ブックマーク / ascii.jp (134)

  • 信じるな疑え! 「ニセ科学」批判の菊池教授に聞く (1/3)

    エネルギー保存の法則を無視して、無限のエネルギーを取り出せる。水に「ありがとう」と書いた紙を見せれば美しい結晶ができる……なんだかヨタ話のように感じるけれど、どこがおかしいのかよく分からない。 もしかしたら当のことで、しかもいいことを言っているのかも? 対処に困るそんな言説に対し「それはおかしい」と声を上げる活動をネット上で長らく続けてきた科学者がいる。大阪大学の菊池誠教授は、「科学的な装い」をまとって信憑性の低い言説をもっともらしく見せようとする動きを「ニセ科学」と名付け、警告する活動を行なってきた。 ニセ科学は増え続けている 活動の一環は、2006年3月の第61回日物理学会年次大会シンポジウム「『ニセ科学』とどう向き合っていくか?」で発表され、新聞各社に取り上げられた。 2007年12月には名古屋大学で開催されたシンポジウム「ニセ科学・情報を見る学問の眼」の講師としても招かれるなど

    信じるな疑え! 「ニセ科学」批判の菊池教授に聞く (1/3)
    qinmu
    qinmu 2008/03/31
  • 津田大介が伊藤直也に聞く、「はてなブックマーク」の今と未来(後編)

    ジャーナリストの津田大介氏が、ブックマークサービス「はてなブックマーク」の開発者である伊藤直也氏に話を聞くこの記事。前編、中編では、ブックマークされたくない人への対策や、議論しやすい環境作りについて意見が交わされた。後編では、伊藤氏が目指すはてなブックマークの理想について語ってもらう。 著作権問題にどう対応する? ── ブックマークのエントリーページってそれだけ情報が詰まってて、いろいろな情報にアクセスしやすいというメリットがあるわけですけど、著作権法的には微妙な要素も含んでますよね。 端的な話でいうと、2005年のはてなブックマークのリリース直後って、ページのテキストが全部エントリーページに自動的に転載されるようになってましたよね。 伊藤 いやー、あれはすごいしかられました(笑) ── 割とすぐに今の要約転載を現状の250文字強に短縮されたわけですが、あの一件だけじゃなくて、「はてなアン

    津田大介が伊藤直也に聞く、「はてなブックマーク」の今と未来(後編)
  • 津田大介が伊藤直也に聞く、「はてなブックマーク」の今と未来(中編)

    ── 各論的な話になるんですが、僕自身ブログやニュース媒体に記事を書いて、その反応を見るためにはてなブックマークのエントリーページは見るんですよ。反応をパッと確認するのにはいいツールですし。 ただ、一方で感じるのは、はてなブックマークのコメントって反論しづらいですね。掲示板のような厳密な時制がないこともそうですし、100文字という字数制限があることも大きいんでしょうが、要するに自分の記事に対してこの人はなんか文句は付けているけど、一体何に対して批判してるのか分からないことが結構あるんです。誤読や事実誤認なのかどうかすら分からないみたいな。 システム的に、はてなブックマークってそこで議論するというより、議論のきっかけを作るためのツールなんですよね。でも、きっかけは確かに作っているかもしれないけど、逆に制限がたくさんあることで十分な議論がされず、議論を断片化させている部分もあると思います。それ

    津田大介が伊藤直也に聞く、「はてなブックマーク」の今と未来(中編)
  • 津田大介が伊藤直也に聞く、「はてなブックマーク」の今と未来(前編)

    ソーシャルブックマークは、ネットの「みんな」が関心を集めているトピックを探すのに便利なサービスだ。中でもIT系に関心が高いユーザーに人気なのが「はてなブックマーク」になる。登録ユーザーの間で、ある種のコミュニティーを形成するまでに至っており、ここ1、2年では、ネットのネガティブコメントに関する議論の発端にもなった(関連記事1、2)。 一体、はてなブックマークは、何を目指して作られて、今後はどこに行こうとしているのだろう。サービスの生みの親である同社執行役員CTOの伊藤直也氏に、ジャーナリストの津田大介氏が話を聞いた。 ── 2005年にはてなブックマークをリリースしましたが、もともと始めたきっかけを教えていただけますか。 伊藤 はてなブックマークは、純粋に「ツール」的なものを作りたいというところが出発点になってるんですよ。ブックマークをオンラインで共有することで、ネットで今話題になっている

    津田大介が伊藤直也に聞く、「はてなブックマーク」の今と未来(前編)
  • ここが変わった!Office 2007の10大ポイント (1/3)

    Windows Vistaとともに発売された新Officeこと“2007 Office system”(以下Office 2007)。Office 2007に含まれるソフトは非常に多彩だが、その中でもビジネスユーザーからホームユーザーまで、多くのユーザーが触れることになる『Word 2007』『Excel 2007』『Outlook 2007』『PowerPoint 2007』を中心に、今までのOfficeスイートと新しいOffice 2007の違いの10大ポイントをご紹介しよう。 なおOffice 2007のエディション(製品バリエーション)は、パッケージ製品、プレインストール製品ともに複数あるが、今回取り上げるWord 2007、Excel 2007、Outlook 2007の3ソフトは全エディションに含まれている。またPowerPoint 2007は、『Microsoft Offic

    ここが変わった!Office 2007の10大ポイント (1/3)
  • 「情報のギャップ」を埋めるのが、おいらの仕事──ひろゆき流・面白サービス開発術

    「僕の世代で僕よりも多く、『映画』や『ゲーム』に時間を費やしている人は、ほとんどいないと思うんですよ」 「みんなが知っているもの」をマネするだけならパクリだが…… 西村博之氏(ひろゆき)。「面白い映画を見つけたとして、他の人がまったく知らないものだったら、その要素を出せば面白い映画が作れてしまうじゃないですか。みんなが知っていると『パクリ』になってしまいますが」と話す 「2ちゃんねる」の管理人で、「ニコニコ動画」の監修者でもある「ひろゆき」(西村博之氏)はそんな風に語る。都内で開催されたセミナーで投げかけられた「面白いものを生み出す能力、面白いことが仕事だと言えるスタンスは、どのように身に付けてきたか?」という質問に対する答えだ。 西村氏は、普段はたいてい家にいる。ほとんどの時間をゲーム読書、DVDなど「コンテンツ」に触れるため費やしている。「面白くするために、お金などを投資して作られた

    「情報のギャップ」を埋めるのが、おいらの仕事──ひろゆき流・面白サービス開発術
    qinmu
    qinmu 2008/01/24
    「口がうまければ、生き残れるんじゃないですかね(笑)」
  • 新しいひらめきを得るために、無職を選んだ男──「phaのニート日記」 (1/4)

    「圧縮新聞」。新聞サイトがアップしたその日のニュース記事をミックスして、スクロールレスで読める奇怪な文章を表示する。リロードするたびに、新しいミックスが読める 11月末、突如インターネットに「圧縮新聞」というウェブサイトが出現した。 圧縮新聞は、文章を細切れにしてランダムで組み合わせる「カットアップ」と呼ばれる手法を使い、その日のニュースから荒唐無稽な記事を作り上げるというもの。その自動生成する記事のクオリティーの高さが評判を呼び、瞬く間にネットに広まって、複数のメディアで紹介された。 このサイトの作者であるpha(ふぁ)氏は、はてなダイアリーをβ版の頃から利用している人物だ。「phaニート日記」を起点に、「訃報ドットコム」や「YouTube動画で見る日現代史」など、さまざまなまとめサイトを管理している。 「顔の見えるインターネット」の第14回は、ブログタイトル通り現在無職となっている

    新しいひらめきを得るために、無職を選んだ男──「phaのニート日記」 (1/4)
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    qinmu 2007/12/25
    《太陽の出ている時間や、天気のいい日に散歩するというのは、ひらめきを得るためにもすごく重要なんです。》 これはセロトニンの生成にとても重要。“ニート生活”はややもすると鬱傾向になりやすい。
  • 池田信夫が語る、「ムーアの法則」と日本の経済(前編) (1/5)

    「インターネットやITの世界では急激な変化が起きていますが、ある程度の未来は予測できると思っているんですよ」と、経済学者・池田信夫氏はこともなげに言う。 ブログでの発言が常に注目を浴びている池田氏が、新刊「過剰と破壊の経済学-『ムーアの法則』で何が変わるのか?」の中で、伝えたかったことは何か。想いを語っていただいた。 情報コストはゼロに近付く 池田 の副題にあえて「ムーアの法則」と入れたのは、「あらゆるところにコンピュータが入り込んでいる」という比喩のためです。 このの中で言おうとしたのは「デジタル化というのは、今までのビジネスモデルを継続するのではない。既存のビジネスモデルを大きく変える。それに対応できない企業は市場から退場するしかない」ということなんです。大雑把にいうとね。 僕は1998年9月に日経新聞の「経済教室」で「デジタル放送は失敗するだろう」と書きました。ちょうど翌月にアメ

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    qinmu 2007/12/24
  • CDはすでにプロモーションの道具でしかない (1/4)

    16日、米国ポップス界の女王である人気歌手「マドンナ」が、所属レーベルを移籍したという発表があった。彼女が古巣であるワーナー・ミュージックを離れて移った先は、なんとレコード会社ではなく、イベント/ライブ運営を手掛ける「ライブ・ネーション」という企業だ。 大物アーティストの「脱レコード会社」という、あまり前例のないニュースだけあって、音楽業界にどんな影響を及ぼすのか気になるところだろう。アーティスト側は今、どういったアクションを起こしていて、どう変わろうとしているのか、ITジャーナリストの津田大介氏に話を聞いた。 【解説】マドンナ(Madonna) 1958年、米国生まれのアーティスト。1984年発売のセカンドアルバム「ライク・ア・ヴァージン」は全世界で2000万枚以上のセールスを記録し、ポピュラーミュージックの女王としての地位を固める。「マリリン・モンローの再来」とも称され、ファッション

    CDはすでにプロモーションの道具でしかない (1/4)
  • 九龍城で生活、日本で引きこもり、議員になった“飛び地男” (1/4)

    ある自治体の領土の中に、ポツンと存在する別の自治体の土地を“飛び地”と呼ぶ。古くは東ドイツに囲まれた西ドイツの西ベルリン、現在まで続くものならアフリカ大陸にあるスペイン領土のセウタなどが有名だ。 この政治や民族問題が複雑に絡み合う特殊な地域に魅せられた、“ケロ”さんこと吉田一郎氏は、2002年にウェブサイト“世界飛び地領土研究会”を立ち上げた。 詳細で読みやすい世界各地の飛び地の記述に、心酔する地図マニアや世界情勢の研究家は多く、コアなファンは増え続けている。筆者もその一人だ。 しかし、吉田氏が語った半生は、このサイト以上に興味深い。 無法地帯として有名な九龍城砦*で一人暮らししたあとに、香港でジャーナリストとして活躍。その後、香港と日で引きこもりとなり、2007年4月8日、さいたま市議会議員に当選という、漫画も真っ青などんでん返しの連続だ。 そんな吉田氏の半生を振り返ってみると、常に“

    九龍城で生活、日本で引きこもり、議員になった“飛び地男” (1/4)
    qinmu
    qinmu 2007/09/17
    『City of Darkness』日本語版の監修の人。
  • グーグルは想像以上にグーグルだった

    いつの間にかウェブの神とも、巨人とも呼ばれるようになったGoogle。一方で、“グーグル型雇用”とも称される“超エリート主義”や、働く技術者たち、つまり作り手重視の徹底した職場環境など、その舞台裏についても取りざたされるようになった。 “一流シェフをやとったカフェテリア”“遊び心満載のオフィス風景”といった内容は、IT関連業界ではむしろ「いまさら」の話題ではある。 今回、グーグル社を訪れた来の目的も、Google Book Search、Google Analytics、エンタープライズ検索といったエンタープライズ関連部門のディレクターたちに実際にお会いし、それぞれのサービス内容の進捗やビジネス戦略などを聞くことにあった。その内容は、月刊ascii7月号:5/24発売で掲載予定だ。一方で、今年始めにNHKで“グーグル革命の衝撃”なる番組が放送され、あらためてグーグルの今を見てみたいとも

    グーグルは想像以上にグーグルだった
    qinmu
    qinmu 2007/05/04
    Google社の充実したキャンパスやカフェテリアについて、読む者を鬱にさせるリポート。
  • ムエタイより「萌えたい!」。 バンコクのメイドカフェを取材

    アキバでお馴染みのメイドカフェがアジア諸国に進出している。 韓国台湾中国といった東アジア圏はもとより、シンガポール、そして今回紹介するタイなど東南アジア圏にもメイドカフェが続々とオープンし、アジア圏の“萌え化”が進んでいるようだ。最近でも秋葉原のメイドカフェ“ぴなふぉあ”がタイのバンコクに出店した。果たしてタイの“萌え”事情はどうなっているのか? 同店のオーナーにメール取材してみた。 なぜタイに出店したのか? メイドカフェ ぴなふぉあ バンコク店は、バンコク一の目抜き通り、“スクンビット通り”中心部のタイムズスクェアビル3Fに居を構えている。主要電車“スカイトレイン”のアソーク駅から徒歩1分と、かなり好立地だ。観光客が多く、近くには日大使館があるほか、在タイ日人が多く住んでることでも知られている。 同店のオーナーを務める笹野夏樹氏は、タイに出店した理由として「タイが親日国であり、若

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    qinmu 2007/02/27
  • 世界中の技術者が憧れる、Google本社の豪華ランチを食べてみた!! (1/3)

    1998年、ラリー・ページとセルゲイ・ブリンという2人の学生がスタンフォード大学の寮で始めたインターネット検索サービスが、わずか10年足らずの間に世界的な大企業に急成長。まさにアメリカンドリームを地で行く米グーグル(Google)社の勢いは、現在もとどまることを知らない。画像検索、ニュース検索、動画検索と次々に新機能を追加し、さらにアプリケーションもリリースしている同社の活力の秘密はどこにあるのか、米カリフォルニア州マウンテン・ビューにある社をのぞいてみよう! 増殖し続けるグーグルの社屋群。各建物の入り口には、社名と棟番号の入ったオブジェが置かれている。番号がすべて数字なら何棟あるか数えやすいのに、“φ”や“ψ”といったギリシア文字も使われているので混乱!

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    qinmu 2006/10/11
  • 世界最大の本屋さん、Amazon.comの本社に本を買いに行ってみた

    スタバ、イチロー、マイクロソフト――。シアトルと言って思い出すのは、この3つぐらいだろうか。IT系の人であれば、このほかアドビやグーグルの開発拠点があることをご存じかも知れない。優秀な人材を求めて、マイクロソフトのお膝元でグーグルが学生達をリクルートしているのはよく知られている話だ。しかし、シアトルにアマゾンの社があることは意外と知られていない。しかも、その社の建物というのは、1932年に建設され歴史的建造物として国の保護指定を受けているものを改築した立派なものだ。 古城のように闇に浮かぶ偉容 最初から知っていたかのように書いているが、実は記者自身もアマゾンの社がシアトルにあるとは知らなかった。空港からダウンタウンへ向かうハイウェイの途中で、同乗者が「あれ、Amazon.comの社だよね」と口にしたので驚いた、というのが当のところ。 ふと見あげれば、丘の上にぼんやりと浮かぶ城のよ

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    qinmu 2006/09/19