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「診療と当直で忙しく余裕のない毎日でした。そんな中、時間外に軽症の患者さんから罵声を浴びせられた時は、本当に心が折れてしまったと思いました。モチベーションも見失ってしまって、辞めたくて辞めたくてしかたなかったです」(30代女性、小児科医)※1 「患者や家族からは治せて当然、治らなければ“医者のせい“と思われ、理解できない要求や暴力に発展することもある。病院はこのようなことに知らぬ存ぜぬで、理不尽な仕事を押し付けられ、夜間も時間外も無給で働いている。こういうことが続くと、やっていられないという気持ちになってしまう」(40代男性、外科医) 医師は、一般的に社会的信用が高く経済的にも恵まれていてやりがいもあるとして、人気の高い職業となっています。実際、第一生命保険が実施した2017年のアンケート調査でも、大人になったらなりたい職業として「医師」が男女ともに4位にランクインしています。 しかし、2
「必要」が5割以上!?東京医科大学での女子減点に、医師は何を思うのか? 医師653人のアンケート回答結果 「ありえない」「女性差別だ」――東京医科大学が女子受験生を一律で減点していたことが8月初めに公にされた時、多くのメディアがそう報じ、また医師の中にもそれに沿った発言が見られました。一方で、「あくまで医療現場の苦しい事情を知らない部外者の批判である」という印象を受ける医師も多いようです。 エピロギ編集部は8月28日から9月9日にかけ、株式会社メディウェルの医師会員の方に対して、東京医科大学での入試における女子減点やその背景事情に関してアンケートを実施しました。集まった653人の回答(参考:回答者の属性)からは、半数以上の医師が東京医科大学の対応を「必要」と考えていることが判明しました。 東京医科大学の入試における女子減点に、医師は何を思うのでしょうか?653人の医師のアンケート結果を以下
2018.09.11 労働の多様化を目指す政府の「働き方改革」。医師も例外ではなく、厚生労働省が進める「医師の働き方改革に関する検討会」では労働の適正化のために議論が進められています。 医師の働き方における課題の一つに「長時間労働」があります。疲労がたまった状態で業務を行うことは、医療の質の低下を招きかねません。また医師の健康を守るためにも、長時間労働の対策を行うことが急務となっています。一方で、医療という社会インフラの維持や医師という仕事の特殊性から、長時間労働の是正の実現までには解決しなければならない問題が多く横たわっています。 本連載では、法律を切り口に医師の長時間労働の現状について読み解きます。第1回では、医師の長時間労働と応召義務について紹介しました。第2回では、医師の長時間労働による過労死の現状と、担当裁判の事例を、第1回に引き続き、医師の過労死裁判における患者側の弁護経験もあ
8月初め、東京医科大学の入学試験で女子受験生を一律で減点していたというニュースが話題になりました。既に様々なメディアで大きく取り上げられていますが、医師の方々は一連のニュース報道をどのように受け止めたのでしょうか? エピロギ編集部では、株式会社メディウェルの医師会員の方へアンケートを実施中です。現在までに集まった356名の医師の回答について、現時点での集計結果を下記に紹介します。また、本アンケートは継続的に現在実施中であり、結果に関しましても随時アップデートの予定です。引き続きご注目くださいませ。 ※2018年9月25日追記: アンケートの最終結果を下記にて公開していますので、こちらも是非ご覧くださいませ。 東京医科大学での女子減点に、医師は何を思うのか?―医師653人のアンケート回答結果> 回答者の属性 アンケート回答者の属性は以下のようになっています。 年齢層 性別 子どもの有無 勤務
2017.12.12 医師のキャリアの中で「転職」と合わせて、「開業」をお考えになった先生もいらっしゃることと思います。大都市を中心に開業される医院が増加する一方で、経営難から閉院(廃止)を余儀なくされるケースも少なくありません。 医療専門のリース会社勤務の医業経営コンサルタントとして、医院開業セミナーや個別相談等でお話しをさせていただいたり、ファイナンス契約等を通じて診療所の医療法人理事長や個人開設の院長から資金調達を中心とした開業や経営の相談を受けるなど、経営に携わる事務長や院長の奥様と日々接した経験をふまえて、失敗しない「クリニック開業」についてお話をしたいと思います。 第1回は、「データから見る診療所と医師」と題し、診療所に関するトレンドを、厚生労働省が発表している「厚生労働統計」から見ていきます。 1. クリニックに勤務、開業している医師の割合は? 厚生労働省の発表した『平成26
未来の医師に求められること ~AIの進歩と少子高齢化のインパクト~ 岡田 定 氏(聖路加国際病院 血液内科/人間ドック科 部長) 2017.09.14 未来がどうなるのかは誰もわからない。でも過去から現在までの動きをよく見ることで、かなりの精度で予測できる未来がある。 未来の医師はどうなるのだろう。大地震などの天災や戦争など予測不能なこともあるが、未来の医師の運命を左右するのは「AIの急速な進歩」と「未曾有の少子高齢化」ではないだろうか。 筆者は医師37年目の一臨床医であり、30数年間の血液内科診療、レジデント教育、終末期医療に続いて、昨年から人間ドック診療を始めた。筆者の限られた経験をもとに、未来の医師について予測してみたい。 AIの進歩で社会も医療も指数関数的に変化する AI(人工知能)やスーパーコンピューター(スパコン)の進歩によって、今後の社会や医療が大きく変化するのは間違いない。
【転職エージェントガイドが語る】知っておきたい医師の人材紹介会社活用ノウハウ 第4回 こんなコンサルタントは危ない!~ブラックコンサルタントにご用心 転職エージェントガイド/平田 剛士(ひらた・つよし)氏 転職エージェントガイド/平田 剛士(ひらた・つよし) https://www.facebook.com/hiraaata 人材ビジネス(以下、HR*ビジネスと表記)向けクラウドCRM提供企業にてマーケティング&セールスを牽引。国内で最も多くの転職エージェントと接点を持つ。独立後はHRビジネスコンサルタントとして活動し、業界各社にハンズオン型のコンサルティングサービスを提供。転職エージェントガイドとしては、ビジネスパーソン向けに、よりよい転職や転職エージェント活用をレクチャーしている。3,800名以上が参加する人材紹介ビジネス向けとしては国内最大のFacebookグループ『人材紹介コミュニ
2017.04.11 2018年4月のスタートが予定されている新専門医制度。「医療はどのように変化していくのか」「医師のキャリアへの影響は」など、疑問は尽きません。そこで、『エピロギ』では「これからの医療に求められる医師」というテーマで、多様な意見を紹介する連載をスタートします。 第1回目となる今回、お話を伺うのは、日本の医学会を取りまとめる日本医学会会長の髙久史麿(たかく ふみまろ)氏。厚生労働省の『専門医の在り方に関する検討会』座長時代には総合診療医を基本領域に位置づけるよう会として報告し、また自治医科大学の創立に携わり、同大学の学長を務めるなど、総合診療医の育成に力を注いでいます。 髙久氏が語る、これからの総合診療医に求められる能力、そして日本の総合診療の進むべき道とは――。 総合診療医を巡る問題は「絶対数の不足と適正配置」 ——現状の総合診療領域の問題点はどこにありますか? 高齢者
研究紹介 インターネット検索によって得られる「がんに関する情報」は正しいか 〜患者を不確かな情報に迷いこむ“がん難民”にさせないために〜 石川 文子 氏(国立がん研究センターがん対策情報センター がん情報提供部 研究員) 2017.02.16 昨年11月、医療系キュレーションメディアの発信する情報に問題があるとして、大きなニュースになりました。 利益のために、公正な記事であることよりも検索サイトの上位に表示されることを優先し、不正確な医療内容の記事を掲載したり、別のサイトから無断転用したり、手段を選ばないやり方が取りざたされました。 また、今年2月にはGoogleが日本語検索について、サイトの品質の評価方法に改善を加えたと発表しました。しかし、がんに関する情報で検索を試みたところ、改善の効果を感じることはできませんでした。表面的、機械的な評価には限界があるということでしょうか……。 このよ
他人の時間を奪うな ある日ある時、某病院の医者がこう言っていました。 「俺の外来は本当に忙しくてさ、終わるのがいつも夜の9時過ぎになっちゃうんだよ」 彼はこれを自慢話として話していたのですが、ぼくは内心呆れていました。そんな稚拙な外来のやり方はありえない、と。 もちろん、件の医者は患者にとても人気があります。だから患者が集まる。そして丁寧に診療するから、どうしても時間がかかる。それで夜遅くまでの外来、となるわけです。遅くまで待たされても主治医を変えることなく患者も待っているのですから、この医者の評判がよいのは間違いありません。 しかし、考えてもみてください。このような外来診療の延長はこの医者「だけ」が残業してできることではありません。看護師も事務職もみんな彼に付き合わねばならないんです。そして、そういう看護師や事務職の方々にも家族がいることでしょう。この医者の独りよがりな外来のせいで、彼ら
日本の医者は時間の使い方が下手 タイムマネジメントの話をします。 基本的に、日本人は時間の使い方が上手ではありません。その中でも、日本の医者は特に時間の使い方が下手です。 ぼくはアメリカで5年間研修医として勤務しました。中国の国際診療所でも勤務していました。そしてヨーロッパや南米、アジア各国の診療現場も体験してきました。しかし、ぼくが知る限り日本の医療現場くらい時間をだらだらと浪費する現場をぼくは他に知りません。 もちろん、医療制度の違いや患者さんの特徴などにも違いはありますから、安易な比較は慎まねばなりませんが、そういう日本独自の諸事情を差し引いても日本の医者は時間の使い方がとても上手とはいえません。夜中まで病棟に残り、週末も病院で長々と過ごし、その労働時間たるや電◯も真っ青のブラックっぷりです。 問題はです。なぜ日本の医療現場でだけこのような時間の浪費が行われているのか、ということです
2017.01.11 チャールズ・ダーウィンが1861年に『種の起源』を発表する70年以上前、「進化論」に迫った医師がいることを、皆さんはご存知でしょうか。 その医師の名は、ジョン・ハンター。彼は自然や人体に強い興味を抱き、ヒョウや雄牛を収蔵する動物園や、1万4000点以上の人体や動植物の標本を収蔵した博物館を作り上げました。その動物への愛情から『ドリトル先生』シリーズのモデルに、自分のコレクションのためなら死体あさりもいとわない奇人ぶりから『ジキル博士とハイド氏』のモデルになったといわれています。 また、彼は農家の息子から英国軍の外科医療全てを統括する外科軍医総監となった名医でもあります。世界初の人工受精成功、「小臼歯」の発見など、医学上での功績は枚挙にいとまがありません。イングランドにある彼のお墓には、王立外科医師会によって「科学的外科の創始者」という銘文が贈られています。 「奇人」と
2016.12.13 医師にとって「結婚すること」の意味とは、幸せとは何か—— 。 今回は、現実世界では外科医として、ネットの世界ではコラムニストとしてご活躍されている雨月メッツェンバウム次郎氏に、結婚や恋愛に関する医師の幸せをテーマとしたエッセイを寄稿いただきました。 自身を『こじらせ医師』と呼び、その生態や結婚観についてのコラムをお書きになっている雨月氏に、なぜハイスペックなのに結婚しないのか(できないのか…?)、結婚観について綴っていただきます。 エピロギ読者の先生方、初めまして。私は都内某所で勤務医をしている消化器外科医の雨月(うげつ)メッツェンバウム次郎と申します。数年前からもの書きの真似事をしておりまして、方々のサイトにコラムを連載したり寄稿したりしております。コラムニストとしての主な専門領域としては恋愛関連が多いのですが、「結婚論」「美女論」「こじらせ論」「女医論」「男子校論
2016.12.09 「その前年に人類のために最大の貢献をした人たちに、賞の形で分配されるものとする。」 アルフレッド・バルンハート・ノーベルの遺言によって創設されたノーベル賞。その一分野である医学・生理学賞の受賞を振り返ると、人類と病の闘いの歴史であることがわかります。 いまでは当然と思われている医学の常識が成立するまでに、研究者たちは多くの困難を乗り越えてきました。 前回は2016年のノーベル賞受賞速報として、「【番外編】大隅良典氏、『オートファジー』でノーベル医学・生理学賞を受賞」をお送りしました。今回はそのオートファジー研究の歴史を紐解き、大隅良典氏の功績を紹介します。 「オートファジー」の生まれはイギリス ノーベル医学・生理学賞の受賞により一気にその名が知れ渡ることとなったオートファジー。その存在は、1960年代から主に科学者の間で認識されていました。 「オートファジー」という言
2016.12.01 近い将来に開始される新専門医制度において、サブスペシャリティ領域の土台を担う基本領域のひとつとして新たに組み込まれる「総合診療専門医」。高齢化や過疎化が深刻化する現代日本において、「地域医療の担い手」と期待される総合診療医の存在は、その重要性を日々高めています。 そのなかで、都心に暮らす若い患者を対象に総合診療を行う医師がいます。太融寺町谷口医院の院長を務める、谷口恭(たにぐち・やすし)氏。患者の日常に寄り添う総合診療医です。 まだ養成プログラムのなかった時代に総合診療医を志し、現在も自らの目指すべき総合診療医像に向かって走り続けている谷口氏。本企画では、谷口氏に寄稿いただいたエッセイを2回に分けてご紹介します。 前編となる今回のテーマは「なぜ『総合診療医』を選んだのか」。 もともと研究医を目指していた谷口氏が、総合診療医を志した理由とは――。 【症例1】20代女性(
新しい医療のカタチ、キャリアのカタチ ~救急から在宅へと飛び込んだ医師の挑戦~ 山口 高秀氏(医療法人おひさま会理事長/在宅医療やまぐちクリニック院長) 2016.11.20 いま、厚生労働省が推進する「在宅医療」。 今後、多くの医師が必要となるこの領域に、救急医療の世界から転身した一人の医師がいます。綿密な地域連携が必要とされる在宅医療において、連携の効率化や医師の負担軽減のため、「おひさまネットワーク」という仕組みを作り運営する、医療法人おひさま会の理事長、山口高秀先生です。 彼はなぜ分野を超えた転身という道を選んだのか。そして彼の考える「在宅」の今後とはどのようなものなのか。 山口先生にお話を伺います。 「医療の入り口」を担う救命救急医から、在宅の世界へ ——まず「在宅医療」の道に進まれたきっかけや理由をお聞かせください。 もともと、僕は当初は救命救急科に進んだんですが、当時これほど
2016.11.15 連載9回目となる今回は、“モンスター患者”を取り上げます。 モンスター患者(モンスターペイシェント)とは、医療従事者や医療機関に対して不合理な要求等を行う者を指す言葉です。 ㈱ケアネットが2013年に行った意識調査では、回答を寄せた医師の、実に7割近くがモンスター患者の対応経験があると答えています。同調査には「対応に疲れ果てうつ病になった」「退職した」といった声も寄せられており、事態は深刻です。また、その対応が医師個人に収まらない点も特徴の一つ。モンスター患者対応に膨大なコストをとられた医療関係者の方も多いのではないでしょうか。 そこで、モンスター患者の対応方法について検討したいと思います。 *:㈱ケアネット「ケアネット、医師 1,000 人に“モンスターペイシェント” の経験・対応を調査」 モンスター患者とのトラブル 数年前,都内の大学病院に放火した男が逮捕された事
転職エージェントガイド/平田 剛士(ひらた・つよし) https://www.facebook.com/hiraaata 人材ビジネス(以下、HR*ビジネスと表記)向けクラウドCRM提供企業にてマーケティング&セールスを牽引。国内で最も多くの人材紹介会社と接点を持つ。独立後はHRビジネスコンサルタントとして活動し、業界各社にハンズオン型のコンサルティングサービスを提供。転職エージェントガイドとしては、ビジネスパーソン向けに、よりよい転職や人材紹介会社の活用をレクチャーしている。3,800名以上が参加する人材紹介ビジネス向けとしては国内最大のFacebookグループ『人材紹介コミュニティ』、人材紹介と人事向けの勉強会『これからの人材紹介』、さらにビジネスパーソン向けに『転職エージェントガイド』を運営。 *:Human Resourcesの略 1.転職エージェントガイドとは? エピロギ読者のみ
2016.08.18 「毎回当直日になると気が重い……」 「当直明け後も通常の勤務となっていて辛い」 「月10回以上当直でほとんど家に帰れない……」 多くの勤務医にとっての毎日の悩みの種、「当直」。 実は、医師が転職する際に最も多いのも「当直を減らしたい」という希望です。 今回は、「当直勤務がなぜ医師にとって負担になっているのか?」に焦点を当て、医師の方々が当直の負担を軽減するための方法を探ります。 全国の勤務医の1割以上は今夜も当直しているという現実 多くの勤務医が日常的に抱えている悩みの一つに、当直勤務があります。当直とは通常の診療時間外の夜間や休日に病院などで勤務することを指し、病院管理者は夜間帯に医師を当直させる義務があります(医療法第16条)。そのため、全国で勤務医が約20万人いる中、その1割を超える2万人以上の医師が毎晩当直している状況となっています。 医師が転職する際に最も多
医療機関などで勤務している場合、月々の天引きと年末調整で所得税の納税が完了します。 そのため、「節税対策は開業医がするもの」と思っている勤務医の方も少なくないでしょう。 たしかに、必要経費を自動で控除してくれる「給与所得控除」は便利な仕組みです。 一方、本来であれば経費に算入できる支出を個人で負担した場合、たとえその金額が大きくなっても、収入に応じた額しか控除されません。つまり、定められた額を超えて個人が負担した分、損をすることになります。 この損を一部取り戻せる仕組みが、勤務医も利用できる「特定支出控除」という制度。 考え方によっては、「利用しない人より得をする」ともいえます。 今回は、「特定支出控除とはどんな制度なのか」「勤務医であればどんな支出が特定支出として認められるのか」といった、特定支出控除に関する基礎的な知識についてご説明します。 ※1 年末調整:給与所得者が1~12月までに
医師は人工知能と 明日を夢見ることができるのか 〜IBM「Watson」が拓く医療の未来〜 日本アイ・ビー・エム株式会社 溝上敏文 氏(ワトソン事業部ヘルスケア事業開発部長) 中野雅由 氏(アナリティクス・プラットフォーム&IBMワトソンマーケティング・マネージャー) 2016.03.24 「人工知能が医療を変える」 この言葉に、医師の皆さんはどんな未来を想像するでしょう。 さまざまな研究が加速度的に進む未来? 人工知能が確度の高い術式を組み立てる未来? 実はいま、現実の医療の世界にも 人工知能やそれに類するテクノロジーが活用され始めています。 その中でもいま世界中で注目を集めているのが IBMの「Watson」。 では、その「Watson」とは一体どのようなものなのでしょうか。 そして「Watson」は我々にどんな未来を見せてくれるのでしょうか。 そもそも、人工知能って何? ——人工知能
2016.04.08 ※本記事は2016年4月8日時点での情報となります。最新の情報は「【2017年版】今さら聞けない「新専門医制度」をめぐる現状まとめ」をご確認ください。 医師のキャリア形成に大きな影響を与える「専門医」資格。その制度が今、大きく変わろうとしています。 これまでの各学会による独自認定から第三者機関である「日本専門医機構」による認定へ。現在新制度への移行の準備が進んでおり、2017年4月から新制度での研修がスタートし、2020年度に新制度による専門医が誕生することになる見通しです。 これから専門医を目指す医師はもちろん、すでに専門医や指導医の立場にある医師にとっても、今後の医師のキャリアに大きな影響を与えるであろう今回の新専門医制度。その影響は地域や医療機関の医師数にも影響を及ぼすと言われています。 スタート目前の「新・専門医制度」について、従来の制度との違いや目的、そして
2015.05.21 募集要項 ・勤務時代:14世紀中頃 ・勤務地域:ヨーロッパ(イタリア、フランス、ドイツ、イギリス等) ・勤務内容:ペスト患者の診察、瀉血等の治療、看取りなど 仕事内容詳細 ペスト患者の自宅等での脈診や尿検査による診察、および瀉血等による治療、薬の処方など。診療の際には専用のマスクを着用、肌の露出を防ぐなどして感染に十分に注意すること。 ペストの恐怖を避けるための「鳥の仮面」 歴史上、ペストが世界的に大流行し多大な被害が出た事例は何度かあります。その中で、被害がとりわけ甚大だったとされるのが1340年代からの大流行です。ネズミやノミが媒介するペストは、東ヨーロッパからイタリア、フランス、ドイツ、イギリスや北欧地域まで広がり、ヨーロッパの全人口のおよそ3分の1が失われたとさえいわれています。 ペストが流行をみせた際、医師の間で流行した仕事着が、図中のいわゆる「ペスト医師」
メディウェルは医療環境の変化に適した経営戦略を提供し、経営者と共に最良の病院体制を築きます。メディウェルは医療従事者と共に納得のいく転職を実現します。
「医師の偉人を思い浮かべてください」といわれたら、いったい誰を想像するでしょうか。たとえば野口英世やコッホをはじめとして、数多くの医師が偉人として賞賛されています。しかしその陰に、医師から華麗なるキャリアチェンジを遂げて成功し、偉人となった人物も存在するのです。 「えっ、この人も医師だったの?」という意外なケースを紹介します。 「流浪の医師から予言者へ」ミシェル・ノストラダムス 1999年の「ノストラダムスの大予言」でとても有名なノストラダムスは、16世紀のはじめ、フランスに生を受けました。 予言者として活躍する前の彼は、医師として各地を巡っていたといわれています。フランスでペストが流行した際には、この病気の恐ろしさに治療に尻込みする医師も多い中、ノストラダムスはペストの流行地へ積極的に赴き、治療薬の処方などを行っていたそうです。「ノストラダムスは(当時は不明だった)ペスト流行の原因が鼠に
医師の転職がごく一般的なことになり、多くの病院が医師確保のため就労環境の改善に積極的に取り組んでいます。ただ、病院が「働きやすい環境」になっているかどうかはなかなか判断がつきづらく、特に転職時など、働き始める前に見極めるのは難しいものがあります。 そこで今回は、「働きやすい病院」の評価・認証を行っている、NPO法人イージェイネット代表理事・瀧野敏子先生に、病院の「働きやすさ」に関するインタビューを行いました。 前編では、病院の「働きやすさ」を評価する4つの軸、および病院の環境改善や医師の権利意識に関する最近の傾向をご紹介いただきます。 「働きやすい病院」を評価する4つの軸 私たちNPO法人イージェイネットでは2006年より、「すべての医療従事者が安心して働くことができる病院」という観点から、第三者機関として病院を評価・認証するホスピレート事業を行っています。 ときに誤解をされることもあるの
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