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ブックマーク / vergil.hateblo.jp (74)

  • 世代間格差論という悪質な謬論は徹底的に潰しておく必要がある - 読む・考える・書く

    「たかまつなな」とかいう「時事YouTuber」が、「シルバー民主主義」打破のためと称して、余命投票制度なるトンデモを提案している。 “シルバー民主主義”の打破のために、余命投票制度を提案しました。シルバー民主主義を解決するためには、さまざまな方法があります。ぜひどうすればいいか、議論になればと願っています。 【橋下徹さんの番組の対談内容が記事になりました】https://t.co/wXKvrxPjkj@hashimoto_lo — たかまつなな/笑下村塾 代表 (@nanatakamatsu) June 19, 2022 余命投票制度というのは、一人一票という民主主義の大原則を投げ捨てて、平均寿命から投票者の年齢を差し引いたポイント分の投票権にするというものだ。 例えばいま日の平均寿命は男女平均して85歳くらいなので、20歳の人には65票、40歳の人には45票、60歳の人には25票投票

    世代間格差論という悪質な謬論は徹底的に潰しておく必要がある - 読む・考える・書く
    ringonouen
    ringonouen 2023/11/26
    “格差は世代間にあるのではない。所得階層間、もっとはっきり言えば階級間にあるのだ。 世代間格差論というのはこの現実を見えなくさせ、格差などない庶民の間に分断を持ち込むために作られたデタラメ”
  • 「特亜」以外のアジアは「親日」だという妄想 - 読む・考える・書く

    戦後の日はフィリピンに尊敬されていた!? フィリピンにおける日軍の蛮行 憎まれ、石を投げられた日兵たち 何も知らないのは日人だけ その言葉を使っているだけで当人がネトウヨだと判明してしまう、リトマス試験紙のような用語がいくつかある。「特亜」(「特ア」「特定アジア」とも)もその一つだろう。 「特亜」とは中国台湾を除く)・韓国・朝鮮の三国のことで、この三国だけが「徹底的な反日教育」のせいで日にいわれのない悪感情を持っているという前提で侮蔑的に使われる呼称だ。逆に言うと、この三国以外のアジア諸国は「親日」だというのがネトウヨの認識らしい。 戦後の日はフィリピンに尊敬されていた!? こういう無知の結果、よりによって戦後の日はフィリピンに尊敬されていたなどと言い出す者まで出てくる。 いだてん。馬鹿NHK。戦後の日はフィリピンに尊敬されていた。嘘を吐くなNHK。リサールパークに日

    「特亜」以外のアジアは「親日」だという妄想 - 読む・考える・書く
  • オーストラリアが日本の戦争責任に厳しかった理由 - 読む・考える・書く

    オーストラリア人看護婦たちを殺す前に強姦していた日軍 1942年2月、インドネシア西部のバンカ島で、数十名のイギリス人およびオーストラリア人の捕虜と民間人、さらに21名のオーストラリア人看護婦が日軍に虐殺された。 このとき、看護婦たちは単に殺害されただけでなく、その前に日兵により強姦されていたことが明らかになった。BBCが次のように報道している。 www.bbc.com 「この真実を発掘し、ついに公表するには、複数の女性の力が必要だった」 軍事史を研究するリネット・シルヴァーさんがこう言う「真実」とは、1942年2月にインドネシア・バンカ島で、海の中へ歩かされ、機関銃で銃撃されたオーストラリア人看護師22人の身に起きたことを指す。看護師たちは1人を除いて全員殺された。 「それだけでぞっとした。でも、殺害前に強姦されていたなんて、語るにはむご過ぎる真実だった」。シルヴァーさんは、新著で

    オーストラリアが日本の戦争責任に厳しかった理由 - 読む・考える・書く
  • 沖縄で米軍の捕虜になった日本兵の悔恨 - 読む・考える・書く

    8月15日の東京新聞に、沖縄戦で米軍の捕虜となった元日兵のインタビュー記事が載っていた。[1] 戦地で見た地獄絵図が、今もまぶたに焼き付いている。群馬県伊勢崎市の栗原夏雄さん(九九)は日中戦争で、軍命に従い捕虜を拷問し、銃殺した。沖縄戦では米軍の捕虜となったが、非人道的な扱いはされず、日軍の残虐さを思い知った。命のともしびの弱まりを感じる今、若い世代に伝えたい。 「戦争は個人の尊厳や意思すら奪う。二度とやっちゃいけない」 太平洋戦争末期の一九四五年四月、爆弾を積んだ小型特攻艇「マルレ」の部隊員として沖縄戦に従軍した。海を埋め尽くすほど無数の米軍艦が島を取り囲み、艦砲射撃と空爆を容赦なく浴びせる。島にはおびただしい数の遺体が転がっていた。 (略) 戦況が悪化し、島南部で米軍に捕らえられた。「捕虜は無残に殺される」。そう信じ込んでいたが、収容所では手錠をかけられることもなく、パンやチーズ

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  • 成田悠輔氏の言うことをまともに取り上げるための最低条件 - 読む・考える・書く

    米イェール大学の助教授だという成田悠輔氏による、まるで高齢者は死ねと言っているかのような発言が物議を醸している。 こちらのJCASTニュース記事[1]がよくまとまっているので、一部引用する。 主に拡散されているのは、21年12月のABEMA Primeでの発言だ。この日のテーマは、高齢化や少子化にともなう人口減少の問題で、リモート出演していた成田氏は 「僕はもう唯一の解決策ははっきりしていると思っていて、結局高齢者の集団自決、集団切腹みたいなものではないかと...」 と述べた。(略) 22年1月にNewsPicks(ニューズピックス)で配信された動画でも(略)今後、国論を二分する可能性がある政策課題についても言及。軍事・防衛の次は 「安楽死の解禁とか、将来的にあり得る話としては安楽死の強制みたいな話も議論に出てくると思う」 として、議論を進める必要があるとした。 (略) 比較的古い「集団自

    成田悠輔氏の言うことをまともに取り上げるための最低条件 - 読む・考える・書く
  • 津田梅子の朝鮮人差別を「事実を指摘しただけだから差別じゃない」と言う人々 - 読む・考える・書く

    津田梅子が鵜呑みにした父親の話 外国人が描いた日の農村の「事実」 粗末な宿と粗野な現地人 不潔で苦難に満ちた山村生活 奴隷同然の「嫁」 「ぞっとするほどひどい」日 「事実」の記載と差別の違い 津田梅子が鵜呑みにした父親の話 こちらの記事で、新五千円札の顔になる予定の津田梅子(津田塾大学創設者)が、父親から聞いた話を鵜呑みにして朝鮮人への差別意識にまみれた手紙を書いていたことを指摘した。 1883年に書かれた問題の手紙の内容は以下のようなものだ。[1] 父が帰ってきました。二、三日前に、思ったより早く着いたのです。朝鮮についてとても興味深くおもしろい話をしてくれました。いくつかの点では、動物の方がこのような汚い朝鮮人よりましだと思いますし、あるところには当に野蛮な人びとがいるのです。彼らの衣服や料はとてもよいのですが、粗末に不潔につくられているのです。家は掘っ立て小屋のようだし、

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  • インタビュー記事を読む限り、『ONODA』のアラリ監督は小野田寛郎の実像をまったく分かっていない。 - 読む・考える・書く

    前回記事で取り上げた映画『ONODA』のアルチュール・アラリ監督に、「地球の歩き方」がカンヌでインタビューを行っている。しかし、予告編を見ても、このインタビュー記事[1]を読んでも、アラリ監督が小野田寛郎の実像を理解していたとはとても思えない。 アラリ監督によると、この映画を撮ろうと思ったきっかけは、父親から小野田の話を聞いたことだという。 ──同作を撮ろうと思ったきっかけは? 自分の父親と話していたときに思いつきました。もともとは冒険映画を撮りたいと思っていて、ロバート・ルイス・スティーヴンソンやジョゼフ・コンラッドの小説を読みながらテーマを探していました。(略)そのことを父と話していたら、父から「私が24歳のときに、戦後も約30年間戦争を続けていた日の兵士が帰ってきたことがあった」という話を聞かされ、一気に心が動かされました。 そして、小野田の自伝を読んで魅了され、その内容を事実だと

    インタビュー記事を読む限り、『ONODA』のアラリ監督は小野田寛郎の実像をまったく分かっていない。 - 読む・考える・書く
  • 宇宙開発についてイーロン・マスクと富野由悠季が正反対のことを言っているが、これは富野が正しい。 - 読む・考える・書く

    イーロン・マスクやジェフ・ベゾスといった超富豪たちが、なぜか宇宙開発に血道を上げている。とりわけイーロン・マスク気で火星への大量移住を考えているようだ。[1] マスクの最初の考察は、なぜ火星を目指すのかだ。「歴史は2つの方向に分岐しようとしている」と彼は書いている。「1つ目は、人類がずっと地球に留まり、わたしたちの絶滅とともに終わりを迎えるというもの。いつかはわからないが、いずれそうなるとわたしは確信している」 「誰もがこれに同意すると期待している代替案は、人類が多惑星種となることだ」。これを実現するための最も現実的な方法が、火星に自給自足の移民地を建設することだとマスクは続ける。 一方、彼らと正反対の主張をしているのが、『ガンダム』原作者の富野由悠季だ。[2] 宇宙では絶対生活できない (略) 環境論にたどりついたのは、アニメで宇宙進出を描き、考えてきたからこそだろう。「宇宙で生活す

    宇宙開発についてイーロン・マスクと富野由悠季が正反対のことを言っているが、これは富野が正しい。 - 読む・考える・書く
  • 加害者意識がまったくない陸軍二等兵漫画 - 読む・考える・書く

    『爆笑 陸軍二等兵物語』という、戦争体験者自身が描いた漫画がある。 作者の塚原平二郎氏は1920年生まれなので敗戦時点で25歳、陸軍に徴兵されて中国各地やベトナムを転戦している。漫画自体は創作だが、塚原氏自身の体験や兵隊仲間からの見聞をもとに描かれたリアルな内容だ。[1] この漫画を見ると、作者自身の上官である「中助」(ろくでもない中隊長のことを兵隊たちはこう呼んでいた)をはじめ、素質不良な軍人たちが中国各地の街や村でやりたい放題の悪事を働いている。 ひどい話ばかりだが、少なくとも作者はこうした事件を批判的観点から描いているので、こうした残虐行為を仲間内の場で自慢話のように語っていた元軍人たちよりははるかにマシと言えるだろう。 女囚さそり 第41雑居房、大陸(中国)行軍中に現地の女性を強姦したことをおもしろおかしく得意気に話すおっさんとそれ聞いて喜び羨ましがる若者達。 当時はよくある光景だ

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  • 大真面目な「皇位の安定継承」議論が面白くだらない - 読む・考える・書く

    いま東京新聞で、「代替わり考 皇位の安定継承」と題して、「皇室歴史や法制度に詳しい識者の意見」が紹介されている。男系男子の皇族のみが皇位を継承できるとする現在の皇室典範のままだと、「将来は安定的な皇位継承が危ぶまれ、天皇家と三つの宮家は後継者不在で絶家となる」[1]という危機感からだ。 画像出典:[1] 今日までの連載で、女性天皇容認論(小田部雄次 静岡福祉大名誉教授[1]、河西秀哉 名古屋大准教授[3])、旧宮家復活論(百地章 日大名誉教授[2])、男子優先だが無理なら女性天皇も認める折衷論(所功 京都産業大名誉教授[4])と、この問題に関するだいたいの論点が出揃っている。 なお、議論の対立点となっている「男系」「女系」の違いについては次の図が分かりやすい。 画像出典:[3] 小田部氏は、継承権者を男系男子に限るという制約を外して、シンプルに「長子優先」にすべきと主張している[1]。(

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    ringonouen
    ringonouen 2023/11/26
    男系男子の皇統にこだわる人たち、どうせ女の腹は借り物だとしか思ってないくせに「女官制度の復活」は言い出さないことが興味深い。女官制度こそ「皇室の伝統」ではないのか。
  • 天皇・皇族にも人権を与えるべき? ならばまずその特権を放棄してもらおう - 読む・考える・書く

    天皇・皇族は人権がなくてかわいそう? ほとんどの「公務」は法的根拠のない不必要なもの 一般人とはかけ離れた数々の特権 平等の理念に基づく人権と身分制による特権は両立できない 天皇・皇族は人権がなくてかわいそう? 天皇や皇族には、日国憲法が保障する各種の人権は認められていない。 彼ら/彼女らには職業選択の自由も好きなところに住む自由もなく、選挙権・被選挙権もない。政治的発言が許されない立場であるため、表現の自由や学問の自由も制約される。 好きな相手と「両性の合意のみに基いて」結婚することもできなければ、逆に結婚せずに独身を貫くことも、離婚することも困難だろう。また、天皇が神道祭祀の主宰者である以上、信教の自由を行使してキリスト教やイスラム教に入信したりするわけにもいかないだろう。 まことに不自由だらけの「お立場」なわけだが、ではどうすればいいのか? 今の時代、天皇は即位をした瞬間に陛下は人

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  • 嘘つくな!もやウィン: 第3話 3つの柱 - 読む・考える・書く

    自民党の「もやウィン」改憲マンガ、第3話の「3つの柱」では、日国憲法の三大原則である「国民主権」「基的人権の尊重」「平和主義」を取り上げている。 で、何を言うのかと思ったら、これらは「絶対に変えない」「変えてはいけない」と言うのだ。 だったら改憲なんかする必要はないではないか・・・というのは置いといて、トリックは「基的人権の尊重」の中身にあった。 「法律にふれたり、人に迷惑かけない限り自由」というのであれば、法律さえ作ればいくらでも人権を制約できてしまう。これでは基的人権の尊重など有名無実だ。 もちろん、日国憲法における基的人権の保障はそんなものではない。 第11条 国民は、すべての基的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。 第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不

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  • 『はだしのゲン』で描かれた「妊婦の腹を切りさいて中の赤ん坊を…」も嘘ではない - 読む・考える・書く

    前回記事で、『はだしのゲン』が嘘を書いているとしてしばしば槍玉にあげられる、「女性の性器の中に一升ビンがどれだけ入るかたたきこんで骨盤をくだいて殺した」というおぞましい話が、実際には嘘などではなく、中国でこの残虐行為を実行した人が語った内容であることを示しておいた。 この『はだしのゲン』についてはもう一つ、その隣のコマにある「妊婦の腹を切りさいて中の赤ん坊をひっぱり出した」という話も、嘘だとして攻撃のネタにされることが多い。 でも、嘘はいけないな、嘘は。 原爆をネタにプロパガンダを垂れ流すのもいけないよ。 by原爆3世 pic.twitter.com/1jI1Sstc0t — 赤井りんご (@akairingo8888) February 17, 2023 しかし、こちらの話も嘘ではなく、事実である。 例えば、東京裁判に提出された、フィリピンにおける日軍の性暴力についての証拠資料の中に

    『はだしのゲン』で描かれた「妊婦の腹を切りさいて中の赤ん坊を…」も嘘ではない - 読む・考える・書く
  • 戦争責任は他人から「言われるから」辛いという天皇裕仁の無責任 - 読む・考える・書く

    他人から「言われるから」辛い戦争責任 「国民はもう忘れたから気にするな」と天皇を「励ます」侍従 いまだに「大元帥」裕仁の責任を総括できないマスコミ 先日も昭和天皇裕仁のクソな「思し召し」特集記事を書いたばかりだが、またこの人物の無自覚・無責任ぶりを示す新たな史料が出てきてしまった。 これは1974年から晩年まで侍従を勤めた故小林忍氏の日記で、共同通信が氏の遺族から日記を預かり、各紙でその内容が紹介されている。特に東京新聞は二日間に渡って特集を組み、半藤一利氏と保阪正康氏の対談まで載せている。 他人から「言われるから」辛い戦争責任 この日記によると、裕仁は1987年4月、小林氏に次のように語ったという[1]。死去の2年前、85歳のときである。 「長く生きても戦争責任いわれる」 昭和天皇85歳 大戦苦悩 昭和天皇が八十五歳だった一九八七(昭和六十二)年四月に、戦争責任を巡る苦悩を漏らしたと元侍

    ringonouen
    ringonouen 2023/11/26
    裕仁という人は何の犯罪もしてなかったんだな
  • 天皇制との見事な決別 ― 渡辺清『砕かれた神』 - 読む・考える・書く

    著者の渡辺清氏は1925年生まれ。16歳で自ら志願して海軍に入隊、大和と並んで世界最大最強と謳われた戦艦武蔵に乗り組んで米軍と戦った。 武蔵は1944年10月に撃沈されたが渡辺氏はかろうじて生き残り、その後配属された駆逐艦の艦上で8月15日の敗戦を迎えた。この日のことを、氏はある対談で次のように語っている。(『現代の眼』1962年12月号) 敗戦は挫折というよりも、ナメクジに塩をかけると溶けますが、あんなふうに自分自身が崩れていく実感がありました。 この書は、渡辺氏が故郷の村に復員した1945年9月から翌4月までの日記を収録したものだが、純粋に「現人神」昭和天皇を信仰する軍国少年のまま帝国軍人となっていた氏が、敗戦の衝撃に七転八倒しながら天皇制の呪縛から醒めていく、その過程を記した稀有の記録ともなっている。 「帝王の帝王たる尊厳」を示さなかった天皇裕仁 軍隊内部でも故郷の村でも、敗戦直後か

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  • 天皇裕仁のワースト・オブ・クソ「思し召し」大会 - 読む・考える・書く

    特攻隊は「よくやった」(1944年10月)→特攻作戦続行・拡大 戦争終結は「もう一度戦果を挙げてから」(1945年2月)→東京大空襲、全国焦土化、沖縄戦 「海軍にはもう艦はないのか?」(1945年4月)→大和特攻、2時間で4千人戦死 沖縄をアメリカに売った「天皇メッセージ」(1947年9月) 戦争責任は「言葉のアヤ」、原爆投下は「やむを得ない」(1975年10月) こちらの記事へのコメントで要望を頂いた件、面白そうなのでやってみた。 昭和天皇裕仁のクソな「思し召し」と言えば、すぐ思い当たるのはつぎのようなものだろう。 特攻隊は「よくやった」(1944年10月)→特攻作戦続行・拡大 海軍特攻隊の生みの親と言われる大西瀧治郎は、必ずしも特攻作戦に積極的ではなく、これを「統率の外道」と呼び、こんなことまでしなければ戦えない状況になっていると知れば、天皇が戦争を止めてくれるだろうと期待していたと言

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  • 敗戦の日の天皇の仕事は、テキトーな「反省のふり」をして見せて一切反省しない政府を免責すること。 - 読む・考える・書く

    76年前の8月15日は、原爆投下とソ連の参戦で、これ以上やったら自分の身も危ないと考えた天皇裕仁が連合国への降伏を決め、お前たち臣民も黙って従えとラジオで放送させた日である。 その裕仁の孫である徳仁は昨日、全国戦没者追悼式に出席し、次のような「お言葉」を述べた。[1] 日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。 終戦以来76年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。 私たちは今、新型コロナウイルス感染症の厳しい感染状況による新たな試練に直面していますが、私たち皆がなお一層心を一つにし、力を合わせてこの困難を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続

    敗戦の日の天皇の仕事は、テキトーな「反省のふり」をして見せて一切反省しない政府を免責すること。 - 読む・考える・書く
  • 「かわいそうなぞう」を殺した大達茂雄が戦後は文部大臣となって歴史教育を殺した - 読む・考える・書く

    「かわいそうなぞう」で描かれた猛獣虐殺を命じた東京都長官大達茂雄の経歴を見ると、いくつか重要なポイントが見つかる。 昭南特別市長(兼陸軍司政長官) 1942年3月—1943年7月 東京都長官 1943年7月—1944年7月 内務大臣(小磯内閣) 1944年7月—1945年4月 文部大臣(第5次吉田内閣) 1953年5月—1954年12月 昭南特別市とは、シンガポールのことである。アジア太平洋戦争の開戦直後、日軍はタイ・マレー国境付近に上陸し、そのまま南下してマレー半島全域を制圧、翌1942年2月15日にはイギリス軍の重要拠点だったシンガポールを陥落させた。 その直後から、シンガポールおよびマレー半島各地で中国系住民(華僑)に対する大虐殺が始まった[1]。今でも正確な被虐殺者数は不明だが、少なくともシンガポールだけで数千人以上が殺されたと推定されている。 シンガポールは人口の八割近くを華僑

    「かわいそうなぞう」を殺した大達茂雄が戦後は文部大臣となって歴史教育を殺した - 読む・考える・書く
    ringonouen
    ringonouen 2023/11/26
    日本の近現代史、歴史の授業で全然やらなかった
  • ハマスは人質を取るから卑怯だと言うが、ではイスラエルがやっているこれは何なのか? - 読む・考える・書く

    イスラエルとハマスとの間の4日間の「戦闘休止」に伴い、双方で拘束されていた人々の解放が始まっている。 我らが公共放送NHKによれば、ハマス側から解放されるのは「人質」だが、イスラエルが解放するのは「囚人」であるらしい。 NHK(11/24): イスラエル パレスチナ人の囚人39人釈放見通しか イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止の合意に基づき、日時間の午後11時ごろ、ハマス側が解放に合意している人質50人のうち最初の13人が解放される予定となっています。 一方、イスラエルのメディアはイスラエル当局の話として24日、ハマス側の人質解放と引き換えに、イスラエルの刑務所で収容されているパレスチナ人の囚人39人が釈放される見通しだと伝えています。 だが、この同じ記事の中にはこんなことも書いてある。 ロイター通信はパレスチナ側の話として39人のうち ▽24人が女性で ▽15人が10代の男性と伝

    ハマスは人質を取るから卑怯だと言うが、ではイスラエルがやっているこれは何なのか? - 読む・考える・書く
  • 「暴力の連鎖」はイスラエルがパレスチナへの迫害をやめない限り終わらない。 - 読む・考える・書く

    ようやく停戦に至ったとはいえ、イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への非人道的な攻撃は、今回も甚大な被害を生じさせている。 イスラエル軍による空爆が続く #ガザ地区。数百人が負傷し、数十人の死亡者の中には子どももいます。 今回の空爆は以前にも増して激しく、パレスチナ人コミュニティへの影響は計り知れません。 この武力行使は容認できず、#国境なき医師団 は市民の安全を深く憂慮します。https://t.co/3At0Nhgnhn — 国境なき医師団日 (@MSFJapan) May 14, 2021 欧米や日のニュースではこれをイスラエルとパレスチナとの「衝突」などと報じているが、これは断じてそんなものではないし、今回の事態の発端も、先にロケット弾を撃ったハマスが悪い、などという単純な話ではない。 Sobre la agresion de Israel contra Palestina:

    「暴力の連鎖」はイスラエルがパレスチナへの迫害をやめない限り終わらない。 - 読む・考える・書く
    ringonouen
    ringonouen 2023/11/25
    “圧倒的な暴力を振るって民族浄化を行っているのは常にイスラエルの側であり、パレスチナではない。”