環境省は22日、北海道浜中町で衰弱して見つかった野生のオオハクチョウ1羽から、強毒性の高病原性鳥インフルエンザウイルス「H5N1型」が検出されたと発表した。 同省は発見場所から半径10キロ以内の警戒レベルを最高の「3」に引き上げ監視を強化。24日から周辺の野鳥の感染状況把握のため、糞便調査を行う予定。 今シーズンは、北海道や鹿児島などで野鳥から強毒性の鳥インフルエンザウイルスが相次いで確認されており、今回で7件目。同省によると、今回検出されたウイルスの遺伝子配列は、これまでに確認された強毒性のウイルスと極めて近縁だという。