「マネジャーになって視座が上がった」「メンバー時代には分からなかったことに気付けた」──そう語るのは、とある若手社員だ。 しかし彼は1年7カ月でマネジャー職を辞すことを決め、現在ではいちプレイヤーとして会社の主力製品のプロモーションを担当している。良い経験ができていると感じていたマネジャーを辞めプレイヤーに戻ったのはなぜなのか。マネジャーになったことに“後悔”はあったのだろうか。 新卒5年目でマネジャー職に抜擢され、今ではチームメンバーとして現場でオペレーションを担当しているサイボウズ マーケティング本部 kintoneプロモーショングループの吉原寿樹さんに話を聞いた。 決して「ガツガツ」していなかったが異例の抜擢 吉原さんが新卒でサイボウズに入社したのは2017年のこと。1~2年目は「サイボウズ Office」製品のプロモーションに関係した製品展示会、事例取材、メルマガ配信やSNS運用な