2016年4月14日午後9時26分ごろ、九州中部地方を大きな地震が襲った。阪神大震災と同じM7.3の揺れと、1900回を超える余震の衝撃は大きく、日を追うごとに被害が拡大し、多くの命を奪い、損壊した建物は把握しきれないという。あのとき、被災地にいなかった私たちは一体何をすべきだったのか、いま被災地のために何ができるのか。現地である「熊本県」に、私(はたらくビビビット編集長:後藤)が足を運んだことで気づけた“クリエイターが被災地のためにできること”をお伝えしたいと思う。 編集・執筆 / AYUPY GOTO, イラスト / shione, 写真協力 / Kenichi Aikawa 九州中部地方の大地震から3ヶ月 九州中部地方が大きく揺れた2016年4月14日。 震度7を2回観測するなど熊本県や大分県で激しい揺れが相次いだ大地震。熊本県と大分県では多くの死者と負傷者、家屋損壊などが発生し、長