自分をいじめた同級生がメディアで活躍していることを知り苦しいと訴える37歳女性に、鴻上尚史が「悔しいですよね」と声をかけ、勧めたこととは 保田さんの相談を読みながら、「いじめ問題はこんなふうに終わりがないんだなあ」と暗澹たる気持ちになりました。保田さんとレベルは違っても同じような経験をしている人は多いんじゃないかと想像します。 さて、保田さん。「企業宛てに●●さんにいじめられましたと手紙を送りつけようか、SNSに書き込んで周りから恥をかかせてやろうか」というのは、保田さんが予想するように、復讐の手段として効果的ではないと思います。 企業宛ての手紙は無視されるでしょうし、SNSは、保田さんが書くように、あまりにしつこく続けたら「名誉毀損」で訴えられる可能性があります(「グラウンド端の砂場に連れていかれ、背中やお腹を蹴られた」り「死ねばいいのにと笑いながら言われた」動画があればまだしも、残って