アニメ雑誌(アニメざっし)は、アニメを中心とした情報を提供する雑誌。 概説[編集] 発刊ブームと盛衰[編集] アニメ雑誌の歴史は、購読者であるアニメファンの人口や嗜好の変化を反映している。特に社会的話題となったアニメ作品の盛衰と雑誌の販売部数とがはっきりと関係しており、アニメブームの時期には新たな雑誌が発刊され、またブームが去ると休刊・廃刊するといった動きが顕著である。 1970年代前半、アニメがまだ「テレビまんが」と呼ばれていた頃、これを扱っていたのは漫画誌の『冒険王』や児童向けテレビ雑誌の『テレビランド』『テレビマガジン』だった。 1975年、『宇宙戦艦ヤマト』の再放送を口火にアニメファンが急増する。この人気に出版界が反応し、1977年にサブカルチャー雑誌『月刊OUT』がヤマト特集を掲載し、読者の反響の高さから程なくアニメ主体へと誌面造りの舵を切る。1978年には大手出版社初のアニメ総