2019』(佐藤秀彦=著、New Masterpiece=編)の4刷重版出来を記念し、短期集中連載が開始! “蒸気波”のその後を追っていきます。お楽しみください。 *  *  * 第0回 デスクトップを飛び出した蒸気波のその後◎文 hitachtronics+ΔKTR おかげさまでこのたび『新蒸気波要点ガイド ヴェイパーウェイヴ・アーカイブス 2009-2019』が4刷出来となりました。ご愛読いただき、誠にありがとうございます。 刊行から2年半経っても謎が多く、なんとなく理解できたようで、いまだぼんやりとしているこのVaporwaveというジャンルですが、このnoteではこれから数回にわたり、本書刊行後のシーンについ

                      ヴェイパーウェイヴ・アーカイブス2020-2022: Vol. 0「デスクトップを飛び出した蒸気波のその後」|DU BOOKS
                    • レトロンバーガー Order 23:Retrowaveや「Va-11 Hall-A」の魅力は実際レトロ的なものなのか,日比谷Barで「ドルフロ」しつつ考えていたんだ編

                      レトロンバーガー Order 23:Retrowaveや「Va-11 Hall-A」の魅力は実際レトロ的なものなのか,日比谷Barで「ドルフロ」しつつ考えていたんだ編 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 というわけで「Va-11 Hall-A」コラボイベントに釣られて「ドールズフロントライン」(iOS / Android,以下ドルフロ)を始めたんですが,いやイベントシナリオが超面白いですね……。「Va-11 Hall-A」はPS Vita版でトロフィーコンプ済なものの「ドルフロ」は未プレイで,「よくあるゲストキャラ&コラボシナリオとかそんなやろ」と思っていたら,まさか両タイトルをベースの設定からミックスしたシナリオが繰り広げられるとは。 原作ではホワイトナイトとしての活動が直接的に描かれなかったセイが,ジェリコに銃を突きつけて,任務と友情,謀反の罪と再生可能な人形の命を天秤にかけたシーンから

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                      • 東京という都市に満ちている音について考察した研究書『Tokyo Listening』が面白そうだ - YAMDAS現更新履歴

                        ニューヨーク州立大学でメディア研究と人類学の准教授である Lorraine Plourde が書いた『Tokyo Listening』という本が紹介されている。 Tokyo Listening: Sound and Sense in a Contemporary City (Music / Culture) 作者: Lorraine Plourde出版社/メーカー: Wesleyan Univ Pr発売日: 2019/04/30メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見る この本は、人々が音楽を聴きに行く場所とデパートやスーパーなどいやおうなく BGM を聞かされてしまう場所の両方について東京という都市と音の関係を考察しているが、著者の興味をひいたのは後者のようだ。 この手の BGM、いわゆる Muzak はよくて大衆芸術、悪くて全体主義支配や監視の一種とまで言われてしまうが、その

                          東京という都市に満ちている音について考察した研究書『Tokyo Listening』が面白そうだ - YAMDAS現更新履歴
                        • 【10/4追記あり】ニッポン大好き!日本モチーフゲームをまとめる - Read me 激情

                          ここ近年、『Ghost of Tsushima』以降と言ってもいいが、国内/海外を問わず、日本が舞台もしくはモチーフのゲームがやたら増えてきた。発見してはその都度反応していてもあとで忘れることが多いので、この際だから過去作から新作情報までちゃんと整理しておくかーってことで、自分用にまとめてみた。なお『天穂のサクナヒメ』などの和風ファンタジー系はいっぱいあるし対象外なので省く。「コレがないよ!」とかあったら、Twitterやブコメとかで教えてくれると日本ゲー大好きなみんなも助かるし、それっぽいタイトルはどんどん追加しとく。プレイもしてないのに言いたい放題言ってるが、面白そうなゲームだったらやるために、備忘録として書き出す。 ※10/4 追記あり アクションゲーム系 昭和米国物語 store.steampowered.com 大事MANブラザーズバンドの「それが大事」が主題歌という、ぶっ飛んだ

                            【10/4追記あり】ニッポン大好き!日本モチーフゲームをまとめる - Read me 激情
                          • 【INTERVIEW】ミカヅキBIGWAVE『海辺のSENTIMENTAL』 - indiegrab

                            コロナウィルスの影響で、多くの音楽イベントが中止に追い込まれている。 同じように音楽制作の面でも多大な影響を及ぼしているのは想像にがたくない。 ミカヅキBIGWAVEによる今作『海辺のSENTIMENTAL』は、今年1月に発表された作品で、そういった影響をまともに受けていない……ように見える。 だが彼に話を聞いてみると、ちょっとした影響を受けていることに気づけるはずだ。 架空が現実を、現実が架空に、追い越され、追いつかれたような。倒錯的な錯覚を覚えるかたが出てくるかもしれない。 そういった部分を抜きにしても、ミカヅキBIGWAVE本人を大きくとりあげたインタビューは、実はこれが初めてとのこと。 彼をよく知るファンならびに、彼を初めて知る方にも、彼の人柄や音楽、その思考と嗜好が読めるものになったと思う とくに、日本に住まうFuture Funkラヴァーは必見だろうと思う。 Future Fu

                              【INTERVIEW】ミカヅキBIGWAVE『海辺のSENTIMENTAL』 - indiegrab
                            • Vaporwave and Unicode Analysis

                              This article will explore the unique role that text plays in vaporwave music and art. Why do vaporwave tracks, albums, and artist names use stretched out fullwidth text, Japanese writing 変, and 𐒖Ƭᖇ𝚫ƝǤⵟ looking Unicode characters? Why are track titles sometimes formatted to look like FILENAME.AVI or Muzak Corp™ Song Title? Analyzing the text characters that accompany vaporwave can help us underst

                              • 海外「シティポップ天国だ!」ニューヨークにオープンした日本のレコード屋フェイスレコードに対する海外の反応 : すらるど - 海外の反応

                                2019年11月13日20:25 海外「シティポップ天国だ!」ニューヨークにオープンした日本のレコード屋フェイスレコードに対する海外の反応 カテゴリ音楽 sliceofworld Comment(87) image credit:youtube.com 日本の70年代80年代のシティポップは海外でも大ブームを起こしました。ほぼ同時期に世界的にレコードの人気が再燃し、日本のシティポップのレコードも海外から注目を集めるようになりました。そして昨年、渋谷の中古レコードショップ、フェイスレコードがニューヨークに主に日本のシティポップを扱う支店をオープンしました。フェイスレコード・ニューヨーク店を紹介した動画に対する海外の反応です。 The Best Record Shop EVER? 引用元:動画のコメント スポンサードリンク 個人的にブルックリンのウィリアムズバーグにあるフェイスレコードがニュー

                                  海外「シティポップ天国だ!」ニューヨークにオープンした日本のレコード屋フェイスレコードに対する海外の反応 : すらるど - 海外の反応
                                • MDA Future SuzuriのGBに参加しよう! - 25KEYS

                                  MDA Future SuzuriのGBを企画・運営している25KEYSのmonksoffunkです。 MDA Future Suzuriのキーキャップの紹介とともに、GBのお知らせをします。 このキーキャップが気になった方や、GBに参加するってどういうことなんだろう?と疑問に思っている方はぜひ読んでみてください。 MDA Future Suzuriとは? モダンなMDAプロファイルを採用 キーキャップ選びを始めるとまず最初に悩むのがプロファイルなるものです。プロファイルとは、簡単に言えば、列ごとに設定されるキーキャップの形状のこと。キーボードスイッチで有名なキーボードメーカーのプロファイルを受け継ぐGMKはチェリー・プロファイルを、シグネチャー・プラスティクスはDSAやSAなどのプロファイルを製造しています。現在では中国メーカーもチェリー・プロファイルやDSA、SAなどのキーキャップを製

                                    MDA Future SuzuriのGBに参加しよう! - 25KEYS
                                  • なろうについてのラフスケッチ 1|白江幸司

                                    1 vaporwaveがユートピアの失墜やノスタルジーなど現代性を体現するジャンルとして注目されている。ユリイカが特集したのはその現れだろう。とはいえ、音楽批評の側においては、そうした現代性を物語るアレゴリーとして注目が集まることと、個別の音楽作品やジャンルの趨勢との関係について考える必要があるため、一定のジレンマがあるようだが……。 ところで、vaporwaveほど名指しや認知が明快にまとまっていないものの、同じく現代性を体現する方面がある。それは、その茫漠さと分散状態から、とりあえず3つぐらいのカテゴリーの複合として捉えることが可能だ。そのカテゴリーとは、「サバイバル」、「生産・加工・製造・商業」、「ポストアポカリプス」である。これらはゲームにおいて頻出する。そのため、それぞれの語尾にゲームと付けてもさほど違和感がない(サバイバルゲーム、生産ゲーム、アポカリプスゲーム…)。また、ゲーム

                                      なろうについてのラフスケッチ 1|白江幸司
                                    • #2019年ボカロ10選 後記 - しろばなさんかく

                                      twitter.com ①本当は演奏家たちとともに/imie×ばらっげ VOCALOID聴き専ラジオのパーソナリティNezMozz氏がVOCALO CRITIQUE vol.4に寄稿した論考「ディアスポラ、第一便」を読み返すと、当時のボカロシーン居住地…即ちニコニコ動画と初音ミクという絶対中心地からの離散行動が2012年の時点で既に始まっていたことが指摘されており、その離散(ディアスポラ)とはネガティブな意味ではなく、むしろ離散者自身にも自覚がないほど遅効性の種蒔きに近い行為…ある種の革命の前兆であることが予見されています。 また続く2013年、永野ひかり氏の論文「フリーミュージック/フリーコンテンツ —インターネットレーベルと初音ミク現象に見るコンテンツ制作者の未来」では、NezMozz氏の指摘を背景に、初音ミクやニコニコ動画という、いわば”実家”を起点として再出発する意識こそが新たな固

                                        #2019年ボカロ10選 後記 - しろばなさんかく
                                      • MACINTOSH PLUS - リサフランク420 / 現代のコンピュー (Music Video)

                                        From "FLORAL SHOPPE" http://beerontherug.bandcamp.com/album/floral-shoppe MACINTOSH PLUS also known as Vektroid: Bandcamp: http://vektroid.bandcamp.com/ Facebook: https://www.facebook.com/Vektroid https://www.facebook.com/modern.computing My facebook page: https://www.facebook.com/LFSwicked Footage: Various 80's CGI, Can be found here: https://www.youtube.com/user/VintageCG Tags: Vaporwave E

                                          MACINTOSH PLUS - リサフランク420 / 現代のコンピュー (Music Video)
                                        • 2022年ベストアルバム 20枚:録音される記憶|葱(ねぎ)

                                          商業メディアではない自分にとっては2022年に聴いた作品とその手触りを何かの形で残すことは自己満足以外の何物でも無い。一方、年末にこう振り返ることで1年間が体系化されていく快楽は確実にある。その先に数年後に誰かがこのテキストに行き着き「こんな作品がこの年に誰かにこうやって受け止められていたのか、へー」と思ってくれれば幸いです。 思うがままに選盤したつもりだが、いくつかのトピックに分けることができたので、それに沿ってアルバムについて書いていきます。順位はつけてません。 録音芸術〜ポストロック~音響派~電子音楽先日も書いたが、今年は「ポストロック」と広義にカテゴライズされる音楽を中心に音楽を聞いていた。自分の中で「ポストロック」の定義は拡大し、ポストプロダクションの寄与具合と生々しさのバランスが好みであれば勝手に盛り上がっていた。 ①Sam Prekop and John McEntire「S

                                            2022年ベストアルバム 20枚:録音される記憶|葱(ねぎ)
                                          • interview with Daniel Lopatin | ele-king

                                            今回のサントラは『Good Time』とはぜんぜんちがっていて、ものすごく誇りに思っている。「これが僕なんだ」という気持ちになってね。人間としての自分に近いような作品に思えたんだ。 監督は前回同様ジョシュア&ベニー・サフディ兄弟。製作総指揮はマーティン・スコセッシ。たしかに、外部の意向が大きく関与している。映画のサウンドトラックなのだから当たり前といえば当たり前なのだけれど、ジョエル・フォードしかり、ティム・ヘッカーしかり、彼は他人とコラボするとき、基本的にはOPNの名義を用いずにやってきた。そう、幾人ものゲストを招いた昨年の『Age Of』までは。だからむしろ、サフディ兄弟と初めてタッグを組んだ『Good Time』(17)がOPN名義で発表されたことのほうがイレギュラーな事態だったのかもしれない。ソフィア・コッポラ監督作『The Bling Ring』(13)もアリエル・クレイマン監督

                                              interview with Daniel Lopatin | ele-king
                                            • Owatax氏とあるくおすし氏のVaporwaveと音MADについて

                                              owatax @owatax00 ●Vaporwaveと音MADは本質的な部分で異なるが、要素要素を抜き出すとかなり音MADと近しい部分があるように感じる ●「Vaporwaveの初期の流行は実質的に一人のアーティストによるものだった」という点で、シュガクンやピッチャードナルドに近いものを感じる 2020-01-26 22:19:09 owatax @owatax00 ●Vaporwaveはその特異性を抜き出して合法化したものが現在進行系で大衆受けしているが(ファッション・FutureFunk)、音MADにその傾向はまだ見られない ⇒Vaporwaveの本質的な部分が殺されて流行物として消費されている状況ではあるが、若干ながら羨ましさも感じる 2020-01-26 22:19:40 owatax @owatax00 ●かつて消費され尽くされた流行物に新たな価値を見出し、別の形でリリースする

                                                Owatax氏とあるくおすし氏のVaporwaveと音MADについて
                                              • How Neoncity Records Became the Epicenter of Future Funk on Bandcamp

                                                Hong-Kong-based Neoncity Records began with a stroke of good luck. “I have a friend whose family worked in the cassette industry,” says Davy Law, the label’s founder and owner. “They used to have a cassette factory in Taiwan, but it closed. My friend had a cassette duplicator and they had no use for it. It was just in their house.” Law had long collected cassette tapes, including Japanese city pop

                                                  How Neoncity Records Became the Epicenter of Future Funk on Bandcamp
                                                • 発表「不気味な写真の美学」:若手哲学研究者フォーラム後記 - obakeweb

                                                  先日、はじめての学会発表をしてきました。 国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催された「哲学若手研究者フォーラム」の2日目(7月14日)。朝11:00からの発表です。 題目は「不気味な写真の美学」ということで、写真が喚起する「不気味さ(uncanny)」の情動について論じました。 せっかくなので、発表の概略や当日の所感などを、記事にまとめます。 また、発表で使用したハンドアウトとスライドのPDFは、researchmapにて公開しています。そちらもぜひご覧ください。 1.「不気味な写真の美学」:内容概略 2.発表形式:ハンドアウト、スライド、トーク 3.発表所感:資料配布、話し方、質疑 4.今後の展望というもの 1.「不気味な写真の美学」:内容概略 分析写真論における主要なトピックのうち、「現象学的特権」あるいは「情動的能力」と呼ばれている問題を扱いました。「写真は、絵よりも特別な

                                                    発表「不気味な写真の美学」:若手哲学研究者フォーラム後記 - obakeweb
                                                  • 国内外から見る2022年のVTuber音楽シーン10選 -VTuber音楽ってなんだろう?-|すら|note

                                                    嘘でしょ…前に書いた記事から1年もすぎたのに、記事が全然できてない…。 と いうわけで 記事の書き方を思い出すため(すでに年末)に、野良猫のユウさんの「#2022年VTuber楽曲10選」をやってくぜ。野良猫のユウさんはこの企画を2年前からやってるので、過去のもみーてくーださい!!!! ※と思いながら書いてたのですが、あまりに逸脱しまくったのでタグ付けはやめました! そして2022年の目標としてあげていたVTuberの海外の曲をディグリたいの結果もどうなったのかを合わせて書いていきます!! いくぜぇーーーーー!!!!!!!! 心に残った最高の音楽は…Kizuna AI The Last Live “hello, world 2022” https://www.youtube.com/watch?v=GTa2HxIsBPM 古参的には今年の一番はキズナアイ以外にチョイスできない。 アイちゃん

                                                      国内外から見る2022年のVTuber音楽シーン10選 -VTuber音楽ってなんだろう?-|すら|note
                                                    • 街中でmallsoft体験を探したらLiminalSpaceを引き当ててしまった話し。|アシャータ

                                                      導入こんにちは〜 インターネットを嗜む乳児です。 ↑歯や咽頭が十分に発達していないため、発声による自己表現はできないが、端末にデジタル情報の入った唾液を流し込む事でツイートをしている様子 突然ですが皆さんはVaporwaveは好きですよね! 👥<vaporwaveってな〜に? vaporwaveっていうのはインターネット音楽の中でもガチのマジで悪質な音楽で、くっさいくっさいオタクしか聴いていない音楽ですわ。音楽的な説明を受けたければGoogleに「vaporwave」って打って検索ボタンを押すだけで掃いて捨てるほど出てくるぞ!Wikipediaは「消費資本主義や大衆文化への風刺」とか言ってるけど既存の音楽を遅くしただけでそんな大層なことを宣って良いわけないだろ、騙されるな! アメリカの大学の研究で「vaporwaveを聴かせたマウスは20年後には全て死亡した」という実験結果が発表されてお

                                                        街中でmallsoft体験を探したらLiminalSpaceを引き当ててしまった話し。|アシャータ
                                                      • Slower News

                                                        Geopolitics: A new cold war and another space race has begun: China mocked officially and is overtaking US in scientific research. | De-dollarization. + Eurosclerosis: Europeans are becoming poorer. | Is the Ukraine crisis the West’s fault? Maybe or maybe not. Demographic wars: Are just starting. | Hints: Sending asylum-seekers far away. | Aging Japan wants automation not immigration. | Democracy

                                                        • Comfy Synth - 快適シンセ|bamulet

                                                          ダンジョンシンセというジャンルにおいて、作品のモチーフに応じて◯◯シンセという名称でサブジャンル化することはしばしば見られる現象だ(※注)。 例えば森がテーマならForest Synth、冬であればWinter Synthといったように、音だけでなくテーマやモチーフ、世界観が重視されるジャンルと言える。 従って音と同様かそれ以上に、アートワークも含めた全体のイメージによって好き嫌いが分かれる面も大きいように思う。 そうしたダンジョンシンセ及びサブジャンルの中で、近年話題になっているのがコンフィシンセ(Comfy=快適な Synth)だ。 Grandma's Cottage by Grandma's Cottage (2019) ブラックメタル由来のダークアンビエント的サウンドやクラシックなゲームミュージックの影響下にあるダンジョンシンセとは異なり、コンフィシンセはその名の通り快適さ・穏やか

                                                            Comfy Synth - 快適シンセ|bamulet
                                                          • AVYSS magazine » dariacoreは(きっと)蘇る|ネットミームとしてのサンプリング音楽考

                                                            dariacoreは死んだのか text by namahoge visual by naka renya 新たなディケードが始まったばかりの2021年、「dariacore」という音楽が一部のマニアの中で話題を呼んだ。 ことの発端は2020年の末頃、SoundCloudの「leroy」というアカウントが矢継ぎ早に投稿した「#dariacore」と冠されたシリーズにある。その狂躁的なサンプリング音楽がインターネットを伝播し、leroyを倣うプロデューサーたちが#dariacoreのタグを付けた楽曲をハイペースで投稿することで、僅かな期間でdariacoreは裾野を広げていった。 このサンプリング音楽について、2021年10月に筆者がインタビューした、国内でいち早く実践を試みたトラックメイカー・hirihiriの言及を引用する。 <<<<< ――dariacoreとは一体何なのでしょうか?

                                                              AVYSS magazine » dariacoreは(きっと)蘇る|ネットミームとしてのサンプリング音楽考
                                                            • Fuji Grid Tv – Prism Genesisの元ネタ – seikatsu:zenpan

                                                              Vaporwaveで私的には1,2を争う名盤の Fuji Grid Tv – Prism Genesisですが… これのサンプリング元CMをものすごい勢いでまとめている素晴らしい動画がありました。 別にリアルタイムで体験したわけでもないのに 見てるだけでノスタルジーで脳が溶けそうになります。。 ファミリートレーナーのCMがクッソ最高。

                                                                Fuji Grid Tv – Prism Genesisの元ネタ – seikatsu:zenpan
                                                              • 【謎ジャンル】ヴェイパーウェイヴとは?① – TOKYO DJ部

                                                                ヴェイパーウェイヴ(Voperwave)とは? ヴェイパーウェイヴ(英: Vaporwave)は、2010年代初頭にWeb上の音楽コミュニティから生まれた音楽のジャンルである。過去に大量生産されて忘れ去られた人工物や技術への郷愁、消費資本主義や大衆文化、1980年代のヤッピー文化、ニューエイジへの批評や風刺として特徴づけられる。基本的にパソコンとDAWを用いて、素材の加工と切り貼りだけで制作される実験音楽。(Wikipedia) 音的には、伸び切ったカセットテープで聞くような音はいっていることもあったりします。ヴォーカルをスローダウンさせて亡霊のうめき声みたいにする「チョップド&スクリュード」という手法と呼ばれる技法は90年代にDJ Screwという人物が広めたDJプレイの技法だそうです。この手法は、「極端に曲のピッチを落とした上で、さらに半拍ずらしてミックスする」というものです。(気にな

                                                                  【謎ジャンル】ヴェイパーウェイヴとは?① – TOKYO DJ部
                                                                • haircuts for men と、その作品群の公開停止から一部復活まで - エッコ チェンバー 地下

                                                                  2018年11月中旬、Vaporwaveの世界では多少知られたアーティストであるhaircuts for menのBandcampページから、すべてのアルバムが削除された。確か40タイトルほどもあったものが。 これはびっくり何ごとかと思ったら、同・下旬には、その約半分の19タイトルが復活した(今記事執筆時の現状同じ)。 …この間にどういうことがあったのか、分かっている限りをまとめておきたい。 起こったかもしれないことども まずこのhaircuts for men、彼の作品らがヴェイパー界でどのていどに評価されているのか分からないが、しかしヴェイパーを知りぞめのころの自分にはひじょうにインパクトが大きくて、いまだフェイヴァリットというかヒーローであったりする。 そういうわけなので2週間にいっぺんくらいはBandcampページをチェックする習慣でいて、そしてつい先日、その作品らの全削除という状

                                                                    haircuts for men と、その作品群の公開停止から一部復活まで - エッコ チェンバー 地下
                                                                  • 2019年上半期のK-POPをレビュー【女性グループ】 - obakeweb

                                                                    2019年上半期にリリースされたK-POP楽曲のうち、よく聞いたものをレビューしてみました。ランキング形式でも評価形式でもないので、いまいちマイベスト感はない。また、網羅的に聞いているわけではないので、「上半期まとめ」とも言えない、微妙な温度感の記事となりました。タイトル通り、ヨジャドル(ガールズ・グループ)のみです。 今年もなかなか良いリリースが多く、楽しくK-POPしてます。ここ数年のK-POPは、もはや「韓流ブーム」などという一過性の流行りではなく、本当に面白いことになっているので、皆さんも是非チェックくださいね。 1月 Red Velvet「Sappy」 Apink「%% (응응)」 Cherry Bullet「Q&A」 2月 ITZY「It'z Different」 LOONA「Butterfly」 (G)I-DLE「Senorita」 3月 MAMAMOO「gogobebe(고

                                                                      2019年上半期のK-POPをレビュー【女性グループ】 - obakeweb
                                                                    • Liminal Space

                                                                      Liminal Space aesthetics revolve around pictures of transitional areas devoid of life, such as malls in the early morning, empty parking lots or a school hallway during summer. The appeal of liminal spaces is often assigned to their frozen and slightly unsettling appearance, but also the indefinite sense of familiarity they evoke. The depicted spaces often include late 20th and early 21th century

                                                                        Liminal Space
                                                                      • Tuxedo@ビルボードライブ東京のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                                        昨晩はTuxedo@ビルボードライブ。 月1で音楽流しながら飲んでる会に最近我々より一回り若い女子が仲間入りしたのですが、70-80年代のブラック・コンテンポラリーが大好物というなかなかの強者。今回は彼女のお供におっさん3人ついていく形で。 待ち合わせで入り口前で入場する人を眺めていたら、お洒落してきた人と小汚いまんまの人と半々くらいで面白い。私は会社帰りなので小汚い部類。 で、実際そんな感じの音楽なので。 音だけ切り取れば洒落た匂いはするのだけど、ステージは70年代アメリカのコーラスグループのようなダンス込みでブラコンやソウルにストレートに影響を受けたダンスミュージックや甘いバラードをかましまくる。 実際、80年代のヒットチャートに入っていたブラック・ミュージックって、ごく一部を除けばそんなべらぼうに品がいい曲ってあんまりない。ちょっとダサくて、でもそれが故に「何かいい」。 そして彼らは

                                                                          Tuxedo@ビルボードライブ東京のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                                        • 加速する時代のヴェイパーウェイヴ - 半透明確度⑥

                                                                          マーク・フィッシャーという批評家に出会ってからというもの、僕の頭の中は「如何にして資本主義的がもたらす憂鬱から抜け出せるか」という考えに囚われている。その応答として加速主義というものがある。加速主義とはイギリスの哲学者ニック・ランドがウォーリック大学で教鞭を執っていた時代に自らが立ち上げた学生主体のサイバネティック文化研究ユニット(Cybernetic Culture Research Unit)、通称CCRUでの活動を源流とする思想で、既存の資本主義システムをドゥルーズ+ガタリの『アンチ・オイディプス』に於ける「脱領土化」的なプロセスによって推し進め、解体を伴いながらも深化させるべきであるとするものである。わかりやすく言えば、資本主義のオルタナティブとしての何か別の経済的形態ではなく、資本主義そのものの思想を深め、加速させることで既存の状態を脱しようとするポスト資本主義的思想である。資本

                                                                            加速する時代のヴェイパーウェイヴ - 半透明確度⑥
                                                                          • Illustratorに搭載されたAIによる再配色機能を試してみる 〜言葉による指示「プロンプト」での「生成再配色」はどんなシーンで使えるか? | gihyo.jp

                                                                            Illustratorに搭載されたAIによる再配色機能を試してみる 〜言葉による指示「プロンプト」での「生成再配色」はどんなシーンで使えるか? Adobe IllustratorにAIを使った再配色機能「生成再配色/Generative Recolor」が搭載されました。Adobeが提供する生成AIのAdobe Fireflyに先行して搭載されていた機能で、Fireflyがベータ版から正式版になったタイミングでIllustratorにもこの機能が正式採用されました。これまでFireflyで作成された画像は商用利用できなかったのですが、正式版になり今後は商用でも使えるようになります。 生成再配色はIllustratorに従来からある再配色機能に生成AI機能を追加したもので、「⁠プロンプト」と呼ばれる言葉による指示で配色を変更できます。 この記事では、AIによる生成再配色がどんなシーンで使える

                                                                              Illustratorに搭載されたAIによる再配色機能を試してみる 〜言葉による指示「プロンプト」での「生成再配色」はどんなシーンで使えるか? | gihyo.jp
                                                                            • #vaporwave 音楽のアルバムアートの著作権侵害と界隈の著作権問題

                                                                              古町みゆき/やんわり @yanwalee haircuts for menってアーティストのアルバム『パステル勾配』のジャケ絵があまりにもツボなんだけど、情報なさすぎてイラストレーターが全く特定できなかったことを思い出し、探し、特定できずを一生繰り返してる。ショタコンが堕ちる地獄。 pic.twitter.com/M6CyyMeGxx 2023-10-12 00:41:37 リンク Wikipedia ヴェイパーウェイヴ ヴェイパーウェイヴ(またはベイパーウェーブ、蒸気波、英: Vaporwave)は、2010年代初頭にWeb上の音楽コミュニティから生まれた音楽のジャンルである。過去に大量生産されて忘れ去られた人工物や技術への郷愁、消費資本主義や大衆文化、1980年代のヤッピー文化、ニューエイジへの批評や風刺として特徴づけられる。基本的にパソコンとDAWを用いて、素材の加工と切り貼りだけで

                                                                                #vaporwave 音楽のアルバムアートの著作権侵害と界隈の著作権問題
                                                                              • 2021年下半期・メタル周辺ベストアルバム - Closed Eye Visuals

                                                                                【2021年下半期・メタル周辺ベストアルバム】 前回の記事作成時には聴いていなかった上半期リリース作品も含む 上半期の記事はこちら closedeyevisuals.hatenablog.com Dream Unending:Tide Turns Eternal Justin De Tore(Innumerable Forms、Devil‘s Dareなど)とDerrick Vella(Tomb Mold、Outer Heaven)によるドゥームデスバンドの1stフルアルバム。Justinはドラムスとボーカル、Derrickはギターとベースを担当し、二人はこのバンドの音楽性を“Dream Doom”と形容している。 2010年代に活発になり注目を集めるようになった初期デスメタルリバイバルは、バンド数の多さや豊かな音楽的広がりもあって外からは掴み所なく見えるかもしれないが、大勢としては幾つか

                                                                                  2021年下半期・メタル周辺ベストアルバム - Closed Eye Visuals
                                                                                • 退廃的な心理描写、正統派な異能力戦『ベオグラードメトロの子供たち』レビュー

                                                                                  ドット絵調のイラストやPC-98ライクのUIなど、一見すると「レトロ」と呼ばれるノベルゲームの表現手法は、2016年の『VA-11 Hall-A』を例に挙げるまでもなく、今や単なるノスタルジーではなく、クリエイターの作家性を表現する際に選びうる手段のうちのひとつとなっている。ときにそれは近未来的な雰囲気をゲーム全体にいきわたらせ、ときにそれは白よりも黒が際立つ独特の演出として機能する。 『ベオグラードメトロの子供たち』もまた、PC98ライクと呼べるヴィジュアルが特徴的なノベルゲームだ。本作を制作したサークル、Summertimeは2018年に『真昼の暗黒』という作品を発表しており、こちらはタイトルなどがWindows98そのままのUIとなっている。 同サークルが2018年に発表した『真昼の暗黒』メニュー画面 昨今の流行を取り入れたというよりは、ソリッドでイラストのエッジが際立つヴィジュアル

                                                                                    退廃的な心理描写、正統派な異能力戦『ベオグラードメトロの子供たち』レビュー