【ニューヨーク共同】米小売り大手ウォルマートは17日、米マイクロソフト(MS)と5年間の戦略的提携を結んだと発表した。MSのネットワーク経由でデータを処理するクラウドサービスや人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)を活用し、米ネット通販大手のアマゾン・コムに対抗する。 ウォルマートは「世界中にいる数百万人の顧客のために買い物をより早く、より簡単にできるようにする」と説明。ウォルマートの通販サイトの大部分でMSのクラウドサービスを利用し、使い勝手を良くするとした。 ロイター通信は6月、MSがレジのない店舗に関する技術開発を進めていると伝えていた。