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レイングッズ
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このところ、自宅で妻と娘のバトルが続いています。原因はいろいろあるのですが、メールやSNS関連の問題もかなり多い感じです。妻から「MixiやLINEを禁止にすべきか?」と相談されたので、「一方的に禁止にしても良いことはない。マナーを守らせるべき」ということで、少し娘とインターネット通信に関して話しをしました。 ・即答するのは、本当に暇なときだけ。相手のことも考えて。 リアルタイムにコミュニケーションをしたいときには、電話か直接会うべき。メールはFAXのようなもので、「相手の状態はわからないけど、とりあえず時間があるときに読んでおいてもらいたいもの」と考えるべき。他のことをしているときに、一般的には、中断してまで対応するものではない。とはいえ、無視して長時間放置も良くないので、しばらく返事ができそうもないときには、「忙しいから後で返事するね」とだけ返しておく。 「あの人はいつでも相手をしてく
なぜか昨日の記事「若い頃の苦労は買ってでもせよ」は多くの方に読んでいただいたようですので、気をよくして(?)中小企業での仕事の様子を紹介してみましょう。あくまでも、私の経験を元にした内容ですので、もともと数が多くて業態も様々な中小企業のある一例として読んでください。 【駄目な状態】 ・仕事がない 中小企業でまずぶつかる問題は「仕事がない」状態です。ブランド力がある会社と異なり、仕事は口を開けて待っていても来ません。仕事がないと困りますから、探しに行くのですが、探しているときほど仕事は見つからず、見つかっても足下を見られて条件が悪いものです。 ・忙しい割に儲からない 仕事がない状態を恐れ、「来た仕事は片っ端からやる」という感じにすると、今度は忙しすぎる状況に陥ります。じっくりと自分たちの付加価値を高めることに時間が使えず、いつまでたっても、「忙しい割に儲からない」という状態が続きます。 ・待
あるシステムで、ファイルをZIPで圧縮する仕組みを作っていました。ZIPで圧縮する処理はLinuxで行うのですが、解凍するのはWindowsがメインということで、結構面倒なのです。。 まず、文字コードの問題があります。LinuxやMacOSでは、ファイル名は一般的にUTF-8です。WindowsはNTFSではUNICODEらしいのですが、アプリではShift_JIS(CP932)になるらしいです(あまり興味ないので・・・)。そのため、ZIPで固める際に、UTF-8のまま固めると文字化けしてしまいます。仕方ないので、LinuxやMacOSで無理矢理CP932のファイル名でファイルを作ってZIPで固めるとうまくいきます。が、MacOSでCP932のファイル名を作るとOSごと重くなることが多い気がするのでLinuxの方がマシです。。 さて、文字コードの問題をクリアーしたと思うと、今度はファイル名
たくさん読んでいただける記事は、大抵書いた時点で「これはページビューが伸びるだろうな」と予想している(狙っているわけではなく)ことが多いのですが、「任せきる!」は予想外でした。 書いてから実はちょっと気になっていたのが、「お前はそんなに忙しいのか?」という点です。軽く言い訳っぽい内容を書いておきましょう。。 「忙しい」にはいくつかのパターンがあると考えています。 ・時間的に忙しい 「作業」がたまっていて、時間が空かずに忙しい。 ・頭が忙しい 「考えなければならないこと」がたまっていて、頭が空かない。 ・すぐに動ける余地を残すために空きがない 何かチャンスがあるときにはすぐに動く必要があるため、常に余裕は残しておくため。 私の場合、年と共に「作業」はできるだけ自分ではやらないようにしてきました。新卒3年目で事業部を立ち上げてから、常に「自分で稼ぐ方法を見つけなければならない」という立場でした
今日はもともと地元ソフトボールチームの公式戦の予定で、病み上がりながらも人数が足りないということで、早起きして向かいました。ちゃんとウォームアップして、試合開始を待つだけ・・・と思ったら、前の試合の途中から雨が降り始め、 結局、試合開始時間くらいには本降りになってしまい、延期。。実は既に延期を繰り返していて、日曜日はかなり雨ばかりです。。 帰宅して、風邪をぶり返さないように少し休んでから、サイクリングにも行けないし、どうするかなぁ・・・と思っていたら、「そうだ、昨日オフマイク一発録りのことをブログに書いたけど、オンマイク録音のことも書かないとバランスが悪いな」ということに気がつき(だれもそんなこと気にしてないと思いますが・・・)、オンマイク録音をすることにしました! せっかくなので、マイクは買ってからほとんど使っていない、コンデンサーマイク。 コンデンサーマイク用のファンタム電源供給のため
昨日、徹夜で現場作業・健康ランドなどでご一緒した方と、車で都内に戻る際に話していた内容なのですが、「プログラマーって、技術力が高い人、あるいは、知識が豊富な人ってたくさんいる気がするけど、本当に作り上げてくれる人がすくないよね」という話になりました。 その方とは、昨年から一緒にある製品の開発を進めてきて、全国を回りながらお客さんに評価していただき、また改良して、という感じに仕事をご一緒してきました。その方の勤務先にも、ソフト開発チームがありますし、私もよく知っていますが、レベルが高い方もたくさんいます。でも、社外の私に、「一緒に開発しませんか?」と声をかけてくださったのです。その理由は、社内のプログラマーに「こんなものを作れないかなぁ?」と相談しても、「仕様を決めてくれたら作ります」「プロジェクトとして立ち上げてくれたら・・・」というような返事がくるという感じでした。 製品開発では、最初か
平日ですが、ガジェットネタというかやや趣味ネタというか。。明日・明後日は川越祭りで、二日ともフル活動ですし、祭りネタしか書けないと思いますので。。 さて、私は仕事仲間の方々を中心に、週末はサイクリングを楽しむことが多いのですが、その目的は、 ・メタボ対策 ・リフレッシュ ・交流 ・メカいじりが楽しい という感じです。一人でも走りますが、仲間達と走るといっそう楽しいものです。 そんな仲間達は、はまり度が高まるほど大抵峠が好きになります。峠の中でも埼玉近辺で別格の扱いとなっている(おおげさ)峠が「白石峠」です。白石峠はそれほど長いわけでも急なわけでもないのですが、ほどよい(距離・傾斜)と、下りが途中にない、という点から、自転車乗りの力量の基準として使われています(ほんとうか?)。記録統計サイトもあります。距離6.4kmで542m登り。平均斜度8.47%で、最初に良くわからずに挑戦すると、私のよ
昨晩、帰宅後にいつも通り家族とは別々に一人で夕食を食べた後、小学6年生の息子が、勉強とスポーツの成績(?)を見せてくれました。スポーツは私に似ず、学年トップらしく、勉強は平均より少し良いくらいだったので、「まあ、勉強もスポーツと同じくらいにできて欲しいな。全教科90点以上・・・浦高なら95点以上かな。」という話しなどをしたところ、「パパは6年生の頃、1日何時間勉強していたの?」と聞かれました。「夜7時から9時の2時間だったけど、実質は30分程度で、後は勉強をしているふりをして、好きなことをしていたな。」と話しました。ついでに・・・ ・時間をかければ良いわけではない できていないから、「最低何時間はやれ!」と叱られる。できていれば時間など問われない。とはいえ、難問にチャレンジしているときなどは逆に何時間でも納得できるまでやる。 ・わからないことを放置しない わからないことは、親・先生・近所の
多くの仕事は「依頼者」から頼まれて作業します。自発的にする仕事ももちろんありますが、大抵は、「お客さんから」あるいは「上司から」頼まれて仕事をする感じでしょう。 では、「頼まれた仕事は、指示通りにこなすのが一番」でしょうか? たとえば、ソフトウェアの開発では、依頼側が工程を計画し、管理しながら進めます。もちろん、相談は都度あるでしょうけれど、基本的には依頼者が指示を出し、それに従って進める感じになります。委任・準委任・請負などの発注形態の違いにより、指揮管理権や責任範囲が異なりますが、全体で考えれば、やはり依頼側が指揮管理をすると言えるでしょう。 しかし、ソフトウェア開発で考えれば、たとえばプログラミングに一番詳しいのはプログラマーです。依頼側が請け負い側より高いプログラミングスキルを持っている可能性ももちろんありますが、日々プログラミングの仕事をしているプログラマーの方が実は最適な進め方
「かっこいいソースコードより、理解しやすいソースコード」でも書いていますが、ソースコードの格好よさなど、ユーザは全く知ることができないものです。格好いいソースコードなど、単なる自己満足と言い切っても良いくらいでしょう。格好いいというのが抽象的ですが、要するに、抽象度が高くて何となく整然と書かれているように一見見えるのですが、実は誰も理解できず、結局は書いた本人すらメンテナンスができないようなソースコードのことを言っています。 プログラミングをしない人には言っていることがわからないかもしれませんが、たとえば文章と同じです。先日どなたかの記事かつぶやきにあったと思うのですが、「文章力のない人ほど難解な言葉を使う」というのと同じです。文章力がないことを隠すために、どこかから引っ張ってきた難解な言葉を使うのです。ぱっと見はすごい文章という印象を与えることができるかもしれませんが、実は誰も理解できず
ちょうどある大規模(?)受託開発の一部を私が担当していて、依頼側の結合試験が始まり、「不具合票」のやり取りが始まりました。不具合票というのは、試験を行って問題が見つかった場合に試験担当者から発行され、解析者→修正者と流れて、修正後に逆方向に流れていくようなドキュメントです。バグ票とも呼ばれます。 不具合の修正自体は、大抵簡単なのですが、不具合票の記入も面倒ですし、不具合票は件数を管理されるので、件数が多いと品質が悪いと見られてしまうため、少なければ少ないほど良いのは言うまでもありません。 不具合の原因は細かくたくさん規定があるのですが、簡単に分類すると、「仕様の問題」と「プログラムバグ」があります。「仕様の問題」には、「依頼側の指示不足」と、「コーディング側の理解不足」があります。いずれにしても、プログラマーとして恥ずかしいのは「プログラムバグ」です。結合試験に入る前に、単体試験をプログラ
ソフト開発事業、とくに、ソフト製品開発販売事業をしていると、ソフトウェアの保守性はとても重要です。「かっこいいソースコードより、理解しやすいソースコード」で書いたように、ソースコードが理解しすいかどうかはとても重要です。しかし、ある意味それ以上に重要なのが、「作った本人」の存在です。 ソースコードの属人性を減らせるかどうかというのは、長いことプログラミング分野では大きなテーマの一つとして議論されてきたと思いますが、ビジネス的な側面から考えれば、属人性を減らすべきと考えます。「作った本人」でないと保守できないということでは、様々なリスクがあるからです。 ・作った本人が倒れたら?辞めたら? ・作った本人が他のプロジェクトで忙しくなったら? ・平行して開発を進めたり、あるいはバリエーションを増やすようなときに一人では回らない? つまり、属人性が高い状態とは、会社としては「作った本人」に弱みを握ら
このところ愚痴っぽい記事や、説教臭い記事が続いてますが、お盆休みも取れずに、さらに徹夜をしたりなんだりで、こんな時に柔らかい記事が書けるほど器用ではないので、地のままで。。 あるプロジェクトで、とにかく工程管理やドキュメント管理が厳しく求められていて、メンバーも疲弊しており、精神状態や体調にまで影響が出るほどの状態(大げさでなく)なのですが、私は何度も書いているように、短期間のプロジェクトで、なおかつ、試行錯誤が必要なプロジェクトでは、ウォーターフォール型の進め方は無理があると考えています。 私もこのプロジェクトの一部を担当しています。まず、元請けさんから、基本設計書が出てきます。それをベースに詳細設計書を作成するのが本来の流れなのですが、私は交渉して(踏み倒して?)コーディングに着手しました。すると、想定通りなのですが、基本設計書で記述が足りない点がどんどん出てきました。 これは当たり前
プログラマー社長である私は、今でもプログラミングの仕事を実際に行っており、ProDHCPをはじめとして、数々の製品はもちろん、特注品の開発もしています。最近はさすがにじっくりプログラミングをしている時間はなかなか取れないので、できるだけ自分でやらないようにしていますが、自分が作ったもののメンテナンス・バージョンアップだけでも結構大変なものです。さらに、もともと短気なので、自分で営業をして回っている間に提案したくなると結局自分でプロトタイプを作ってしまい、ますます忙しくなってしまいます。 さて、プログラミング以外にも、営業・管理・舵取りなど、様々な仕事をしていますが、今でも一番精神的に辛いのはプログラミングの仕事です。プログラミングにもいろいろな仕事がありますが、私が手がけるものは、ほとんどがネットワークシステムの新規もので、やると決めた時点で、 ・どうやって実現するか ・どのくらい時間がか
プログラミングやネットワークの仕事を長年続けていますが、このところ感じるのが、 「問題が起きたことに対し、厳しい追及・要求をしすぎて、ますます問題が起きやすくなっている」 ということです。やっている側の言い訳みたいになってしまうかもしれませんが・・・。 まあ、非難を承知で本音で書いてみましょう。。 プログラミングでバグがあり、「品質管理がなっとらん!」と、過剰な報告書の提出要求をしたり、品質管理に関するドキュメントの要求量を高めたり、ウォーターフォールモデルを強要し、各ポイントで過剰なレビューを行うなど。 →ソースコードも見ずに、プログラミングの品質を語れるわけもなく、全体として高いレベルでコーディングをしているのに、たまたま些細なバグが見つかっただけで大騒ぎ。弱みを握ったかのごとく、「あれを出せ、これもやれ」と、余計な作業を要求し、ますます肝心のことを行う時間を奪い取り、品質がどんどん下
たまたま社内のミーティングで採用に関する話題がありましたので、私の個人的な考えを書いてみます。あくまでも、私が経験から考えた個人的な思いですし、業種・職種によっても違うものという前提で。 採用には大きく分けて、新卒採用と中途採用があります。新卒採用は学校を卒業して最初の就職ということで、経験者採用である中途採用とは大きく観点が異なります。当社の場合は、このところ、新卒採用はかなりの成功率で、とても優秀なメンバーが新卒できてくれています。その背景には、私をはじめとしてメンバーがブログや著書などで、当社の仕事の楽しさをアピールしていて、それに魅力を感じる学生さんが売り込みにきてくれるから、ということにつきるでしょう。 さて、難しいのは中途採用です。私は、技術者の中途採用は基本的に、「メンバーの友人・知人、あるいは、その紹介」以外はなかなか上手くいかないと感じています。背景として、当社がそもそも
バンコク出張記事ではなかなか仕事の内容を書けない(様々な会社さんが関係しているため)ので、食べ物や買い物の話題ばかりで、妻からも、メールやブログの内容に関して、 「暑いとかお腹の調子が悪いとか……他の話はないのかしらん(/・_・\)」 とメールがくるくらいですので、、少しはためになるかも知れない話題でも。。 今回のバンコクは、毎回お世話になっている宮沢さんのほかに、坂本さんもご一緒で、坂本さんは日頃からCACHATTOのデモや評価のために、様々なモバイル端末を持っていて、さらにタイでもiPhoneやiPadを大人買い! タイのiPhoneやiPadに、宮沢さんと私がお気に入りのデータSIMを入れたみたりしたところ、実に快適な環境が実現でき・・・私も欲しくなってしまったのでした。 ちょうど手持ちのiPhone4もだいぶ古くなりましたし、バンコクにはますます来る機会が増えそうなので、これは仕事
UNIX系OSでプログラミングをしていて、性能面で悩んだときには、gprofというプロファイラを使うと、簡単にプログラム中の関数呼び出し回数や関数実行時間などを測定することができます。gccのオプションに-pgをつければ良いだけということでとても簡単で便利です。 ところが、gprofで測定できるのは、あくまでもプログラム自体の処理だけで、カーネルやドライバまで含めた測定はできません。 このところ、ネットワークプログラムの10Gイーサーでの性能向上をしているのですが、10Gクラスになるとプログラム自体の処理はもちろんですが、カーネル内の処理やデバイスドライバでの処理もかなり大きな影響がでてきます。特に、ネットワークでの通信は、ネットワークデバイスでの出入りは並列化できなかったり、パケットの順序を入れ替えられないことがほとんどなど、どれだけCPUが並列処理に強くなっても、ネットワーク関連の処理
Linuxで、リンクレイヤーで送受信を行う場合、PF_PACKETというLinux独自の仕組みを使い、簡単にプログラミングができます。BSDではBPFという仕組みを使ったり、SolarisだとDLPIを使うなど、リンクレイヤーはUNIX系OSでも統一がされていない部分なのですが、個人的にはLinuxのPF_PACKETが一番シンプルで使いやすいと感じていました。 しかし、このところ10Gbpsでの通信などでPF_PACKETを使っていると、性能が追いつかないという問題にぶち当たり、いろいろと調べてみると、PF_PACKETはユーザランドへのデータコピーなどの為に、処理性能はそれほど高くない、という感じでした。 そうなると、カーネルモードでプログラミングをするしかない、ということになるのですが、私はカーネルモードのプログラミングをシステムで使うのはあまり好みではありません。問題が起きたときに
朝の坂本さんが数日前に「出来るプログラマーはなぜ尖がった一匹狼的な人間になりやすいのか?」という記事を書かれていて、少し考えることがあったのですが、忙しくてようやくその話題に関して書いてみようと思います。 私は著書「プログラミングで飯が食えるか!?」をはじめとして、「得意分野で勝負しよう」ということを、個人に対しても組織に対しても言い続けてきました。プログラマーであれば、まさに「尖れ」と言ってきているのです。私自身もUNIX系(というより最近はLinuxばかり?)のC言語によるネットワークプログラミング以外はまずやらない感じで仕事をしており、WEBやDBの話題が出ても、ほとんど話しについていけない位なのですが、自分の仕事は減るどころか増え続け、昨日の社内ミーティングでも「実はプログラミングを一番忙しくやっているのは社長という状況はどうなのか?」と種田君から言われたくらいです(中小企業の社長
今日も昨日に続き、高性能ハード・ネットワーク環境で試行錯誤していました。今日、まずクリアーしたかったのが、スレッド数の壁です。多数のTCP/IPコネクションを扱うプログラムの場合、作りやすさから、スレッドを多用することがほとんどなのですが、昨日やってみた感じだと、OS全体で32767個くらいで、「Cannot allocate memory」エラーが発生していました。 Linuxの場合、カーネルのパラメーターを調整することで、様々な上限値を変えることができるのですが、パラメーターの数が多く、どれがどの場合に有効かがわかりにくいのです。 結局は、kernel.threads-maxと、kernel.pid_max、vm.max_map_countを増やせば、スレッド数が増やせた、という感じでした。 「 sysctl -w kernel.threads-max=600000 sysctl -w
「「そもそもどうしてお金がもらえるのだろう」このように考えたことってありませんか?」朝の坂本さん 「「自分の給与はもらって当然」と思った瞬間から後退する」大木さん こういう話題に反応してしまうのは、やはり私が説教臭いからなのでしょうか・・・? 当社の場合、「給料は会社からもらっている」と考えるメンバーはまずいないと思います。それは当社が出来高制を採用しているからです。なお、最初にお断りしておきますが、出来高制がすばらしいという話しを書くのではありませんので。。 私が新卒で現在の会社に入社した頃は出来高制ではなく、報奨金制でした。給料は年功序列的な感じで支給され、毎月の利益に応じて報奨金が追加され、さらにボーナスは業績に応じて支給される、という感じでした。ところが、社員、つまり私の先輩達は、 「こんなに頑張っているのに、給料が低い。」 「徹夜までしたりしているのに、ボーナスはこれだけか。」
ゴールデンウィークも今日でおしまい。私は2回サイクリングに行った以外は、基本的に家の模様替えだけで終わった感じで、何とも欲求不満という感じのゴールデンウィークでした。上の娘が高校に進学、下の息子も6年生ということで、ようやく部屋を分けたということなのですが、贅沢な部屋の使い方に子供達は満足しているようです・・・。 さて、小学6年の息子が問題集で分からない問題があると質問に来たのですが、小学生の算数は意外と難しいのですよね。私は小学生高学年の頃に全盛期の四ッ谷大塚進学教室に通っていて、この手の問題は得意だった(というより、慣れていた)ので、今でも思い出せば解けますが、実は結構悩みます。 「つるかめ算」「過不足算」「流水算」「植木算」「和差算」などと名付けられた、解き方のパターンを当てはめれば(ある仮定を使って解く、とも言えますが)短時間で答えを導けるのですが、知らないと時間がかかります。これ
朝の坂本さんが「退職という選択肢もありなのだと思ったこと」という記事を書かれていますが、実は当社では4月末で2名退職しました。一人は製品関連のリーダーでしたし、事業への影響は少なからずあるのですが、これを機会に組織改革をしようと、念入りに引き継ぎを行いつつ、平行してメンバー達と前向きに相談してきました。 雇う側と雇われる側の関係は非常に微妙なバランスの上に成り立っています。基本的には雇われる側が弱者という感じで、雇われる側が辞めるのは基本的に何ら問題はなく、雇う側が解雇するのは大変ということをはじめとして、雇われる側を守るようなルールがたくさんあります。バブリーな時代なら、雇う側になるメリットも大きかったのでしょうけれど、不景気な時代では「雇う側などやってられるか!」と内心は考えている経営者も多いのではないでしょうか。 会社は正社員として採用すると、基本的に当初1年〜数年はその人を育てるこ
今日は技術ネタです。 あるシステムで最大いくつまでのTCP/IP接続を通せるのかを確認しようとすると、実は結構大変なものです。 【接続する側が困る】 ひたすらどんどん接続するプログラムを作ればいけそうな気がしますが、一つのIPアドレスから接続できるのは、ポート番号の数:65535個までです。それ以上つなごうとすると、仮想IPアドレスを割り当てて、送信元IPアドレスを複数個使う必要があります。 また、1プロセスでどんどん接続していくと、こんどは同時使用ディスクリプタ数の制限に引っかかります。 【受ける側も困る】 受ける側も、同時使用ディスクリプタ数やスレッド数の制限に引っかかります。 【どうするか?】 ディスクリプタ数やスレッド数の限界を調整するには、カーネルパラメータなどをいじればいいのですが、結構大変ですし、それでも上限はあります。 こういうときには、TCP/IPを真似てしまう方法が良い
先日、娘の高校入学式で、校長先生の式辞でメモできなかったところがあり、それを質問したところ、すぐに丁寧な回答をいただき、さらに、メールで小林秀雄の言葉のことなどを教えていただきました。 父に小林秀雄のことを聞いてみたところ、「買った本は難しくてよくわからない」と返事がきたので、どのくらい分からないのか、「考えるヒント」という本を買ってみました。 読み始めてみたのですが、確かに難しい本です。なぜ難しいかというと、たとえばソクラテス・プラトンの話題が、知っていて当たり前という感じに出てきて、さらに使っている日本語があまりにも普段使っていない言葉ばかり、というあたりでしょうか。 合宿から戻ってきた娘(ちなみに、メモの重要性・練習はたっぷり合宿で教わってきたようです)に、「ソクラテスは知っているか?」と尋ねたところ、「知らない」と言われ、「いや、何を言っていたかはともかく、古代ギリシャの哲学者とい
今回は技術ネタです。 あるシステムを開発していて、ネットワークポートの冗長化の実験をしてみましたので、様子を紹介しましょう。 今どきのホストには1つ以上のネットワークポートがついていると思います(有線LANポートがないものもありますが)。サーバ機ですと2個以上ついていることも多く、そのような場合、片方だけ使うと、せっかくあるもう一つのポートがもったいない感じですよね。 素人考えでも、「せっかく2個ついているなら、2個ともつないでしまおう」→「2個になれば片方壊れても大丈夫」「性能も2倍になる?」と考えますね。 実際にはつなぐだけではうまくいかないのですが、リンクアグリゲーションまたはポートトランキングなどと呼ばれる技術で実現できます。 Linuxの場合、ボンディングと呼ばれる技術で、複数のネットワークインターフェースを束ねることが簡単にできます。 RHEL系ですと、 /etc/syscon
先日使い始めたemobile LTEですが、私にとって致命的な問題に気がつきました。。なんと、VPNのPPTPが使えないのです。 仕事でPPTPなどあり得ないという意見もありますが、PPTPはPCから直接VPN接続する際には一番簡単で分かりやすく、便利です。 LTEでのVPNに関して、いろいろネットで情報を調べてみると、 ・PPTP:NG ・L2TP:OK ・L2TP/IPsec:NATトラバーサル機能のあるVPNサーバクライアントならOK ・IPsec:NATトラバーサル機能のあるVPNサーバクライアントならOK ・SSL-VPN:OK という感じのようです。 使っているルーターがYAMAHAのRTX1100ですので、L2TP/IPsecでやってみることにしました。まず、RTX1100は出荷時のファームではL2TPが使えないので、ファームをアップデートします。 それから、大体下記のような
今日の社内ミーティングでは、今期3事業部とも良い成績だったことをもとに、今後どのように発展していくかなどを話し合いました。こういう話題のポイントになるのはいつでも「人」です。 人に関しては私もいろいろとブログで書いてきましたし、他の多くのブロガーの方々もよく取り上げる話題で、それだけ難しく、なおかつ大切なことなのです。 事業において、人は次のように分類できると思います。 ・リーダーシップを発揮できる人 ・メンバーとして役割を全うできる人 ・言われたことも満足にできない人 ・いるとマイナスになる人 言うまでもなく、上の二つは事業にとって大切な存在であり、「使える人」です。下の二つは「使えない人」と言うどころか、「いない方が良い人」でしょう。 当然のことですが、人は最初から事業に100%あるいはそれ以上貢献できることは希で、新卒であれば社会の仕組みを学びながら成長してもらう必要がありますし、中
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