自動車の業界団体が2日発表した11月の国内新車販売台数(軽自動車含む)は、前年同月比12.7%減の38万5859台だった。消費増税による反動減が響き、各ブランドとも販売を落とした。2カ月連続マイナス。10月と比べて減少幅は縮小した。1~11月累計は0.7%減で、2019年通年でも3年ぶりに前年割れする可能性もある。 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)がまとめた。登録車、軽自動車ともに2カ月連続で減少した。 11月の登録車(排気量660cc超)は14.6%減の23万8844台だった。ブランド別では、11月に小型の多目的スポーツ車(SUV)「ロッキー」を投入したダイハツ工業、トヨタ自動車の高級ブランド「レクサス」を除き全ブランドでマイナスだった。ホンダが37.5%減、マツダが30.2%減、三菱自動車が29.3%減だった。 軽自動車は同9.4%減の14万701