この度は、貴重な機会を頂き、有難うございました。今回、年収上位の職種をみた時に、直感的に、ハックマン=オルダムの職務特性モデルとリンクしました。仕事のやる気を高める五大要素の中でも、【自分で意思決定できる】【フィードバックがある】は、上位職種の共通点。 一見、自由で快適なイメージを持ちますが、実態は【孤独な決断】と【矢面に立つ】傷だらけの要素です。それこそ、身体的な痛みを引き受けられないAIとの大きな差ではないかと思います。 アリストテレスは、人を説得し動かすための三要素を、logos(論理),ethos(倫理), pathos(共感)と説きましたが、中でもpathosはpassive (受苦)と同根と言われます。苦難や痛み、大きな失望や誹謗を受けても構わないという覚悟。そこに他者からの期待や未来からの付託としての報酬が舞い降りるのかもしれません。『傷だらけの天使』、観ないといけません(^