25世紀の火星を舞台にしたラブロマンスSF 書き下ろし短編アンソロジー『NOVA』で連載されていたのを読んでいたのだが、最終話だけ読んでなくて、今回単行本化されて一気に最後まで読んだ。 『NOVA2』 - logical cypher scape 大森望編『NOVA3』 - logical cypher scape 『NOVA5』 - logical cypher scape SF的ジャーゴンが大量にまぶされていて、個人的にはそれだけで楽しいです、はいw 上で書いたようにラブロマンスで、プロットは純愛もの的な感じ。SF分抜かしてあらすじ書くとこんな感じ。 主人公(彰人)は、子どもの時に出会った年上の女性(麻理沙)のことがずっと好きで、時々逢瀬を重ねていたのだけど、ある時その女性は自爆テロして死んでしまう。彼女は実は、亡国の王家の血筋で、とある独立運動に担ぎ上げられていた。 数年後、彼女を忘
東浩紀さんの、本格的な思想のお仕事は、自分にはちょっと敷居が高いのですが、『ゲーム的リアリズムの誕生』という本はとてもやさしく書かれていて、これは物語に携わる人にはいちど読んでほしい本です。そんな東さんの作家としての才能も決して無視できるものではなく、というかむしろ、もっとたくさん小説を書いていただきたいのですが、Twitterなどでお見かけする東さんはいつもよだかの星のごとく煌々と炎上なさっているばかりなのでした(せめて詩的に表現してみる)。 あらすじ(amazonから)。 長いあいだ戦争を忘れ去っていた人類。 だが、異星文明の遺構であるワームホールゲートの発見で、状況は一変する。 地球-火星間をそのゲートで直結する計画が浮上し、火星はいま、激動の時代を迎えようとしていた。 2445年8月、11歳の少年、葦船彰人は、クリュセ低地の開星記念堂で、16歳の少女、大島麻理沙に出会い、恋に落ちた
猪瀬直樹 【作家・参議院議員、日本維新の会 参議院幹事長】 @inosenaoki 〔再掲〕 なぜ井上さんとお会いしたか。コミケ前日の幕張開催宣言に疑問を感じた。ビッグサイトのアニメフェアを巻き込むべきでないと思った。中小零細業者もいる。いまさら幕張は引っ込めるわけにいかないとしても「両方を回遊」できるようにすればと提案。お会いして10日近く経っても返事がない。 2011-02-18 02:21:04 暑さに弱い @ohashidaisuke @inosenaoki 副知事であるあなたが関係改善を望むのならば、あなたから都知事に姿勢、発言を改まるよう呼びかけてください。 公然と、「卑しい職業」と言い切ったのはあなたの上司です。 2011-02-18 02:25:46 猪瀬直樹 【作家・参議院議員、日本維新の会 参議院幹事長】 @inosenaoki @ohashidaisuke はっきり言
小原篤プロフィールバックナンバー条例改正を進めた石原慎太郎・東京都知事は国政に戻るため、2012年10月25日に会見で辞職を表明=東京都庁「AnimeJapan 2014」実行委員会を構成するアニメ製作会社や出版社の代表ら=9日、東京・西新宿 分裂していた東京国際アニメフェア(TAF)とアニメコンテンツエキスポ(ACE)が統合され、「AnimeJapan 2014」として来年3月22、23日に東京・有明の東京ビッグサイトで開かれるそうです。 ご存じの通り、東京都が青少年健全育成条例を改正し、従来から規制対象だった過激な性描写などに加えて、強姦(ごうかん)や近親相姦といった設定の性描写を含むマンガやアニメに新たな規制をかけようとしたところ、規制の対象や要件があいまいで表現の自由を脅かすとして出版業界などから反対の声が上がり、石原慎太郎都知事(当時)が実行委員長を務めるTAFから有力出版社
● 今はもうなくなっちまったけれども、かつてそれなりにカッコいい場所とされてもいた池袋のスタジオ200で、何やら連続講座をやっていた時のやつの身振りを思い出す。 借りてきたようなスーツ着込んでさ、片手に役人みてえなブリーフケース抱えてさ、教室の後ろからいかにももっともらしい風でしゃなりしゃなりとやってきやがった。で、たどりついた教卓の上に、そのケースからメモや書類をうっとりと取り出すその手つきのいやらしさ! ほらほら、こうやってセンセイやってみせてるボクってなんてステキ、てな恍惚丸見え、ああ、こいつ、こういう身振りでこういう「センセイ」ぶり、「文化人」ぶりをやらかしたかったんだろうなあ、というのが、あまりに露骨にバレてしまうみっともなさだった。 いや、そりゃね、田舎モンったらそれまでなんだけど、でもって、そういう客気や若気の至りもある時期肥やしになったりするってのもわかるんだけど、でも、こ
宮台真司 @miyadai 《改憲論議は静かに。騒ぎになれば変えられるものも変えられない。騒ぎになって靖国参拝しずらくなったのと同じ。静かにやればワイマール憲法もナチス憲法に変わる》が妥当な要約。ポイントは唯1つ。ナチスは「騒いだ例」か「静かな例」か。麻生が後者だと繰返し、改憲は静かにやれ、と。答えは明瞭。 2013-08-06 09:57:21 宮台真司 @miyadai 駿台全国総合模試で国語全国1位の宮台真司が解釈することですから、間違いありません、なんちって(^^)。いずれにせよ、麻生の意図が逆だったなどと言って報道批判する人たちがいるのは、麻生問題以前に国語の低学力という教育問題だにゃあ。 2013-08-06 10:32:08
ツイッターや2ch周辺の議論を観察していると、麻生太郎のナチス発言について、「静かに議論したいと発言しただけだ」「ジョークだ」「前半と後半で首尾一貫していない(だから全体が曖昧で分からない)」といった発言が散見されるが、本当だろうか。 早速引用してみよう。朝日新聞の「麻生副総理の憲法改正めぐる発言の詳細」から引用した。ポイントとなるキーワードに色を付してある。また、段落番号は筆者が追加した。 1 僕は今、(憲法改正案の発議要件の衆参)3分の2(議席)という話がよく出ていますが、ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください。 2 そして、彼はワイマール憲法という、当時ヨーロッ
鈴木寛応援団の一人だった内田樹が、一昨日(7/23)の朝日のオピニオン面(17面)に、参院選についての感想文を載せている。自民・共産・公明の3党が勝利した今回の選挙は、「綱領的・組織的に統一性の高い政党」を有権者が選んだ結果であり、それは、「それぞれ異なる主義主張を訴え合い、それをすり合わせて、『落としどころ』に収めるという調整システム」である民主主義からすれば、歓迎すべからざる、嫌忌すべき逸脱した現象だと言っている。そして、民主制の本来性からすれば、二院はねじれていた方がよく、「ねじれの解消」が実現した今回の結果は本来性を踏み外した危険な民意だと言っている。要するに、自分が応援する民主党の惨敗について不満を垂らし、この結果を不当な選択だと決めつける理屈を捏ね上げているのだが、全体にきわめて問題の多い文章である。ここには、政党の問題と議会の問題を故意に混同させ、問題をスリカエる表象操作のト
なめらかな社会とその敵 作者:鈴木 健発売日: 2013/01/28メディア: 単行本 未来のための社会像? 『なめらかな社会とその敵』の想定読者は三百年後の未来人。そこからすれば評者は未開の土人だ。しかしその未開人にも、謙虚な筆致に隠れた著者の熱意と意気込みはわかる。新しい通貨システムの案出など、ジョン・ローの不換紙幣やデヴィッド・チャウムの電子通貨以来かもしれない。しかもその射程はそもそもお金の意味すら変え、社会自体の変革を夢見る遠大なものだ。 著者は、題名通りのなめらかな社会を夢見る。人々の有機的なつながりがたもたれ、様々な関係性の途切れない世界。現代のお金による取引はそれを荒っぽく分断する。投票も一かゼロかの粗雑な選択を迫る。だが、インターネットを使えば、お金も投票もまったくちがった形態を持ち得る。関係性を保ち、様々な評価のフィードバックもある通貨システムもできる。粗雑でない細やか
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