徳大寺 有恒(とくだいじ ありつね、1939年〈昭和14年〉11月14日[1] - 2014年〈平成26年〉11月7日)は、日本の自動車評論家。元・レーシングドライバー。本名及び旧ペンネームは杉江 博愛(すぎえ ひろよし)。 人物[編集] 代表作となる「間違いだらけのクルマ選び」を出版する前は、本名で活動していた。「徳大寺有恒」の名前は、「できるだけ偉そうにしよう」と決定したペンネームである[2]。この筆名の姓に関しては、堂上家で清華家7家のうちの一つである公家の徳大寺家と姻戚関係は一切無い。名については、徳大寺が、わせだ書房の編集者だった頃に名刺を渡した豊田有恒が「有恒という名前が記憶に残っていたため、ペンネームに採用したのかもしれない」と述べている[3]。 「NAVI」(二玄社)や「ベストカー」(三推社)、「ENGINE」(新潮社)などの自動車専門誌や「MEN'S EX」(世界文化社)