サマリー:リクルートホールディングスのCEOを務める出木場久征氏は、これまでに数々の事業変革を牽引してきた。米国インディードの買収を主導したことでも知られ、この出来事はリクルートグループのさらなる成長をもたらし、... もっと見るその後のグローバル化を推進する原動力となった。類い稀なリーダーシップを発揮してきた出木場氏が、理想とするリーダー像は何か。その実現に向けて、どのようなマネジメントを実践してきたのか。本インタビューでは、同氏のリーダーシップ哲学が語られる。 閉じる
リクルートに在籍していた時、上司に「マネージャーになるためにはどんな能力が必要ですか?」と聞いたことがある。 僕は『「お前はどうしたいの?」リクルートで上司に“詰められた”話』にも書いたようにポンコツなリクルート社員だったため、マネージャーになることだけを目的に質問をしていた。 そんな愚かな質問に、当時の上司が僕に教えてくれたのが、リクルートの創業者である江副さんの言葉だった。マネージャーを目指す人や、マネージャーをやっている人はぜひ参考にしてほしい。 また、江副さんが新入社員に向けて書いた『リクルートの創業者「江副浩正」が新入社員へ贈った“12の言葉”』も本質的なメッセージなので、合わせて読んでみてほしい。 マネジャーに贈る十章 【一】希望・勇気・愛情 未来への希望を抱き続けること。よい明日のために、今日すべきことはなし終えること。大切なものは勇気。「為さざる罪を問う」をリクルートのモッ
キャリアの霧が晴れた。そんな経験はありませんか。 私にとっては、青天の霹靂人事@大阪の陣2018がそれに相当します。 2回目の引っ越し(Place)を伴うの異動。よくよく考えると、転勤は、上司同僚などの人間(People)はもちろん、Privateの人間関係も激変する。4つのPを巡るクアドラプル・チェンジが起きました。 慣れない仕事であり、苦手と思う仕事の内容ではありませんでした。当然、転職を検討も検討しました。 結果論として、覚悟をもってやってみたら、意外とやれた、意外と面白い、意外と向いている、と分かりました。加えて、意外と長期的なキャリアにとってもプラスになる。 その瞬間、これまでの霧が一気に晴れました。怖いものはない、自分のキャリア目標と会社が求めているが一致させることが、実は仕事をしていた一番難しいことで、逆にそれができれば、「勝ったも同然」。 Will Can Mustは聞いた
職務を明確に定義する「ジョブ型」雇用の欠点は、特集1話目でも指摘した通り、自分のジョブを超えて業務を拡大するのが難しいこと、職務が明確な半面、硬直化しやすく、時代の要請に対応しづらいこと、ジョブローテーションにより、本人さえ気づかなかったような適職に巡り会うキッカケを得にくいことなどだ。 雇用の支援を祖業とし、人材輩出会社として知られるリクルートグループは、ジョブ型のこうしたネガティブな面を認め、60年前の創業以来、メンバーシップ型でもジョブ型でもない独自の「ロール(役割)型」人事を貫く。
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