ブックマーク / premium.kai-you.net (3)

  • 原子力少年の憂鬱──『呪術廻戦』虎杖悠仁の末路を、東京都民の私は見届ける義務がある

    『呪術廻戦』(2018–)の主人公・虎杖悠仁はあまり主人公らしくないな、と感じることがある。 あくまで個人的な印象にすぎないと思っていたのだが、試しにインターネットで検索してみると、似たような感想がいくつかヒットする。一部の読者のあいだではある程度共有されている感覚なのだろうか。 もしそうだとしたら、虎杖に“主人公らしさ”が感じられないのはなぜだろうか。いろいろと理由は挙げられるものの、ここでは1980年代以降の少年漫画の主人公類型という観点から考えてみたい。 結論から言うと、虎杖があまり主人公らしく感じられないのは、彼がこれまでの少年漫画のパラダイムから逸脱する“第三世代の原子力少年”だからではないか。 目次“自分では制御しきれない力を秘めた少年”という主人公類型からの逸脱「原子力少年」第一世代の命題と、第二世代が切り拓いた可能性『呪術廻戦』が徹底的に否定する“原子力の平和利用”という成

    原子力少年の憂鬱──『呪術廻戦』虎杖悠仁の末路を、東京都民の私は見届ける義務がある
    rrringress
    rrringress 2024/03/29
    祖父との会話が人物形成に大きく関わっていそうだがうまく繋がっていないように見える
  • 5000人のオタクが集う議員VTuberのディープなネットコミュニティに潜入

    生粋のオタク議員が主宰するコミュニティ「バーチャル大田区Discord支部」。ネットと政治との結節点は、成立し得るのか? コミュニティを覗いてみた。 今、「議員系VTuber」の運営するネットコミュニティが盛り上がっている。 コロナ禍以降、現実で対面するコミュニケーションが困難になって久しい。趣味やカルチャー、ビジネスの現場がそれぞれ工夫し、ネット配信やリモートワークを絡めた体制を模索している。 そしてそれは、政治の現場も同じだ。政治家にとって有識者や利害関係人、各種団体の意見に耳を傾け取りまとめることは活動の生命線とも言える。コミュニケーション無くしては成立し得ない政治活動にも他の活動と同じくコロナ禍の困難は降りかかる。 そんな困難を解決する試みの一つが、ネット上にコミュニティを成立させることだ。 東京都の大田区議会のおぎの稔議員は、無料チャットアプリ・Discord上に「バーチャル大田

    5000人のオタクが集う議員VTuberのディープなネットコミュニティに潜入
  • 米ジャズプレーヤーが解き明かす“J-POP”の正体、音楽的アイデンティティ

    グラミー賞ノミネート経験もある第一線のジャズミュージシャンであり、日のポップカルチャーの熱いファンでもあるパトリック・バートレイJr.はJ-POPの音楽的な特徴を誰よりも鋭く、かつ愛情を持って分析できるミュージシャンの一人だ。 数々の大物ミュージシャンとステージを共にする一方、自らが主宰するプロジェクト「J-MUSIC Ensemble」では多くのJ-POPやアニソン、ゲーム・ミュージックの楽曲を自らアレンジし演奏している彼。 幼い頃からの音楽の英才教育、そしてジャズミュージシャンとしての素養をもとに、J-POPやアニソンの成り立ちをさまざまな角度から分析してきた。 そこでKAI-YOUでは来日したパトリックのロングインタビューを実施。彼自身の生い立ちとアニメ愛をじっくり語ってもらった。 こちらでは、日音楽の持つユニークな特徴をパトリックに解き明かしてもらう。 淡谷のり子や坂九から

    米ジャズプレーヤーが解き明かす“J-POP”の正体、音楽的アイデンティティ
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