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ブックマーク / note.com/22jomon (6)

  • 縄文時代は信頼資本主義社会だ|縄文ZINE_note

    縄文時代のことをよく考える。 あの土器かっこいいなとか、あの土偶ヤバいな、とか、あれ、あいつあのアニメキャラに似てないか? なんてことばっかり考えてる。そんなことがライフワークのようになり、しまいには縄文時代の雑誌を作り、縄文時代に関する書籍も何冊か出版することにもなった。6月に「縄文人に相談だ」の文庫版、7月に蓑虫山人という明治初期の縄文おじさんの単行が出ます。どうぞよろしくお願いします。 よく遺跡に行ったりしている(今はもちろん全然行けてないのですが)。何もない遺跡や誰もいない考古館で縄文人の生活を想像してボーっとしたり、学芸員や専門家の皆さんのお話を聞いたり、自分のイベントで縄文人の気持ちに近づくために物々交換なんてやってみたり、そんなことを繰り返していたら、ある確信めいたことが頭に浮かんできた。 当は怖い物々交換 まず重要なのは縄文時代にはお金がなかったということだ。貧乏とかそ

    縄文時代は信頼資本主義社会だ|縄文ZINE_note
    shantihtown
    shantihtown 2020/05/25
    “物々交換でやり取りをしていたのは実はモノでもお金でもなくお互いの(生々しい)信頼だった/「縄文時代、嘘ついたらマジ嫌われる」”
  • 「好き」よ、パンデミック後の世界を救え|縄文ZINE_note

    世界はピンチに陥っている。もちろんコロナウイルスのパンデミックのことだ。といっても、いずれこのウイルスは克服され、流行は終わるだろう。 どうしたらこのピンチが終わるのか、政府の対応がどうかしているということはこの原稿では一切触れない。よくわからないことを伝え聞いた情報をわけもわからず広める共犯者にはなりたくない。とにかくこの流行の終わりを前提とした話をしたい。 コロナウイルスはたくさんのコトを破壊した。タピオカの流行とは違う。当だったら行われていたことは行われず、あったはずの仕事はなくなり、様々な体験の機会も白紙となった。それだけではない、パンデミックの中、疑心暗鬼にとらわれた人たちはそもそもどこかに持ち合わせていた自己中心的な行動と人種差別をアウトブレイクさせまきちらした。マスクを買い占め、もののついでにトイレットペーパーを買い占め、周りに恐怖を感染させ、隣国たちの責任と声高に叫び、ど

    「好き」よ、パンデミック後の世界を救え|縄文ZINE_note
    shantihtown
    shantihtown 2020/04/21
    “これからの世界は「好き」を中心にあらゆることを再編するのはどうだろう”
  • 蓑虫山人は、明治期のアドレスホッパーであり、フーテンの寅次郎である|縄文ZINE_note

    簡単にプロフィール。蓑虫山人、名は土岐源吾。虫の蓑虫が家を背負うように折りたたみ式の幌(テントのようなもの)を背負い、幕末から明治期にかけて全国を放浪した絵師。筆者と写真家の田附勝はこの男を追いかけ、取材を続け、現在、雑誌、『ディスカバー・ジャパン』で「蓑虫山人のオン・ザ・ロード」を隔月連載中だ。 なぜこんな偉人でもない、立派でもない、有名人でもない。何も成し遂げずに死んでしまった。放浪の絵師を追いかけているかということは以前のnoteに書いた。そちらも読んで欲しい。簡単にいえばどうしようもない人だなと思いつつ、僕らは蓑虫の生き方に憧れているのだ。 全7回の予定で書き進めている連載は現在発売中の2020年1月号に第5回目が載っている。蓑虫は東北の地で円熟期に差し掛かっている。旅のスタイル、絵のスタイル、そして変な話。 第4回では蓑虫山人と縄文とのつながりを書いた。日で一番有名な遺跡を中

    蓑虫山人は、明治期のアドレスホッパーであり、フーテンの寅次郎である|縄文ZINE_note
    shantihtown
    shantihtown 2019/12/30
    “家を背負って旅するスタイルそれ自体が面白いのだけど、そんな状態でも茶の湯は欠かさず、気に入った場所があればちょっと一服とばかりに背負った笈を開き、庵にし、茶を点て、タバコをふかし、絵を描いた”
  • 蓑虫山人ーー偉人でもない、立派でもない、有名でもない。この人物を知って欲しい理由。|縄文ZINE_note

    蓑虫山人、名は土岐源吾。虫の蓑虫が家を背負うように折りたたみ式の幌(テントのようなもの)を背負い、幕末から明治期にかけて全国を放浪した絵師。美濃国(これも蓑虫の名前にかかっている)、今の岐阜県安八郡結村で生まれ、64歳で名古屋の長母寺にたどり着き、半年後、近くの別のお寺に風呂を借りに行き、風呂上がりに昏倒しそのままこの世を去った。享年65歳。脳溢血だったのだろう。 蓑虫(親しみを込め、こう呼ばせていただく)との最初の出会いははっきりと覚えていない。しかし、縄文好きの中では「知らない人物」ではない。東北の縄文を見に行ったり調べたりすると、たまーに、目の端に蓑虫の描いた土偶の絵がちらちらして、なんだかこの土偶かわいいなぁと思っていたりした。そんなわけで、実は気になる人物でもあったのだ。 数年前、縄文ZINEに写真を載せてもらう依頼をするために、写真家の田附勝さんと新宿の喫茶店フォーレストで打

    蓑虫山人ーー偉人でもない、立派でもない、有名でもない。この人物を知って欲しい理由。|縄文ZINE_note
    shantihtown
    shantihtown 2019/12/15
    すごいおもしろい!蓑虫山人 “西郷隆盛を助けた逸話/土偶を掘り出した話/公園を作ったり、各地の景勝地を宣伝したり、殺し屋⁉︎と遊んだり”"そして蓑虫山人は何も成し遂げずに死んでしまった"
  • 縄文時代の災害について|縄文ZINE_note

    縄文時代はだいたいにおいて1万年続いてきたわけだから、そりゃあもうたくさんの自然災害があったと言える。例えば100年に一回の地震なら100回来ているわけだし、50年に一回の台風だったら200回は来ていたのだろう。まあ、その計算なら1000年に一人という橋環奈氏は10人ということになるわけだけど。 遺跡にはしばしば火山灰の堆積層や、土石流などの堆積層があらわれたりする。地震ではっきりと地層がずれていることだってある。平和に暮らしていたとされる縄文人だって自然には随分悩まされていたのだ。 縄文時代は早期。場所は九州南部。この地域はこの頃の縄文文化のトップランナーだった。作られる土器は他のどの地域よりも洗練され、多様で、おしゃれをするためのものも大量に出土している。しかし今から7300年前、鬼界カルデラの大噴火という九州南方の海域で起きた噴火で、九州どころか西日の縄文文化は壊滅的なダメージを

    縄文時代の災害について|縄文ZINE_note
    shantihtown
    shantihtown 2019/10/13
    “7300年前、鬼界カルデラの大噴火という九州南方の海域で起きた噴火で、九州どころか西日本の縄文文化は壊滅的なダメージを受けてしまった。ほとんど全滅といってもいいくらいの破壊だったようだ”
  • カップ焼きそば文化圏と縄文土器文化圏|縄文ZINE_note

    ちょっとお腹が空いたけど、何か作るのは面倒だ、というとき。学生時代の部活帰り、家に帰れば夕飯はあるんだけどヘトヘトすぎて家まで持たないよ、というとき。深夜の雀荘、今夜のツキが悪いときに流れを変えるために。 みなさんはどんなときにカップ焼そばをべているだろうか。そしてそのときにお湯を注ぐのはどんなブランドだろうか? 「日清焼そばU.F.O.」、それとも「ペヤング」? いやいや、断然「やきそば弁当」でしょという人だっているはずだ。カップ焼そばの話になると、みんな意外なほど、自分の「推しメン(麺)」にプライドを持っている。 縄文をテーマにしたこの雑誌でいきなりなんの話をはじめているんだと、いぶかしがる方もいるだろう。しかしこのカップ焼そばのブランドの話は、日の地域性の話でもあるのだ。 次の日地図「カップ焼そば文化圏」を見てほしい。この図は「あなたの地域でカップ焼そばと言えば?」というアンケ

    カップ焼きそば文化圏と縄文土器文化圏|縄文ZINE_note
    shantihtown
    shantihtown 2019/09/01
    “縄文時代とひとくくりに言っても、そこには多様性があり、カップ焼そばのブランドと同じように、「おらが地域の自慢の土器様式」があった” #縄文
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