お疲れ様でした。 ばたばたしていたら月が変わってしまいましたが、簡単に11月26日に明治大学リバティホールで開催されたシンポジウムのご報告です。 今回のテーマは、「メディア報道の罪と罰〜PC遠隔操作事件と本庄トリカブト殺人事件を追う」 まず、最初の登壇は、PC遠隔操作事件の特別弁護人を務めて下さった野間英樹さんから。野間さんは弁護士ではありませんが、この事件については欠くべからざるITの専門家として、はじめて、弁護団に加わった方です。野間さんから事件の概要を改めてお伺いすると共に、続いて、その筋では著名なITプログラマであり、元Linux協会会長の生越昌己さんにお話しして頂きました。 犯人片山祐輔氏が保釈中に「真犯人メール」を送ってアリバイ工作をしようと携帯を埋めた瞬間を、行動確認していた警察に目撃され、さらにそれが報道で明らかになって逃亡の後、すべてを自白したことで急転直下の解決を見たP