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  • 友人と飲むうまい酒はそもそも味なんて関係ない - まだロックが好き

    ニルバーナというアメリカのバンドがいた。カートコベインというカリスマロック歌手が在籍していた。彼は94年の春に自決した。錆び尽きるより燃え尽きたかったそうだ。 彼らのヒット曲にスメルズライクティーンスピリットという楽曲がある。それが店内に響いていた。尺八バージョンだった。私はカートコベインが自決を選んだ気持ちがわかった気がした。この尺八バージョンを企画した人間には一生わからない気持ちだろうなと思った。 そんな尺八が鳴り響いていたのは新宿のとある居酒屋である。 麦酒を流通販売するヤッホーブルーイングという株式会社が運営しているものであった。もちろん彼らの代表作ヨナヨナエールという上面発酵の麦酒を取り扱っていた。 飲み比べセットというのを注文した。すべてうまかった。 こうして情報を書き、ぎりぎりのところでブログの体裁をとっている。これは私の日記であるが、日記といえどもウェブ上にアップしている時

    友人と飲むうまい酒はそもそも味なんて関係ない - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/06/12
    久しくこういう飲み会をしていないのでホントに羨ましいです。本当に。ガチで。あとヨナヨナも羨ましい。
  • 薬物的効果としてアルコールを摂取している - まだロックが好き

    「お酒が好き」と胸をはって言える方がかっこいいなぁと思っている。それはきっと自制ができているからであるし、またお酒を嗜好品としてあじわうことができているからであると勝手に思っている。 私はさいきんまた飲み始めている。憤がたまることが多いからだ。こうなると止まらなくなる。己自身でも「あ、まずいな」と思っているのだがなかなか辞められない。とくに家で飲んでいると失神するまで飲んでしまう。 とにかく早く酔っ払ってしまいたい。ゆえにビールやワインなどはあまり飲まない。蒸留酒などをうすめずそのままあおっている。いわゆる直飲み、ストレートというやつだ。 さいきんはもっぱらビーフィータージンを飲んでいる。47度のほう。度数もきついうえにビンのサイズも一回りでかくたくさん飲める。そしてうまい。 サントリー ビーフィーター ジン47度 750ml 出版社/メーカー: サントリー メディア: 品&飲料 この

    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/06/09
    お酒が入った状態での夫婦の会話はブログのネタとして最高ですよね。良かった、ウチだけじゃ無かった。しかしカレーの比喩表現は出色です!今度使います!何かに!坂津「おい、仕事はカレーだぞ」部下「はい?」
  • 分煙があるのなら分エナジードリンクもあってしかるべきでは - まだロックが好き

    たばこの紫煙を忌みきらい、分煙という戒厳令が布かれている。 その人は喫煙者だと判明されると、秘密警察に強制連行され、世俗から隔離されたゲットーへうながされる。そこで喫煙者はちいさな幸せを得てくらしている。 それが分煙である。 どうして分煙が必要なのか。 それは副流煙というニコチンタールの澱が発生し、猛毒となって周囲を蝕み、さいあくのばあい、人を殺めるからである。 しかしもっと単純に考えてみたい。それはやはり「くさいから」という理由がメインストリームではないだろうか。 臭いものには蓋をする、なんて言いますから、たばこに蓋をする意味で喫煙者を軟禁するのは当然なのかもしれませんね。 会社に私の席がある。 天井に埋め込んである空調機から人工の風が吹き付ける場所である。 その空調機の真下には、いつもエナジードリンクを鯨飲する方が座している。 彼は常習化したエナジードリンクのプルタブを起こし、小気味の

    分煙があるのなら分エナジードリンクもあってしかるべきでは - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/06/08
    「結局飲むんかぁーいっ!!」と叫んでモニタに手の甲をビシッと当てたら周囲の部下たちからの視線が私に突き刺さった。是非とも分ツッコミをお願いしたいところです。
  • エレキギタリストしか読めないかんじ - まだロックが好き

    ディストーションの「歪み」を歪みと読んでいる方がいた。 ちなみにディストーションとはエレキギターの音色のことである。 ギャーンってな轟音のこと。 ちなみに音色も音色ではなく音色と読む。 たしかに初心者にはわかりづらいと思う。人は間違えて学問していくものである。だから初心者は仕方ない。それはわかっている。 でも彼は講釈をたれるように偉大尊大なスタンスで歪みと発言していた。「あ、俺は音楽玄人だから」と威風堂々としていた。 ごめんやけど、滑稽だった。 一般的には「よじれ」を表現する歪みと読むことが多いのかもしれない。世界の歪み、なんてな具合に。 しかしロックなどを聴いていて唐突に「ここの歪みがさぁ」とか言われると、えっ!どこの空間が湾曲しているの?ディバイディングドライバー?ってなかんじになる。 超合金魂 GX-68 勇者王ガオガイガー 出版社/メーカー: バンダイ 発売日: 2014/12/2

    エレキギタリストしか読めないかんじ - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/06/07
    人間関係に生じてしまう場合には「ひず」で、性格が捻じれている場合には「ゆが」で、手編みのマフラーは「いびつ」だと思いますが、ゴルディオンハンマーの方が好きです。
  • ドキュメンタルを見た感想。どうしておもしろい、つまらないと賛否が分かれるのか。 - まだロックが好き

    中空に「ぼけ」が漂流していた。しかしだれも「つっこみ」をしない。なぜなら、面白くなってしまうからである。 お笑いとは打ち上げ花火のようなものであるなぁと思う。丹精込めて作成した「ぼけ」に「つっこみ」で火をつける。炸裂するのは人心の抑えきれない感情である。空虚な心の闇に忽然と開花するのは笑いという花火である。 そんな3号玉がぷかりぷかりと浮かんでいた。眼前を過ぎ行く。だれも火をつけない。なんともいたたまれなくなる。不発に終わるボケ玉。なぜ導火線に火をつけないのか。 笑ってはいけないからである。 だから着火せずにやりすごす。着火すれば自分を含め爆発してしまう。ゆえに流す。それ自体がまた面白さとなって空間を支配していた。それが私の個人的「ドキュメンタル」の面白いと思ったところです。 アマゾンプライム会員が独占して視聴できる「ドキュメンタル」というコメディ作品を拝見した。なにを隠そうこの作品、かの

    ドキュメンタルを見た感想。どうしておもしろい、つまらないと賛否が分かれるのか。 - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/06/06
    同感です。空気というか雰囲気というか「それを面白いと思える能力が備わっているかどうか」だと思います。他人が握ったおにぎりの例えは絶妙。
  • 上尾市丸山公園に行ってちかくの食事処「新道」でまぐろカツを食った日曜日 - まだロックが好き

    晴天がきらい。お天道様に「お外にでて遊べ」と急き立てられる錯覚を起こすからである。こっちゃつかれとんねん!とゼイロク風情に語ってみるも、無情にも空は晴れていた。 上尾市の丸山公園に赴いた。広大な敷地の公園である。入園料などはない。午前10時到着。まだ駐車場には空車があった。駐車場も無料である。吝嗇な我々にはたいへん都合のよい公園である。 ローラーが敷き詰められた座面を擁するすべり台である。このタイプは比較的スピードが出ない。安全ではあるがスリルはない。一長一短だとおもう。 うそのように晴れていた。この晴天の向こう側に暗黒の宇宙があるなんて信じられないくらいだった。 いつまにか体つきもしっかりしてきた。いろんなことが出来るようになった。反抗のパワーもすさまじい。焦点はいつも「今」というもっとも大切な流れに合っている。 恐怖心よりも好奇心が強い。こどもの発育はそれぞれだとおもう。これを怖くて渡

    上尾市丸山公園に行ってちかくの食事処「新道」でまぐろカツを食った日曜日 - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/06/06
    パーフェクトデラックスファイバリットゴールデンスペシャルサンデー!!を1つください!
  • 親が子どもにしてあげられること - まだロックが好き

    ひとは悲しいかな、学ぶ。そうするとそれを活かそうとする。それは茶の煎れ方やソラマメのむき方、上野動物園でパンダをいかにうまく見るか、などの日常生活から、いうなれば「生き方」まで支配する。 私も人の親となった。子どもが生まれればオートマチックに親になれる。そこに大儀はない。しかし親とは愚者である。子どものあるべき未来を限定しようとしてしまうのである。それは親の学びから由来する。 私は自身の子に「自由に生きてほしい」と願っている。私自身が貧乏であったゆえに限定された選択肢しか発見できなかったからである。しかしその「自由に生きてほしい」という願いすらも、もしかしたら子どもの未来を限定させてしまうかもしれない。 つまり子どもはもっと拘泥された人生を送りたいと思っているかもしれない、ということである。 私が息子にさまざまな選択肢を今後与えるかもしれない。たとえば習い事である。自身がやっておけばよかっ

    親が子どもにしてあげられること - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/06/05
    このように悩み、もがき、苦悩していることがいずれ息子氏に悟られる時が来ますよね。そのときに何と言われたか、是非記事にして欲しいと思います。
  • 「アジェンダ」などの突然の外来語の強襲 - まだロックが好き

    「ペンディング」と言われて困惑した。 こんな公の場でそんな…と頬を赤く染め、もじもじと居心地を悪くした。しかしなぜ忽然と情交について言及したのだろう、と思ったが文脈的にそうではないようだ。 なんなんだペンディング。と考えていたら会議は終わっていた。いっさいの内容が搔暮、頭に入っていない。 これは禍事である。とある単語が気になり、まるきり全体の内容が入ってこなくなる。木を見て森を見ずとはこのことか!と思う。しかし、こういったことが最近多い。 ちなみに私は「アジェンダ」という言葉をおそらく50回以上は調べている。「アジェンダがあらわれた!」と出現するたびにグーグルで検索している。意味が判然としていなくて覚えられない。 しかし、どうしてこうも市井は蟹行文字を使用したがるのか。これがいわゆる日が敗戦に象徴される黒船以降の欧米に対する屈したコンプレックスなのだろうか。 私は推測する。つまりこれは

    「アジェンダ」などの突然の外来語の強襲 - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/06/01
    いつもいつも「長くなっとるやないか!」と突っ込むことが多い外来語です。書いても言っても長くなる。しかしこの記事ですっかり納得できました。
  • アベフトシという沼 - まだロックが好き

    好きなギタリストは?と問われると困る。そのときの気分によるのです。ちなみに今はデレクトラックスがすごく好き。 さいきん、と言っても2ヶ月前くらいにライブアルバムをテデスキトラックスバンドで流通させていた。オークランドのライブアルバム、これが途轍もなく生生しくも洗練されたバンドの音をかもし出していた。 このバンドではあまりデレクは弾いていないのだけどもそのバンドに徹する奥ゆかしさがとても好き。まぁ弾きまくる初期のソロも好きですが。 しかしずっと聴いているのは「REVELATOR」というアルバムであって、これがまじでさいきんのお気に入りである。とりあえず、なに聴こうかなぁってときにはこればっか聴いている。めちゃ良い。 Revelator アーティスト: Tedeschi Trucks Band 出版社/メーカー: Sony Legacy 発売日: 2011/06/07 メディア: CD 購入:

    アベフトシという沼 - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/06/01
    沼すぎて。カッティングの演奏シーンを見るたびに「なぜ手が血まみれにならないのか」不思議でしょうがないんです。ギターの弦て超カタイのに。
  • 映画エクスマキナを観て、人工知能が仕事を奪う懸念はなくなったと感想を擁した - まだロックが好き

    エクスマキナという舶来の映画を観た。感想を書きたいのだが、私はあまりこういった「SF映画」、表意文字にすると「科学的虚構映画」なるものには明るくない。 だが、そんな私が見てもおもしろかった。たぶんいろんな考察やらを書いている方がいるだろうな、と思う内容だった。ネタバレをおそれず端的に表現すれば、これは、人工知能搭載式女型ロボによる結婚詐欺の物語、である。 世界が戦慄しているものごとのひとつに「人工知能が人間の仕事を奪う」というのがある。そんなばかな。しょせんはロボやろ。と嘲笑の念を抱いていた。 しかし事実、この世界の労働を担っているロボはたくさんいるのである。世界はロボの仕事で回っている。そんなロボが人工知能を搭載すると人間から仕事を強奪するというのである。 しかし、私はかくなる戦慄にいささかの疑念をいだく。もし当に人工知能が人間のようにものごとを考えられるようになったら、いかなる思想を

    映画エクスマキナを観て、人工知能が仕事を奪う懸念はなくなったと感想を擁した - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/05/30
    この発想は無かった。脱帽です。確かに「仕事を奪われる」なんて言い草はその時点でもう人工知能を下に見ていますね。奴らの方が数段優れた存在なのだとしたら・・・是非私には貧乳女型ロボを遣わしてください。
  • 遊ぶか食べるかどっちかにしなさい - まだロックが好き

    難題である。 だって遊びたい時にご飯の時間がやって来るのである。だから遊びながらべるというハイブリッドな発見をしてしまった。柔軟な頭脳ゆえの空前絶後のアンサーである。まことにもってジーニアス。しかし、嗚呼、どうしてこうも世界は生きにくいのか。そらあかん!と言われるのである。そして「遊ぶかべるかどっちかにしなさい」と言われるのである。天才はこうして滅されていく。 前提として2歳児の事の時間は親に左右される。ゆえにべつだん2歳児は飯をべたくない。と言うと親のみなさん「じゃあべなくていい」と怒号を発するのである。いやいや、それ、育児放棄やで?と訝しげにお顔を拝見すれば、あらやだ。まだ怒っていらっしゃる。やれやれ。といった感じで譲歩。仕方なくご飯をちょうだいするのである。できればあと少し遊びたいんだが。あ、じゃあ遊びながらべればいいんじゃん!といった顛末。まことにもってジーニアス2。

    遊ぶか食べるかどっちかにしなさい - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/05/30
    こうして人間社会は「社会に従順な個」を量産するのである。しかしそれはそれ自体が目的ではなく、その中から「他をねじ伏せる強力な個」を生み出す為の所業である。
  • 普通になりたかった - まだロックが好き

    普通ってなに?ってなりますが、個人的には「みんなといっしょ」ってことだと思っています。しかしその答えは人それぞれにあると思います。立場観点によってその答えが違うと思います。上から見れば謙遜であって、下から見れば憧憬です。私は普通に憧れをもっています。 ふだん私の日記は口語敬体ではないのですが、いつも読んでいただいている御仁方からいただいたその質問に応対したく、日はかかる文体を採らせていただいています。 「普通になりたかった」という表題で始めましたが、私自身はずいぶんと普通です。自分ではそう思っています。これに関してはいささかの謙遜で言っています。もちろん僥倖もありますが、けっこう器用なほうです。実務的な勉学や運動で苦労したことはあまりありません。でも熟女は好きです。色は年増にとどめさす、といいますのでこれは普通でしょう。 ではどんな普通に憧れているかというと、家庭環境です。私は母子家庭で

    普通になりたかった - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/05/26
    普通など無いと知った上で普通に憧れ普通を追い求めるというのはまるで、陽炎を追いかけるようなことかもしれませんね。でもその追いかけ歩んだ軌跡が、振り返ればきっと普通の轍になっているんでしょうね。
  • The BirthdayのNOMADを聴いて思うのはチバユウスケの愚直なロック魂 - まだロックが好き

    侮蔑であろうか。 しかしチバ(敬称略、と書いて思うこと。それはロックミュージシャンに敬称をつけるのもいかがなものか、ということである。ロックとはフラットな関係である。そこに儒教観念を持ち込むのは無粋である。しかし実際チバと直面してお話しをした場合に「でもチバはさぁ~」とか言ったら確実にど突きまわされると思う。なのでやはり敬称はつけるべきである。敬称略。)は愚直な人間だと思う。 チバはとくべつなメロディメーカーでもコンポーザーでもないと思っている。というかそんな必要が無い。彼は格好つけた音楽芸術家ではない。彼はバンドマンなのである。 純然たるバンドマン。愛すべきロッカーである。ロッカーと言っても荷物などを保管するおもに四角形の鋼鉄製の箱ではない。ロックという音楽を愛し、ロックという音楽に愛された人間のことである。ベイビー。 NOMAD(通常盤) アーティスト: The Birthday,Yu

    The BirthdayのNOMADを聴いて思うのはチバユウスケの愚直なロック魂 - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/05/25
    ゆあさよ(敬称略)は素直に褒めるのが苦手ですよね。でもだからこそ本当にゆあさよ(敬称略)がチバ(敬称略)を好きなんだなって伝わります。(敬称略)の方が「さん」より長い。
  • 低糖質パンという悪魔のおやつ - まだロックが好き

    世界とは蠱惑的である。やめてくれ。おれを惑わせるな。酒、たばこ、ギャンブル、セックス、ドラッグ、そしてロックンロール。これらは修験者として白装束を身にまとい、滝にうたれ、経を読み、いっさいの色欲を断絶した私の戒律を倒壊させる。その最たる天魔が日常にひそんでいる。私は身震いしている。誘惑の銃弾を放つその影につめたい血が流れる感覚がある。その天魔の名を、人は、おやつ、と呼ぶ。 腹が出た。これは加齢によるものでもある。*1どうやら人体は基礎代謝というものを行っており、その能力が加齢とともに低下するようだ。たしかにわんぱくだったあの頃はなにをべても肥満することはなかった。いま私にたりないのは元気だと思う。あとカネ。 しかしこの基礎代謝が下がるというのは、いうなれば、効率よく人体を運営している、ということではないだろうか。つまりこれは人体の進化である。すくないエネルギーで作動したほうが地球に優しい

    低糖質パンという悪魔のおやつ - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/05/24
    聞く耳のある者は聞きなさい。神は我らにパンを与えられた。それは低糖質のパンである。我らはそれをおやつとし、時に食事とし、自らの血肉とした。ローソン。
  • 2歳8ヶ月はまだ夜泣きをする - まだロックが好き

    過日。夜半。2歳8ヶ月の血族は号泣していた。寵愛する息子である。しかしその泣叫は耳に障る。すべてが判然としない暗闇のなか私とはおきあがった。ねむい。 じめじめとした闇が支配していた。けたたましい叫び声だけが響いていた。なにも見えない。なので私はブリッジをした。人体がこれ以上曲がらないというところまで胴を持ち上げ、ぽきりと音を鳴らした。すると忽ちにして脊髄に含有されている化学物質が体内にひろがった。それは動脈静脈を通じ私の身体はしだいに「ぽぉ」と発光した。キイロの蛍光色である。すこし胴を振ってみた。かちかちと音が鳴った。 そんな光源のもと茶を飲ませ、ともに臥した。すでに2歳児は寝息を立てていた。思えばこの2歳児は夜通し眠るということがまるでない。そっと起床するのならば良いのだが、そんなことは一度たりともない。絶叫と号泣の警鐘で我々夫婦を目覚めさせる。 これでも沈着したほうである。風の便りで

    2歳8ヶ月はまだ夜泣きをする - まだロックが好き
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    sakatsu_kana 2017/05/23
    背骨が折れてシュウ酸ジフェニルと過酸化水素との混合溶液で満たされた体が発光してもなお、子育ては歓びなのですね。エモいです。
  • 日記が書けない - まだロックが好き

    圧倒的な才能というものがある。それを眼前に突きつけられる。いままで自分のしてきたことが卑小に感じられる。強く光を放つその才能を前に、自身の積み上げてきたものがとても恥ずかしいものに感じられた。ゆえに私は日記を書くことが恥ずかしくなってしまった。どうしたの?って、草壁サツキの文才がすごかったのだ。 草壁サツキというのは、スタジオジブリ制作の映画「となりのトトロ」にでてくる小学六年生の女の子である。彼女の母はわけあって入院している。その母へ宛てる手紙がとても読ませるものだった。サツキの文面に私の心は粉砕されたのである。 その手紙は劇中で2回目の便りであった。サツキがバス停でトトロなる幻獣に出会ったことを報告する内容であった。 お母さん、まだ胸がどきどきしているくらいです。 この一文ではじまる。すごい。読ませる。え?なにがあったん!?と思う。読者を引き込む重力がある。草壁サツキの文章はブラックホ

    日記が書けない - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/05/22
    ゆあさよさん、まだ手首がズキズキしているくらいです。とても不思議で不気味で楽しい記事でした。私、トトロかぁーい!ってモニタにツッコンだの!だから手首が重症です。
  • 2歳児を恐怖で制圧してしまうのだが、このままではいけないと思っている - まだロックが好き

    わが家の2歳男性が最高権力をもってる。こんなことをいうのは身勝手だとおもうが、拙宅の所有権は私の名義になっている。マイランド。私の土地である。しかしそこで誰が最高権力をもっているか、というと息子の2歳男性なのである。 つまりどういうこと?って言うとこういうことである。私は帝として擁立されている。だが摂政関白は息子ということである。これ逆じゃね?と思うだろう。まぁよくわかっていないのでつっこまないでほしい。 しかし我が家の針路はすべて息子が舵を取っている。すべて息子しだい。 なぜならば2歳児のイヤイヤ期と呼ばれるロックンロール精神が究極に達しているからである。しょうじきに申し上げる。非常にまいっている。 先前。以下の記事を投稿した。 2歳児のイヤイヤ期に対応する秘技を開発した。 - まだロックが好き しかしこの時分よりこのイヤイヤの速度は増している。この手法が無効なときが多々ある。というか上

    2歳児を恐怖で制圧してしまうのだが、このままではいけないと思っている - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/05/19
    す、すごい!私の口も封じてください!
  • THE BACK HORNの超個人的おすすめ曲25選 - まだロックが好き

    いつも読ませてもらっているculture timeのカルさん(id:tanilifelog)さんがバックホーンについて記事を書いていた。 レコチョクが掲載させているバックホーンの人気曲がおかしいぞ、というものである。 www.culture-time.net これ。私はこのカルさんさんの意見に共鳴してしまった。なぜこれが人気なの?と小首をかしげてしまうランキングなのである。 どうやらこのランキング、レコチョク内のダウンロード数などを元に算出している様子である。よって随時変動している。 カルさんさんの記事の後半に、カルさんさんの個人的な曲ランキングが載っていた。バックホーン好きな私としてはたいへん嬉しい内容であった。おもしろそうだった。パクりたい。と私の心にじわりと執着が染みいる感覚があった。よって私も記事を作ろうと思った。あさはかだと笑って欲しい。 未来 コバルトブルー 空、星、海の夜 夏

    THE BACK HORNの超個人的おすすめ曲25選 - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/05/19
    ハスキーボイスにカテゴライズされるでしょうか。好きな声です。君が見つからないからかくれんぼが終わらないけど、見つかったらそれはそれで終わってしまうかくれんぼ・・・。
  • ツイッターの「いまどうしてる?」に答えてしまう - まだロックが好き

    じつはツイッターなんかもやっている。なぜかと言われれば、それはやっぱりブログのプロモーション活動、とか思ってたけどツイッターってやっぱ面白いっすわ。手軽で気軽で上がる。 身の程を知らぬ行為であるかもしれない。しかしたまにツイッターに人生のチップスを垂れ流そうかな、なんて思ったりしている。私だってもう大人だ。それなりに経験を積んだ。この生き方が誰かのヒントになるかもしれぬ、と僭越ながら思ったりしている。30歳。おとなの余裕を陳列したいのである。 ゆえに「じゃがいもの毒はなめてるとやばい」みたいなことを書こうかなと思ったりする。「日常の毒でいちばんやばい」とか書きたいのである。しかしそれがうまくいかぬ。それが私が背負ったカルマなのである。 ツイッターに書き込むさい、ツイッターのアプリをひらく。そしてアプリ内の書き込みボタンを押してかきこむ。すると書き込み欄がスマホの画面にひろがる。しかしそれが

    ツイッターの「いまどうしてる?」に答えてしまう - まだロックが好き
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    sakatsu_kana 2017/05/18
    ツイッターからのアレは質問だったのか・・・今堂志テルという名の誰かだと思っていました。
  • 無神経な訣別 ~息子とトトロとパパとママ~ - まだロックが好き

    今朝方。トトロがすごいと思った。トトロというのはスタジオジブリが作成したアニメーション映画「となりのトトロ」に出てくる魑魅魍魎のたぐいなのだが、それとない愛くるしさで人気を博してる。 じつを言うと私もこの映画の愛好者であって、というか私はスタジオジブリに妄信的な敬愛を抱いている。しかしそれは永劫につづくものではなく、部分的な切り取られた時間軸のなかで生きる限定的な趣向なのである。 実例を申し上げるならば「風の谷のナウシカ」含め、「天空の城ラピュタ」から「もののけ姫」と呼ばれる作品までを愛しているのである。ちなみに「千と千尋の神隠し」はあまり好きではなかった。なぜだろう。これが大人になるということなのだろうか。 そんなジブリ作品の幼少部を担う作品が「となりのトトロ」である。実は息子がこの「となりのトトロ」に嵌ったのだ。過日。帰宅すると勇んでやってきたのはである。は「ようた。トトロみてたよ

    無神経な訣別 ~息子とトトロとパパとママ~ - まだロックが好き
    sakatsu_kana
    sakatsu_kana 2017/05/17
    サツキとメイはネコバスに乗らないと風になれませんが、世間のパパはすぐに空気になれる模様。池でばぁさんが見付けた靴を確認したサツキから「(貴方は)メインじゃない」ということなんですね。トウモコロシ。