ゲームのテイストとしては一人称視点アドベンチャーゲーム『Firewatch』とリアリズムを追求したチームタクティカルFPS『Ready or Not』をミックスしたようなものとされており、ストーリー体験を重視した内容になるようだ。 プレイヤーは特殊部隊員としてさまざまな犯罪現場に突入して事件の解決を目指すのだが、公開された記録映像のように容疑者の顔にモザイクがかかっていたり、投降する様子を見せている容疑者をどう問い詰めるかの選択肢が出る場面も見られる。
メガドラミニ&ゲームギアミクロが好評を得て制作決定するも半導体不足で危機が ――2019年発売のメガドライブミニはファンから非常に好評を得ました。 奥成ミニハードは過去にもありましたが、いまの流れは任天堂さんの“ニンテンドークラシックミニ”シリーズから始まったものだと思っています。 2016年に発売された“ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ”が最初に発表されたとき、「これはすごいものが出るぞ」と盛り上がって、発表翌日にはメガドライブミニの原型となる企画書を書いていました。そうして会社にアピールしていると、翌2017年にはもう“ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン”までも発売されまして。 任天堂さんがあれだけすばらしいハードを作ったのですから、メガドラミニの開発開始時には、「後発である我々はどうアプローチすべきだろうか」と企画を練り込み、さらに上を目指すところから始
バンダイナムコ研究所が作ったクルマの“音”とは? 2020年11月、NISSANのコンパクトカー“ノート”の新型車が発表された。あらゆる面がバージョンアップした1台だが、中でもゲームファン的に注目なのが“情報提示音”。シートベルトをつけ忘れていたり、クルマが周囲の障害物に接近し過ぎると「ピピピ」と鳴るあの音だ。
――世界のみならず、日本でも大ヒットとなっている本作ですが、日本のプレイヤーからの高評価を受けて、どう感じているのでしょうか。 ツジとてもうれしいです。発売前は、じつは緊張していまいた。果たして本当にプレイヤーの皆さんに受け入れてもらえるのか、そして日本の人たちに楽しんでもらえるのか心配で。僕は日本人ですがアメリカ育ちで、完全に日本人でもないし、完全にアメリカ人というわけでもありません。そんな中、日本の人たちに受け入れてもらうというのは自分にとってすごく大きなことです。 ネイト日本人の方々に、改めて感謝の気持ちをお伝えしたいです。本作は本物の侍になれることを目指して制作したので、日本の方々から好評を得るというのは私たちにとって非常に特別なことでした。また、時代劇というジャンルに、新たな作品を提供し、そして成功することができたと感じています。それもアメリカ人である私たちが作った鎌倉時代で、で
2017年10月28日、福岡県の九州産業大学にて、コンピューターエンターテインメント開発者向けのカンファレンス“CEDEC+KYUSHU 2017”が開催。本記事では、同カンファレンスにて行われたセッション“ペルソナシリーズにおけるUIクリエイティブの手法 ~ペルソナ5のUI事例~”のリポートをお届けする。 本セッションに登壇したのは、アトラスの和田和久氏と須藤正喜氏。和田氏はデザイナーとして入社後、さまざまな作品に携わり、現在は『ペルソナ』チームを統括しつつ、『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』、『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』のプロデューサーを担当している。須藤氏は、アトラス初のUI(ユーザーインターフェース)専属デザイナーであり、『ペルソナ5』ではアートディレクターとUIデザインリーダーを兼任。各種イベントのデザイン監修やプロモーション、ライツデザイン監修なども行っている
VRは射撃トレーニングに有用なのか? エムエスアイコンピュータージャパンから発売中のバックパック型PC『VR One』。VRプレイに最適化したパーツ構成に加えて、ノートPCのようにバッテリーのみで駆動できるのが特徴だ。背負った状態で電源ケーブルを気にせずどこでもVRコンテンツを遊べるのは、VRファンにとってうれしい製品だ。 2017年8月31日、『VR One』を使った“変わった実験”が行われた。取材班は会場の新橋ツクモデジタルライフ館に突撃取材を決行した! 今回の実験では、『VR One』を特殊部隊に所属していた元プロの戦士に使ってもらい、機動性や耐久性などのテストを行うと言う。さらに、特殊部隊のトレーニングに「VRを活用できるか?」という実験も兼ねているそうだ。 使用したゲームはVR FPSの『Overkill VR』(Steam内の紹介ページ→こちら)だ。ファミ通.comはゲーム中心
コジマプロダクションとタッグを組むゲリラゲームズとは? ゲリラゲームズは、『KILLZONE(キルゾーン)』シリーズや『Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ・ドーン)』を手掛けた開発スタジオ。小島秀夫監督率いるコジマプロダクションにも技術供与し、コラボレーションを行っている。今回は、ゲリラゲームズのマネージング・ディレクターであるハーマン・ハルスト氏の来日に合わせ、小島監督とともに話を聞いた。 (聞き手:ファミ通グループ代表 浜村弘一) ▲左からゲリラゲームズ マネージング・ディレクターのハーマン・ハルスト氏(文中はハーマン)、コジマプロダクション ゲームクリエイターの小島秀夫氏(文中は小島)。 『デス・ストランディング』とDECIMAエンジン コジマプロダクションが開発を進めているプレイステーション4用ソフト『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』は、
まず初めに中西氏は、発売から約3週間が経ち全世界の出荷本数が300万本と突破した『バイオハザード7 レジデント イービル』(以下、『バイオハザード7』)について、ポジティブな評価を多数いただいていると述べる。 2014年に指導した本プロジェクト。『バイオハザード7』の制作を率いるCS第一開発室統括の竹内潤氏はプロダクトビジョンとして(1)ホラーにフォーカス、(2)『死霊のはらわた』(原題: The Evil Dead)がモチーフ、(3)2No Coop、(4)シリーズ関連は最後だけ、という4点を掲げる。 なぜ『死霊のはらわた』(原題: The Evil Dead)をモチーフにしたのか。その理由には、『死霊のはらわた』舞台となる山の小さな廃屋が、『バイオハザード7』を広い世界ではなく狭い世界で展開させていくという意図とマッチしているからだ。エレクトロニック・アーツやActivisionが展開
ゲーム制作という宇宙旅行に飛び立つエンタープライズ号 2015年12月16日に設立された、小島秀夫監督率いるコジマプロダクション。設立からしばらくは仮事務所にて業務を行っていたが、2016年6月に新オフィスへ移転。このほど内装工事も完了し、一部のメディアを対象にしたオフィスツアーが実施された。今回は、その模様をお届けしよう。後半には小島秀夫監督へのインタビューも掲載しているので、そちらもぜひご覧いただきたい。 ▲オフィス前の受付。ここからすでに未来感を漂わせる。右手には小島監督が2016年に受賞したさまざまなアワードのトロフィーが並ぶ。正面には来客用のインターホンがある。 小島監督は、2016年12月3日、4日(現地時間)の2日間、アメリカ・アナハイムにて開催されたコミュニティ・イベント“PlayStation Experience 2016”にて、「ゲーム作りは宇宙に行くようなもの」と発
“The Game Awards 2016”INDUSTRY ICON発表時の小島監督とジェフ・キーリー氏のコメントをお届け 小島氏は「もっとも確固たる信念と忠誠心を持った人のひとりである」 全世界のゲームメディアが選ぶゲームアワード“The Game Awards 2016”が2016年12月1日(現地時間)にロサンゼルスにて開催。昨年、残念ながら登壇が叶わなかった小島秀夫氏だが、“The Game Awards 2016”で念願の登壇を果たしている。 「The Game Awardsは大掛かりなイベントであり、今年は全員の力をまとめるのがとくにたいへんでした。しかし自信を失いかけたときに活力となったのは、昨年この舞台に立つ機会を奪われた、ある男性のために同じステージを設けなくてはいけないという信念でした。もちろんその人の名は、今夜のインダストリー・アイコン(INDUSTRY ICON)
▲位置トラッキング用のセンサーがついたヘッドマウントディスプレイを被り、ノートPCが入ったカバンを肩にかけ、同じく位置トラッキングがついている携帯型デバイスを持ってプレイする。周囲は位置検出用のセンサーで囲まれている。 アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス近郊の街カルバーシティで開幕した、インディーゲームイベント”Indiecade”(インディーケード)。 開幕初日となる10日の午後には、会場の一部となっている地元消防署のガレージで、アワードにノミネートされた作品を一気に体験できるメディア向けプレビューイベントが行われた。 その中で圧倒されたのが、ノニー・デ・ラ・ペーニャ氏が率いるグループによるインスタレーション作品『Use of Force』だ。記者人生の中で最も強烈で壮絶な体験だった。 この作品は、同氏が手掛けてきた“Immersive Journalism”(没入型ジャーナリズム)
格好いい攻撃モーションには、すべて理由があった! “身体の動きと原理から知る、闘うインゲームアニメーションの中身”リポート【CEDEC 2013】 理にかなった攻撃モーションの作成を目指す 2013年8月21日~23日、パシフィコ横浜にて開催された、日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス“CEDEC 2013”。3日目に開催されたセッション“身体の動きと原理から知る、闘うインゲームアニメーションの中身”のリポートをお届けする。 講演を行うのは、株式会社バンダイナムコスタジオ ET開発本部 アニメーション部 アニメーション課の元梅 幸司氏。元梅氏は格闘ゲームやアクションゲームのキャラクターの動きを作成している3DCGアニメーターで、自分の動きを参考にしたり、ときには自分で動いてモーションを作成しているという。 本セッションを簡単に解説すると、身体の仕組みや動きを理
国内外で、“ゲーム産業に大変革が訪れつつある”といった話を聞くようになって久しい。「時代はダウンロードだ」とか「時代はソーシャルだ」とか「時代はモバイルだ」とか「時代はインディーだ」とか「時代はクラウドだ」とか、まぁ集中砲火のようにいろんな方面から言われていて、どれが正しいのか、それとも全部正しいのかわからないけれども、GDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)の行われるサンフランシスコでも、CEDECの行われる横浜でも、カナダのゲーム開発都市モントリオールでも、あるいは何かのインタビューの折にでもそんな話を聞く。 記者はもちろん各方面の動向は追っているんだけども、ぶっちゃけて言ってしまえば、ゲーマーとしてはオモシロいゲームが楽しめれば割となんでもいいし(そもそもPCゲーム出身なのでハードコアゲームが遊べれば環境はなんでもいい)、その手の話は「だからイケてるウチに投資してね」といった
●FPS初心者に向けた配慮 スクウェア・エニックスから12月10日に発売予定のプレイステーション3、Xbox 360用ソフト『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア2』。2009年12月1日の日本語版プレイムービー公開以降、ファミ通.comに“本当に音声も字幕も日本語だけの対応なのか?”というような主旨の意見が多数寄せられた。そこでスクウェア・エニックスに直接ゲームの仕様を問い合わせてみたところ、以下のような回答が届いた。 「字幕/ボイスともに日本語のみで、英語音声に切り替えることはできません。前作は字幕のみでしたが、FPS初心者に向けて間口を広くしたいというActivision側の強い要望があり、ボイスも翻訳することにしました。今後のファン拡大を考えると、我々もこの判断は正しかったと思っています。 『モダン・ウォーフェア2』のようなゲームの場合、音声が母国語でないと、周辺で飛び
●吹替えバッチリ! あの衝撃のシーンも、あるんです。 スクウェア・エニックスから2009年12月10日にプレイステーション3、Xbox360向けに発売される、ミリタリーアクションシューティング『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』(Windows版は12月23日発売)。ひと足先に発売された海外では、ゲームはおろか、映画なども含めたこれまでのエンターテインメント作品の記録を撃ち破る史上空前の大ヒットを記録し、その圧倒的な映像体験と奥の深いゲームプレイで世界を沸かせた。 いよいよ日本上陸する本作の最新のプレイムービー2本が到着したのでご紹介する。吹替えによる日本語ローカライズが施されており、状況の把握もバッチリ。日本語字幕では表示しきれない細部まで吹替えが行われているので、緊迫したストーリーを細部まで理解できることだろう。1本は序盤の混迷極まる市街戦のミッションで、もう1本はE3
「『MGS4』よりイケています!」小島監督が『MGS ピースウォーカー』に自ら太鼓判 【TGS2009】 ●『MGS3』ファンは見逃せないストーリーに KONAMIの小島秀夫監督自らが「自分で言うのも何なのですが、かなりおもしろい! 『4』よりもイケています」と自信を持ってアピールするのが、2010年発売予定のPSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『メタルギア ソリッド ピースウォーカー』(以下、『ピースウォーカー』)だ。上記の発言は、同ソフトのステージイベントで冒頭に小島監督が語ったコメント。それほど自信のある作品に仕上がりつつあるというわけだ。ちなみに先ほどお伝えした『ピースウォーカー』の最新映像が公開されたのもこのイベント。このムービーをもとにステージイベントは進められたので、この記事を読むまえに、そのムービーを観ていただきたい。(最新ムービーの写真は下を参照) 映像は約9
HOME> ゲーム> 豪華ゲストの競演に酔いしれる“VIDEO GAMES LIVE in JAPAN~ゲーム音楽と映像の祭典~”で迫力のゲーム音楽を堪能 ●任天堂の近藤浩治氏などそうそうたるクリエーターがゲスト出演 世界で話題のゲーム音楽コンサートが日本初上陸! “VIDEO GAMES LIVE in JAPAN~ゲーム音楽と映像の祭典~”が2009年9月21日に東京国際フォーラムにて開催された。2005年の初演以来、全世界で延べ70回以上の講演が行われ、10万人以上の来場者を誇るVIDEO GAMES LIVE。フルオーケストラによる大迫力の演奏と、巨大スクリーンに映し出されるゲーム映像の融合が特徴のコンサートで、今回初めて日本で行われた公演でも、そのエンターテインメントぶりは遺憾なく発揮されていた。 まず登壇したのは、VIDEO GAMES LIVEの創始者にして出演者であるトミー
●いかに不可能を可能にしてきたか? 『メタルギア』を足がかりに自身の開発スタイルを語る 2009年3月23日~27日(現地時間)の5日間、アメリカ・サンフランシスコのモスコーニセンターにて、ゲームクリエーターのための国際会議、GDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)09が開催。世界中のクリエーターによる技術交流を目的としたGDCでは、トップクリエーターらによる注目の講演が多数予定されている。ファミ通.comではその模様を総力リポートする。 GDC09もいよいよ折り返し。開催4日目にあたる3月26日には、KONAMIの小島秀夫監督による基調講演が行なわれた。とくに海外で絶大な支持を得る小島監督だが、GDCに来たのは意外にもこれが初めてとのこと。「GDCに来れば、生涯功労賞をあげるよと言われてやってきました」と前置きして会場を笑わせた小島監督は、聴講者をまえにしてゲーム開発における哲学
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