【速報】 豚熱ワクチン接種豚で初発生 和歌山 11県目 農水省は26日、和歌山県かつらぎ町の養豚場で、ワクチン接種済みの豚が豚熱に感染していたと明らかにした。2019年10月に国内で13年ぶりに飼養豚へのワクチン接種が始まってから、接種済みの豚での発生は初めて。県は同養豚場の290頭を殺処分する。同県の養豚場での発生は初で、18年9月に国内26年ぶりの確認以降では11県目、62例目となる。 発生を受け野上浩太郎農相は同日、同省が開催した豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部で「ワクチン接種済みの豚で発生したことは遺憾。接種しても免疫を獲得できるのは8割で、全ての豚に適切な時期に接種できるわけではない」と強調。「決して気を緩めず、引き続き飼養衛生管理を徹底するよう今一度お願いする」と呼び掛けた。 農場は25日、「衰弱している豚がいる」と県に通報。26日、農研機構動物衛生研究部門の精密検査で患畜と判明
20年 農畜産物輸入 軒並み減 業務需要縮小で 財務省が28日に発表した貿易統計で、2020年の農畜産物や食品の輸入量は、前年から減少する品目が相次いだことが分かった。新型コロナウイルスの感染拡大による国内業務需要の落ち込みや輸送の停滞などが影響。増加傾向だった輸入にコロナ禍が変化をもたらした。輸入品から国産への切り替えが進むか注目が集まる。 20年1~12月の生鮮野菜の輸入量は約69万トンと前年から13%減少し、過去10年間で最少。タマネギやネギ、結球キャベツなど中国産を主力とする品目で減少が目立った。コロナ禍で、輸入商材を多く扱う飲食店やホテルの需要が激減。秋以降に国産野菜が全面安になったことも影響した。 タマネギは2月に主力輸入元の中国で加工場や港湾の業務が止まり、供給が停滞。しかし「国産はむき加工の体制が十分に整わず、一時的に需給が逼迫(ひっぱく)した」(輸入業者)など課題も見えた
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