男性客の遺体を路上に放置したとして、警視庁は21日、元キャバクラ店長の男(34)(東京都江戸川区)と、元従業員の男(28)(千葉県松戸市)を死体遺棄容疑で逮捕した。 発表によると、2人は昨年10月5日午前10時過ぎ、江戸川区南小岩のキャバクラ店前の路上に、客として来店していた同区内の男性(当時44歳)の遺体を放置した疑い。 2人が男性を店外に運び出す様子が付近の防犯カメラに映っていた。調べに対し、2人は客を路上に放置したことを認め、元店長の男は「亡くなっているという認識はなかった」と供述している。 司法解剖の結果、男性の死因は急性アルコール中毒で、警視庁は放置された時点で死亡していたとみている。