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ブックレビュー
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ついにやってきた2月14日。お店に並ぶチョコレートも素敵だけれど、やっぱり手作りで気持ちを込めたい�あなたへ、お菓子づくりのプロたちに聞いたスイーツレシピをお届け。しっとり大人の味わいをお家で簡単に。前回はこちら。 recipe 5 〜 ラム酒香るチーズ・テリーヌ 〜 ラストにご紹介するのは、なんとボウル一杯で完成してしまうチーズベースのテリーヌ。当日になって焦っている方にもおすすめの救世主的レシピです!サワークリームの軽さも相まって、簡単なのにしっとりふわっとした本格派の食感が叶います。隠し味のラム酒で、大人の風味をプラスして。 レシピを教えてくれるのは… おきパンさん 山形県在住。手に入りやすい材料を使い、洗い物も少なく済ませる!をモットーに、簡単かつシンプルで美味しいお菓子やパンを作ることを日々楽しんでいます。 材料 ・クリームチーズ…250g ・サワークリーム… 100g ・砂糖…
上京して6年目、 高層ビルも満員電車もいつしか当たり前になった。 日々変わりゆく東京の街で感じたことを書き綴るエッセイ。前回はこちら。 代々木八幡での用事ついでにリニューアルしたての渋谷PARCOに立ち寄ろうと思い、井の頭通りから東急ハンズ前のオルガン坂に差し掛かった途端に足取りが重くなったのは、上り坂のせいではなかった。 あれは2014年の秋。東京に来て半年が経ち、繁華街で知らない人に絡まれることにも慣れてきた頃だった。確かあの時も渋谷PARCOに行った帰りで、オルガン坂を下っていた時だ。向かいから歩いてきた20代半ばくらいの男性グループの1人が、すれ違い様に私に向かって大声で「愛してる!」と叫んだ。無視してそのまま歩く私の背中に、「お前B専かよ!」とげらげら笑い合う声が確かに刺さった。 このエピソード自体は覚えていたものの、詳細な場所は今の今まで忘れていた。渋谷PARCOと、オルガン坂
これから生まれてくる我が子には、誰よりも勇気があって賢い子になってほしい。そう願う反面、子どもを狙った凄惨な事件が起こるこの世界を憂う――まだ見ぬ我が子と自分たちの未来に、たくさんの期待と不安を抱える若い夫婦を描いた『かしこくて勇気ある子ども』の連載が、漫画サイト〈トーチ〉と〈ginzamag.com〉で同時にスタートする。この物語を描くのは、作家として創作活動をしながら、自身の母校でもある〈筑波大学芸術専門学群〉で助教を務める山本美希さん。女性の心の機微に寄り添う、物語ができるまでをインタビュー。 山本さんが、これまでに上梓したのは三作品。思春期を迎えた中学生の少女を、言葉を使わずに描いた処女作『爆弾にリボン』。「自由でいられなくなるくらいなら、家族も家もいらない」と、定住地を持たずに車上生活を続ける女性を主人公にした『Sunny Sunny Ann!』。そして、日本人の夫に蒸発され、し
ナチュラル&オーガニックコスメでのメイクはもちろん、インナービューティとウェルネスにも気を配るヘルシー美人のポーチとバッグの中身をのぞき見! 長田杏奈さん/美容ライター @osadannna アンチエイジングのノウハウも紹介せず、化粧品もちょっぴりしか載せていない著書『美容は自尊心の筋トレ』(P ヴァイン)が話題。ビューティの最先端に身を置いているからこそ解ける「美」の呪縛は必見。犬と植物も大好き。 長田杏奈さんのバッグの中身 「大ぶり、肩掛けOK、地べたに置ける&見た目が好き。というのが私のバッグにおける譲れない条件です。KINOKUNIYAのクリアバッグは荷物の多いスタイリストさんが持っていてかわいかったので。大好きな原田治さんのイラストが描かれたポーチには健康管理グッズを仕舞っています。著者のカバーを刺繍したポーチは読者の方からのプレゼント。販促用のポストカードやステッカーを収納して
学生時代にフィールドワークのためアフリカはタンザニアへ渡り、古着の商人をしていたという小川さやかさん。その調査をもとに上梓した『都市を生きぬくための狡知―タンザニアの零細商人マチンガの民族誌―』は、サントリー学芸賞を受賞。その後も、アフリカや中国など、日本とはまったく異なる価値観を持つコミュニティの研究を続けている。異文化での暮らしや生き方には、わたしたちの生活に役立つ発想があるという。そんな、小川さんにお話を伺った。 ── まずお伺いしたいのは、「文化人類学」とはどんな学問ですか? たとえば、家族の問題を考えるときに「なぜ暴力的な事件が起こるのか?」など、いま自身が抱えている課題そのものを研究することもできます。でも、アフリカには一夫多妻制度や日本とはまったく異なる家族の形があって、そういう事実を知ることでわたしたちが〝これ以外にはない〟と思い込んでいる考え方が相対化され、少し違った見方
こんにちは。松㟢翔平です。東京は冬真っ只中ですが、南国の台湾では12月頭まではフーディでも過ごせます。11月ごろにはなぜか街中にコートやダウンを着込む紳士淑女が出現。完全なオーバースペックじゃない?と友人に訊ねると「冬服着てお洒落したいでしょ?」という答え。すみません、そうですよね。そんな台湾も12月後半から2月までは結構寒いです。湿度が高いので身体が芯から冷える気がします。 最近は「台湾ではどうやって生活していたのか」と質問されることが増えました。僕は住んでいた時間も短いので、今日は僕よりも何倍も長く台湾で生活し、現地に溶け込んでいる日本人の先輩にお電話してみようと思います。 本日のゲストは…. 永岡裕介 イラストレーター、コーディネーター instagram: @ngkysk 永岡さんは『POPEYE』など日本の雑誌にイラストを寄稿したり、自分でZINEやイラストブックを作って世界各地
なにか作って食べたいけど、時間もないし、めんどくさい。そんな忙しい毎日を頑張るレディへ、永久保存版の楽ちんレシピをお届けします。 前回の一品…しっぽり呑みたい、牡蠣と柿 〜本日の先生〜 梅田 晶子さん 自然派食品店・Fu-do* Foods 店主。 「飲み食い好きが高じてついに今年9月、念願のお店を出すことに!ワインを楽しむための素材を生かした簡単レシピを考えるのが好きです。」 〜本日の一品〜 『切り干し大根のドライカレー』 みなさんも食べたことがあると思います。味がじっくり染み込んだ切り干し大根や、なぜか甘くなる干し柿。太陽の光を浴びて乾燥した食材は、なんであんなに美味しくなるんだろう?今回はみんな大好きカレーレシピを通して、隠れパワーフードの「干し野菜」に とことん向き合っていきましょう! 〜材料とつくりかた〜 約2人前の材料 ・切り干し大根…30グラム ・にんじん…30グラム ・しい
『木更津キャッツアイ』のご臨終シーンetc.クドカンドラマは常識を覆す。脚本家・宮藤官九郎の心に残るドラマ 06 Sep 2019
小さな料理 大きな味 ⑮ にらの味噌汁 疲れたときのオマジナイは何ですか。 私の場合は「お風呂に浸かる」「とにかく寝る」。この二本柱にすがりついている。いやいや、寝るだけじゃあ何の解決にもならないのでは?と思われるかもしれないが、案外そうでもないんですよ。充分な睡眠は立ち直りの素。思い悩んでいるとどんより黒くなってくるので、とにかく布団のなかへGO。寝ればかならず朝がやってくるのがこのオマジナイのいいところ。コマが次に進んでいる。 食べるオマジナイとしてまっ先に思い出すのは、にらの味噌汁だ。 もう長年すがっている。元気なときは鼓舞してくれるし、元気じゃないときは労ってくれるこの熱い一杯は、夏の元気の素でもある。 にらの匂いが気になるという人もいると思うのだが、ぜひこの方法を試してみてください。 【できるだけ細かく刻んで、5〜10分ほどそのまま置く】 にら独特の強い香りが空気になじんで揮発
彼氏ができなくて不安。恋人を作るためにはどうしたら良い?【劇団雌猫 愛と浪費のおなやみ劇場 vol.5】 平成元年生まれのオタク女子4人組からなるグループ「劇団雌猫」が、オタク心を持つアラサー読者の日頃の悩みをズバっと解決。応募フォームに集まった人生相談にメンバーである、かんさん、ひらりささん、もぐもぐさん、ユッケさんが月替わりで回答します。前回のお悩みはこちら。 今月の相談者:葉月さん 「劇団雌猫さん、こんにちは。私の悩みは生まれてこのかた一度も彼氏ができたことがないことです。そもそも恋愛対象にされたこともありません。男性と話すのがあまり得意ではなく、男友達もいません。大学に入りこのままではマズイと思い、サークルなどの飲み会に参加したり、男子もいる数人グループで遊んだりと今まで避けてきたこともやってみました。しかし、一度も連絡先を聞かれることなく終わっています。 友達や家族にもいい加減心
星野源さん6年ぶりの主演映画『引っ越し大名!』は江戸時代が舞台。星野さんが演じた片桐春之介は、本を読むのが好きな引きこもり侍。なのに“引っ越し奉行=すべての藩士とその家族全員で別の国に引っ越しをする際の総責任者”に任命されてしまい、どうにか任務を果たそうと奮闘することに。「ある日突然、ノウハウもないのにリーダーを任されたらどうする?」というテーマは、働くすべての人にとって切実な問題で、現代的な物語に思えます。そこで今回は、星野さんにとっての理想のリーダー像や、仲間を率いる立場になったときに気をつけていることについて話していただきました。 ──星野さんご自身は「この人は最高のリーダーだ!」と思う方はいますか? 僕が素晴らしいと思うリーダーは阿部サダヲさんなんです。別にみんなを鼓舞するわけじゃないし、「俺がリーダーだぞ!」なんて素ぶりを見せることもまったくないんです。というか、特に何もしない。
オリンピックを目前に東京各所は盛り上がりを見せている。本企画はあらゆるゲストが「東京」の街をテーマに今感じたままに選曲するプレイリスト連載。初回のゲスト、コーネリアスさんにはプロローグとして東京全体の空気を選曲していただきました。地元・駒沢のエピソードとともに、移りゆく東京をお楽しみください。 Cornelius ミュージシャン Playlist Theme: MUSIC AROUND THE TOKYO vol.1 Apple Musicで聴くなら こちら Spotifyで聴くなら こちら 「僕が東京と聞いてイメージするミュージシャンは細野晴臣さんやYMOなんです。『テクノポリス』の”TOKIO”とかね。いろんな時代での東京があるけど、YMOは日本が東京という街を世界に初めてプレゼンテーションするときに『ソニー』や『インベーダー』とかと一緒に出ていった、東京が一番勢いのある時代を象徴して
不倫のニュース、相変わらず多いですね。終わった人も、継続中の人も。 私は、既婚者との恋愛は、基本、恋愛じゃない、と思ってます。いや、ものすごく恋愛っぽい。むしろ究極の恋愛のような気もする。だからみんなつい迷いこんじゃうんですが、やっぱり、原則として、誰かと共有している関係は、フェアな関係ではない。 だから、恋愛ではない、とあえて申し上げたい。 私の周りでも、不倫しちゃう子はいます。普通の恋愛相談だと思って聞いてたら、「彼には奥さんと子供がいるんですけどー」ってサラッと言われたり。それって、恋愛じゃないし、彼氏じゃないですから!と思わず突っ込み入れちゃいますね。 で、もちろん、仲が良い子だったら、全力で止めます。 何でかって、相手の奥さんやお子さんがかわいそうだから?慰謝料請求されちゃうかもしれないから?いやいや、そんな理由じゃないですよ。 そんなこと言ったら、すべての恋愛が弱肉強食。より愛
今年でデビューから30周年を迎える小山田圭吾さん。ソロユニット「コーネリアス」として、今では珍しくなくなった、音楽と映像の融合で表現をはじめた先駆けであり、日本だけでなく海外でも支持される日本人ミュージシャンのひとりでもあります。最近ではテレビ番組『デザインあ』の音楽を担当し、子どもたちを夢中にさせたことも印象的でした。わたしたちに「あたらしい」驚きを与え続けてくれた小山田さんに、30年を振り返ってお話を伺いました。 ポップからミニマルまで 幅広い音楽を生み出す ──デビュー30周年おめでとうございます。小山田さんはソロユニット「コーネリアス」において、バンド演奏と映像をシンクロさせたライブを行ったり、言葉を音節にまで分解したかのような歌詞を採用したりと、ずっと「あたらしい」ことに挑戦し続けているイメージがあります。 小山田: どうなんだろう。でもまぁ、あたらしいものに興味はあるかな。自分
好きになった人の本当の気持ちが見えない! 何度も会って、すごく相手の好意は感じるし、こっちも当然付き合ってもいいと言うくらいは好き!でも向こうからのアクションがない。実際どう思ってるの?ああああ、どうしていいか、わからない〜!というあなた。ところで、今、いくつですか? 恋する気持ちに年齢は関係ない。関係ない、が、恋する相手とのコミュニケーションの熟成度には、年齢は大いに関係ある。 たとえば、10代のことを思い出してください。恋愛って言うか人間同士のコミュニケーション、超未熟じゃなかったですか?教室の片隅から、口も聞いたことない運動部のキャプテンに恋をしたりとか。友達に頼んで、橋渡ししてもらったりとか。20代になったら絶対やらないようなこと、してましたよね? それと同じで、20代の頃の恋愛と、30代、40代の恋愛では、どう考えてもコミュニケーションの基本スキルが違うんです。若い頃は、「付き合
お休みを満喫した週明けの月曜日。 帰宅を一日ずらしたため、 苗場から会社まで ヘリコプターで出勤です。 さあ、今週も頑張りましょう。 苗場で過ごした時間はわたくしの人生でかけがえのないものとなりました。この素晴らしい地と、出会った人々と離れがたく、帰宅のスケジュールを変更して昨晩も苗場で過ごしました。充実したお休みを満喫できたことを嬉しく思います。さあ!本日からはビジネスモードにスイッチです。朝の会議に間に合うよう、自家用ヘリで都内へ戻って参りました。少々はしゃぎすぎたようで全身が筋肉痛のよう。今晩はマッサージの陳先生にお越しいただかなくては! Tシャツ 夏といえば白Tが欠かせません。白地にシンプルなロゴを配したTシャツは、シルエットが秀逸でとても気に入っています。大人っぽくロゴTを着たいときに。 Tシャツ¥6,800(リノ|グッドスタンディング) 03-6447-2478 スリップドレス
小さな料理 大きな味 ⑬ 塩卵 始まりはピータン、皮蛋だった。 白身はぷりっと濃茶色でゼリーに似ていて、黄身はとろとろねっとり黒いあれ。中国の食べ物で、アヒルの卵を石灰や木炭などを混ぜた粘土と籾殻でまわりを固めて貯蔵して作られる。ざくっと刻んで豆腐や香菜、ごま油と和える皮蛋豆腐は好き過ぎて困る一品だ。おなじ中国の塩卵にも目がない。アヒルの生卵を塩水に一カ月以上漬けて作るのだが、きっちり塩味が利いてうまい。 でも、どんなに好きでも皮蛋を自分で作るのは無理だし、生卵を塩水に漬ける塩卵は管理がむずかしそうだ。 そこで、考えた。 塩卵は、べつの方法で簡単に作れるんじゃないか。 殻を剝いたゆで卵をそのまま塩水に漬ければいいかもしれない。 さっそくやってみた。そうしたら大成功だった。 これが一年半ほど前のこと。以来ずっと、冷蔵庫のなかに塩卵を切らしたことがない。 塩卵は、塩水のなかに浸かったまま、出番
小さな料理 大きな味 ⑫ パセリのチヂミ ちょこんと添えられたパセリは〝残すもの〟だと思いこんでいた「パセリ暗黒時代」がある。あじフライ定食とかスパゲッティ・ナポリタンとかサンドウィッチとか、脇にひっそり控えている小さな緑。たいてい手つかずのまま残っているので、アレを食べないのはマナーなんだと思いこんでいた二十代前半の頃の話。 いまは、パセリが登場すると「待ってました!」と思う。いつ食べようか。もったいなくて、口に運ぶタイミングを密かに推し量るのも楽しみのひとつだ。 八百屋に寄ると、パセリに手が伸びる。私にとって、大束のパセリは玉ねぎやにんじん、じゃがいもと並ぶ常備野菜だ。または、油揚げと同じく手元にないと落ち着かず、もはや長所しか思いつかない耽溺状態。そのくらい頼っている。 炒めてよし、煮てよし、生のまま和えてよし。どんな料理にも役立てられるので、大束を買ってもすぐ消えてしまう。肉といっ
部屋も心も、すっきり快適に過ごすための定番品は、“自分にとっての使い心地のよさ”を基準にまず考えよう。スタイリスト田中美和子さんが選ぶ、いますぐ欲しいアイテム集。
ネオンが街を彩り始める頃、胸にふつふつと湧き上がる「今夜は何を飲もうかな」。お洒落なバーでアルコールを楽しむひと時は、お酒の歴史やうんちくを知れば、きっとより一層味わい深いものになるでしょう。ちょっとタメになってクスッと笑える、そんなバーテンダーの囁きをあなたへ……今回は定番中の定番、ジントニックのお話しをBar Culterのオーナー川渕陽介さんに聞きました。 一杯目に迷ったらジントニックで決まり すっきりとした口当たりに、ふわりと広がるライムの香り。しつこさのない甘さで、男女ともに人気のあるカクテルであるジントニック。アルコールが好きな人も得意でない人も、バーで何気なく無難にジントニックを選ばれているかもしれませんが、実はジントニックを最初に注文されると、バーテンダーの方は緊張されるとも聞きますが? 「はい、背筋が伸びる思いです。実際に伸びています(笑)。バーテンダーの技術が最も試され
ミレニアル世代は、ファッションより体験にお金を払う傾向に。堅実な買い物やミニマムなワードローブも素敵ですが、GINZAは今こそ流行に縛られずにお洋服を所有するよろこびについて考えます。今回はEGO-WRAPPIN’のヴォーカリスト中納良恵さんをお招きし、彼女のファッションに対する偏愛を語ってもらいました。 キャメルのジャケットはセリーヌのヴィンテージ。Tシャツもヴィンテージショップで。ベルトはソロイストです。 もともとグレーだったパンツを、工場出しでゴールドに塗ってもらった唯一無二の1本。 ゴールドのバングルとネックレスは、AFTER SHAVE CLUB。シルバーのネックレスは「壊れてしまったジバンシィのイヤリングをアレンジしました」。帽子はEGO-WRAPPIN’のギター・森くんからもらったもの。 ──中納さんはおしゃれだ!とGINZA編集部の中でも話題なんです。ヴィンテージ好きは、昔
Shop/オーボンヴュータン Menu/ラモーム長田さんが「神様のような存在」と尊敬する、正統派フランス菓子の名店から選んだのはラモーム。「甘みがどっしりとしていて、初心に帰る気持ちで特別な時に食べたくなる味。あんずの甘酸っぱさとクリームの組み合わせも好みで、中世のドレスのような焼き目模様も素敵」。1ピース ¥400>> 東京都世田谷区等々力2-1-3 03-3703-8428 長田佳子>> 菓子研究家。「foodremedies」主宰。4月末に新刊を発売予定。 Shop/近江屋洋菓子店 Menu /苺サンドショート明治17年創業の老舗には、昔ながらの味わいの愛らしい洋菓子がずらり。「自分用にいつも選ぶのは、苺サンドショート。1人用の小さいサイズなのに、まあるい形をしているのがとても贅沢。苺もたっぷりで、幸せがぎゅっと詰め込まれていると思うんです」。1ピース ¥800>> 東京都千代田区神
東日本大震災後の陸前高田に移住し、現在は仙台を拠点にするアーティスト、瀬尾夏美さん。彼女が震災直後から2017年までツイッターで書いたことをまとめた『あわいゆくころ 陸前高田、震災後を生きる』(晶文社)が2月に発売された。平成最後の3.11ということで、各所でも話題になったこの本。ぽつぽつと書かれた人々のエピソードや瀬尾さんの思いは、読む人の感情を大きく揺さぶる。でも瀬尾さん自身は、これを「実用書」として読んでほしいという。実用書って、ハウツー本的なこと?真意をご本人に聞いてみました。 ■瀬尾夏美さんの活動を紹介した記事はこちら 本の反応から見えた、 現場とそれ以外の場所の8年間 ──初の著書『あわいゆくころ』が2月に発売されて、各メディアでも取り上げられていますね。いろいろな反響もあったと思います。 瀬尾: やっぱり地元の人の反応が一番気になっていました。でも、実際出してみたら「面白い本
誰よりもカルチャーを愛し、世界のトレンドを発信し、そして自分自身のスタイルを楽しむ姿が、同年代の女性から支持されている「なつよ」こと、陳暁夏代(ちんしょう・なつよ)さん。 「ギャルが好き」と公言し、自身もカラフルで自由なテイストのファッションに身を包む彼女の本業はその姿からは予想のつかない職業だった。日中を行き来しながら育ったバックグラウンドを生かし、日本企業への中国進出におけるブランディングや戦略づくりなどを行うコンサルティング業務。更には2019年1月からは、今をときめくクリエイターが集結するコンテンツスタジオ・CHOCOLATEにジョインし、執行役員として多忙な日々を送っている。実はGINZAも愛読していたという彼女に、その哲学と野望を聞いてみた。 カルチャーは国や言語を超えられる ──Twitterアカウント @chinshonatsuyo で中国のトレンドを的確に発信し、支持を得
『衣裳術 2』と前著『衣裳術《新装版》』(リトルモア )が好評発売中の、北村道子さんによるトークショーが、去る1月後半に文化服装学院にて開催されました。集まったのは、文化服装学院の学生さんと一般の参加者。北村さんへの質問を参加者から事前に募り、それに応える形で進行した本トークの内容を、一部抜粋し前編、後編に分けてお届けします。 ──北村さんは、どうやってスタイリストになったんでしょうか? 私の場合は、とてもユニークだから参考になるかわかりませんけど、私自身はスタイリストというものに全く興味を持っていないんです。たまたま彫刻のために1年間パリでうろうろしていたときに、フランス語の勉強をするより周りにある小さな映画館で映画を観ていて。それが、黒澤明の『蜘蛛巣城』だったんですね。当時は黒澤明を知らなかったので、日本の映画監督だとわかって、日本に帰ってみようと思った。そのときに飛行機の中で自分のシ
最近、テレビやSNSでよく目にする“VTuber”という言葉。なんとなくYouTuber的なサムシングと想像はつくけれど、何者なのかしら?と思ってる人も多いのでは。 調べてみると“バーチャルYouTuber”を略した言葉で、AIだったり中の人がいたりとそれぞれだけど、「外見がイラストやCGのキャラクターのYouTuber」という定義らしい。昨年12月時点で6000人のVTuberが存在し、「バーチャルYouTuber/VTuber」という言葉が昨年のネット流行語大賞金賞を受賞。今年の1月には出演者がVTuberという「NHKバーチャルのど自慢」やアニメ「バーチャルさんはみている」が放送されているほどに、注目を集めているジャンルなのだ。 そしてそのはじまりを辿ると、誰もがキズナアイに行き着く。 彼女(AIなので性別はないらしいが、便宜上この言葉を使わせてもらう)のチャンネルを覗くと、ゲーム実
小さな料理 大きな味 ⑨ 酢漬けキャベツ ザワークラウトというドイツの家庭料理と出会ったのは、十代だった。 外国の物語のなかで知ったのだが、キャベツの漬物だという。へえ、ドイツにも漬物があるのか、と新鮮に思った。身近なキャベツのイメージが一新された気がしたのである。ちょうどその頃、母が買いそろえていた世界の料理シリーズのドイツ編でもザワークラウトを発見し、厚くて大きなガラス瓶にキャベツのせん切りがみっしり詰まっていた。 このところ欠かさず作っているキャベツの酢漬けは、そのザワークラウトの簡単バージョンである。ザワークラウトは、漬けこんだキャベツをじわじわ乳酸発酵させたもの。いっぽう、こっちの日数短縮版は、せん切りに酢をかけ、ショートカットして酢漬けにするというもの。気が短くてすみません、とも思うのだが、ひと晩置いたらさっそく手軽に使えるので、とても便利なのだ。 【材料と作り方】 ①キャベ
365日同じ服は着ない、でおなじみの編アシKO。エディター生活で鍛えたリサーチ力と体力で、弾丸週末旅行へ出かけるのがブームです。前回の韓国ソウル2泊3日の旅レポに続き、今回は台湾の台北へ行ってきました。お土産編の記事もこちらで公開中。彼女が旅先で見つけたものとは? 台北に訪れるのは3回目。有名どころの観光地は前の旅行で楽しんでいるので、今回はホテルを拠点に手軽で美味しい台湾のソウルフードをたくさん食べる。ということを第一目的に旅を計画しました。食べて、食べて、また食べて……台湾グルメに夢中! 1日6食は当たり前、限界まで食べる! 金曜の仕事終わりに空港へ向かい、早朝の便で桃園空港についたのは午前9時頃。台北駅近くのホテルに荷物を置いて、すぐに朝ごはんを食べに街へ出ました。 まずは今日の食べ歩きプランの確認も含め、ゆっくり座れるお店へ。 「排骨飯(パーコー飯)」目当てにやってきたのは「東一排
グルガオン 海老のガーリックレモンバター(¥1,490)やチキンカレー(¥1,430)など、濃厚な味わい。 北インドカレーを堪能するならこちら。「グルガオンのカレーはインドで食べた味にそっくり!」(SALON DE THÉ LÙVOND オーナー・伊藤孝志さん)。「前菜のチーズクルチャは外せません」(ルカスカンジナビア 店主・輿石朋敦さん) 住所: 中央区銀座1-6-13 銀座106ビルB1 TEL: 03-3563-0623 営業時間: 11:30〜15:00(14:30LO)・17:00〜23:00(22:00LO)、土日祝12:00〜22: 00(21:00LO) 休: 無休 バンゲラズキッチン マンガロールビリヤニ(¥1,820〜)もおすすめ。 2018年1月にオープンしたばかりながらすでに人気店の仲間入り。食の都として有名なマンガロールの料理に特化した店とかなりマニアック。「魚系
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